【国内鉄道旅】2026年初夏 箱根の旅(2) 箱根登山ケーブルカー&ロープウェイに乗車 箱根観光のお約束路線です

はじめに

2026年初夏 箱根の旅。第2回の今回は箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイの旅です。

箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイは、ともに小田急電鉄のグループ会社「小田急箱根」が運営しています。箱根登山電車や芦ノ湖の箱根海賊船も小田急箱根の運営です。

前回の記事で小田原駅から箱根登山鉄道に乗車して強羅駅までやってきました。今回は強羅駅から箱根登山ケーブルカーに乗り込むところから開始します。

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箱根登山ケーブルカーの旅

箱根登山ケーブルカー(正式には小田急箱根 鋼索線だそうです)は強羅駅から早雲山駅までの6駅1.2kmを約11分で結びます。

わずか1.2kmですが高低差が200mくらいあり、かなりの急勾配路線になります。

小田原方面から強羅までの箱根登山電車は4両編成車両を1時間に4本程度運行していますが、ケーブルカーは2両編成車両を1時間3本の運行になっています。必然的にケーブルカー内はかなり混雑します。

それもあってか、2020年に更新されたケーブルカーは座席をロングシートタイプにしています。車内は満員電車状態になるので(強羅発の午前と強羅着の午後)、キャパシティを多くするためのようです。

以前の車両はボックス席だったと記憶しています(写真は2020年に更新される前の車両です)。

ケーブルカー路線は単線電化路線です。途中の公園上駅と中強羅駅の間で対向車両と交換が行われます。

箱根登山ケーブルカーでは交通系ICカードで改札を利用することはできません。周遊券やキップの購入が必要です。改札内に入る際、キップにハンコやパンチ(入鋏)はされませんが、下車駅で切符を改修されます。

公園下駅は箱根強羅公園の最寄り駅なので、下車される方もいます。ケーブルカー駅は両側にホームがあり、両方のドアが開いて乗降可能です。一部の駅ではホーム間の移動ができないので、目的の方向に下車するように気を付ける必要があります。

強羅駅~公園下駅間はわずか250mほどなので、箱根強羅公園を目指す方は歩いた方が早いしお得です。高低差があるので足の弱い方はケーブルカーをおすすめします。

線路に沿ってあじさいが点在しています。梅雨の風物詩です。

約11分の運行で、終着の早雲山駅に到着します。

2026年現在、赤の塗装車両と青の塗装車両の2種類が運用されています。同時に始発駅を発車して、とちゅうで交換し、同時に終着駅に到着することになります。

改札から出ます。この日は天気が悪かったので、運休になるかもしれないと注意が掲示されていました。

箱根ロープウェイに乗車(1) 早雲山駅から大涌谷駅へ

早雲山駅には広いテラスがあります。cu―mo箱根と呼ぶそうで、足湯もあります。10年以上前に来た時には、こんな施設はありませんでしたね。2020年にオープンしたそうです。

テラスから強羅方面の景色です。あいにくの天気や雲海の影響で街の様子はみえません。

さてチケットを購入して箱根ロープウェイに乗ります。片道だとどこまで乗車しても2,000円ですが、往復だと3,000円になります。途中下車して観光してもOKです。また戻ってくる予定なら往復一択です。元箱根港から三島方面に通り抜けるなら片道でもいいかもしれません。

早雲山ー大涌谷ー姥子ー桃源台と路線が続きます。大涌谷で路線が一旦途切れるので、必ず乗換が必要です。

ロープウェイは鉄道事業法の管理下に入りますが、索道とよばれる種別に分類され、一般に鉄道とみなされていないようです。私の主観では、線路(レール)の上を走らない路線は鉄道にならないと思っています(私の中ではモノレールも鉄道と認めたくないんですけどね)。

ロープウェイのりばにやってきました。乗車定員18名ですが、この日はあまり混雑していないので6~8名くらいで次のゴンドラに案内されていました。どんどんゴンドラが来るので、ほぼ待ち時間なしでした(この日は荒天だったので特別で、普段はかなり混雑します)。

早雲山駅を出発です。高度を上げていきます。

左手前方に大涌谷の地形美が広がっています。火山が地滑りを起こしてこんな地形になったそうです(雨粒が窓に付いて、写真がぼやけてしまってます)。

大涌谷に到着しました。ここまでくると標高1kmを越えてきます。

箱根ロープウェイに乗車(2) 大涌谷駅から桃源台駅へ

大涌谷のロープウェイのりばから出ました。前回訪問した10年以上前は、もっと焼け野原感があったのに、ずいぶん整備されていますね。

昔の写真が残っていました。こんな建物があった気がするのですが。

すごくきれいになっています。

名物の黒たまご売り場です。建物の中は撮影禁止になっているので、建物の外の写真ですが。

火山の地熱を利用したゆで卵が販売されています。4個で500円です。外観は真っ黒ですが、中はふつう?のゆで卵です。黒くなっているのは硫黄(硫化鉄)の影響と言われていましたが、2020年に新説(メイラード反応)が提唱されて、これが2026年現在の通説になっているそうです。

大涌谷の地面から湯気が出ているのがわかりますね。さすがに近づくことはできません。

ロープウェイのりばに戻ります。

桃源台方面のロープウェイは早雲山方面のロープウェイはとケーブルが別になっています。

ロープウェイはほぼ同じゴンドラですが、内装が少し違います。

途中の姥子駅で乗降可能ですが、乗降している方は誰も見かけませんでした。こちらが最寄りになるホテルもあります。

大涌谷から約20分で桃源台駅に到着です。

桃源台は芦ノ湖の畔になります。

目の前が箱根海賊船乗り場です。ここから箱根町港や元箱根港に向かうことができます。40分に1本くらい運航していて、桃源台⇒箱根町港⇒元箱根港⇒桃源台の一周で約70分です。片道1,700円、往復3,000円になります。

船体は3種類あるそうです。

桃源台には小田原駅からの路線バスや、他にも元箱根港や御殿場方面に向かう路線もあります。バスターミナルになっているので、ロープウェイが荒天で運休になっても移動手段があります。

芦ノ湖を見渡せるレストランもあります。展望デッキが無いので、芦ノ湖を一望できるのはここだけです。

この日はかなり天気が悪く、桃源台まで来たタイミングで「運休するかも」と掲示されていたロープウェイの注意標記が、「これ以上悪くなったら運休します」に代わっていました。ロープウェイが停まってしまうと身動きが取れなくなるので(往復チケットも無駄になるので)、安全のために早めにここから引き返すことにしました。

小田原から始まった箱根の旅はこれで終了です。

まとめ

2026年初夏の箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェイの旅でした。いろいろと設備が新しくなっていて、ローカル感の強かった観光地が近代的になっていましたね。天気に恵まれなかったものの、その分混雑していなかったのでスムーズに移動することができました。

小田原から強羅まで約60分、強羅から桃源台まで移動するのに40~60分かかります。移動だけで時間がかかり、繁忙期はさらに大変です。路線バスも渋滞しがちでなかなか時間通りに運行しません。かなり時間に余裕をもって観光する方がよさそうです。特にロープウェイは9:00~17:00(冬季はもっと短い)しか営業していないので注意しましょう。

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