目次
はじめに
2022年夏に宿泊したホテル「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」の模様をアップさせていただきます。ヒルトンブランドは、ヒルトンホテルの基幹グループになります。
名前のとおり、沖縄県の瀬底島にあるリゾートホテルです。瀬底島は美ら海水族館のある本部町にある島です。
もともと離島ですが、1985年に瀬底大橋が完成して本島と車で往来可能になり、2000年代から開発計画が浮上、いったん白紙になっていたようですが、2020年7月に森トラストによる建設、ヒルトングループの運営でホテルが開業しています。
周囲はサトウキビ畑と海などに囲まれた自然豊かな島です。目の前に瀬底ビーチがあり、喧騒から離れたリゾート感を感じられる場所になっています。
私のヒルトンホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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空港からホテルへ
今回はヒルトン沖縄瀬底リゾートに宿泊してきました。沖縄本島の西岸、本部町の島に建てられています。沖縄にはモノレールを除いて鉄道路線がないため、那覇空港からのアクセスになります。
従来はレンタカーでのアクセスが一般的でしたが、2022年現在コロナ禍の影響でレンタカーの供給量が極端に不足しており、レンタカー価格が異常に高騰しています。小型車でも24時間2万円くらいからの価格設定で、それでもレンタルできることができればいい方です。
瀬底ー空港間のハイヤーは、片道25,000円~30,000円くらいからです。周辺観光の予定が無いなら、ハイヤーも検討していいかもしれません。
車でのアクセス
那覇空港から、空港道→沖縄自動車道と北進し、終点の許田インターチェンジから県道58号を西に向かいます(美ら海水族館方面)。途中で宮里三丁目あるいは四丁目から国道449号線に入り、海岸沿いを西にむかいます。ずっと片道2車線道路なので、走行しやすいと思います。
左側に瀬底大橋が見えてきます。瀬底大橋を渡ります。
橋を渡ってすぐの角で右折(案内板はありません)、ホテルに向かいます。空港からおよそ100分くらいの行程です。
ホテル地点やホテル電話番号(0980-47-6300)がカーナビに登録されていないケースが多く、マップコード「206 823 457*17」も有効でないケースがあります。とりあえず瀬底島を目指して、そこからホテルを探してもいいかもしれません。
駐車場はホテル前に220台、無料で利用できます。
バスでのアクセス
空港直行バス(期間限定2022.7/1-10/2)
区間 那覇空港 ホテル 直行
所用時間 110分
運行頻度 1日2便 予約必要
料金 大人2,500円 小中学生1,500円 幼児以下無料
レンタカーが無い状況が続いたためでしょうか、2022年夏現在、ホテルマネージメントの直行バスが運行されています。ホテル直行便なのがメリットです。ホテルに籠る予定ならおすすめの方法です。
※2022年7月11日~9月30日本部町周遊バス(無料)が運行中。また、通常期でもやんばる急行バス四島線(有料)という路線バスがあります。本部町内や美ら海水族館への足はあります。
路線バス(高速バス)
YKB888
区間 那覇空港国内線 本部港・本部博物館前 やんばる急行(YKB)路線888番
所用時間 120分(本部港ー那覇空港間)
運行頻度 1日11便 予約不可
料金 大人1,850円 小学生半額 幼児以下無料
117
区間 那覇空港国内線 本部港 沖縄バス路線117番
所用時間 120分(本部港ー那覇空港間)
運行頻度 1日6便 予約不可
料金 大人2,360円 小学生半額 幼児以下無料
いずれも空港国内線ターミナル1階外 2番のりばから出発します。ホテルに直行ではないので、本部港あるいは本部博物館前で下車し、なんらかの手段でホテルに向かう必要があります。
タクシー 所要時間8分 有料
本部町周遊バス 所要時間8分 本部港から1日2便 無料 期間限定
やんばる急行バス四島線 所要時間8分 有料 本部博物館前から1日2-4便
ホテル無料シャトルバス 所要時間15分 本部港から1日5便 予約必要
荷物が多いと乗り換えが面倒ですね。あるていど本数が運行していることと、本部ー空港間は予約が不要なのはメリットでしょう。
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チェックインとダイヤモンド会員特典
ホテルは9階建てて、ホテルフロントは2階です。フロントはややこじんまりとして、離島のリゾート感があります。
全部屋 298室
ゲストルーム オーシャンビュー キング/ツイン 36㎡
デラックスルーム オーシャンビュー キング/ツイン 36㎡(7・8F)
デラックスルーム キング/ツイン テラス付き 36㎡(1F)
エグゼクティブルーム オーシャンビュー キング/ツイン 36㎡(9F)
エグゼクティブルーム キング/ツイン テラスアウトドアバス付き 36㎡(2F)
デラックススイート キング 70㎡(1-9F)
プレミアムスイート オーシャンビュー キング 106㎡(1-9F)
※エグゼクティブ以上でネスプレッソがつきます
当時の私はダイヤモンド会員でした。デラックスルームで予約していました。チェックイン時にエグゼクティブ オーシャンビューにしていただきました。10,000円くらいお得になりました。繁忙期のためかレイトチェックアウトの案内はありませんでした。
ゴールド会員特典
無料アップグレード(空室状況による)
朝食無料
レイトチェックアウト(空室状況による)
無料WiFi
レストラン飲食代 25%オフ(除外日あり)
ダイヤモンド会員特典
無料アップグレード(空室状況による)
エグゼクティブラウンジアクセス(朝食含む)
レイトチェックアウト(空室状況による)
無料WiFi
レストラン飲食代 25%オフ(除外日あり)
ヒルトン会員向けのウェルカムギフトはないようです。以前はダイヤモンド会員はプールサイドのカバナ利用が2時間無料があったようですが、案内が無かったので終了したのかもしれません。朝食のダイヤモンド会員用メニューは2022年4月に終了しています。
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客室の様子(エグゼクティブルームオーシャンビュー ツイン)
客室に向かいましょう。
入ってすぐに左側に荷物置き場、クローゼットがあります。右側に洗面スペースと浴室です。浴室はガラス張りで、奥の寝室が見えます。
ツインルームの3名利用なので、エクストラベッドが1台入っています。
ベッドの足元側にはテーブル。エグゼクティブフロアにはネスプレッソが用意されています。
棚の下には冷蔵庫とティーバッグなど。さらに下には、アイスペールや湯沸かしポットが収納されています。冷蔵庫はカラなので、持ち込んだものを冷やせます。
入り口付近の荷物置き場の下には、セイフティボックスとバスローブが収納されています。さらに下にはナイトウェアが入っています。上部はオープン状態ですがクローゼットとして利用できます。
さらに入り口側にはクローゼットです。ぶら下がっている手提げバッグは、プールへもっていく小物入れに利用するとよさそうです。
クローゼットの反対側、洗面スペースです。右手はトイレ、左はバスルームです。
洗面のアメニティはヒルトンおなじみのクラブツリー&イヴリンです。
トイレと洗面スぺースはきちんと仕切られています。
バスルームには体を洗うスペースが用意されています。
窓の外にはバルコニーがあります。
ホテルのほとんどの部屋はオーシャンビューです。大海原を眺めることができます。
左前方の海岸は、瀬底ビーチです。プライベートビーチというわけではありませんが、ホテルの敷地から直接砂浜に出ることができます。
日中のオーシャンビューもいいですが、夕刻のサンセットシーンも心に沁みます。
夜景はライトアップされていてきれいですね。屋外プールは夜21時までオープンしているので、夜もプールに人が多いです。
繁忙期は敷地内の舞台から花火が打ち上げられます。2022年は20:30に打ち上げがありました。ホテルから距離が近いので、高層階客室からだといい感じにみることができますが、低層階やプールからの場合、かなり見上げになってしまいます。
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プール
沖縄と言えばウォータースポーツですね。ホテル宿泊客は、屋内プール1つ、屋外プール1つを無料で利用することができます。また、目の前が瀬底ビーチなので、プールからそのまま向かうことができます。
営業時間
●屋内プール 8:00~21:00
●屋外プール 夏季7~9月 9:00~21:00 10月中旬 9:00~19:00
●瀬底ビーチ 9:00~17:00
屋内プールに隣接して更衣室があります。鍵付きロッカー、シャワー、ウォーターサーバー、脱水機、洗面スペース(ドライヤーあり)などが用意されています。一般通路から更衣室やプールエリアに入るには、ルームキーによる解錠が必要です。
屋内プール
1階エレベータホール前に屋内プールに向かう扉があります。入ってすぐが受付で、両側に男女別更衣室があり、更衣室を通りにぬけると屋内プールです。受付でタオルを1人1枚無料で借りることができます。
深さ1.2~1.3mのプールです。夏季に利用したのですが、温水ではなかったのでかなり寒く感じました。プールは通年利用可能なので、冬季は温水プールなのでしょう。
デッキチェアはプールサイドに並んでいます。ライフジャケットやアームヘルパー、ゴーグルなどが無料で利用可能です。また、温水のジャグジーが併設されています。
ライフセーバーが常駐しています。危険な行為があれば、当然、注意されますよ。
水温が冷たいので、利用者はあまりいらっしゃいませんでした。それと、水深が深めなので、子供の利用者も少なめです。デッキチェアの占有率は屋外プールより圧倒的に低く、常に空きがありました。
屋外プール(夏季限定)
ホテルの1階から外に出ると、プールがあります。左側が子供用で水深0.45~0.6m、右側が水深1.33mです。浅い部分にはプール内にチェアやテーブルがあります。
スぺリ台やスライダーといった、若年層に好まれるものはありません。ライフセーバーが常駐しています。ライフジャケットやアームヘルパー、ゴーグルなどが無料で借りることができるようです。
デッキチェアの競争率はかなり高く、繁忙期は朝一番でほぼ全て占有される勢いです。カバナが3台用意されていて、3時間5,500円で有料レンタル可能です(ヒルトンダイヤモンド会員は2時間無料レンタルできるという噂もありますが、私の訪問時には案内がありませんでした。サービス終了しているのかもしれません)。
プールサイドではドリンク類が販売されています。営業時間は11:30~16:30です。
瀬底ビーチ(夏季限定)
ホテルの目の前にあるビーチを瀬底ビーチといいます。瀬底島屈指の景観を誇るビーチです。
ホテル敷地内、屋外プール向こう側にある階段を少し降りたところにビーチがあります。ホテル敷地と直結していて、プライベートビーチ感覚で利用できます。
ホテル宿泊者はパラソル、ビーチチェア、タオルなどを無料レンタルできます。海水浴は営業時間内しか利用できず、営業時間外に海に入ると注意されます。ライフセーバーが常駐しています。ビーチサイドではドリンク類が販売されています。
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まとめ
今回は2022年夏に利用した、ヒルトン沖縄瀬底リゾートの宿泊記でした。2022年の沖縄はレンタカー不足が深刻で、那覇空港から遠い本部町近辺へのアクセスは大変です。十分に交通手段のめどをつけてからホテル予約に着手しましょう。
オープンして間もない瀬底リゾートは、全ての設備が新しくて快適です。ファミリー向けというより、カップルやミドル層向けのハイエンドリゾートホテルです。同じ沖縄のヒルトン沖縄北谷リゾートより一回り高い値段設定です。
瀬底リゾートの北側に、Hilton Club The Beach Resort Sesokoというヒルトンバケーションクラブの施設がありますが、宿泊料金はさらに上の値段設定です。
次回はエグゼクティブラウンジやレストランを中心にアップさせていただきます。
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