【フライト記録】スプリング・ジャパン HSG-NRT SJO701便 B737-800 2022年

はじめに

コロナ禍も少し落ち着き、国内旅行が活性化しつつある2022年春。国内線フライトをこそこそ楽しんでいました。

日本国内のネットワークは、メジャー系のJAL、ANAがほとんどです。一方で、国内には、航空会社がたくさんあり、ローカルネットワークを形成しています。

今回はスプリング・ジャパンにスポットをあててみようと思います。成田に本拠地を置く航空会社で、元の名称は春秋航空日本株式会社で、中国の春秋航空が出資して生まれたLCC(ローコストキャリア/格安航空会社)です。その後、2021年にJALの子会社になり、スプリング・ジャパンと改名しています。

成田(東京)がハブ空港になります。2022年現在、成田ー千歳、広島、佐賀の路線が運行中ですが、コロナ禍の影響で週末のみの運行になっている路線も多いです。他にも多くの路線を運航していましたが運休中です。国際線も運行しており、成田ーハルビン、南京、天津の路線があります。

春秋航空との提携も続いており、スプリング・ジャパンのホームページで春秋航空の国際線チケットの購入も可能です。

広島空港のスプリング・ジャパン機

今回は2022年春に体験した、スプリング・ジャパンSJO701便 佐賀発成田(東京)行きの搭乗記録です。

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佐賀空港から出発(空港サービス・機材)

スプリング・ジャパン運行便は成田空港では第3ターミナルで発着します。JALとの共同運航は実施していません。

機内誌もありませんし、2022年5月現在、飲食物の機内販売もありません。そのため、飲食物の持ち込みが可能になっています。ただしアルコールの機内での摂取は禁止されています。

スプリング・ジャパンの使用機材は、すべてBoeing737-800です。3列+3列シートで、シートピッチ(座席間隔)は74㎝だそうです。これは、日本のLCCではほぼ共通で、特に狭くも広くもないでしょう。

先頭のコンフォートシート(84cm)や、非常口などのレッグシート(84㎝)は、通常のシートに比べてシートピッチが少し広くなっています。その分、席の指定料金が発生します。コンフォートシートは1,200円、レッグシート900円、スタンダードシート500円です(事前指定の場合)。

スプリング・ジャパンは、「ラッキースプリング」というかなり安いプランがあり、成田→佐賀3,980年などの強烈にインパクトのある価格設定もあるので、状況に応じて使い分けましょう(ただし持ち込み荷物重量や席指定の制限があります)。

基本は、持込手荷物7kgまでで、35分前までにチェックイン、25分前までに保安検査場を通過する必要があります。ピーチだとチェックインは30分前までなので、やや厳しめですね。

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機内へ搭乗・離陸

佐賀空港から出発です。佐賀空港を散策して、保安検査場を通過します。

さて、搭乗するとしましょう。

保安検査場は、こちらのボーディングパスを提示します。ホワイトで消していますが、バーコードがあり、搭乗時はバーコードでチェックします。

実際の座席です。黒革シートに灰色のヘッドカバーですね。シートピッチはLCCとしては普通ですし、体がやや大きい方の私でも、特に狭いと感じませんでした。

座席裏には安全のしおりだけが挟まれています。かなりシンプルです。機内の清掃も行き届いており、不快な面はありません。

スプリング・ジャパンでは、WiFiも機内電源も機内メディアサービスもありません。機内での時間つぶしや充電バッテリーは事前に用意する必要があります。

滑走路へ出ました。これから出発です。

テイクオフしました。佐賀の田畑や筑後川の河口が見えています。成田空港へ向かって出発です。

成田空港へ着陸

高知、太平洋方面を経由し、房総半島へ。そろそろ着陸です。

成田空港第3ターミナルに到着。第2ターミナル付近にキャセイパシフィック機が駐留していますね。

第3ターミナルはLCC専用ターミナルです。地上を歩いてターミナルへ。ここから関西空港行きのLCCに乗り継ぐ予定です。

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まとめ

2022年春に搭乗したスプリング・ジャパンの記録でした。私は関西在住ですが、LCCを利用し、成田経由で九州に行ってみました。スプリング・ジャパンの路線は関西にないので、今回が初搭乗でした。

LCCは安いのがセールスポイントですが、繁忙期はFSC(フルサービスキャリア)と同等の値段になることもあります。今回は繁忙期で、搭乗が近い日程での予約だったので、ちょっとお値段がしました。

休みの日がコントロールできる方や平日に休暇を取れる方は、積極的にLCCを利用するのがいいと思いますが、直前まで休みがわからない私のような職場では不向きかもしれません(だからこそANAのトクたびマイルは魅力的です)。

LCCはFSCに比べるとサービスが落ちるのは当たりまえですが、それを踏まえたうえで損か得か考えて利用しましょう。機内でのジュースや荷物の重量、席の指定などに重視しているかどうかですね。

スプリング・ジャパンはLCCとしては通常サービスですし、不快な面は全くありませんでした。ただ、繁忙期でも乗客が少なかったのがむしろ心配で(隣がいらっしゃらず快適なフライトだったのですが)、週末のみの運行になっている路線も多く、今後の活躍に期待したいところです。

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