【世界弾丸旅行2023】ハワイ編(1)羽田空港からハワイ・ホノルルへ NH186便 ANAボーイング787-9 プレミアムエコノミー あまりにもベタな路線をお得マイルで旅します

はじめに

今回の記事から、2023年初頭のアメリカ・ハワイ弾丸旅行の記録です。週末に閑散期のハワイを旅してきました。2022年秋から続けている、特典航空券海外弾丸旅行第7弾です。

2022年秋に海外旅行が解禁されると同時に、ANAマイルでの特典航空券弾丸旅行を繰り返してきて、2023年現在私の所有するANAマイルは枯渇状態です。首都圏在住ではないため、陸マイラー活動はほとんどできないため、マイルを増やす手段も限られています。

週末弾丸旅行は、中~長距離国際線の場合、エコノミークラスでもビジネスクラス並みの料金が必要です。マイルによる特典航空券かLCCに頼らざるをえません。

そんななか、2023年2月~4月ANAホノルル線の特典航空券割引キャンペーンが始まりました。2022年7月~10月にも実施されていましたが、エコノミークラスとプレミアムエコノミーの往復特典航空券が対象で、割引率は30%です。

ANAホノルル線の特典航空券割引キャンペーン(往復) 
ローシーズン(2月、4月)
エコノミークラス35,000⇒24,500、プレミアムエコノミー53,000⇒37,100
レギュラーシーズン(3月)
エコノミークラス40,000⇒28,000、プレミアムエコノミー58,000⇒40,600

JALも似たようなキャンペーンを実施中です。JALの場合、2月~7月13日搭乗分で、エコノミークラス28,000です。残念ながらプレミアムエコノミーの設定は無く、基本枠が無くなった場合は特典航空券PLUSの対象となり、割引が無くなります。とはいえ、まだまだ枠が残っているようです。

特典航空券は安くなっても、サーチャージが高いのがネックですね。2023年3月現在、ハワイ往復サーチャージだけでも62,200円かかります。エコノミークラスで台湾くらいだと往復出来ちゃいます(サーチャージ込みでも)。

2023年4月以降の発券で、往復42,000円まで減額されます。

とはいえ、2020年にデビューしたANAの新機材エアバスA380「FLYING HONU」にそろそろ乗ってみたいのもあり、衝動買い?しちゃいました。

というか、手持ちマイルが枯渇したので、キャンペーンに乗るぐらいしか方法が無いんです(泣)。2018年の世界一周で貯めたマイルが、コロナ禍で有効期間延長されていましたが、もう枯渇してきました。

今回利用するのは、往復プレミアムエコノミーです。プレミアムエコノミーでハワイ往復は、サーチャージ抜きで22万円(Super Value)くらいですが、週末弾丸旅行の場合はFlex Plus以上のチケットが必要なので30万円くらいかかります。1マイル6~8円くらいの価値になり、ビジネスクラスほどではありませんがコスパは悪くありません。

2019年以来、4年ぶりのハワイ・ホノルル訪問になりそう。今回は(も?)弾丸旅行です。

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羽田空港の出国は一筋縄ではいきません

今回の旅の始まりは羽田空港からです。2023年現在、ANAの国際線は第3ターミナルから発着します。せっかく第2ターミナルに国際線施設をつくったのに、コロナ禍の影響でまったく運用されていません。

コロナ禍の影響で、アメリカに向けて出国する際にはアメリカCDCにむけての宣誓書と情報提供の書類が必要です。

ANAの場合、2022年だとANA Travel Readyを利用して事前に必要書類のアップロードが可能だったのですが、2023年になってからは24時間前のオンラインチェックイン時からでないとできなくなりました。直前にバタバタするので面倒になっています。

24時間前を過ぎてアップロードしようとしたのですが、チェックインカウンターへの立ち寄りが必要と表示されてオンライン上では弾かれてしまいます。アメリカ便だからでしょうか。

仕方なく、羽田空港でチェックインです。コロナ禍も落ち着いて海外旅行客も戻ってきて、第3ターミナルは大混雑です。

チェックインカウンターEの前に自動チェックイン機があったので、そちらでチェックインを行い搭乗券を発券しました。書類の提出に関しては自動チェックイン機では言及がないため、念のためEカウンター前にいたANAの地上係員さんにチケットを提示して「アメリカ入国の関連書類を提出してませんが、このチケットで出国していいのですか」と尋ねたところ、「Cカウンターで受付しているので立ち寄ってください」とのこと。

Cカウンターに並ぼうとすると、列入り口の地上係員さんから「Cカウンターは混雑しているので、Eカウンターで書類のみの受付してますからEカウンターに行ってください」とのこと。おーい、どうなってる。

Eカウンターに戻りました。先ほどのスタッフに「やっぱりこっちに行ってと言われたんですけど」と話しかけると、「こちらへどうぞ」と通してくれました。

ということで、いったりきたりでEカウンターに並びます。Eカウンターは書類のみの受付列のようで、待っている方はほぼいませんでした。CDCの宣誓書と情報提供書類を提出して、ワクチン接種証明を提示して終わりです。やっぱりEカウンターでよかったみたい。ここで荷物預けもできるようでした。

出国前の手続きをどうすればいいのか公式Web上でも書いていませんし、わかりやすい掲示もありません(必要書類が何かということだけはWebでわかります)。ANA Travel Readyも24時間前からしか使えませんし、使えない対象があることも書かれていません。地上係員間でも情報が不一致・不正確のようですし、乗客に対して情報提供が少なく、ANAにしては珍しくかなり不親切な印象です。少し旅慣れてきた私でもそう感じるのですから、たまに海外旅行するような方だと泣きたくなるかも。

2022年のロサンゼルス行きの時は、事前に書類アップロードできてスムーズでした。毎回ルールが変わるのもつらいところです。ここに書いている流れも、またすぐ変わるかもしれません。

チェックインを終えて、保安検査場に向かいたいと思います。2023年現在、羽田空港第3ターミナルの保安検査場では、優先レーンが稼働していないようですね。20時前に保安検査場へ向かったのですが、列はそれほど混んでいなくて10分くらいで出国できました。チェックインカウンターが大混雑していたので、この後混雑してくると思われます。

さて、恒例のラウンジ訪問です。

ANAラウンジを利用しました。プレミアムエコノミー客もANAラウンジを利用可能です。2022年に訪問したときよりかなり空いていて、プライオリティ・パス対象外になった影響と思われます。

空港内でのマスク着用要請は続いていますが、以前と違い、ANAラウンジ内でマスクをしない海外の方を多く見かけるようになりました。

お食事をいただきながら、シャワールームの順番待ちをします。10人くらい順番待ちがいて、50分くらい待って呼ばれました。

シャワーを浴び終わり、21時30分くらいになると、ラウンジ内はかなり混雑していました。以前ほど席が無くて困るほどではありませんが、圧迫感は感じるようになってきたので、ラウンジを出ることにしました。

2023年現在、羽田空港第3ターミナルの出国後エリアには、プライオリティパスの対象ラウンジはありません。私の好きなラウンジホッピングは無しですね。

ゲート前で待つことにします。ゲート前は人が少なく、ゆったりと待つことができました。

さて、搭乗開始になり、搭乗開始です。ファーストクラスの無い便なので、ダイヤモンド会員の後に搭乗となりました(SFC会員なので、ビジネスクラス客に交じって搭乗です)。

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NH186便 ホノルル行き プレミアムエコノミーに搭乗

NH186便ボーイングB787-9ドリームライナー ホノルル行きに搭乗しました。

ビジネスクラスエリアを通り抜けていきます。ボーイングB787-9ドリームライナーのビジネスクラスはスタッガードシートで、ホーチミンシティ線と同じです。

プレミアムエコノミー席です。ボーイングB787-9のプレミアムエコノミーは2-3-2の1列7席で2列しか設定されていません(3列のB787-9もあります)。読書灯はシート間の背もたれ部分にあります。

シートピッチは97㎝、座席幅は49cmです。レッグレストが用意されていて、先頭席以外はフットレストも利用可能です。座席にはあらかじめクッションとブランケットが置かれています。

席横に、テレビ用リモコンが設置されています。

座席下にマルチプラグがあります。先頭席はアームレスト下にテレビが収納されています(離着陸時は使用不可)。他の席は全席背面に11インチテレビがあります。

テレビの下にUSB充電ポートが設置されています。テーブルはアームレスにあり、引き出して利用します。

正面収納には、アメニティやヘッドホン、スリッパなどが収納されていました。

アメニティにはペーパーバッグとティッシュが入っています。フライング・ホヌ(エアバスA380)が描かれています(乗っているのはB787-9ですが)。座席に着くと、歯ブラシ、 アイマスク、イアプラグなどのアメニティの希望を訊ねられますので、希望すればいただけます。

日本人に人気のホノルル線だけに、乗客のほとんどが日本人で、一部韓国・中華系や欧米系の方もいらっしゃいました。ビジネスクラスやプレミアムエコノミーは8割以上埋まっていましたが、エコノミークラスは3割くらいでがらがらでした。

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NH186便 ホノルル行き プレミアムエコノミーのお食事

夜出発便なのですが、離陸するとすぐに食事の用意が始まりました。

お食事
前菜
・海老のマリネと蟹のサラダ 根セロリピューレ 甲殻類香るカレーソース
メイン(2種から選択)

・赤魚吉野煮 柚子味噌掛け
・チキンのソテー レフォール香る照り焼きソース
ブレッド(チキンのみ)
ブレッド/バター
チーズ
クラッカー
フルーツ
デザート 
ハーゲンダッツ バニラ

食事開始前にプレミアムモルツをいただいていました。メインは赤魚吉野煮 柚子味噌掛けを選択しています。食事はエコノミーと共通ですが、スナックパスタはプレミアムエコノミー客にのみ提供されます(プティフールと呼ばれるようです)。

プレミアムエコノミー限定のサービス
・本日のスープ ・プティフール

ラウンジでさんざん飲み食いした後ですが、きっちりお食事をいただきました。

デザートはハーゲンダッツのバニラ味です。

食後にコーヒーとチョコレートクッキーをいただきました。

そのあと、朝食用の軽食が配布され、機内も消灯され就寝です。

後ろに誰もいなければ背もたれを倒しきるのですが、人がいるとそうもいきません。プレミアムエコノミーといえども、ゆったり寝るとはいきません。エコノミークラス席の方がガラガラで、3席利用して横になって寝ている方も多く、エコノミーの方が楽に寝れたのかもしれません。

飛行機は東に進んでいきます。日付変更線を越えてハワイが近づいてくると、徐々に夜明けを迎えます。

到着2時間前くらいに機内は明るく点灯されます。機外はもう朝を迎えています。

消灯前に配られていた朝食用ペストリーをいただきます。マフィンとスナックパスタが入っていました。

フライトは定刻22:15発、ホノルル10:05着です。フライト時間は公式で6時間50分となっています。ANA便はほとんどの場合、コンコースCに到着します。

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ホノルル空港に到着して入国

ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)に定刻より少し遅れて到着しました。コンコースCから入国審査場まで距離があり、たどり着くのも大変です。

日本人にはおなじみのホノルル空港です。入国審査はいまだに対人対応なので、アメリカ国籍の無い方は時間がかかります。列はなかなか進まず、入国するまで30分くらいかかりました。

一度でもESTAで入国していると、審査自体は簡略化されるみたいですね。私はここ1年で3度目のアメリカ入国ですから、質問も簡単ですし、指紋採取もありませんでした。

ようやくターミナルから出ることができました。まだ午前です。これから、ワイキキ方面に向かいたいと思います。

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