目次
はじめに
今回、東京ディズニーリゾートを楽しんできました。2024年秋の超繁忙期週末訪問の記録です。
前回の記事で、イベント「ディズニー・ハロウイーン」開催中のディズニーランドを訪問させていただきました。今回は、ディズニーシーに移動して2日目の様子をアップさせていただきます。2024年6月に新しくオープンしたファンタジースプリングスエリアをメインに楽しんできました。
前回の記事はこちら↓
もともとディズニーは一見さんに厳しい場所ですが、ファンタジースプリングスエリアは初心者にとって無理ゲーに近いものがあります。心して挑みましょう(笑)。前後編2回に分けてアップさせていただきます。
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ファンタジースプリングスエリアに入るのが大変
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタに宿泊し、朝早くチェックアウトしてディズニーシーに向かいました。
朝6:30ごろホテルを出て、ハッピーエントリーの列に並びます。
公式ディズニーホテル宿泊客の特典で、パークオープンの15分前から入場可能。コロナ禍後のルール改訂で、宿泊するホテルによって対象となるパークが決められています。また、一般のパークオープン時間までパーク内アトラクションが稼働しなくなりました。
早く入場できる分、列ができないうちにアトラクションに並べますし、ディズニー・プレミアアクセスや40周年記念プライオリティパス、スタンバイバスなどを先行して予約できるメリットがあります。
2024年秋現在、ディズニーシーのハッピーエントリーはホテルミラコスタ、アンバサダーホテル、ファンタジースプリングスホテルの宿泊者に限定されています。ファンタジースプリングスホテル宿泊客はホテルに隣接した専用の入場レーンがあるので、ディズニーシー正面エントランスには、ホテルミラコスタとアンバサダーホテル宿泊客のみが並びます。
週末2日目の朝6:30のディズニーシー・エントランスです。ホテルミラコスタ側のレーンがハッピーエントリー専用レーンになっています。すでに50人以上は並んでいますね。(正式に認められているのかどうか知りませんが)後から合流する方もいるので、並び始めたときの1.5倍の方が自分の前にいると考えましょう。
2024年秋のディズニーパークは9:00からオープンと公式発表されていますが、8:30~45ごろにオープンするケースが多いようです。ディズニーホテルに宿泊していると、前日にオープン時間の情報が入ります(ハッピーエントリーのチケットに記載されています)。ディズニーホテル宿泊客以外はどうしても情報が入らないので、朝早くに出かけるしかありません。
オープン時間が近づくと、ディズニーのキャラクターたちがエントランス内にできてました。
さて、ハッピーエントリーの入場開始です。列の10番目くらいですが、前の方がかなり手間取ったのでもう少し遅れて入場です。
入場してまずすることは、アプリで、ディズニー・プレミアアクセスや40周年記念プライオリティパス、スタンバイパスの争奪戦です。
有料で人気アトラクションに優先搭乗できるチケット 入園後にアプリで購入でき、1人1,500~2,500円とお値段がかかりますが、時間をお金で買えます。
以前あったファストパスの期間限定版 入園後にアプリで取得できます。無料ですが、対象アトラクションは限られています。
特定のアトラクションやグリーティングに並ぶ権利のあるチケット 入園後にアプリで無料で取得できます。これがないと列に並ぶことすらできないアトラクションがあります。プライオリティパスじゃないので、優先されません。
コロナ禍前と後で、ディズニーの楽しみ方もずいぶん変わってしまいました。スマホアプリがないとパークが楽しめない仕様になっています。
ファンタジースプリングスエリアに入るためにも、入場時の争奪戦に参戦は必須です。
ファンタジースプリングスエリアに入る方法
①ファンタジースプリングスのアトラクションのスタンバイパスを取得
②ファンタジースプリングスのアトラクションのディズニー・プレミアアクセスを取得
③ファンタジースプリングスホテルに宿泊する
④ファンタジースプリングスエリアに入れるバケーションパッケージを利用する
③④に関しては、販売開始直後の争奪戦に勝たなければなりません。一般的には①あるいは②の方法が必要です。スタンバイパスもディズニー・プレミアアクセスもパーク入場後にアプリで取得可能になるので、入場後に立ち止まってみんなスマホに首ったけです(笑)。
溶けるように予約枠が消えていくので躊躇なく予約しましょう。一般入場列から入場する場合、9時までには無くなると思ってください(アナとエルサのフローズンジャーニーは通常ルートでは無理、最初から期待を持たないでください)。
ファンタジースプリングス内のアトラクション
①アナとエルサのフローズンジャーニー P/S対象
②ピーターパンのネバーランドアドベンチャー P/S対象
③ラプンツェルのランタンフェスティバル P/S対象
④フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー Sのみ
P:ディズニープレミアアクセス S:スタンバイパス
ファンタジースプリングスには4つのアトラクションがあります。アナとエルサのフローズンジャーニーは大人気で瞬時に無くなります。人気は上記の番号順ですが、フェアリー・ティンカーベルのビジーバギーはスタンバイパスでのみ利用可能なので、意外に競争率が高めです。
いずれにしても、1つ目取得後に2つ目取得まで最低1~2時間が必要です。朝一番の争奪戦で勝ち取るのも大変なのに、2つ目が残っていることはかなり稀みたいです。平日だと10時くらいでも残っているみたいですが、週末だと9時過ぎには全て無くなります。
わが家の希望は、ピーターパンとラプンツェルだったので、ピーターパンをディズニー・プレミアアクセスで、ラプンツェルをスタンバイパスで取得しました(アナとエルサのフローズンジャーニーは香港ディズニーで体験済みだし)。ちなみに、ファンタジースプリングス内アトラクションのディズニー・プレミアアクセスは1人2,000円です。きついなあ。
40周年記念プライオリティパスはニモ&フレンズ・シーライダーを予約しました。
ハッピーエントリーなので早い時間の予約ができました。せっかく取れても夜遅くだとパークにいない可能性もありますからね。
1日で全部のアトラクションを体験するのはさすがに無理そうです。ファンタジースプリングスホテル宿泊者や対象バケーションパッケージで入手できる「ファンタジースプリングス・マジック」のチケットがあれば1日に何度も体験できます。
予約を終えて、まずはソアリンに向かいました。アトラクションオープンまでに並ぶことができたので、扉オープンの瞬間に立ち会うことができました。残念ながら、1回目の回に入ることができなかったので、待ち時間が少し発生してしまいました。
念願のファンタジースプリングス ルールが複雑で難解
ソアリンを終えてファンタジースプリングスエリアに向かいます。アトラクションの予約時間になると、ファンタジースプリングスエリアに入場可能です。
ロストリバーデルタのレイジングスピリッツとアラビアンコーストのジャスミンのフライングカーペットの間に、ファンタジースプリングスエリアに向かう通路ができていました。
ファンタジースプリングスエリアの入口で、入場資格の証明(スタンバイパス、ディズニー・プレミアアクセス、ファンタジースプリングスホテル宿泊証明書、ファンタジースプリングス・マジック)の有無チェックされます。スタンバイパス、ディズニー・プレミアアクセスは、アトラクション予約時間内のみ通過可能です。
チケットの数だけ入場資格があります。別のチケットがあれば再入場可能です。
瞬間移動ができない限り、アトラクション開始時間にアトラクション前に並ぶのは不可能なので、実質アトラクション体験可能時間は1時間未満になってしまいます。
ファンタジースプリングスのレストランはモバイルオーダーでのみ利用可能ですが、アトラクション開始時間から3時間以内の予約に限りオーダー可能です。
ルールが多くて複雑なので、一見さんには厳しいですね(私も初回訪問だったで、かなり難解でした)。ちょっと気を抜くと、ピットフォールに入ってしまいます。
ファンタジースプリングスエリアに入ってきました。まずは、最初のアトラクションを目指します。
ラプンツェルのランタンフェスティバル
ラプンツェルの塔が見えますね。アトラクションの入口はさらに奥です。
ラプンツェルのランタンフェスティバルをスタンバイパスで利用です。朝早い時間だったので、スタンバイのラインでも待ち時間ほぼ無しでした。
ゆっくりとしたボートのアトラクションで、所要時間が5分間ですから、体感時間はかなり短く感じられます。
最初は屋外で、途中で屋内になります。ランタンのシーンを再現されていました。
アトラクションを終えてから、スタンバイパスの「フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー」をゲットできました。超繁忙期週末なのに2枚目スタンバイパスを獲得できたのは奇跡に近いですね。ファンタジースプリングスエリアのアトラクション3つ目を体験確約です。
ディズニー・プレミアアクセスの2枚目アトラクションを取得しようとしましたが、ファンタジースプリングスエリアのアトラクションはやはり全滅していました。ショーの予約枠も残っていなかったのですが、トイ・ストーリー・マニア!の予約が取れました。こちらも1人2,000円します。背に腹は代えられないですね・・・。
スナグリーダックリングとファンタジースプリングスエリアのモバイルオーダールール
ラプンツェルのランタンフェスティバルの隣にはスナグリーダックリングというレストランがあります。ラプンツェルの映画で、荒くれものたちが集っていた酒場がモチーフです。
ファンタジースプリングスエリアのレストランはモバイルオーダーしないと利用できません。店内に入ることすらできません。アレンデール・ロイヤルバンケット以外の店舗はほぼいつでも予約可能です。予約後に時間を変更可能ですし、メニューも変更可能です。
アレンデール・ロイヤルバンケットは予約争奪戦です。利用を希望しているなら、アトラクション予約後にまず予約しましょう。
ファンタジースプリングスエリアのモバイルオーダールール
アトラクション利用開始時間から3時間以内の範囲で予約可能
2回目以降の予約は、①注文済みのディズニー・モバイルオーダーの来店時間以降(ただし、前回の「注文完了」から60分が経過)あるいは前回の「注文完了」から120分が経過すると予約可能
※ルックアウト・クックアウトは上記時間制限がありません
アレンデール・ロイヤルバンケットを予約してから2時間が経ったので、直近の予約枠でスナグリーダックリングを予約しました。予約時間の3分前くらいになると店舗に入れます(アプリに入店許可が出ます)。
ハンバーガーがメインの店舗です。
既にオーダー済みなので、注文が出来上がるとカウンターに呼ばれます。
テーブル席は屋内と屋外があります。店舗からの出口が、ラプンツェルのランタンフェスティバルと共通になっているので、アトラクションを終わった方が間違えてレストラン店舗内に入ってくるのを何度も見かけました。
昼食は予約済みだったので、家族でスイーツと飲み物1つずつだけ注文しました。レストランの中に入りたかったんですよね。
スウィーツエバーアフター(レモン&ストロベリー)700円とラプンツェルのマジカルミルクティー800円をいただきました。
アレンデールのお城と街並み バンケットルームで昼食
さらに奥へ進むと、アナと雪の女王に出てくるアレンデールのお城が見えてきます。
お城の隣にアナとエルサのフローズンジャーニーのアトラクションがあります。この日は1日の半分以上でシステム調整のためにクローズしていました。運営休止になることがかなり多いそうです。今回利用しなかったので影響なしですが、運営休止すると予定が経ちにくいので大変ですね。
香港ディズニーランドのアナとエルサのフローズンジャーニー
私は香港ディズニーで体験済みだったので、今回は訪問しませんでした。ボートで1作目のアナと雪の女王の世界を追体験するアトラクションです。逆走したり少し落下したりしますが、激しい動きは少ないのでお子さんにはお勧めです。
アレンデール・ロイヤルバンケットの隣に、オーケンのお店(オーケンのオーケーフード)があります。
カウンターサービスのお店です。ホットドッグのようなスナックを販売しています。
オーケンのフッフーブレッド(カルダモン&ミート)850円です。ちょっと高めの値段設定ですね。15人くらい並んでいて、20分くらいで注文できました。
王宮の対岸は城下町のイメージですね。
映画で出てきたそりが置かれていました。フォトスポットになっています。
王宮前の通路を橋を渡ってまっすぐ進むと、立派な建物が・・・ってトイレですね。ファンタジースプリングスエリアの中央部に位置していて、唯一のトイレです。
アレンデール・ロイヤルバンケットで昼食
昼食はこちらのアレンデール・ロイヤルバンケットです。アレンデール城のダイニングをイメージしています。建物の前には、映画で出てきた噴水が設置されています。王宮前の広場ですね。
メニューはフードがセットメニューのみで限定的です(一応低アレルゲン食の設定はあるようですが)。テーブルサービスレストランではなく、フードコートタイプレストランとしては、お値段がかなり強気です。2,000円を飛び越して3,000円越えを果たしました。
屋内席は王宮のダイニングの内装です。モバイルオーダーシステムで入場人数は制限されているはずですがかなり人がごった返していて、厳かと言う雰囲気ではないですね。屋内席確保は、かなり待つ必要があって難しいです。
屋外席ならなんとか席を確保できそうですが、ロイヤルバンケットではないですね。
アレンデールロイヤルセット(ビーフ)3,500円です。パイ生地の下はビーフシチューです。シーフードバージョンではオマール海老と赤魚のパイ包み焼きになっています(外見はほぼ同じ)。サーモンサラダ、ココアムース、ポテトグラタン、パン、飲み物が付きます。
ディズニー価格とはいえ3,500円の値段設定はなかなかですが、海外ディズニーならむしろ安いと感じるかもしれません。海外客ならこの値段でもウェルカムでしょう。
子供にはアレンデールロイヤルキッズセット2,000円です。ミートボールシチュー、ポテトサラダ、スモークサーモンサラダ、フルーツゼリー、米粉パン、アップルジュースが付きます。サラダ多めなので、わが子に言わせると「食べるところがない」そうです。気持ちはわかるけど、サラダ食べようよ。
ディズニーシーの訪問記録は後編につづきます。