はじめに
2025年夏、オーストラリア・パース市街に立つダブルツリー・バイ・ヒルトン・パース・ウォーターフロント (DoubleTree by Hilton Perth Waterfront)に宿泊した時の模様を紹介させていただきます。
ダブルツリー・バイ・ヒルトン・パース・ウォーターフロントは2020年に開業した比較的新しいホテルです。スワン川を望む景勝地に立地し、パース駅やエリザベス・キー駅から徒歩圏内の好立地です。
ダブルツリー・バイ・ヒルトンはヒルトングループのなかではリーズナブルな価格設定でお財布に優しいホテルですが、こちらのホテルは景色が良く新しいホテルで人気が高く、近隣のヒルトンホテルと価格差はほとんどありません。
私のヒルトンホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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ホテルへのアクセス
ホテルはスワン川のほとりに立地します。目の前がパース港です。
最寄り駅はオーストラリア・Transperthの近郊路線エリザベス・キー駅ですが、パース市街最大の駅であるパース駅から徒歩圏内です。空港から鉄道アクセスする場合、パース駅で乗り換えてエリザベス・キー駅を利用するよりパース駅から直接歩いたほうが楽で早いです。
空港駅から20分くらいでパース駅に到着します。駅から1km徒歩15分くらいです。駅からホテルに向かう場合、下り坂なので比較的楽です。タクシーやウーバーだと空港から30分くらいです。荷物が多かったり、複数人で利用するならタクシーも検討していいと思います。
パース空港からパース駅経由でホテルへ
パースの公共交通機関はTransperthがバスや電車をまとめて一括運営しています。ゾーン制で、空港駅からパース駅までゾーン2つ分(大人片道5.2AUD)です。駅の券売機で切符を購入しましょう。切符は2時間以内ならバスにも乗り換え可能ですが、ホテル周辺にバス停が無いのでパース駅から普通に歩きましょう。
パース駅正面(南側)から出て、東に進みます。高架通路は曲がりくねっていてややこしいので、雨でもない限り使わないのが無難です。
駅の東側を南北に走るBarrack Streetをひたすらまっすぐ南下します。スワン側に近づいていきます。道路の突き当り正面に緑の塔のような建物(The Bell Tower)があり、その左側に高いビルが見えますが、そのビルがホテルです。
駅からホテルまでほぼ一直線です。まず迷わないと思います。
チェックインとお部屋の紹介
入ってすぐ正面がレセプションになっています。
今回訪問したのは2025年夏です。ヒルトン・オーナーズのダイヤモンド会員をいただいております。
客室(3~17階)
ゲストルーム キング/ツイン(28㎡)
ゲストルーム シティビュー キング/ツイン(29㎡)
ゲストルーム リバービュー キング/ツイン(28㎡)
ゲストルーム パノラマリバービュー キング(26㎡)
デラックスルーム キング(47㎡)
デラックスルーム リバービュー キング(49㎡)
プレミアルーム リバービュー キング(49㎡)
プレミアルーム パノラマリバービュー キング(49㎡)
ゲストルーム リバービュー キングで予約していました。アップグレードは無しです。
ダイヤモンド会員はラウンジアクセス権が付与されるはずですが、こちらのホテルにラウンジはありません。
ダイヤモンド会員特典
・客室のアップグレード(空室次第)
・レイトチェックアウト(空室次第)
・朝食無料
・ウェルカムドリンクチケット
・ウェルカムポイント(1,000pts)
ダブルツリー・バイ・ヒルトンブランドホテルで宿泊客全員に提供されるのが、特製クッキーです。もちろんこちらのホテルでもいただけます。
ダイヤモンド会員には18階の18Knotsで利用できるドリンクチケットが提供されます。たぶん、エグゼクティブラウンジが無いので、代替サービスでしょうね。かなり幅広いメニューを注文可能です。
パースのビールといえばLittle Creaturesが有名ですが、今回はおすすめしていただいたSwan Draughtというビールをいただいてみました。こちらもパースのブルワリー産です。
お部屋にウェルカムギフトとしてワインが提供されました。パースはワイナリーが多くでワインが有名ですが、パースのホテルではラウンジなどでこちらのChain of FireのShiraz Cabernetをよくお見かけしました。ニューサウスウェールズのワインなので、パースのワインではありません。1本1,500円くらいでしょうか。
お部屋の様子 ゲストルーム リバービュー キング
エレベーターで部屋に向かいます。エレベーターはルームキーでセキュリティされています。
お部屋に入ります。左にクローゼットスペース、右にウェットエリア、正面がベッドルームです。
28㎡の客室のベッドルームです。窓際にデスク&チェアとテーブル&ソファがあります。ベッド正面には49インチディスプレイです。
枕元には電話とメモがあります。コンセントとUSB充電ポートが設置されていました。
入り口傍に棚があり、ディーバッグ、スティックコーヒー、湯沸かしポットなどが置かれています。
冷蔵庫には無料のミネラルウォーターが入っています。
クローゼットはオープンになっていて、下はソファとして利用できます。ナイトローブがかけられています。
さらに入り口側に、セイフティボックス、ドライヤー、アイロン、アイロン台などが収納されています。スリッパは無かったです。
ウェットエリアです。正面が洗面台、右にトイレ、左はシャワーブースです。
洗面アメニティはシャワーキャップだけで、歯ブラシ、クシ、カミソリなどはありません。
ボディローションとハンドウォッシュはヒルトン系ホテルで採用されているクラブツリー&イヴリンでした(クラブツリーしか書かれてないのはなぜ?)。
シャワーブースは洗面スペースとの間がきちんと仕切られています。
シャワーは天井据え付けとハンディタイプで、シャワーアメニティもクラブツリー&イヴリンです。
窓からの景色です。ウォーターフロントの立地で、目の前にはパース港があります。有名な観光地のロットネスト島へのフェリーも運航しています。
夜景です。川の向こう岸のイルミネーションもきれいですね。
まとめ
2025年夏に宿泊したオーストラリア・パース市街に立つダブルツリー・バイ・ヒルトン・パース・ウォーターフロント (DoubleTree by Hilton Perth Waterfront)を紹介させていただきました。
今回利用した客室はゲストルーム リバービュー キングのお部屋でした。やはりスワン川の眺めは素晴らしいので、最低限リバービューのお部屋に宿泊することをお勧めします(その分お値段が上がりますが)。
パースには、同じヒルトン系列のヒルトンホテルもあり、パース駅の北側にもダブルツリー・バイ・ヒルトンがあります。景色や立地の面でアドバンテージがあるため、他のホテルよりやや高めの価格設定です。エリザベス・キー周辺の観光だけでなく、ロットネスト島へ向かうにも便利でおすすめです。
ヒルトン・オーナーズ上級会員の方にとって、エグゼクティブラウンジが無いのが残念かもしれません。プールなどの設備があるので、ホテルライフも楽しむことができます。
次回はレストランやプールなどのホテル設備を紹介させていただきます。