目次
はじめに
今回は2022年春に宿泊したホテル「ウェスティン都ホテル京都」の模様をアップさせていただきます。
シェラトン都ホテル東京と同様に、マリオットと都ホテルのダブルブランドになっています。ほかにも、大阪上本町のシェラトン都ホテル大阪、大阪阿倍野の大阪マリオット都ホテルが、マリオットと都ホテルのダブルブランドです。近鉄系列の都ホテルズ&リゾーツの運営になります。
ウェスティンはマリオット系グループのなかでも中核のプレミアムのカテゴリーになります。2022年まで設定されていたマリオットグループ内のカテゴリー分類では、最終的に6でした(8段階で上から3番目)。
今回の宿泊はとてもいいこともあり、悲しいこともあり、うーん。とりあえず記事を見てください。
私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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駅からホテルへ
今回はウェスティン都ホテル京都に宿泊してきました。ホテルは京都市街の東端になり、古来より粟田口と呼ばれた京都の玄関口に位置します。京都の人気観光スポット東山の小高い場所にあります。徒歩圏県内に南禅寺、平安神宮、知恩院などがあり、観光の拠点として秀逸です。
最寄りの駅は京都市営地下鉄東西線の「蹴上駅(けあげ)」になります。京都駅から地下鉄烏丸線で烏丸御池駅まで向かい、東西線乗換のルートになり、所要時間15~20分です。
大阪方面から京阪電車を利用する場合は、三条京阪駅で地下鉄東西線に乗り換えです。三条京阪駅は特急も停車するので乗り換えに便利です。また、多くのバス路線が発着しているため、ホテルから京都市内観光に向かうには、蹴上駅から三条京阪駅に出るといいです。
最寄り駅(蹴上駅)からのルート
地下鉄蹴上駅からホテルまでは目と鼻の先ですが、直結していません。
蹴上駅からのルート解説です。改札から出て右を向きます。地上に出るには2番出口を利用しましょう。階段ですが、横にエレベータもあります。
三条通りに続く道に出ます。左の方へ歩きます。
道なりに進むと、左手にホテル入り口が見えます。車は進入禁止ですが、歩いてなら入っていけます。1階のロビー前になります。駅を出てからホテルまでは徒歩2分くらいです。下り坂なので苦にならないと思います。
ホテル敷地内に入ってから少し昇りになるので、荷物が多くて大変なこともあるかもしれません。先ほどの入り口から入らずしばらく道なりに下ると、左手にホテルの地下入り口が見えてきます。こちらからならエスカレータもあるので、荷物が多い方にお勧めルートです。
京都駅(八条口)からの無料送迎バスもあります
ホテルとJR京都駅を結ぶ無料送迎バスも運行されています。1時間に1本程度(毎時10分)に京都八条口(南側・新幹線側入り口)から出ます。京都市内の道路は混雑することもあり、所要時間は25~40分くらいをみておきましょう。
公共バス
ホテルの地下入り口前に蹴上のバス停があります。京阪バスや近江鉄道バスが運行していますが、京阪三条からの路線になるので、鴨川の西側方面へのアクセスは乗り換えになります。京都市内のどこに向かうにも地下鉄で京阪三条駅に出るのがおすすめです。逆に言うと、鴨川より西側や鞍馬方面の観光には適した立地ではありません。
なお、空港に向かうリムジンバスは京都駅発着になり、ホテルには停まりません。
車でのアクセス
車だと、東名高速道路京都東ICで降りて、山科方面から京都三条方面を目指します。京都府道143号線を西に向かうと三条通りになります。
15分程度走ると道路の左側に見えます(渋滞することも多いので注意しましょう)。ホテルは道沿いですが、車寄せや駐車場に向かうにはややUターン気味に入る必要があります。
第二京阪道路の鴨川西出口からだと、東大路通りへと進んで北上し、東山三条で右折してすぐです。駐車場に入るのに反対車線側になるのと、東大路通りは(特に知恩院付近で)渋滞しやすいので、東名高速を利用することをお勧めします。
ホテルの駐車場は、ホテルの地下になります。宿泊すると1泊1,500円です(出発日の16時まで)。バレーパーキングはないので、車寄せで荷物を降ろしてポーターさんに預け、駐車場に車を回して、チェックイン時に荷物を受け取るかたちになります。
チェックイン時に駐車券を提示すると、チェックアウト日の16時まで車の出し入れが自由になります。駐車場が比較的狭いですがいくつかあります。車を出すと、毎回駐車場が変わるかもしれません。京都の車観光は渋滞が多いのと観光地の駐車場に悩まされるので、車での観光外出はお勧めできません。
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チェックインとプラチナ会員特典
ホテルは2021年に大幅に改修され、もともと500室近くあった部屋数を270室に減らしています。その分、各部屋の広さが35㎡から50㎡に拡張しています。
改修したとはいえ、建物自体は築50年以上たっている部分も多く、やはり年季が入っているのは否めません。とはいえ、京都を代表するホテルの一つなので、フロントは豪華な印象がありますし、ロビーは広いです。
ロビーの一角には、季節柄、5月人形が展示されていました。
部屋数を減らしたとはいえかなり多いので、チェックイン時は混みあうこともあります。週末でしたが、幸いアップグレードしていただけました。
リニューアル後のお部屋はカテゴリー7相当の料金設定になっています。ポイント宿泊(60,000ポイント)だったので、一番下のデラックスルームの予約でしたが、クラブフロアのジュニアスイート(100㎡)へとアップグレードしていただけました。週末ですから35,000円相当のアップグレードです。これはかなりうれしかったですね。この時点ではテンションがとても上がっていました。
プラチナ会員以上の場合、クラブラウンジの無料利用が可能です。今回はプラチナ特典で利用することができました。また、プラチナ特典で、Bonvoy1,000ポイントあるいはウェルカムドリンクセット(地酒のおつまみ)が選択でいただけます。チェックアウトも延長可能みたいでしたが、今回は不要なのでパスさせてもらいました。
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客室の様子(クラブフロア・ジュニアスイート・キングベッド)
客室に向かいましょう。エレベータにセキュリティはありません。ルームキーをかざして入室です。
入ってすぐ目の前はリビングスペースです。大きなソファ、デスク、テレビがあります。このリビングを中心としたスペースだけで50㎡あります。
入室してすぐ右手にトイレがありました。
反対側はクローゼットのスペースです。バスローブやセキュリティボックス、部屋着が収納されています。
パジャマ、スリッパもあります。大浴場へ、備え付けの部屋着とスリッパで訪問してもいいそうです。
リビングの棚には、イリーのコーヒーメーカー、ティーバッグ等のお茶セット、ミネラルウォーター、グラス類が収納されています。冷蔵庫もあり、この中はのものはもちろん有料になります。
他にも常温保存のワインやグラス類。
イリーのコーヒーカップもあります。
センターテーブルの上には、プラチナ特典の地酒(冷酒)とチップのセットが置かれています。持ってきていただいたばかりなので、冷えています。
ビジネスデスクです。マルチプラグやtype AのUSBポートが備えられています。
つづいて、隣のベッドルーム側へ移動します。こちら側にも50㎡あり、合わせて100㎡です。通常ルームの倍のスペースがあります。
枕元のデスクには、カーテン類を開閉ボタンや、照明の集中コンソールがあります。また、USB充電ポートも用意されています。
ベッドルーム側にもテレビが備わっています。
さらに奥には洗面スペースがあります。左手にはバスルームです。
ウェスティンといえば、ヘブンリーのアメニティですね。
こちらのウェスティンホテルには、フランスのメーカー「ソティス」のスパが出店しています。スイートルームでは、ソティスのアメニティも提供されています。クレンジングなどの入ったポーチも用意されています。
バスルームは十分な広さがあり、バスタブの外で体を洗うスペースも用意されています。
窓の外にはテラス(ベランダ)があり、洛中を見下ろすことができます。西向きの部屋だったので、西向きの景色ですね。赤い鳥居は平安神宮の前の道にある大鳥居です。
夕刻の西方向の景色です。日没の洛中を見下ろします。
夜の平安神宮方向の景色です。京都市京セラ美術館が朱にライトアップされています(時期によって色が違うようです)。
ちなみに、2014年宿泊時の雪化粧に包まれた平安神宮方面の景色です。雪の京都は、交通が大変ですが、趣があっていいですよ。
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WESTIN WORKOUT(フィットネス)
フィットネスは3階にあります。客室階から専用のエレベータを利用してアクセスします。フィットネスにはプールとジムがあります。今回ジムは利用していないので、プールのみの紹介です。
営業時間 13時~21時(20時まで入場可) 宿泊客利用無料
※プールエリアは4歳以上利用可 12歳未満は13時から18時まで
※ジムは16歳以上利用可 コロナ禍の制限解除されれば24時間利用可
プールとジムの受付は一緒で、ロッカールームも共通です。受付でロッカールームのキーを渡されます。
ロッカーには、ウォーターサーバー、タオル、ドライヤー、ヘアブラシ、歯ブラシ、綿棒、シェーバーなどが備わっています。また、サウナやシャワールームがあります(サウナはコロナ禍で閉鎖中)。
プール
プールは水深110㎝、20mが4コースです。ウオーキングレーンやスイミングレーンなどのレーン分けをされています。2022年現在、ジム会員制度は無いようで(フィットネスクラブ「トロピクス」という会員制度があるようですが、いろいろ調べたのですが詳細は不明です。ジムの会員でもプールの利用はできないようです)、会員専用のレーンはありませんでした。
プールの奥にジムが見えます。逆に、ジムからもプールが見えるようです。
プールにライフセーバーや監視員は常駐していません。浮き具は無料で利用できるようです。また、ジャグジーもあります。
夏季限定で屋外プールも備わっています。今回は春なので、利用できませんでした。
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まとめ
今回は2022年春に利用した、ウェスティン都ホテル京都の宿泊記でした。京都市の東部、東山地区に位置し、地下鉄駅から至近距離にあり、JR京都駅からの無料バスもあって、便利なホテルです。特に、平安神宮や東山地域の観光拠点としておすすめです。
一方で、北山・嵐山方面へはアクセスがいいわけではありませんので、そちらへの観光を考えている方は別のホテルを検討しましょう。
ウェスティン都ホテル京都は2021年に改修し、コロナ禍にもかかわらず宿泊料金がかなり高騰しています。マリオットカテゴリー6になっていますが、他のカテゴリー6のホテルと比較するとかなり高い値段設定で、カテゴリー7相当になってきています。
リニューアルしたとはいえ、ホテルは年季が入っているで、ややマイナスポイントになるでしょう。ですが、ホテル自体の上品さや伝統はプラスポイントになりますし、なにより立地がいいです。個人的にはアップグレードがとてもうれしかったですけどね。
次回はクラブラウンジなどの情報を中心にアップさせていただきます(悲しいことは次回の記事で)。
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