【ホノルルのバス】ホノルル空港からワイキキへ路線バスを利用してみました 2023年

はじめに

日本人が大好きなハワイ・ホノルル旅行ですが、旅の計画で事前に用意する必要があるのが、ホノルル空港からワイキキ方面に向かう交通手段です。ハワイには電車が無いため(2023年にホノルル・レール・トランジットがパールハーバー方面に開業予定で、2031年には空港からワイキキまで延伸予定です)、別の交通手段を考える必要があります。

一般的なのは、旅行会社が用意する送迎バスや、レンタカー、送迎タクシー、ウーバーなどがあります。

参考までに、2023年現在の価格は以下の通りです。

送迎バス H.I.S. 1人20ドル(チップ要)※2023年チップ要になりました
メータータクシー 40~50ドル(チップ要)
送迎タクシー チャーリーズ:33ドル(チップ要) ハナ:35ドル(チップ不要)
ウーバー 25ドル前後
ザ・バス 3ドル

2024年は価格アップしています。
送迎バス
 H.I.S. 1人22ドル(チップ要)※2023年チップ要になりました
メータータクシー 50~60ドル(チップ要)
送迎タクシー
チャーリーズ:38ドル(チップ・送迎料要) ハナ:35~40ドル(チップ不要)

ウーバー 25~30ドル
ザ・バス 3ドル

ひとり旅なら送迎バスが安くてお得ですが、いろいろホテルを回るので40分~1時間くらいの所要時間を見ておきましょう。タクシー・ウーバーなら最速20分くらいで着きます。

複数人で利用するなら、送迎バスより送迎タクシーの方がお得だと思います。私はひとり旅が多いため、送迎バスを優先的に利用しています。送迎バスや送迎タクシーの難点は、フライトが遅れると困るということです。また、送迎タクシーなどの会社によっては、ホノルル空港到着後に電話連絡が必要なこともあり、英語が苦手な方にはハードルが高いです。

今回、ひとり旅に最もお得な交通手段「路線バス」について、体験談に基づいて解説してみます。

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ホノルルの路線バス「The Bus」のシステム

ホノルルの路線バスはThe Busと言います。オワフ島内にネットワークがあります。

1回乗車 3ドル(17歳以下半額)で5歳以下無料です。HOLOカード(ホノルルのABCストアなどで購入可能なICカード、カード代2ドル+チャージ料金)を購入すれば、1日7.5ドルまでの負担になります(それ以上はフリーになります)。

紙の1dayパスは2017年ごろに廃止されています。

空港に降り立ったばかりだと、空港周辺ではHOLOカードが購入できないため、現金での乗車になります。

The Busと書かれた停留所には、停車するバスの路線が記載されています。停留所で手をあげると、バスが停まってくれます(あげなくても人がいると止まってくれることも多いです)。

乗車時は一番前の扉から乗り込みます。キャッシュの場合は運転席そばの自動精算機に1ドル札を3枚せっせと入れます(乗車人数が多いとなかなか出発できません(笑))。おつりは出ません。HOLOカードなら、リーダーにタッチするだけですぐです。

手荷物は、ひだに乗る程度に制限されています。たまにキャリーケースを持って乗車する方も見かけますが、ルール違反です。

優先座席も設けられているので、当たり前ですが必要な方には席を譲りましょう。

降車するには、降車ボタンを押すか、窓際にある黄色のロープを引っ張ると、運転手さんに通知が行きます。降車待機状態になれば「STOP REQUESTED」と声と表示が出ますのでわかります。次の停留所は、声と表示で知らされますので、注意しておきましょう。

降車は前からもできますが、乗車客もいるので、後部車両ドアからをお勧めします。イエローの縦ラインをタッチすると開きます。

Da Bus2というアプリがあれば、どこを走行しているかわかるので便利です(バスを待っているときも便利です)。

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ホノルル空港からワイキキに乗車してみる

ホノルル空港からワイキキに向かう路線は、路線番号20になります。

某大手出版社のホノルルガイドブック23年版には、ホノルル空港ーワイキキ間の路線番号19が記載されていますが、2020年以前に廃線になっているようです。

ホノルル空港には路線303も発着するため、バス前面の電光掲示をきちんと確認しましょう。また、路線20の逆路線(パールハーバー行き)も同じ停留所から発着するので、こちらも電光掲示をきちんと見て確認しましょう(WAIKIKI Beach and Hotelsと書かれているのがOK)。運転手に尋ねてもいいと思います。

2023年6月に鉄道路線が開通し、路線20の運行区間は変更になっています。
西側の終点は「Pearlridge Center」から「Aloha Stadium」に短縮しています(鉄道に乗り換えればPearlridgeまで行けます)。
東側終点も2024年8月からMonsarrat Ave+Kalakaua Aveで折り返しになっています(ホノルル動物園まで行けますが、Paki Playgroundまで行けません)。

ターミナル到着フロア前の道路

日本からホノルル空港に着いた場合、正面出口から出ると到着フロアになります。到着フロア前の道にはバスが来ないので、出発フロアのレベルに昇ります(ターミナルにある階段やエレベータで上に上がりましょう)。

出発フロア前の道路にバス停があります。横断歩道を道路の半分渡った場所にバス停があります。ロビー4とロビー7前にバス停があるので、パッと見てバス停が見当たらなければ移動しましょう。

チャイナタウン付近

バスは、最初は高速道路の下を走行し、チャイナタウン、カメハメハ大王像前、ソルト(カカアコ)前、アラモアナセンター前(アラモアナパーク)、ワイキキ市街地(クヒコ通り)と進んでいきます。

カメハメハ大王像

ホノルル周辺の有名観光地を巡っていくので、市街地車窓観光としても優秀です。

アラモアナパーク(アラモアナセンター前停留所付近)

一部、往路と復路で路線が違う区間があるので注意しましょう。また、チャイナタウン~ワイキキ間は、地元の方などの利用も多くかなり混雑します。

バスは30分毎くらいで設定されています。The Busの公式ホームページに時刻表があります。

ワイキキ・クヒオ通り プリンセス・カイウラニ像前停留所

注意点として、ホノルルは、特に市街地では渋滞が発生しやすいことです(だから電車設置計画があります)。ホノルル空港ーワイキキビーチ間は所要時間1時間程度で設定されていますが、そもそも空港の時点で遅延していることが多いようです(私の乗車したときは乗車時点で20分くらい遅延し、その後さらに10分近く遅延)。時間に余裕をもって利用することが必要です。

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まとめ

今回は、ホノルル空港からワイキキへのアクセス手段として、路線バスThe Busを紹介させていただきました。所要時間1時間3ドルはコスパがいいのか、時間がかかりすぎるのか、何とも言えませんが、安さを追求するなら1つの手段になると思います。

手荷物の制限があるので、リュックサック一つぐらいの荷物で旅行する方なら利用をお勧めします。私のような弾丸旅行者にはもってこいの移動手段です。時間がよめない交通手段なので、ワイキキからホノルル空港に向かうために利用する際にはかなり時間に余裕をもって利用しましょう。

ワイキキ市街地の交通手段としては、下記記事も参考にしてみてください。

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