目次
はじめに
2024年秋に宿泊したホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」の模様をアップさせていただきます。
キャノピーは、ヒルトン系ホテルブランドで、こちらのホテルが日本初上陸になります。比較的新しいホテルブランドで、地元の雰囲気を取り入れたブティックホテルがコンセプトのようです。
内装がヴィヴィッドな色遣いのオレンジを基調にしているので、インパクトが強めのホテルです。オレンジはブランドカラーですが、他のホテルも鮮烈な色遣いと言うわけではありません。たとえば第1号のアイスランド・レイキャビクの建物は、内装も外装も落ち着いた色合いです。
2016年に第1号ホテルが誕生し、2024年の大阪梅田が日本初上陸です。2026年に宮古島にもオープンが予定されています。
キャノピーbyヒルトン大阪梅田はJR大阪駅北のうめきた2期再開発地区に立地します。グラングリーン大阪と名付けられた地区のノースタワー内に入居しています。オリックスホテルマネジメントがUKホテルマネジメントに委託してヒルトンブランドで運営されています。
私のヒルトンホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
大阪駅からホテルへ
今回はキャノピーbyヒルトン大阪梅田に宿泊してきました。JR大阪駅北のグラングリーン大阪地区に位置します。JR大阪駅から少し距離があります。
JR大阪駅の従来ホームからのアクセス
JR大阪駅1階中央口改札から出て北方向(中央北口・グランフロント大阪方面)に向かい、エスカレータで2階に昇ります。ホームからエスカレータで3階の連絡橋口改札から出た場合も北方向に向かい、エスカレータで2階に降ります。
JR大阪駅2階から渡り通路でグランフロント大阪に向かいます。
ひたすらまっすぐ進みます。南館を通りぬけて、北館への渡り通路を進んでいきます。
さらに進むと、吹き抜けに突き当たります。左に進むと、建物の外に向かう通路があります。
屋根のある通路を渡ると、うめきた2期再開発地区に建てられた「グラングリーン大阪」ノースタワーに入ることができます。
入って右方向に進むと、ローソンの前にエスカレータがあります。エスカレータを1階に降りると、キャノピーのホテルレセプション(11階)に向かうエレベータがあります。2階から直接レセプションに向かうエレベータはありません。
※グラングリーン大阪北館のパブリックエリア(1~5階)は写真撮影禁止のようです。
うめきた地下ホームからのアクセス
JR梅田貨物線の旅客運用で2023年に設置されたうめきたホームからのアクセスです。うめきたホームの真上北側の改札(うめきた地下口改札)から出ます。
2024年9月のグラングリーン大阪オープンに伴い、うめきた地下口改札前にある出口1も運用開始されています。出口1から地上に出ましょう。
地上に出ます。
2024年秋現在、うめきた2期再開発地区は未完成です。高架歩道でホテルまでつながるまでは、道路の左側歩道を北に歩く必要があります。
大阪駅北側の道を北に向かいます。
北に歩き続けます。
グラングリーン大阪ノースタワーに入ります。1階の奥にキャノピーのレセプションに向かう専用エレベーターホールがあります。
うめきた広場(サウスパーク)方面から敷地内を通って
うめきた広場サウスパークからグラングリーン大阪北館へ向かう高架歩道は、2024年秋現在未完成です。北館側の公園も未完成ですが、一部は敷地内を通行可能になっています。
緑豊かな敷地内を進んでいきます。ホテルは歩道の右前方にあります。
グラングリーン大阪の本来の正面入り口にたどり着きます。入ってすぐ右手側が、ホテルレセプションに繋がるエレベータホールです。
駐車場は要注意
車の場合、阪神高速池田線の梅田出口からすぐなので、アクセスは良好です。
2024年秋現在、グラングリーン大阪北館(ホテル)の駐車場の位置やアクセス方法は、ホテル公式HPにもグラングリーン大阪のHPにも掲載されていません。うめきた2期再開発エリアは未完成なので、今後推奨アクセスルートが変更されることが想定され、そのためにあえて掲載されていないのかもしれません。現状は、やや不親切な印象です。
2024年秋現在、エリア内を東西に貫く道は、新梅田側がまだ通り抜けできませんし、エリアの西側で上下に貫く道も通り抜けられなくなっています。
駐車場はノースタワーの西側にありますが、新梅田側からもたどり着けませんし、再開発地区の中央を東西に貫く道からの道路も未完成なのでたどり着けません。
グランフロント北館側からホテルの北側を西に回って南下する必要があります。
ホテルはノースタワーの上階に入居していますが、ホテル用の車寄せはありません。宿泊者は1泊5,000円で駐車できます。60台しか駐車できないので、ノースタワーの商業施設訪問者もいるため満車のリスクは高そうです。
新梅田周辺の駐車場は、2022年頃まで24時間1,200円程度で駐車できましたが、うめきた2期地区再開発に伴い急激な価格高騰をみせています。2024年秋現在、(19時~8時のように)上手に利用すれば440円程度で済みますが、普通に宿泊すると3,000円~5,000円くらいになります。
ホテルまで徒歩5分くらいですが、雨天だと傘が必要になります。また、コインパーキングは安全性の問題もあります。ケースバイケースで駐車場の使い分けを検討しましょう。
チェックインとダイヤモンド会員特典
ホテル11階のエレベーターホールを降りて左に向かうと、レセプションとロビーがあります。南西方向のパノラマ景色を見渡せます。
ホテルフロントは広々としていますが、宿泊客が多いのでチェックイン・チェックアウトの時間帯は混雑することもあります。
全部屋 308室
キャノピールーム
キング/ツイン 32㎡
プレミアムルーム
キング/ツイン 32㎡
キャノピービュールーム
キング/ツイン 32㎡
プレミアムビュールーム
キング/ツイン 32㎡
スイートルーム
キャノピーコーナースイート キング 63㎡
キャノピー大阪スイート キング 95㎡
キャノピーパノラマビュースイート キング 127㎡
当時の私はダイヤモンド会員でした。キャノピールーム キング32㎡で予約していたのですが、キャノピーコーナースイート キング 63㎡にアップグレードしていただけました。
キャノピーコーナースイート キングは51室もあるそうで、Web上の情報ではダイヤモンド会員の客室アップグレードはこちらのお部屋になることが多いようです。宿泊料金の差額は45,000円ですから、かなりお得な印象です。ありがとうございます。
ゴールド会員特典
無料アップグレード(空室状況による)
朝食無料
ゴールデン・アワー
レイトチェックアウト(空室状況による)
無料WiFi
ダイヤモンド会員特典
無料アップグレード(空室状況による)
朝食無料
ゴールデン・アワー
レイトチェックアウト(空室状況による)
無料WiFi
ゴールドとダイヤモンド会員は、こちらのポストカードを渡され、ゴールデン・アワーサービスの際の目印になるようです。
ゴールデン・アワーは、16:30~18:00に飲み物がいただけるサービスです。こちらのホテルにはエグゼクティブラウンジが無いので代替サービスになります。
フロント奥には、だんじりの提灯のようなモニュメントが並んでいます。モニュメント前にエレベータがあります。
ルームキーを手にしてお部屋に向かいましょう。
客室の様子(キャノピーコーナースイート キング)
ホテルの客室は12階~25階まであります。エレベータはルームキーによるセキュリティが設定されています。安全対策はばっちりです。
客室に入ります。ウェットエリアが見えています。左手に向かうとリビングです。
正面がリビング、右手奥に寝室があります。スイートなので、リビングと寝室はセパレートです。お部屋は北西方向に面したコーナールームになっています。
リビングには、ソファ&テーブルセット、テレビがあります。
テーブルの上には柿の種のようなあられスナックが置かれていました。手が止まらない味で、かなりボリュームがあって、お腹に溜まります(笑)。
入り口側に収納があります。棚の上にはネスプレッソマシン、湯沸かしポット、無料のミネラルウォーター、ウォーターサーバーがあります。
各フロアのエレベータホール付近にあるアイスベンダー兼ウォーターサーバーでミネラルウォータを補充することができます。宿泊中は飲料水に困ることはありません。
棚の下には冷蔵庫です。ミニバーが入っていてもちろん有料になっています。
冷蔵庫の隣には、ネスプレッソのカプセル、グラスや栓抜き、各種ティーバッグなどが収納されています。
下の引き出しには有料のミニバーとグラスがあります。
さらに下にはスナック類やアイスペールがあります。ミニバーのスナックはもちろん有料です。
ベッドルームです。
淀川方面のパノラマビューを楽しむことができます。
奥から見るとこんな感じです。
ベッドは幅広く高くなっていて、分厚いマットレスが中央に設置されています。床とベッド本体の間に少し段差のあるスペースがあり、階段状になっています。
小さな子供はベッドに上がりやすいと思いますし、転落してもほぼ問題ないでしょう。大人だと、逆に足を引っかけてしまう危険性がありますね。ネット上でも足をぶつけたという報告がありますし、それを見て気を付けていたにもかかわらず足をぶつけた私です(う~む)。
ベッド傍の棚には、コンセント、USB充電ポート、電話、スピーカー、集中コンソールがあります。逆側の棚には、コンセントとtype-CのUSB充電ポートがあります。
テレビとクローゼットスペースがあります。バスローブとスリッパ、アイロン台があります。
荷物台の下には、アイロン、セイフティボックス、シューブラシ、靴磨き、ソーイングセットが収納されています。
さらに下の引き出しには、ソックスとナイトウェアが入っています。
ウェットエリアです。左手に洗面台、右手手前がバスルーム、右手奥がトイレです。突き当たりは曇りガラスになっています。
洗面スペースには、洗面アメニティ、ボディローション、ハンドウォッシュがあり、下にはタオルとドライヤーが収納されています。
洗面台は2台あり、洗面用アメニティボックスはそれぞれに設置されています。
クシ、シェーバー、マウスウォッシュ、爪やすり、歯ブラシ、へちまスポンジ、シャワーキャップ、バスソルトが収納されています。
バスルームです。バスタブとシャワー(ハンディタイプと天井据え付けタイプ)があります。シャワーの水圧はまずます、バスタブの給水速度もまずまずです。
シャワーアメニティは、オーストラリアのブランド「thankyou.」です。
トイレです。スペースは広めで、一方が曇りガラスになっています。
窓の外には、うめきた2期再開発地区から新梅田方面を見渡すことができます。まだまだ開発途中です。
夜景です。うめきたのイルミネーションを楽しむことができます。
コーナールームなので夜景のパノラマを楽しめます。
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まとめ
今回は2024年秋に利用した、キャノピーbyヒルトン大阪梅田駅の宿泊記でした。日本初上陸のヒルトン系ホテルで、JR大阪駅から徒歩圏内の好立地です。
大阪駅周辺の再開発に伴い、新規ホテルが多数オープンしています。その中では、少し駅から遠く、価格帯も抑えられているホテルです。大阪中心部のホテルもインバウンド需要に伴い価格が急上昇していて、1泊4万円くらいからの価格設定になっています。
ダイヤモンド会員なら、エグゼクティブラウンジが使えるダブルツリーbyヒルトン 大阪城やヒルトン大阪の方がお得感があるかもしれません。
次回は朝食やゴールデン・アワーを中心にアップさせていただきます。