【空港ラウンジ体験記】バンコク・スワンナプーム空港(タイ)国際線コンコースD ROYAL ORCHID PRESTIGE LOUNGE(ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ)のビジネスクラスエリアを訪問 タイ航空フラッグシップラウンジ

はじめに

今回は2025年夏に訪問した、タイ・バンコク・スワンナプーム空港 国際線ターミナルコンコースDにある「ROYAL ORCHID PRESTIGE LOUNGE(ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ)」のビジネスクラスエリアを紹介させていただきます。出国後エリアにあります。

コロナ禍以前はRoyal First Loungeというファーストクラス用ラウンジがありましたが閉鎖されています。代わって、2021年にロイヤルオーキッドプレステージラウンジが新規オープンしています。

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アクセスと入室基準

ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ(ROYAL ORCHID PRESTIGE LOUNGE)
運営時間 5:00~翌2:00(2025年)

ロイヤルオーキッドプレステージラウンジはタイ・バンコク・スワンナプーム空港 国際線ターミナルコンコースDにあります。出国後・保安検査後のエリアです。

タイ航空が運営する航空会社ラウンジです。基本的には同航空会社の飛行機に搭乗する方に対するサービスになります。

タイ航空はスターアライアンス所属のため、スターアライアンスのステータス会員(ゴールド会員)がスターアライアンス便に搭乗予定の場合も利用可能です。

下記の条件に合致する方は利用可能です。

・タイ航空のビジネスクラスの乗客
・スターアライアンスのファースト(同伴1名可)/ビジネスクラス(本人のみ)の乗客
・スターアライアンスのゴールドメンバーとその同伴者1名(スターアライアンスの乗客)

2歳未満は0名扱いになります。

ただし、ファーストクラスエリアは他のエリアと区画分けされています。ファーストクラス利用者のみ利用可能です。

ちなみに、バンコク・スワンナプーム空港には以下のようなラウンジがあるそうです。

バンコク・スワンナプーム空港 国際線ターミナルのラウンジ(2025年夏)
●ミラクルラウンジ(Miracle Lounge) コンコースA・C・D・FG
プライオリティ・パス対象
●コーラル・ファイネスト・ビジネスクラスラウンジ(The Coral Finest Business Class Lounge) コンコースC・D プライオリティ・パス対象

ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ(Royal Orchid Prestige Lounge) コンコースD・E
タイ航空ラウンジ 
●ロイヤルシルクラウンジ(Royal Silk Lounge) コンコースC・D・E
タイ航空ラウンジ
●ビルーリボンクラブラウンジ(Blue Ribbon Club Lounge) コンコースD
バンコクエアウェイズラウンジ
●シルバークリスラウンジ(SilverKris Lounge) コンコースD
シンガポール航空ラウンジ
カタール航空プレミアムラウンジ(Qatar Airways Premium Lounge)
コンコースD ビジネスクラス以上搭乗者限定
●チャイナエアラインラウンジ(China Airline Lounge) コンコースD
ターキッシュエアラインラウンジ(Turkish Airline Lounge) コンコースD
サクララウンジ(Sakura Lounge) コンコースD JALラウンジ
オマーン・エア ラウンジ(Oman Air First & Business Class Lounge)
コンコースE
エールフランスーKLMスカイラウンジ(Air France – KLM SkyLounge)
コンコースF
エバー航空ラウンジ(EVA AIR Lounge) コンコースF
●エミレーツラウンジ(Emirates Lounge) コンコースG
キャセイパシフィックラウンジ(Cathay Pacific Lounge) コンコースG

Turkish Airlines Lounge (コンコースD) Blue Ribbon Club Lounge (コンコースD) Oman Air First & Business Class Lounge (コンコースE) Air France – KLM Sky Lounge (コンコースF)は、2025年4月1日よりプライオリティ・パスの対象外となりました

バンコク・スワンナプーム空港はラウンジ天国として有名です。コンコースは多数ありますが、全ての国際線コンコースに歩いて向かうことができます。

タイ航空ビジネスクラス搭乗者の動線

タイ航空のファーストクラス搭乗客は、チェックインエリアに入って左端(A側)にファーストクラス用(Royal First)、右側にビジネスクラス用(Royal Silk)のチェックインカウンターがあります。ファーストクラス用がオープンしているのを見たことがありません(笑)。

そのあと、Fast Track(ビジネスクラス以上で利用可能)で保安検査・出国審査を行います。ファーストクラス利用者の場合アテンドが付き、ビジネスクラス搭乗客より優先して利用可能です。

ファーストクラス乗客なら出国審査通過後の場所でアテンドの方が待っていてくれますが、ビジネスクラスは特に誘導はありません。

保安検査場を出て出国審査を終えた場所に下の階へ降りるエスカレータがあります。

エスカレータを降りるとロイヤルオーキッドプレステージラウンジのレセプションがあるので受付します。ファーストクラスなら、ラウンジのアテンドさんがファーストクラスエリアに案内してくれます。

ファーストクラスエリアの体験記はこちら↓

ビジネスクラスなら普通にラウンジを利用します。左右にラウンジがあってどちらでもOKです。

ちなみに、ゲート側にも入り口があり、乗り継ぎ客はこちらからアクセスします。コンコースDに入り口があります。逆にゲートに向かう場合はこの出入口から出る方が近いです。

内部の様子とサービス

ロイヤルオーキッドプレステージラウンジのビジネスクラスエリアは保安検査後エリアにあるので、出発時間近くまで利用できます。

サービスは以下の通りです(抜粋)。

サービス
・バーカウンター
・ビュッフェバー

・無料WiFi
・シャワー
・トイレ
・パソコンとプリンター

ビジネスクラスエリアは広く確保されていますが、利用者が多いのでにぎやかです。ラウンジ全体が細長い構造になっています。

入ってすぐの場所にバーカウンターがありました。

カクテルメニューはこんな感じ。

ライブキッチンもあります。ヌードルやオムレツなどの提供がありました。

ホットミール類。

タイ風ちまきかな。

洋食類。

こちらも洋食の朝食メニュー。

シリアルやソフトドリンクなど。

ベーカリー類。

チーズやサラダ。

冷蔵庫にサンドイッチやフルーツなど。

ソフトドリンク類。

アイスクリームもあります。

フードプレゼンテーションエリアは複数あって、微妙にメニューが異なります。いろいろ巡ってみるのもいいかもしれません。

カクテルメニューからピニャコラーダをいただきました。

訪問したのが朝食の時間帯なので、朝食メニューになっています。ファーストクラスエリアには及びませんし、メニューが豊富とは言えませんが、ライブキッチンもあって手の込んだお料理をいただくことができます。

シャワールーム

シャワーはトイレエリアにあります。今回訪問した2025年は利用していないので、写真は2023年のものです。

シャワールームは広いです。シャワーブースが中にあります。

アメニティはタオル、歯ブラシとシャワーキャップです

洗面台には液体せっけんとボディローションがあります。ブランドはNARS(アメリカブランド)のEuphoriaのようですね。スワンナプーム空港のOman Air First & Business Class Loungeでも採用されています。

シャワーはハンディタイプです。

シャワーアメニティはやはりEuphoriaのようです。

まとめ

2024年に訪問したコンコースDにあるROYAL ORCHID PRESTIGE LOUNGE(ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ)のビジネスクラスエリアを紹介しました。2021年にオープンしたタイ航空のフラッグシップラウンジです。

重厚な雰囲気のラウンジで広いスペースが確保されています。ただ、利用者が多いので、全体的に混雑していて、羽田や成田の国際線ANAラウンジと同様にゆったりとくつろぐ雰囲気ではありません。フード類はある程度充実していてANAラウンジより上です。ただ、スワンナプーム空港のエールフランスーKLMスカイラウンジ(Air France-KLM SkyLounge)には及ばない印象です。

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