【空港ラウンジ体験記】東京羽田空港第3ターミナル サクララウンジ スカイビュー(国際線)

はじめに

コロナ禍もひと段落した2023年。海外旅行客も増えてきています。今回は2023年初頭に訪問した、東京羽田空港第3ターミナル5階にあるサクララウンジ スカイビュー(国際線)を紹介させていただきます。国際線出国手続き後エリアにあります。

2023年3月まで、サクララウンジとして運用されていましたが、4階に新規のサクララウンジが運用開始されたため、サクララウンジ スカイビューと名称変更されました。

私の国内空港・ラウンジ訪問記 一覧はこちら↓

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入室基準

サクララウンジ スカイビュー運営時間 4:30~翌2:45
※コロナ禍の影響で7:00~12:00、18:00~23:00に短縮運営中(2023年現在)

サクララウンジ スカイビューは、JALの運営する航空会社ラウンジです。基本的にはJALの飛行機に搭乗する方に対するサービスになります。

利用可能な方は以下の通りになります。

・JAL又はワンワールド利用のビジネスクラスの乗客
・JAL利用のプレミアムエコノミー及びエコノミークラス(Flex Y運賃)の乗客
・JAL又はワンワールド利用のJMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、およびJALグローバルクラブ会員(1名同伴可、2人目~3人目はラウンジクーポンで利用可能)
・JAL又はワンワールド利用のワンワールドサファイア、エメラルド会員(1名同伴可)
・AIR FRANCE、CHINA AIRLINES、エミレーツ航空、中国東方航空、中国南方航空、ハワイアン航空、上海航空の指定された方(ビジネスクラス以上あるいは上級会員とその同伴者など、航空会社により条件が異なります)

2歳未満は0名扱いになります。

2022年9月より、一部乗客を対象に有料利用が可能になっていましたが、2023年3月28日より羽田発のJAL国際線全便が対象になりました。JALの131で始まる航空券でエコノミークラス(B,H,K,M,L,V,S,Q,N,O,T,Z)の乗客は有料利用可能です。

有料利用の料金は、日本の場合は4,950円です。アメリカ、カナダサイトで発券した場合は49.5ドル(米ドル、カナダドル)と高くなります。事前購入が必要です。

レクサスカード所持者は、国内線および国際線のサクララウンジ(国内のみ)をそれぞれ年2回無料で利用できます。以前は、dポイントクラブ(docomo系)会員がプラチナランクになると抽選でサクララウンジ入場キャンペーンがありましたが、2022年5月に終了しています。

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ラウンジへのアクセス

今回の訪問は2023年初頭のものです。

2020年に112ゲート前のサクララウンジは閉鎖されてJALファーストクラスラウンジに統合されたため、2023年初頭のサクララウンジは、以前はサクララウンジ スカイビューと呼ばれた114ゲート前のラウンジが提供されていました。2023年3月以降、再びサクララウンジ スカイビューと名称変更されています。

羽田空港公式HPより引用

羽田国際空港第3ターミナルの出国手続き後に左方向に向かいます。

114ゲート前を過ぎたあたりで、左手にある自動ドアを入ります。ラウンジという案内看板があります

エスカレータがあるので上に昇ります(エレベータもあります)。今いるのは3階で、ラウンジは5階になります。私の訪問時、4階にあったSKY LOUNGE ANNEXはクローズしていましたが、そのラウンジのシャワールームがサクララウンジのシャワールームとして利用されていまた

4階の休止中のSKY LOUNGE ANNEXは、2023年3月から臨時のANAラウンジとして利用されています。

エスカレータで5階まで来ると、すぐ目の前にサクララウンジ スカイビュー入り口があります。

内部の様子とサービス

こちらのラウンジでは、以下のサービスが提供されています。

サービス一覧 403席
ソフトドリンク
アルコール類
フード類
新聞
雑誌
無線LANサービス
手荷物クローク
シャワールーム
トイレ
コピー・ファックス
電話ブース

さて、ラウンジの中へ。羽田空港はJAL便やワンワールド系の運航が多く、サクララウンジを指定している提携航空会社も多数あるので、9時~11時、18時~21時など出発便が集中する時間帯はかなり混雑します。

席数が多く、利用客数もプライオリティ・パスの対象となっているANAラウンジほど多くないため、繁忙期でも席を確保することは可能です。無線LAN設備もあります。ほとんどの席にはコンセントとUSB充電ポートが設置されています。

2023年2月から、羽田空港第3ターミナルANAラウンジはプライオリティ・パスの対象ラウンジから外れています。

ラウンジスペースの奥の方(写真右奥)は駐機場に面していて、飛行機を眺めることができます。左には電話ブースが並んでいます。

受付に入ってすぐの場所にクロークロッカーがあります。

ダイニング

ダイニングエリアです。コロナ禍の影響で、食事はオーダー制になっています。写真のように列に並んで直接オーダーしてもいいですが、各席にあるQRコードを読み込んでスマホでオーダーも可能です(スマホの方が早くて楽)。数分で提供されます。

飲み物はアルコール類やソフトドリンク、ホットドリンクすべてセルフ式になります。

ビールは一番搾りとスーパードライです。

カレー、杏仁豆腐、スパゲティを注文してみました。

私の訪問時のメニューは以下の通りです。

JAL特製オリジナルビーフカレー(普通or小)
牛丼
和御膳(白米、味噌汁、明太子、玉子焼き、サバ味噌煮、しばきゅうり、ひじき煮)
パスタプレート(ナポリタンスパゲティ)
チョップドサラダ(和風ドレッシングorグリーンゴッデスドレッシング)
ベジタリアンサラダ
12種の野菜と豆・雑穀のスープ
ベジタブルペンネ(ビーガン対応orハラル対応)
バターロール
クロワッサン
たい焼き(あずき)
杏仁豆腐

ビュッフェ形式の時期と比較して、メニューに物足りなさを感じるかもしれませんね。

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シャワールーム(2023年初頭当時)

サクララウンジ スカイビューにはシャワールームがありません。2023年訪問時のシャワールームは、1つ下の階(4階)にあったSKY LOUNGE ANEX(ラウンジとしての運営は休止中)を利用していました。

2023年3月26日に4階の旧ANAラウンジがサクララウンジとしてリニューアルオープンし、旧SKY LOUNGE ANEXは臨時のANAラウンジとしてオープンしました。そのため、シャワールームは4階サクララウンジ(旧ANAラウンジ)で提供されるようになりました。以下の記事は、2023年年始当時のシャワールームの様子で、2023年3月以降は4階サクララウンジにシャワールームがあります。

受付で順番待ちを申し込むか、ラウンジ席のQRコードをスマホで読み込んで順番予約します。順番になると「シャワールーム受付に向かってください」とスマホに連絡が入るのですが、ラウンジ内のどこにもシャワールーム受付の案内がありません(不親切ですね)。

すでに書いた通り、シャワールームは別のラウンジになるので、4階の受付に声を掛ければいいみたいです。私はラウンジ受付に「呼ばれたんですけど、シャワールーム受付ってどこ?」と声をかけたのですが、シャワールーム予約の受付と間違われてしまいました。スマホ画面を提示して納得していただき、下の階へ行くように指示されました。

サクララウンジ スカイビュー受付の真下がシャワールームのあるラウンジの入り口になっていました。

受付に声をかけると、シャワールームのルームキーを手渡されます。

人のいない殺風景なラウンジ内を奥に進んでいきます。

シャワールームは4室だそうです。繁忙期ですがあまり待たずに利用できました。

シャワールームです。ANAラウンジのシャワールームの方が若干広いですね。バスタオルとフェイスタオルが用意されています。シャワーブースはきちんと仕切られているので、水漏れの心配はありません。トイレもあります。

アメニティはクシ、カミソリ、歯ブラシ、紙コップ、ドライヤーが用意されています。

シャンプー類のアメニティはPrediaになります。水圧はやや弱めです。

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まとめ

2023年1月現在、JAL直営の国際線サクララウンジは日本に4か所、海外に4か所あります(関西・中部は閉鎖中)。

フードがオーダー制になってメニューが少ない印象です。シャワールームも借り物状態で、水圧が低めなのが残念でした。

羽田空港には出国手続き後に利用できるカードラウンジ「SKY LOUNGE」があります。サクララウンジを利用できない方で対象カードを持っている方におすすめです。

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