【世界弾丸旅行2023】ハワイ編(3)ホノルルから成田へ帰国 NH183便 ANAエアバスA380-800 プレミアムエコノミー 超大型航空機に搭乗

はじめに

今回は2023年ハワイ・ホノルル弾丸旅行の記録 第3弾です。

前回の記事では、羽田空港第3ターミナルからANAのNH186便ホノルル行きプレミアムエコノミーでハワイへ。ホノルルのショッピングモールや街中ラウンジをホッピングし、ホテルで1泊しました。

今回は早くも帰国の途に着きます。

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ワイキキで一泊してホノルル空港へ

ワイキキではシェラトン・プリンセス・カイウラニに一泊しました。マリオット会員特典を期待してマリオット系ホテルに宿泊していますが、アメリカのホテルは会員特典がやや渋い印象です。短期でも長期でも、繁忙期でも閑散期でも、アップグレードになったことはありませんね。

シェラトン・プリンセス・カイウラニはクラブラウンジがありません。いつもの私ならクラブラウンジで食事を済ませることが多いので、ラウンジ付きのホテルを選びます。残念ながら、2023年春現在、ワイキキのマリオット系ホテルのクラブラウンジは、ほぼ全てラウンジの運用が休止しています。どうせラウンジが無いなら、どこでもいいですし、後日ラウンジ運用が再開されてから、クラブラウンジのあるホテルを選ぶのがいいかなと考えました。

シェラトン・プリンセス・カイウラニはワイキキビーチやショッピングモールから近く、立地は最強クラスです。2023年は円安で物価高のアメリカですが、ワイキキビーチに面しているホテルほど宿泊料金は高くないので、なんとか私の許容範囲内で宿泊できました。

翌朝は朝早くから出発です。弾丸旅行の真骨頂ですね。空港到着が遅れてはたまらないので、H.I.S.に送迎バスを手配していました。15分遅れくらいで回収され(ちょっとドキドキしました)、そこからホテルを巡って30分くらいでホノルル空港に到着です。

バス内は8割以上の席が埋まっていて、全員日本人です。ハワイに日本人観光客が戻ってきてますね。

ホノルル空港に戻ってきました。帰国便もANAで、チェックインカウンターはロビー8です。私はSFC会員特典でビジネスクラスレーンでチェックインしたので待ち列はありませんでしたが、プレミアムエコノミーやエコノミークラスの待ち列はかなりのものでした。持っててよかったSFC。

カウンター業務は日本の方がほとんどのようです。ユナイテッド航空の職員証をつけてらっしゃいました。

保安検査場に向かいます。アメリカ国籍者とそれ以外では保安検査レーンが違うようでした。以前は優先レーン「Gold Lane」があったようですが、2023年現在運用されていません。保安検査場は長い列ができていて、私はチェックインが早かったからましでしたが、どんどん列が長くなっていました。朝早く来る方がいいようです。

30分くらいかかって、出国審査&保安検査を通過です。私よりあとの時間に並んだ方は、1時間近くかかっているんじゃないでしょうか。

ホノルル空港第2ターミナルのプライオリティ・パス対象ラウンジはIASS Hawaii Loungeのみです。こちらのラウンジは日本の会社の運営で、日本の多くのクレジットカードで利用可能ですが、お食事はありません。いわゆるカードラウンジのサービスになります。航空会社運営ラウンジを利用できるならそちらを利用したほうがいいです。

第1ターミナル3階には、プライオリティ・パスで利用できるThe Plumeria Loungeがあり、ハワイアン航空運営のビジネスクラス用ラウンジなのでサービスが充実しています。ただし、第1ターミナルから第2ターミナルに移動するためには、保安検査が必要になるので、第2ターミナル出発便利用予定の方は利用が難しいラウンジです。

ANA便の出発ゲートはエバ・コンコース(ゲートC)になるようです。保安検査後右方向に向かい、かなりの距離を歩きます。コロナ禍以前は、ANA LOUNGE SHUTTLEといってラウンジまで直行してくれる送迎バスが運行していたらしいですが、2023年現在は運休中です。

ゲートC4はANAのエアバスA380-800専用のゲートとなっているみたいです。

ANAホームページ<https://www.ana.co.jp/ja/jp/hawaii24/lounge/>から引用

A380-800の機内は2階建てになっていて、ANAラウンジ直接から2階席(ファースト・ビジネス・プレミアムエコノミー)に搭乗することができます。1階席(エコノミー)は通常ゲートからです。

そのため、ファースト・ビジネス・プレミアムエコノミーの搭乗客はANAラウンジ(あるいはANA SUITE LOUNGE)に必ず入る必要があります。逆に、エコノミー客でANAラウンジに入っていた方は、搭乗前にいったん出る必要があります。

ANAのA380-800以外の便の場合は、C4ゲート以外のゲートになるため、当然ですが搭乗時にはANAラウンジから出る必要があります。

私の訪問日の羽田行きのボーイングB787-9はお隣のC5ゲートに駐機していました。

そして、搭乗予定のエアバスA380-800です。2023年現在稼働中の旅客機の中では最大サイズのマンモス機体です。愛称フライイング・ホヌと名付けられ、成田ーホノルル線で稼働中です。

ANAラウンジで搭乗開始までゆっくりさせていただきました。こちらのラウンジではシャワーがありません(ホノルルの他のラウンジもありません)。出発前にホテルで体を洗ってから、長時間搭乗に備えましょう。

フライイング・ホヌ機への搭乗は、搭乗GROUPやスターアライアンスGoldなどの優先標記がありません。今回はプレミアムエコノミーで予約したのでそちらの列に並びました。その後搭乗開始してから、GROUP2はビジネスクラスレーンでもOKのような放送が入ったので、そちらに並んでもよかったのかもしれません。ファースト、ビジネス、プレミアムエコノミーの順で搭乗となります。

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フライイング・ホヌ(NH183便エアバスA380-800)プレミアムエコノミーに搭乗

ゲートオープンの11:00より少し遅れて搭乗開始となりました。

スタッガードタイプのビジネスクラスシート群の中を通り抜けていきます。あ~あ、こっちに乗りたいよねえ。

私の予約は、プレミアムエコノミーです。フライイング・ホヌのプレミアムエコノミーは2-3-2の1列7席で、全部で73席あるそうです。プレミアムエコノミー席がこれだけ多いのはA380ならではです。

クッション、毛布、スリッパ、ヘッドホンなどのアメニティが座席に置かれていて、歯ブラシ、 アイマスク、イアプラグ、ポケットティッシュなどは後から客室乗務員さんから必要なものを受け取ります。

座席の上に置かれていたアメニティバッグには、ペーパーバッグとティッシュが入っています(往路と同じなので往路の写真をアップしています)。

席の前にはドリンクホルダー、収納、フットレストがあります。レッグレストもあってシートピッチが97㎝もあるので、足元の狭さは全く感じません。

ディスプレイは15.6インチと大きいです。窓側の席には収納スペースがついています。手荷物の一部を手の届く範囲に収納できるため便利です。

アームレストの下にマルチプラグとUSB充電ポートがあります。

アームレストのサイドにテレビのコントローラーがあります。また、テーブルもアームレストから取り出します。

テイクオフまで時間がかかりましたが、搭乗して30分もすれば空の上に出ていました。

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NH183便 プレミアムエコノミーのお食事

離陸してしばらくするとお食事の提供です。

お食事
前菜
・ケイジャンチキンとマヒマヒのマリネ
・マウイオニオンサラダ パイナップル
・セサミドレッシング
メイン(2種から選択)
・銀ひらす照り焼き

・ハワイアンチキンとガーリックシュリンプ
ブレッド(チキンのみ)ソフトロール/バター
フルーツ
デザート アイスクリーム

食事のメインは銀ひらすを選択しました。食事はエコノミーと共通です。スープなどはプレミアムエコノミーのみに提供されるそうです。

和食が恋しいほどハワイに長く滞在したわけではありません。ビーフがなければ和食を選ぶようにしています。

プレミアムエコノミー限定のサービス
・本日のスープ ・プティフール

デザートは、往路と同じくハーゲンダッツ・バニラです。

往路と違って昼行便なので、みなさん起きてらっしゃる方が多いですね。私もビデオなどをみて時間をつぶしました。プレミアムエコノミーとはいえ、背もたれを倒せないと、寝るのはちょっとしんどいです。

ANA公式HP<https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/flight_service_info/int-service/y/seat-a380/>から引用

ANAのフライイング・ホヌの場合、エコノミー席の後ろの方はカウチシートになっています。追加料金は必要ですが、フラットにして寝ることができるんですね(専用の寝具も尽つくそうです)。値段に折り合いがつくなら、カウチシートの方が楽でいいと思います。

到着の2時間前くらいに食事が提供されました。

到着前のお食事
クロワッサンサンドイッチ(ツナサラダ)

サンドイッチやヨーグルト、マフィンなどの軽食です。

フライトは定刻11:30時発、日本の羽田に定刻15時45分着です。フライト時間は公式では9時間25分くらいです。私の搭乗機は少し遅発しましたが、到着時間はほぼ定刻でした。成田空港第1ターミナルに到着です。

日本入国の最大の壁は、検疫ではなく税関!

入国審査・検疫はvisit japan webアプリ登録しているとスムーズに終了します。QRコードの読み込みも不要になったためです。一方で、進むべきレーンの表記が、手書きで紙も文字も小さく、わかりづらいから皆さん立ち止まって確認せざるをえず、渋滞を引き起こしていました。

成田から入国するのは2022年秋以降3回目ですが、毎回様相が違うので新鮮です。そして、いつになっても完成形に達していない印象です。手荷物受取まで来た時には、すでに私の荷物は流れていました(SFCのプライオリティがあってこそでしょうが)。

税関は相変わらずというか、さらに時間がかかるようになっていますね。アプリで事前入力しているのに、QRコードを読み込むひと手間に長い行列ができています。このひと手間させるなら、事前入力させずに入力端末を多数並べておけばいいと思います。そして、手書きの検疫カードの方が時間が早そうなのも相変わらずです。

QRコード読み込み後は、税関通過の列はありません。羽田ではQR読み込みの列は無く、読み込み後の税関通過に列ができていました。どっちにしても時間がかかるのは間違いないです。飛行機が到着してから到着フロアに出るのに40分くらいかかりました。

2022年秋以降、帰国の旅に入国に時間がかかるようになっています。とうとう30分を越えちゃいましたね。その原因が検疫では無くて税関だというのは・・・。コロナで税関に時間がかかるようになったはずがないので、明らかにアプリ導入の影響です。

さて、関西方面に戻ります。ANA便に乗り継ぐなら専用エリアで荷物の預け入れをしてから国内線エリアに向かえるみたいですが、他社の便の場合、普通に到着エリアに出て手続きが必要です。

今回は、ピーチ便を選択していました。16:30ごろ到着エリアに出て、チェックインは16:40分までです。かなりギリギリでした。成田空港のMCT(最低乗継時間)は75分ですが、現状で90分以上を見ておく必要がありそうです。

ANA ARRIVAL LOUNGEでシャワーを浴びようと思ったのですが、満室で20分くらいの待ち時間とのこと。保安検査場通過が間に合いそうにないので、お預けです。ジュースだけいただいて保安検査を通過し、ゲートに向かいます。

成田空港の第1ターミナル国内線から出発するの5年ぶりくらいでしょうか。久しぶりすぎて、どんなだったか忘れていますね。ピーチ国内線は第3ターミナルだったり第1ターミナルだったりといったりきたりですが、2020年以降は第1ターミナルになっています。

ピーチ便で関西空港へ向かいました。

2022年秋から続けている海外特典航空券弾丸旅行の第7弾が終了しました。

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まとめ

今回のハワイ弾丸旅行はこれで終わりです。今回はハワイ滞在時間が25時間と、いつもより現地滞在時間が長く、ホテルで1泊しているので、余裕のある旅になっています。ヨーロッパに比べて近いですしね。

今回の旅で一番大変だったのは、アメリカの出入国の待ち時間ですが、一番ストレスだったので日本の税関検査の待ち時間です。本来待つはずのないところで待たされるのがつらいですね。改善を期待したいです。

久しぶりのハワイは、以前のにぎわいを取り戻してる印象ですが、ホテルのビュッフェやラウンジが通常営業していないこともあり、まだまだコロナ禍の影響が残っています。物価高と円安の影響もあり、アメリカ旅行が高くつくのは間違いないです。ただ、ヨーロッパ方面とちがって、航路や所要時間が今まで通りなのでまだましですね。

今回はANAマイルを利用した特典航空券旅で、さらに割引特典を利用させていただきました。手持ちマイルの残りが少ないので、以前ほどいい席が取れなくなっています。また、こつことマイルを貯めていく必要がありそうです。そろそろ弾丸特典航空券旅も限界かな。

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