目次
はじめに
香港ディズニーランドでは2023年11月20日World of Frozenのエリアがオープンしました。日本でも「ファンタジースプリングス」の名前で2024年春にオープンが予定されています。香港では世界に先駆けてアナ雪ワールドが公開となりました。
私は2023年秋にも香港を訪問し、香港ディズニーランドにも足を伸ばしたのですが、残念ながらWorld of Frozenはまだオープンしていなかったのですが、2024年春訪問の今回、念願かなってアナ雪の世界を体験してくることができました。
2024年の訪問は、キャセイパシフィック航空で中部国際空港から香港に向かいました。CX539便 エアバスA330-300のエコノミークラスに搭乗です。手持ちのマイルが枯渇したので、特典航空券ではありません。実費でビジネスクラス搭乗は無理ですしね。
香港ではフォーポイントバイシェラトン香港 東涌とシェラトン香港 東涌ホテルに宿泊しました。この2つのホテルは隣同士(というかくっついている)ので、相互の移動は楽々です。香港空港や香港ディズニーランドへのアクセスもいいので、ディズニー訪問の拠点としては抜群です(当たり前ですが、利便性ではディズニーホテルには負けます)。
前回の香港ディズニー訪問記録はこちら↓
香港ディズニーランドへのアクセスについて 2024年
香港ディズニーランドがあるのは香港国際空港と同じランタオ島になります。香港ディズニーランドへ向かう公共交通はいろいろありますが、香港市街からスタンダードなのは香港MTRです。
香港MTRがコンタクトレス決済対応に(VISAのみ)
香港MTRは少し進化しました。2023年12月23日から、クレジットカードのコンタクトレス決済(日本でいうタッチ決済)に対応するようになりました。2024年現在VISAのみ利用可能な状態です。
全ての改札が対応しているわけではなく、VISAのコンタクトレス決済マークがついている改札でのみ利用可能です。入場時と出場時に対応するカードをタッチします。
ディズニー最寄りの迪士尼駅(Disneyland Resort)でも、対応しているのはこの2台の改札のみです。今回の旅行で利用した東涌駅(Tung Chung)では、コンタクトレス対応の改札を見つけることができなかったので、普通にICチケットを購入しました。
これから徐々に利用可能な改札が拡大していくと思われます。個人的には対応するカードの種別を増やしてほしいですね。
香港MTR
香港の市街地、九龍や香港駅から東涌線の東涌行きに乗車します。街中から20~30分くらいで着きます。
空港からだとエアポートエクスプレスで青衣まで出る必要があるので、かなり遠回りになりお金もかかるのでお勧めできないルートです(1時間くらいかかります)。
香港MTRは乗車駅でチケットを購入し、ICチケットをかざして改札を通過して乗車します。改札を出る際にICチケットを回収されて出ます。日本の切符は紙ですが、香港ではICカードです。
東涌線の欣澳駅(Sunny Bay)で乗り換えです。東涌線の東涌行きの到着ホームの対面にディズニーランドに向かう迪士尼線が停車するので、乗り換えがとても楽です(逆にディズニーランドから香港市街方面に戻るときは、跨線橋を渡る必要があるのでちょっと大変)。
迪士尼線はすぐに列車が来るので、乗り換え待ち時間がほとんどありません。窓がミッキーシェイプで、ディズニーリゾートライナーに似ていますね。
内装もディズニーリゾートライナーに似ています。運転士のいない自動運転車両で、これもディズニーリゾートライナーと同じです。
1駅で迪士尼駅(Disneyland Resort)に到着です。駅のホームは1面1線の単線駅です(迪士尼線はほぼ単線ですが、一部複線になっていて行き違い可能になっています)。
駅から徒歩5分くらいでディズニーランド入り口です。舞浜駅からディズニーランドより短いです。
出場時はICチケットをタッチするのではなく挿入します(タッチして反応せず、ちょっと恥ずかしい思いをしました)。
タクシー
空港から行くならタクシー一択でしょう。150~180香港ドルくらい(3,000~3,500円)を見ておきましょう。トランクに荷物を入れると追加料金が必要なのが香港流です。所要時間は20分もかからないと思います。
路線バス
空港からディズニーランドに直行する路線バスはありません。荷物が多いとちょっと大変ですし、小さい子供連れだとお勧めできません。荷物の少ないおひとり様向けです。オクトパスカードがあると割引がきくのですが、無くても1人500円未満で利用可能です。乗継がちょっと面倒で、40分前後かかります。
香港の路線バスはVISAやMasterCardだとコンタクトレス決済が使えます。また、料金は前払いで均一なので、乗車する路線によって値段が違います。
香港のバスは2階建てです。
香港国際空港のバス乗り場からLantau Link Toll Plaza(青嶼幹線巴士転乗站)に向かいます。Bus Bus-Interchangeに向かいます。香港市街方面に向かうバスはだいたい停車する停留所なのですが、どのバスが停車するのかわかりにくいですね。
google mapsで空港とLantau Link Busをクリックすると、両方に停車する路線がわかります。2023年秋現在、A10、A11、A12、A21、A22、A23、A25、A26、A29、A29PがOKのようです。路線名は変わることもあるようなので、ご自身でちゃんとチェックしてください。私が利用した時は16.8香港ドルで利用できました。
10~15分くらいでLantau Link Bus Bus-Interchangeに到着します。高速道路の脇にあるバスターミナルで、多くの乗り場が並んでいます。
ディズニーランド行きの路線は高速道路の反対車線になるので、地下道(空港側に入り口があります)を通って反対側にむかいます。昇降は階段とエレベータがあります。
Lantau Link Bus Bus-Interchange(Lantau Link Toll Plaza)からディズニーランドに向かうのはR8路線のみです。日中は20分毎くらいで運行しています。こちらは7.4香港ドルで乗車できます。
途中でInspiration Lakeという人工湖のバス停に停まります。こちらもディズニーランドの施設の1つですが、ここで降りないように。
10分もかからないでディズニーランドのバスターミナルに到着です。
ここからディズニーランドばで徒歩7分くらい。少しMTR駅より遠いですが、舞浜駅とディズニーランド間より近いので安心してください。
逆に、空港方面に向かうには、ディズニーランドのバスターミナルでC1(右側一番手前)の乗り場からR8路線Lantau Link Toll Plaza行きに乗りましょう。そして、Lantau Link Toll Plazaで逆方向の乗り場に移動して、エアポート行きに乗車します。エアポートに行くバスはエアポートと表示されているので間違えません。ディズニーランドから空港に行く方がわかりやすくて楽です。
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World of Frozenエリアを堪能
香港ディズニーランドへやってきました。エントランス正面の駅前にあるミッキーの絵は、シーズンによって違うんですね。
入場料は大人12,000円~16,000円と、日本と比べてかなり高額です。さらに、アーリーエントリーのチケットも購入しました(約3,000円)。開園の1時間前からパークを楽しむことができます。それにしても高いねえ、円安の影響だと思いますが。
※私の今回の訪問では、アーリーエントリーのチケット販売は入場の1週間前くらいに開始になっていました。できるだけ頻回に公式サイトを訪問して情報を仕入れることが大事ですね。
開園時間の2時間くらい前にディズニーランド入り口にやってきました。手荷物検査も始まっていません。20人くらいの列でした。
2時間前くらいになると、こんな看板が遠くに立てられました。何かなあ・・・と列を離れることもできずに指をくわえてみていると。
よく見ると、端の方に別の列ができています。何かおかしいと思って、看板を見ると、「アーリーエントリー列は向こう」の表示ですね。それまで待っていた時間が無駄になりました。香港ディズニーランドのサイトにはアーリーエントリー列の解説は書かれていません。
わたしの愛用している攻略サイトは「TDR navi」さんですが、そちらにも情報がありませんでした。海外パークの情報収集ってむずかしいですね。海外のサイトを確認するのがいいのかもしれません。
アーリーエントリーは1時間前入場開始になっていますが、それより10分前に入場開始になることが多いとの情報もあります。私の訪問時は1時間前ちょうどに入場開始でした。入場改札の3番目に並んでいたので、すぐに入場できました。
香港ディズニーランドは入場ダッシュが禁止されていないみたいで、みんな走って中に入っていました。キャストの方もダッシュを止めてませんでした。
私はのんびり写真を撮影しながら進みます。人の少ない中央ストリートです。
前回訪問時に封鎖されていたFrozenエリアの入口が解放されています。
リアル・アレンデールの街ですね。これはテンションが上がります。
噴水も雪の結晶です。
アレンデールの港、お城、雪山の奥に氷の城も再現されています。
橋を渡って、左手に建物が見えます。
小屋のような建物が、アトラクション「ワンダリング・オーケンズ・スライディング・スレイ」の入口です。オーケンのお店です。
アトラクション待ち列にオーケンの店舗があります。ニンジンは売ってるかな?
アトラクションはローラーコースタータイプのライドです。
なんとなくビッグサンダーマウンテンに似ています。ビッグサンダーマウンテンのに比べると体感時間は一瞬です。
ところどころでアナ雪のキャラクターがお出迎えしてくれます。
World of Frozenエリアを見下ろせる場所はこのアトラクションしかありません。日本のディズニーと異なり、ライド中も写真撮影が禁止されていません。いいのかなあ。
急降下はそれほどではなく、宙返りもありません。ジェットコースター系の乗り物としてはソフトです。
次に訪問したのはフローズン・エバー・アフターです。そろそろ人も多くなってきました。
アトラクションのスタンバイエリアにいろいろ飾られています。アナ雪の世界を訪問します。
フローズン・エバー・アフターはボートライドタイプのアトラクションです。フロリダのエプコットにも同じアトラクションがあります。
スプラッシュマウンテンみたいな感じで、アナ雪(初代)のストーリーを体験していきます。スプラッシュマウンテンみたいな激しい落下はありません(ちょっとは落ちます)。
オラフと合流するシーンですね。いろんなアナ雪のシーンが再現されています。
トロールたちのシーン。
マシュマロウに襲われたりしますが
アレンデールに戻ってきて。
そして大団円です。
とちゅうで逆走したり、ちょっと落下したり。
お約束ですが、落下シーンは写真に撮影されます。あとで購入できます。最後の落下シーンは目を閉じないように。
アトラクションの出口はショップになっています。かわいいグッズが並んでいますが、ここは香港、値段が違います。日本のディズニーの3倍くらいの物価だと考えて、お財布と相談しましょう。
World of Frozenエリアには2つのレストランがあります。1つ目はゴールデン・クロッカス・インで、アレンデールの宿屋をイメージしています。店内にはアナやエルサなどの家族の肖像が並んでいるそうです。
メインメニューは4種類。Bayside Seafood Medley(238香港ドル)、Village Chicken Roll stuffed with Ham&Cheese(218香港ドル)、Innkeeper’s Special BraisedLamb Shank(238香港ドル)、Forest Mushroom Pasta(198香港ドル)です。
値段をみた瞬間にUターンしました。約4,000~5,000円ですよ。日本のディズニーで食べたら半額以下です。日本のディズニーでもテーマパーク価格で厳しいと思うのに、これはなかなか手が出ません。
もう1店舗はノーザン・ディライツです。スイーツなどのテイクアウトショップです。
アナ雪をテーマにしたスイーツはが並んでいます。ただし、1つ50香港ドル(約1,000円)~です。
Coronation Sundae 95香港ドル(約2,000円)を衝動買いしてしまいました。おもったよりボリュームがあるので、寒い季節は要注意です。
私の訪問時は少し肌寒かったうえに、雨が降ってきました。ダウンコートを着てる方もいる日ですからねえ。寒い中でソフトクリームはまずまずきついです。体の中からフローズン状態になりました。
アナも雨で慌てて避難していました。雪だったら良かったのにね(香港に雪は難しいだろうなあ)。
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香港ディズニーランド内を散策
雨が止むまで建物内に避難することに。スペースが広いレストランを探して、トゥモローランドにやってきました。スターライト・ダイナーです。東京ディズニーランドのトゥモローランド・テラスみたいな店舗です。
アイアンマンがテーマのフードコート型レストランです。日本にディズニーにはアイアンマンはいないですけどね。
アナ雪のレストランに比べるとリーズナブルな価格設定です。140香港ドル~って、3,000円くらいですから、私もだいぶん金銭感覚がおかしくなっています。日本のディズニーなら1,400円くらいかなあ。マクドナルドなら・・・。
140香港ドルのCaptain Marvel Beef Burger Comboを選択しました。ホットドリンクがないんですね。寒いからホットコーヒーが飲みたかったんですが、アイスティーを選択して、さらに冷えてしまいました。
熱いのはこの2人(2匹?)だけですね。本当に寒くなってきたので、昼過ぎにはパークを後にしました。
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まとめ
2024年春に訪問した香港ディズニーランドの様子を記事にしてみました。念願のFrozenエリアを訪問できて満足しています。天候に恵まれると良かったのですが、最初は大丈夫でしたが昼前から雨が降ってきて大変でした。
香港ディズニーランドはアトラクションが日本ほど混雑していません。World of Frozenのアトラクションはまだまだ人気なので1時間以上の待ち時間が出ることもありますが、従来のアトラクションはあまり待たずに乗れます。ショップやレストランは日本と同じくらいに混雑していますね。
アナ雪人気はまだまだ衰えていません。東京ディズニーシーの「ファンタジースプリングス」のオープンを期待して待ちましょう。
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