【空港ラウンジ体験記】バンコク・スワンナプーム空港(タイ)国際線コンコースD ROYAL ORCHID PRESTIGE LOUNGE(ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ)のファーストクラスエリアを訪問 タイ航空フラッグシップラウンジ

はじめに

今回は2023年年末に訪問した、タイ・バンコク・スワンナプーム空港 国際線ターミナルコンコースDにある「ROYAL ORCHID PRESTIGE LOUNGE(ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ)」のファーストクラスエリアを紹介させていただきます。出国後エリアにあります。

コロナ禍以前はRoyal First Loungeというファーストクラス用ラウンジがありましたが閉鎖されています。代わって、2021年にロイヤルオーキッドプレステージラウンジが新規オープンしています。

私の国内空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓

私の海外空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓

アクセスと入室基準

ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ(ROYAL ORCHID PRESTIGE LOUNGE)
運営時間 5:00~翌2:00(2024年)

ロイヤルオーキッドプレステージラウンジはタイ・バンコク・スワンナプーム空港 国際線ターミナルコンコースDにあります。出国後・保安検査後のエリアです。

タイ航空が運営する航空会社ラウンジです。基本的には同航空会社の飛行機に搭乗する方に対するサービスになります。

タイ航空はスターアライアンス所属のため、スターアライアンスのステータス会員(ゴールド会員)がスターアライアンス便に搭乗予定の場合も利用可能です。

下記の条件に合致する方は利用可能です。

・タイ航空のビジネスクラスの乗客
・スターアライアンスのファースト(同伴1名可)/ビジネスクラス(本人のみ)の乗客
・スターアライアンスのゴールドメンバーとその同伴者1名(スターアライアンスの乗客)

2歳未満は0名扱いになります。

ただし、ファーストクラスエリアは他のエリアと区画分けされています。ファーストクラス利用者のみ利用可能です。

ちなみに、バンコク・スワンナプーム空港には以下のようなラウンジがあるそうです。

バンコク・スワンナプーム空港 国際線ターミナルのラウンジ(2024年秋)
●ミラクルラウンジ(Miracle Lounge) コンコースA・C・D・F・G
プライオリティ・パス対象
●コーラル・ファイネスト・ビジネスクラスラウンジ(The Coral Finest Business Class Lounge) コンコースC・E プライオリティ・パス対象

ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ(Royal Orchid Prestige Lounge) コンコースD・E
タイ航空ラウンジ 
●ロイヤルシルクラウンジ(Royal Silk Lounge) コンコースC・D・E
タイ航空ラウンジ
●ビルーリボンクラブラウンジ(Blue Ribbon Club Lounge) コンコースD
バンコクエアウェイズラウンジ プライオリティ・パス対象(規制有り)
●シルバークリスラウンジ(SilverKris Lounge) コンコースD
シンガポール航空ラウンジ
●カタール航空プレミアムラウンジ(Qatar Airways Premium Lounge)
コンコースD ビジネスクラス以上搭乗者限定
●チャイナエアラインラウンジ(China Airline Lounge) コンコースD
●ターキッシュエアラインラウンジ(Turkish Airline Lounge) コンコースD
プライオリティ・パス対象
●サクララウンジ(Sakura Lounge) コンコースD JALラウンジ
●オマーン・エア ラウンジ(Oman Air First & Business Class Lounge)
コンコースE プライオリティ・パス対象
エールフランスーKLMスカイラウンジ(Air France – KLM SkyLounge)
コンコースF エールフランスーKLMラウンジ プライオリティ・パス対象
●エバー航空ラウンジ(EVA AIR Lounge) コンコースF
●エミレーツラウンジ(Emirates Lounge) コンコースG
●キャセイパシフィックラウンジ(Cathay Pacific Lounge) コンコースG

バンコク・スワンナプーム空港はラウンジ天国として有名です。コンコースは多数ありますが、全ての国際線コンコースに歩いて向かうことができます。

タイ航空ファーストクラス搭乗者の動線

タイ航空のファーストクラス搭乗客は、チェックインエリアに入って左端(A側)にファーストクラス用(Royal First)のチェックインカウンターがあります。オープンしていない時間帯もあり、その時は横のビジネスクラス用(Royal Silk)のチェックインカウンターを利用します。

そのあと、Fast Track(ビジネスクラス以上で利用可能)で保安検査・出国審査を行います。ファーストクラス利用者の場合アテンドが付き、ビジネスクラス搭乗客より優先して利用可能です。

出国審査通過後の場所でアテンドの方が待っていてくれます。正面に下の階へ降りるエスカレータがあり、エスカレータを降りるとロイヤルオーキッドプレステージラウンジのレセプションがあるので受付します。レセプションから別のアテンドさんにスイッチです。

案内されるままに右方向に向かい、ラウンジ内をずーと奥に進むと、ファーストクラス用のロープで仕切られたエリアに案内されます。

出発時間が近づくと、ファーストクラス搭乗客を集めてアテンドの方がゲートへ案内してくれます。時間を気にせずにくつろぐことができます。

内部の様子とサービス

ロイヤルオーキッドプレステージラウンジのファーストクラスエリアは保安検査後エリアにあるので、出発時間近くまで利用できます。

サービスは以下の通りです(抜粋)。

サービス
・バーカウンター(バリスタとバーテンダー)
・フルサービスダイニング
・ビュッフェバー

・無料WiFi
・シャワー
・トイレ
・パソコンとプリンター

ファーストクラスエリアは広いとは言えませんが、利用者も多くないのでゆったりと利用できます。クリスマスシーズンの訪問だったので、ツリーなどで装飾されています。

バーカウンターの向こう側にあるロープで他のエリアと仕切られています。

ダイニング

ビュッフェも少しありますが、ほとんどのドリンクやフード類はオーダー式になっています。ダイニングエリア以外の場所でも、席に着くとスタッフの方が飲み物の伺いに来てくれます。

スナック類のメニューです。

フードメニューです。

メイン料理のメニューになります。

英語で書かれていても英語の苦手な私にはつらいところで、わかりやすいメニューを選びました。

とりあえずシャンパンとマッシュルームスープです。

当たりはずれの無いように麺類をチョイス。エッグヌードルです。私好みでおいしくいただけました。

お得感?を考慮してステーキです。海外ではウェルダンが多いですが、まずまずの焼き加減でした。

一般席

通常席にはユニバーサルタイプのマルチプラグやUSB充電ポートが設置されています。

飲み物を伺いに来てくれたので、ジュースを頼んでみました。マンゴージュースだったかな?

もちろんWiFiも利用可能です。

プレイベートルーム

深夜便利用予定で、少し仮眠したいと考えていました。ナップルームが無いか尋ねてみたところ、仮眠室は無いけど個室を使ってくださいとのことでした。

案内された部屋はかなり広かったです。個室はこの1つしかないみたい。ベッドは無いので、ソファで横になって眠らせてもらいました。

飲み物の伺いもあったので、ジュース(クランベリーかな?)をいただきました。

シャワールーム

シャワーはトイレの中にあります。

シャワールームは広いです。シャワーブースが中にあります。

アメニティはタオル、歯ブラシとシャワーキャップです

洗面台には液体せっけんとボディローションがあります。ブランドはNARS(アメリカブランド)のEuphoriaのようですね。スワンナプーム空港のOman Air First & Business Class Loungeでも採用されています。

シャワーはハンディタイプです。

シャワーアメニティはやはりEuphoriaのようです。

スポンサーリンク


まとめ

2024年に訪問したコンコースDにあるROYAL ORCHID PRESTIGE LOUNGE(ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ)のファーストクラスエリアを紹介しました。2021年にオープンしたタイ航空のフラッグシップラウンジです。

煌びやかで重厚な雰囲気のラウンジ内で、さらにファーストクラス用に仕切られた利用者限定のエリアです。高級感あふれるエリアでフルサービスダイニングを楽しむことができます。利用者が極めて限定的で、私を含めて10人程度しかいませんでした。

入室から搭乗までサービスしていただけるので、ファーストクラスに搭乗している気分が高まりますね。欧米や日系のファーストクラスでは見られない丁寧な扱いです(フランクフルト空港のルフトハンザは別格ですが)。

デメリットは、免税店巡りやラウンジホッピングができないことでしょうか(笑)。なんとなくラウンジから出る雰囲気じゃないんですね。これだけのサービスを受けておいて、文句は言えません。おみやげはチェックイン前に買っておきましょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする