【国内鉄道旅】2010年上野から 乗り鉄旅(1) 寝台特急「あけぼの」/五能線「リゾートしらかみ」

はじめに

旅行が大好きのタビズキです。コロナ禍の影響で、海外旅行ブログが鉄道旅ブログ化しています。少し古いですが、2010年の秋田・青森の旅です。

スポンサーリンク


寝台特急「あけぼの」で上野から秋田へ 

今回のスタートは東京のJR上野駅。なぜ上野駅? 2010年には、鉄道ファンあこがれのあれがまだ残っていたんです。そうブルートレイン。


最初に乗る列車は、21:15発、青森行き寝台特急「あけぼの」です。2014年3月に運行終了となっています。2010年当時は、まだ運行終了の報道はありませんでしたが、近日終了になることはほぼ間違いないと考えられたので、とにかく乗っておこうと予約しました。

旅情をそそるブルーの客車。上野駅は東北方面の夜行列車が数多く出発した時代があります。そのため、上野駅には東北方面に向かう列車用の盲端ホームが数多く用意されていました(そのうちの一部のホームは廃止されていますが、無駄に?地上ホームが多いのはその名残です)。


今回予約したのはA寝台の個室「シングルデラックス」です。B寝台よりはスペースが少し広いですが、その分値段もお高め。

寝台列車ですから、デラックスという名前がついても、ちょっと狭いビジネスホテルみたいなものです。価格は割高な印象もありますが、寝ている間に目的地まで行けるのですからお得とも言えます。

窓の外には電車。ベッドは日中はソファになります。テレビはありませんが(昔はあったらしい)、音楽が聴けます。洗面はあり。当然、お風呂、トイレなどはありませんが、共用のものが車両内にあります。アメニティもいただけましたが・・・持ち帰ったらだめだと思っていたんですよね。私のバカ!


列車は上越線、羽越本線を経由し、翌日の6時45分に秋田駅に到着。長岡駅から秋田駅まで引っ張っていただいた、EF81型電気機関車の雄姿です(上野駅ではEF64型でブルーの機関車)。

終着駅の青森には9時56分に到着ですが、今回は秋田駅で乗り換えです。駅でモーニングセットをいただいて、乗り継ぎの列車を待ちます。

スポンサーリンク


快速「リゾートしらかみ」で五能線を快走

ーJR東日本公式ホームページより引用・改変ー

JR秋田駅は男鹿線、奥羽本線(青森方面・大曲方面)、羽越本線、秋田新幹線が乗り入れる交通の要衝です。今回は羽越本線を北上し秋田駅に来ました。ここから奥羽本線を北上します。

JR秋田駅で、8時25分のリゾートしらかみに乗り込みます。リゾートしらかみは2021年現在も運用中です(私は葬儀鉄ではないですよ)。

キハ40系気動車の「青池」編成リゾートしらかみがやってきました。リゾートしらかみは秋田駅から青森方面に向かうのですが、途中で海岸沿いの五能線を走るので、最短の奥羽本線を利用するルートに比べると所要時間は長めです。

秋田駅から奥羽本線を北上するのですが、東能代駅から五能線に入ります。

リゾート列車なので、停車する際には停車時間が長めに設定されていたりします。写真を撮影するために車外へ出ることも可能です。

五能線に入ります。これは最後尾からの写真だと思います。

日本海側を海岸線に沿って北上していきます。世界遺産の白神山地のアクセス線ですから、白神十二湖やブナ林の観光地もあり、停車駅で乗降される方もいらっしゃいます。

10時30分ごろ、ウェスパ椿山駅に到着です。もう青森県内に入っています。私はここで下車しました。

ここから送迎バスで不老不死温泉に向かいます(リゾートしらかみ号の発着に合わせて送迎バスが設定されており予約不要です)。不老不死温泉の最寄り駅は別にあるのですが、リゾートしらかみが停車しないので、ウェスパ椿山駅で送迎になります。

駅名の由来であるウェスパ椿山は、駅に隣接する観光施設で展望台や温泉もあったのですが、2020年10月に閉鎖されているようです。

不老不死温泉は海のすぐそばにある温泉です。濃い黄土色の温泉で、インパクトがあります。お風呂は男女共用ですが、男性と女性の時間帯に分けて案内されるので大丈夫。運営しているホテルで手続きをして、案内を待ってから入浴です。当然ですがお風呂の中は撮影禁止です。画像の転載が難しいので、詳細は公式ホームページを見てください。

入浴を終えて駅に戻ります。約3時間の滞在で十分に時間的余裕がありました。13時30分ごろ、次に乗車する列車がやってきました。

スポンサーリンク


まとめ

2010年の上野駅からの鉄道旅です。今回は五能線を旅していきますが、今は無き寝台列車もメインどころです。次回も五能線の旅が続きます。

スポンサーリンク



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする