【マリオットホテル】メズム東京、オートグラフ コレクション 宿泊記(1) 竹芝のJR系ホテルが近代的ホテルに 浜離宮を見下ろす高級感漂うデザインホテル

はじめに

2025年夏、東京のメズム東京、オートグラフ コレクションに宿泊したので、滞在の様子を報告させていただきます。

メズム東京、オートグラフ コレクションは浜離宮庭園近辺の竹芝地区に建つホテルです。もともと、JR東日本系のシーサイドホテル芝弥生会館がありましたが、2016年に運営終了となり建て直しになりました。2020年にオープンしています。

JR東日本ホテルズとマリオット・インターナショナルのダブルブランドホテルになります。JR東日本ホテルズの中では東京ステーションホテルに次ぐランクのホテルです。オートグラフコレクションブランドは、マリオット系ホテルの中では上位から2番目のプレミアムのカテゴリーになります。

リブランドではなく完全新築ホテルです。音楽やストーリーをテーマにした客室は、ランクによってchapter1~4に分けられています。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

スポンサーリンク


ホテルへのアクセス

ホテルは東京港区の竹芝地区にあります。

最寄り駅は、ゆりかもめの竹芝駅です。駅から東に徒歩2分程度です。

羽田空港からアクセスする場合、京急線→都営浅草線の新橋駅でゆりかもめに乗り換えて竹芝駅でもいいのですが、意外と面倒です。東京モノレールで浜松町まで向かうと、浜松町とホテル間で無料リムジンバスが運行しているので、上手に利用すれば最短になります。また、浜松町からホテルは十分徒歩圏内です(徒歩10分くらい)。

2023年10月から、成田空港からホテルに向かうリムジンバス路線が1日3~4便運行しています(大人3,600円)。

駐車場はバレーパーキングで宿泊客1泊4,000円です(NPCウォーターズ竹芝駐車場入庫だと24時間2,000円)。

東京駅からタクシーを使うと1,900円くらいでした。新幹線やJR京葉線利用で荷物が多いなら、タクシーを使った方が楽だと思います。

ゆりかもめ 竹芝駅からのアクセス

ゆりかもめ竹芝駅は始発駅の新橋駅から2駅です。新橋駅ではJR山手線、京浜東北線、東海道線、横須賀線(総武線)、東京メトロ銀座線、・都営浅草線から乗り継ぐことができます。羽田空港からだと都営浅草線で乗り換えなしで来れます。ゆりかもめに揺られること4分で竹芝駅に着きます。

竹芝駅は道路上にある高架駅です。改札を出て右方向(海側)に進み、左手に見える階段で地上に降ります(1A出口)。エレベータもあります。

階段から地上に降りて、Uターンするような形で歩道を歩きます。

道なりに(ゆりかもめの高架に沿って)北東方向に進みます。もうホテルが見えています。

信号で歩道を渡るとホテルです。

浜松町駅(大門駅)からのアクセス

JRの場合は北口改札から出ましょう。

2025年現在、浜松町駅周辺は大規模改修工事中です。東京モノレールの浜松町駅からだと、階段で下に降りて(エレベータもありますがかなり待ちます)細い通路を北に進むとJR浜松町駅北口に出ます。これだけでも5分以上かかりますし、荷物があるとちょっと大変です。

徒歩の場合は、JR浜松町駅北口から出て、竹芝みなと通りを右方向(海側)に向かいます。

歩道の頭上に屋根のある高架通路があるので、雨の日などは利用してもいいかもしれませんが、東京ポートシティの建物内を突っ切って、竹芝駅改札前に至るので少し歩行距離が長くなります。一部階段があったり(エレベータは迂回が必要)、屋根が途切れていたりと、意外に不便です。JR浜松町駅構内の高架部分まで直結していると便利なんですけどね。

ということで、本ブログでは地上を歩く経路を推奨します。まっすぐ進むと道路の高架が横に走っているので、下をくぐってさらにまっすぐ進みます。

突き当りまですすんで、ゆりかもめの高架が見えたら左に曲がります。

左折するとすぐにホテルが見えます。

ちなみに、東京駅からタクシーを使うと1,900円くらいでした。

チェックインとステータス会員特典

1階の入り口から入ると、華やかな廊下があります。W大阪ほど派手ではありませんが、印象深い演出です。

ホテルのフロントは16階です。エスカレータで地上から16階に昇ります。

圧倒的に広い空間がお出迎えです。当たり前ですが、シーサイドホテル芝弥生会館時代の面影はありません(2010年ごろ宿泊したことがありますが、かなり老朽化が進んでいましたからねえ)。

ホテルロビーから、スカイツリーや浜離宮庭園などを眺望できる絶景が広がります。夕方にはピアノの生演奏もあり、ロビーバーは大人の社交場になります。

かなり豪華な内装です。ラグジュアリーコレクションの間違いじゃないかと思うぐらい。

さて、チェックインです。

私が予約していたのはchapter 1のキングルームです。

客室
chapter 1 キング/ツイン(40㎡) 17~26階
chapter 1 キング/ツイン(40㎡) ガーデンビュー 17~26階
chapter 1 キング/ツイン(40㎡) 高層階 17~26階
chapter 2 キング(43~44㎡) 17~26階
chapter 2 キング(43~44㎡) ガーデンビュー 17~26階
chapter 2 キング(43~44㎡) 高層階 17~26階
chapter 3 Suite キング/ツイン(95㎡) ガーデンビュー 18~24階
chapter 4 Suite Luxe キング(180㎡) ガーデンビュー 26階

ナイトリーアップグレードアワード(NUA)が承認されて、chapter 3 Suite キングにアップグレードしていただけました。宿泊料金の差は約21万円!! 私史上、過去一番のアップグレードになりました。

閑散期だったこととNUAがかなり効果を発揮したと思いますが、それでもここまでのアップグレードはなかなかありません。大感謝ですね。

ナイトリーアップグレードアワード(NUA)とは、マリオット・インターナショナルグループ年間宿泊実績50泊あるいは75泊達成時に選べる特典の1つで、獲得すると5泊分の客室アップグレード申請ができます。

ちなみに、これまでで一番のアップグレードは「ル メリディアン台北」です。アジアはアメリカや日本に比べてアップグレードが期待しやすい傾向があります。

マリオット会員特典は、

チタン特典
●ウェルカムギフト 1滞在1,000ptsあるいはオリジナルギフト
●無料朝食2人分まで
●75%のボーナスポイント
●宿泊アップグレード(可能なら)
●レイトチェックアウト(可能なら)
プラチナ特典
●ウェルカムギフト 1滞在1,000ptsあるいはオリジナルギフト
●無料朝食2人分まで
●50%のボーナスポイント
●宿泊アップグレード(可能なら)
●レイトチェックアウト(可能なら)

ウェルカムギフトはポイントがおすすめですが、オリジナルギフトが気になったので選んでみました。

ホテルオリジナルブランド「ザ・ブレンド」のミルキーキャラメル、抹茶(インスタントパウダー)、粉コーヒー、コーヒーフィルターのセットです。すべて客室内にも備わっています。フロントでこちらのセットが1,500円で販売されていました。

ルームキーを手にお部屋に向かいます。

客室の様子(chapter 3 Suite キング ガーデンビュー)

ホテル客室は17階~26階まであります。エレベータはルームキーでセキュリティされています。

さてお部屋に入ります。左手にクローゼットとトイレがありますが、寝室にもあるので利用しないと思います。とりあえず奥に進みましょう。

リビングです。テーブル席、ソファ席の両方があって、とにかく広いです。

左手に置かれていた青い人形は、フラッシュをあてるとこんな感じで撮影できます。

テーブルの上には、ウェルカムレターとクッキーが置かれていました。

窓際には電話と雑誌か置かれていました。コンセントもあります。

テレビの隣の収納には、コーヒーセット、抹茶のセット、ミルキー、ティーバッグ、グラス類などが置かれていました。茶筅もあるので、抹茶をミキシングすることができます。

棚の下の冷蔵庫には缶ビール、オレンジジュース、ミネラルウォーターが入っています。また、アイスペールが用意されていました。

冷蔵庫や棚の中のミニバーはすべて宿泊料金に含まれているので、無料でいただくことができます。減った分はターンダウン時に補充してくれました。

リビング入り口のクローゼットです。シューブラシ、靴ベラ、スリッパなどが納められています。たぶん、こちらのクローゼットは使う機会がないと思います。

リビング入り口のトイレです。こちらも使う機会がないと思います。

ベッドルームです。コーナールームなので、寝室は2方向がガラス張りになっていて、かなり採光が良くなっています。浜離宮方面と浜松町方面を眺めることができます。

おしゃれな鏡台、ソファ&テーブル、そしてエレクトーンが置かれています。

ターンダウン後にはクッションが片付けられてこんな感じになっていました。

ベッドの枕元には、メモ帳とペン、レトロな感じの電話、時計があります。集中コンソールにはコンセントとUSB充電ポートがあります。

反対側の枕元にはタブレットが置かれています。室内照明やインルームダイニングなどのオーダーができます。

寝室奥のスペースに向かいます。まずはウォークインクローゼットです。

荷物置きの棚には、セイフティボックス、スリッパ、アイロンが収納されています。バスローブと下駄もおかれています。下駄はフロントで販売もされています。

隣のエリアには、ラゲッジラックとアイロン台、シューブラシ、靴ベラがあります。

奥にはウェットエリアです。洗面、バスエリア、左奥にトイレがあります。洗面台の下にはドライヤーと体重計が置かれています。

洗面台の上にある辞書のような箱には、洗面アメニティがパズルのように収納されています。

歯ブラシ、クシ、カミソリ、ヴァニティキット、シャワーキャップ、バブルネットが収納されています。このセットはフロントで15,000円で販売されていました。

オリジナルブランド「THE BLEND」のハンドソープ、ボディローション、雪肌精、コットンが置かれています。

バスルームです。シャワーはハンディタイプと天井据え付けで、広いバスタブが用意されています。

バスアメニティはやはりTHE BLENDです。

トイレも広々としてます。

バルコニーです。コーナールームですが、バルコニーは浜離宮庭園方向に設置されています。リビングから出入りできますが、寝室の窓は開きません。浜松町方面も眺めることはできます。

スカイツリー方向に幅広い眺望が楽しめます。

ミニバーのミルキーキャラメルをいただきながら、コーヒーを楽しみました。

夜景です。浜離宮庭園は闇の中に沈んでわかりにくいですが、遠くにライトアップされたスカイツリーが浮かんで見えます。東京のイルミネーションがとてもきれいな夜景です。

まとめ

今回は2025年夏に宿泊したメズム東京、オートグラフ コレクションのアクセスと客室の様子を紹介させていただきました。バルコニーからの景色は絶景で、テーマで統一感のあるシックな内装の客室がいいですね。

次回の記事ではレストランなどの館内施設を紹介させていただきます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする