【世界一周解説編9】シドニー空港のプライオリティ・パス運用が改悪傾向です(2018年夏情報)

プライオリティ・パスとは、イギリスのプライオリティ・パス社が運営する空港ラウンジ利用システムとそのカードを指します。プライオリティ・パスのカードがあれば、世界中の提携ラウンジを使用することができます。今回は、(後日訪れることになるのですが)シドニー空港のプライオリティ・パスに関して、最近運用が改悪傾向ですので、解説していきます。

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プライオリティ・パスのシステムのをおさらい

プライオリティ・パスを持っていると、飛行機の搭乗券がある場合に限り、空港にある提携ラウンジを使用できます。そのパスは無条件に手に入るものではありません。正式に発行する場合は、年会費が発生します。

年間優待回数 年会費 本人利用料金 同伴者料金
プレステージ会員 制限なく無料 399USドル 無料 27USドル
スタンダードプラス会員 10回まで無料 249USドル 27USドル 27USドル
スタンダード会員 なし 99USドル 27USドル 27USドル

提携ラウンジはプライオリティ・パス社が運営しているわけではありません。ラウンジによってはプライオリティ・パスがなくても有料で入場できる場合があります。多くのラウンジでは27USドル以上必要なので、スタンダード会員でも損はしません。とはいえ、元を取ろうと思えば、海外旅行してかなりの回数ラウンジに入室しないとだめです。上のいずれの会員であっても、元をとるのは難しいかもしれません。

プライオリティ・パスで入室できるラウンジは、ほとんどがビジネスクラス用航空会社ラウンジと同等と考えられます。ファーストクラスラウンジ並みの上品さやサービスは期待できませんが、フードサービスやアルコールを含むドリンクサービス、シャワーサービス、WiFiサービスなどが期待できます(サービス内容はラウンジによります)。

プライオリティ・パスが利用できるラウンジは世界で1000カ所以上とされています。最近は純粋なラウンジではなく、レストランで使用できるケースも増えています。日本でも関西空港でぼてじゅうというお好み焼き専門店が対象になっていますが、最も積極的に運用されているのがシドニー空港でしょう。

プライオリティ・パスでのラウンジ利用の場合、多くの場合で、対象ラウンジの提供する飲食物をビュッフェ形式でいただくことになります。考えようによっては無制限に飲食できます。レストランの場合は、注文の上限料金が設定されており、上限を超過すると超過分だけ別途費用が発生します。できるだけ範囲内に抑えたいものです。

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シドニー空港国際線ターミナルのプライオリティ・パスで利用可能なレストラン

シドニー空港国際線ターミナル(第1ターミナル)で利用可能なレストランは以下の通りです(2018年9月現在)。

保安検査通過前:Mach2, Chicken Confidential
保安検査通過後:Better Burger(以前はBenny Burgerで改名), Peroni Bar

以上、店舗があります。一店舗で36オーストラリアドル以内の飲食ができます(2018年9月現在、1オーストラリアドル=82円前後)。

ー保安検査前に利用可能なMach2ー

ー保安検査後に利用可能なBetter Burgerー

ー保安検査後に利用可能なPeroni Barー

シドニー空港のプライオリティ・パスで利用できるレストランは、いずれもどちらかというとフードコートに近いカジュアルな印象です。オーストラリアは物価が高く、ペットボトル1本でも3~5ドルする国です。36ドルではほとんど食事はできません。パスタなどを1品購入し、飲み物を購入すればもう終わりです。

ーMach2では、水とパスタのみで利用枠を使い切りましたー

ーPeroni Barでもパスタとビールだけしか注文できませんでしたー

以前(それもつい最近まで)は、プライオリティ・パスで4カ所すべてのレストランをはしごすることができました。保安検査場を通過する前にあるmach2では、チェックイン前ならeチケットの提示(あるいはプライオリティ・パスの提示のみ)で飲食可能でした。実際に体験談をアップしているブログ記事などがweb上で散見されました。

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シドニー空港のプライオリティ・パス利用改悪

ところが2018年夏に訪れたとき、ルールの変更がいくつかありました。まず、eチケットの提示ではプライオリティ・パスを使用できず、搭乗券の提示を求められます。これは関西空港のKALラウンジでも搭乗券の提示を求められたので、全世界的にルール変更が実施されたのかもしれません。

シドニー発のANA便は、チェックイン開始が18時頃なので、それまでプライオリティ・パスを利用できないことになります。カンタス便はハブ空港なので、早い時間からチェックイン可能ですから、利用も可能ですね。

搭乗券の確認だけでなく、搭乗券に利用したことが記入されます。その状態でプライオリティ・パス利用可能レストランをはしごしていないのでわからないですが、おそらく複数のレストランを利用するのは難しそうです。

プライオリティ・パスの1店舗だけでは、普通の成人であれば満足することは難しいと思います。航空会社ラウンジが利用できないと、つらいかもしれませんね。

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まとめ

シドニー空港のレストランをプライオリティ・パスで利用するには、搭乗券の提示が必要です。そして、利用したことを搭乗券に記載されます。おそらくレストランホッピングをする客が多いのでこのようなチェックが開始されたのだと思います。非常に残念ですが、認められた範囲内で有効利用していきましょう。

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