世界一周航空券に関していろいろ解説しているこちらのブログ。今回は世界一周飛行機旅行を考える上で参考になりそうな本、想像力を膨らませてくれる本を紹介します。2018年末に、この分野の本が大量に出版されましたので、紹介させていただきます(一部は絶版になっているものもあると思います、ご注意ください)。今回は、航空関連のちょっとマニアックな本を紹介します。
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目次
1.今日もヒコーキに会いに行く
発売:2016年3月 イースト・プレス 1296円(税込) 私のおすすめ度☆☆
蘭木流子さんという飛行機マニアの漫画家さんが書いた、飛行機マニアの生態を描いた漫画です。ラウンジのような航空サービスの情報はほぼありませんが、空港や飛行機の知識を増やしてくれます。マニア向けの雑誌を見るには抵抗があるけれども、ざっくりとした情報を仕入れておきたい方にはお勧めです。
単純に読んでいて面白いというのもおすすめポイントです。私は飛行機マニアではありませんが、一人の飛行機ファンとして、楽しむことができました。
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2.CREWでございます!
発売:2016年6月 秋田書店 896円(税込) 私のおすすめ度☆☆
元CAの漫画家である御前モカさんによる、自身の体験を基にした純粋なコミック(少女漫画)です。私たちは飛行機に乗るとサービスを受けるだけですが、そのサービスを提供するCAさんの世界をコミカルに描いています。テレビで放送されるCAさんの活躍を描くドキュメント番組では、航空会社が監修しているのでいい部分しかみれませんので、こちらの本ではおそらく本当の姿を描いているのだと思います。
飛行機に乗ってサービスを受けているときに、CAさんの裏の状況を想像しながら旅行するのも悪くありませんね。このコミックは続巻が出て、シリーズ3冊ほど出版されています。読みやすいので気楽にどうぞ。
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3.エアラインガイドブック
発売:2017年12月 イカロス出版 2599円(税込) 私のおすすめ度☆
こちらは2年に1回、イカロス出版から発行されている、世界の航空会社を解説したバイブル的な本です。全航空会社が網羅されているわけではなく、日本発着路線をもつ航空会社が掲載されています。読みごたえはありますが、読みやすいとはいえません(私も持っていますが、流し読みで終わりました)。
世界一周航空券を購入するにあたって、どのような航空会社なのかを調べるのに役立つと思います。ただ、この本の大きさですから、あまり日本に縁のない航空会社になると情報量が制限されてしまいますね。凝り性の方にぜひどうぞ。
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4.めざせ! 旅客機雑学王
発売:2018年2月 イカロス出版 1490円(税込) 私のおすすめ度☆
こちらは飛行機や空港、運行システムなどの、マニアックな情報を集めた本です。やはり、マニア向けのコアな話がずらり。でも、本当のマニアならもっと詳しいでしょうから、マニアになるさわりの内容になるのでしょうか。
写真も多いので、読みごたえがありすぎるわけではありません。気楽に暇なときに読むといいでしょう。私もさらっと読みましたが、・・・ううん私にはいらない情報も多いかな。
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5.ひとり旅完全ガイド
発売:2017年1月 いろは出版 1620円(税込) 私のおすすめ度☆
どちらかというと女子バックパッカー向けの本です。世界旅行する際、ひとり旅とはどのようなもので、どんな知識やモノが必要なのかを、1問1答式で解説した本になります。観光地の画像が多く、ちょっと旅行した気分になれます。
世界一周航空券で旅行する際も、観光へ出かけることはあると思うので、ざっくりとした雰囲気を得られる本です。あまりに内容がざっくりしているので、具体性に欠けるのが欠点でしょうか。海外旅行も行先によって、心構えや必要なものが変わってくると思いますから、この本を入り口として、ほかにも情報収集が必要だと思います。
本の雰囲気は、女子バックパッカー向けなので、男子やバックパッカーではない方にとっては、参考程度の情報にとどまる可能性があります。
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6.パラダイス山元の飛行機の乗り方 他2冊
発売:2013年9月・2016年4月・2017年9月 ダイヤモンド社 1404円(税込) 私のおすすめ度☆☆
パラダイス山元さんという吉本興業所属タレントさんの本です。本業はマンボ奏者や餃子屋さんやサンタクロースなど、いろいろされている方ですが、年中飛行機に乗って心の安寧を図っておられる方のようです。もちろん航空会社の最上級会員をされていますし、ミリオンマイラー(100万マイル以上搭乗歴あり)にもなられているかたです。ご本人の体験記・エッセイになるので、ほとんど写真はありません。
飛行機にずっと乗られている方ならではの感想や体験が詰まっています。直行便よりあえて大回りの便を選ばれる方ですから(東京から名古屋へ海外経由で向かったりするらしい)、どれだけ飛行機を愛されているか、その情熱は素晴らしいですね。時には暴走とも思われる言動もあり、それも含めて面白い作品になっています。
この作者はもともと鉄道マニアだったそうで、私も鉄道の旅も好きですから、勝手に親近感がわいています。また、ANAと天草エアラインに偏っている印象もあるので、JALにもう少し愛情を注いでいただけるとうれしいなと、感想を付け加えておきます。最新刊は少し雰囲気が変わって、飛行機愛好家を強引に正当化する内容になっています。個人的には1、2冊目までがおすすめです。
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まとめ
飛行機旅行をするにあたって、ちょっとにんまりしてしまう本を紹介しました。今回の作品は、余裕のある時にのんびり鑑賞することをお勧めします。
3回にわたって世界一周飛行機旅行と相性のいい本を紹介させていただきました。