はじめに
今回は2023年夏に宿泊したホテル「コンラッド バリ」の模様をアップさせていただきます。
コンラッド バリ(Conrad Bali)はバリ島の南部の観光地ヌサドゥア・ビーチより北、Tanjung Benoa(タンジュンベノア)半島の根元東側海岸沿いに立地するホテルです。2004年開業だそうです。
バリにはヒルトン系列のホテルとして、ヌサドゥアにあるヒルトン・バリ・リゾートがありますが、そちらよりワンランク上の価格設定になっています。
コンラッドはヒルトングループのなかでも最上級に位置するブランドで、ウォルドルフ=アストリアと並ぶブランド力があります。日本には大阪と東京の2軒(2023年現在、名古屋に建設計画中)あります。
私のヒルトンホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
スポンサーリンク
空港からホテルへ
今回はコンラッド バリに宿泊してきました。バリ島の南部のTanjung Benoa(タンジュンベノア)にあります。リゾートホテルが立ち並ぶ地区です。
バリには鉄道は無く、路線バスはあるようですが、地元の方もあまり使わないそうです。タクシーや送迎シャトルなどが一般的なようです。デンパサール空港の到着フロアを出た場所に、タクシーやGrab、Klookなどの待合場所があり、事前に予約して待合場所でチェックインし、車に案内される流れです。空港内の流しのタクシーはルール違反のようです。
デンパサール空港からタンジュンベノア地区のホテルだと、Klookなどで1,200円~1,800円くらい、Grabで3,000円くらいでしょうか。高速道路を利用すると200円アップします(普通は利用します)。20分くらいで到着します。
バリ島では、以前にはテロなどもあったため、ホテルのセキュリティ意識が高いです。車がホテルに入る際には車両のチェックがあります。
バリ島の交通ルールは(というか慣習は)、日本の運転に慣れた私たちには怖いと感じると思います。レンタカーは避けましょう。
スポンサーリンク
チェックインとダイヤモンド会員特典
フロントは3階になります。豪華なリゾートのレセプションです。
コンラッド バリの客室は下記の種類があります。
デラックスルーム キング/ツイン 45㎡
デラックスプールビュー キング/ツイン 45㎡
デラックスラグーンアクセス キング/ツイン 45㎡
デラックスオーシャンフロント キング/ツイン 51㎡
デラックスファミリールーム 90㎡
オーシャンフロントスイート キング 90㎡
ラグーンアクセススイート キング 90㎡
コンラッドスイート キング/ツイン 110㎡
コンラッドプールスイート キング 110㎡
コンラッドオーシャンスイート キング/ツイン 110㎡
コンラッドプールヴィラ 235㎡(スイート扱い)
コンラッドペントハウススイート 340㎡(40㎡のプールあり)
デラックスアクセシブル(ラグーンビュー) キング 51㎡
※日本語サイトと英語サイトで違うので間違ってるかも
コンラッドスイートは北側のエリアにあるコンラッドスイート棟になります。コンラッド以外のスイートはリゾートエリア(一般エリア)になるようです。
当時の私はダイヤモンド会員でした。プール付きの部屋が予約したかったのですが、コンラッドプールスイートしか空席が無かったのでこちらで予約しました。上位ルームに空きは無いのでアップグレードは無しです。ホノルルのホテルに比べると、ずいぶん安い価格設定になっています。
ダイヤモンド会員なので、エグゼクティブラウンジ(クラブラウンジ)の無料利用が可能です。
ダイヤモンド会員特典
・レストラン25%オフ
・60分以上のスパ25%オフ
・ポイント+100%
・部屋のアップグレード(空室状況次第)
・レイトチェックアウト(空室状況次第)
・WiFi無料
・1滞在1,000ポイント付与
・無料朝食ビュッフェ
・アフタヌーンティー&イブニングカクテル(イーストロビーラウンジ)
コンラッドスイート宿泊者はクラブラウンジのアクセス権が付与されますが、ダイヤモンド会員のラウンジアクセス権はイーストロビーラウンジになります。サービス内容はほぼ同じですが、スイート用クラブラウンジは12歳未満の利用ができません。
レセプションでは館内設備やレストランなどの利用方法や時間や場所などの説明はありません。私が説明していただけたのは、ラウンジの場所とか利用方法とか、ダイヤモンド会員特典についてだけでしたね。地図も説明用紙もないし、客室テレビでも館内ガイドがないので、公式HP(英語版)の説明だけが頼りでした。
ちゃんと説明を受けても、英語が苦手なので理解が追いつかなかったと思いますが(ホテル内の英語は、私には厳しい英語でした・・・(泣))。
スポンサーリンク
客室の様子(コンラッドプールスイート)
コンラッドスイートはスイート棟になります。レセプションから少し距離があり、徒歩5分くらい見ておきましょう。
ホテルロビーは3階です。ホテルに入ってすぐ左に向かう通路を進み、廊下を歩いて行きます。左手にテニスコートを見て、テニスコート脇の階段を下に降ります。
階段を降りると、コンラッドスイート棟があります。
コンラッドスイート棟は、スイート専用プールとレストランのある建物、写真の右手に2棟ある客室棟からなります。
さて、宿泊するコンラッドプールスイートに向かいましょう。コンラッドプールスイートは1階にあって、窓の外にはプライベートプールが備わったパティオがあります。
まずは客室に入ってすぐの部屋です。スイートルームなので、リビングと寝室が分かれていますが、こちらはリビングの方です。本来はキングルームなので2人での利用になりますが、エクストラベッドを入れていただいています(写真奥の窓際に設置していただいています)。
写真右手前はキッチンスペースになっています。
キッチンスペースはこんな感じです。ネスプレッソマシンやティーバッグ、無料のミネラルウォーター(瓶ボトル入り)が用意されていました。
収納にはカテラリーセットやグラス類と、ミニバーの入った冷蔵庫があります。ミニバーはもちろん有料です。
寝室です。枕元にはマルチプラグがありますが(日本のプラグはそのまま使えません)、USB充電ポートはありません。
コンラッドといえばベッドサイドに置かれたぬいぐるみですね。コンラッドバリはモンキーになります。
寝室の右手には、化粧台とクローゼットの部屋になっていて、さらに奥はバスルーム、シャワーブース、トイレです。
クローゼットにはセイフティボックス、シューケア用品、スリッパ、傘、アイロン台、アイロン、ナイトウェア(?)などが置かれていました。
バスルームは洗面スペースなどのと一緒の部屋になっています。バスソルトなどが用意されていました。アメニティはコンラッドなのでBYREDOです。
バスタブにアメニティ(クシ・歯ブラシ・シャワーキャップ)とテレビのリモコンがあります。バスにテレビが付いています。
洗面台です。バリの水道水は飲用ではないので、ミネラルウォーターのボトルが置かれていました(開栓器具はキッチンにあります)。
歯ブラシやシャワーキャップはありますが、カミソリはありません。
独立したシャワーブースがあります。
トイレです。
さていよいよパティオに出てみましょう。プライベートプールやカバナが用意されています。
やや深めのプールで120cmくらいはありそうです。小学生低学年だと足がつかないですね。本来はかけ流しの水があるようですが、節水なのか設備の問題か、動いていませんでした。
バリは最高気温が30度を超えないので、陽の当たらないプールに入るとかなり寒いです(共用プールは比較的暖かいのでいいのですが)。ラッシュガードなどの着用がおすすめになります。
プール付きのへやは1階なので、上階の客室から丸見えです。泳いでいると視線が気になることもあります。
さらにパティオから外に出ることができます。目の前にはビーチと結婚式場があります。
ビーチはホテルのプライベートビーチになっています。コンラッドスイート棟のあたりはホテルの敷地の最北端になり、写真の左手の方に行くと敷地外になります。マリンアクティビティの受付があり、パラセイリングなどが体験できます(1人7,000円くらいだったかな)。部屋付けはできません。
ビーチは遊泳可能なエリアもありますが、干潮時にはかなり浅くなってしまい泳ぐことはできないようです。ライフセーバーらしき方は見かけませんでした。
ウェルカムギフトとして、フルーツの盛り合わせがいただけました(カットされていないのでちょっと食べるのが手間でした)。
私は楽天モバイルを海外ローミングで利用していました。アメリカより電波状況はましでしたが、アジア諸国(シンガポールやバンコクなど)ほどスムーズではありませんでした。
スポンサーリンク
子供用のサービス
コンラッドバリでは子供用サービスも充実しています。
公式HP(英語版)より抜粋
朝食:11歳以下は大人と一緒だとビュッフェ無料(2人まで)
昼食と夕食:5歳以下はビュッフェ無料、6歳~11歳は50%オフ
子供用アメニティ:11歳以下はチェックイン時に子供用アメニティがもらえる(我が家はもらった記憶が無いけど・・・)
託児サービス:Kura Kura Clubを4歳~11歳は利用可能。4歳未満は託児可能(別途有料)。運営時間10:00~17:00。
3歳~12歳以下の子供がいると、上記カードのプレゼントがあります。
Kura Kura Clubでカメのぬいぐるみをもらって、こちらをメインプールサイドバー「AZURE」で見せるとソフトクリームがもらえます。どうやらKura Kura Clubの宣伝のためみたいで、子供用のプラン(有償)の解説をもれなくされます(英語なので私にはちょっとつらい時間でした(笑))。
スポンサーリンク
まとめ
今回は2023年夏に利用した、コンラッドバリのコンラッドプールスイートの紹介でした。リゾート地のプール付きのお部屋を楽しませていただきました。お部屋の中だけでずいぶんくつろげるので、どこにも行きたくなくなっちゃいます。
お食事もルームサービスにしたくなりますが、残念ながらルームサービスだとダイヤモンド会員割引が効かないので、ちょっとでも安く済ませるために食事は外に出ていました。
宿泊客は欧米系の方がほとんどの印象で、オーストラリアやニュージーランドなどの近い国々から来られているのではないでしょうか。アジア系の宿泊客はかなり少なかったです。
次回はエグゼクティブラウンジ(クラブラウンジ/イーストロビーラウンジ)とプールなどの施設情報を中心にアップさせていただきます。
スポンサーリンク