【マリオットホテル】ウェスティンホテル大阪 宿泊記(3) 2025年春 コーナースイートに宿泊

はじめに

今回は2025年の春に訪問した「ウェスティンホテル大阪」の模様をアップさせていただきます。

ウェスティンホテル大阪では2023年~2026年にかけて、客室を順次リニューアルしています。また、2024年にはレストラン「アマデウス」もリニューアルされました。

マリオット系ホテルの中核を担うホテルグループであるウェスティン系列のホテルで、プレミアムのカテゴリーになります。日本初のウェスティンホテルで、マリオットホテルグループのフランチャイズとして株式会社テェルウィンコーポレーションの運営になるようです。

私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓

スポンサーリンク


ホテルへのアクセス 2025年現在

ホテルは通称新梅田と呼ばれる地区にあります。JR梅田貨物線の西側、JR大阪環状線福島駅の北側に位置しています。

大阪・梅田駅からのアクセス

2023年春のJR大阪駅うめきたホームオープン、2025年春のグラングリーン大阪の南館がオープンに伴い、JR大阪駅から新梅田地区へ向かうアクセスルートが大きく変化しています。

JR梅田貨物線が地下化されたため、貨物船をくぐる地下通路が無くなり、JR大阪駅⇒新梅田は地上を歩いてアクセスできるようになりました。いずれのルートでも約600m徒歩10分くらいです。

無料送迎バス(JR大阪駅桜橋口)

無料送迎バスはJR大阪駅の桜橋口から出て駅の西側にある高架の下に発着します。1時間に2本(大阪駅毎時10分、40分発・10時台~18時台運行)です。

ウェスティンのロゴ入りのバスが送迎してくれます。所要時間7~10分くらいです(梅田周辺は渋滞しやすいので、意外に時間がかかることもあります)。実のところ、徒歩と所要時間はあまり変わりません。急ぐ場合は徒歩でもいいと思います。

JR大阪環状線 福島駅からのアクセス

JR福島駅からのアクセスです。JR環状線は高架路線ですが、改札のある地上に降りると駅前(左手)に踏切(梅田貨物線)があります(JR福島駅付近は地下化されていません)。その踏切を渡ってまっすぐ北方向に向かいます。ミスタードーナツの前を進んでいきます。

ずっとまっすぐ進むと歩道橋が見えてきます。歩道橋のある交差点(大淀中学校前交差点)を右に曲がると、左側にホテルが見えてきます。一番シンプルで迷わない経路です。約1km徒歩15分と、大阪駅より所要時間が長くなります。

駐車場

ホテルには地下駐車場があり、宿泊客だと1泊2,000円で出し入れ自由です。新梅田地区の他の駐車料金は24時間3,000円以上の価格に高騰しています。素直にホテルの駐車場を利用しましょう。

駐車場入り口はホテル車寄せ付近にあります。地下駐車場は3フロア分あるのですが、エレベータでホテルフロントまで行くことができます。

スポンサーリンク


チェックインとプラチナ特典

フロントはヨーロピアン調の豪華な雰囲気です。

ロビーラウンジも厳かな感じがあります。

客室は8階~30階で、26~30階はエグゼクティブフロアです。

今回利用したのは繁忙期週末で、予約していたのは、最も安い通常のキングルームです。ナイトリーアップグレードアワード(NUA)の申請で、チェックイン前にアプリ上でスイート・コーナー・キングにアップグレードしていただていました。約15,000円のアップグレードです。客室の広さは段違いで、アップグレードの価値は高いです。

ナイトリーアップグレードアワード(NUA)とは、年間宿泊実績50泊あるいは75泊達成時に選べる特典の1つで、獲得すると5泊分の客室アップグレード申請ができます。

客室304室
8階~20階 デラックスルーム

ダブル 41㎡
キング 41㎡
スイートキング コーナールーム 60㎡
スイートツイン コーナールーム 60㎡
和室スイート 83㎡
21階~25階 高層階デラックスルーム
ダブル 41㎡
キング 41㎡
26~30階 エグゼクティブクラブフロア
ダブル 41㎡
キング 41㎡

エグゼクティブスイート キング 100㎡
エグゼクティブスイート ダブル 100㎡
ジュニアスイート キング 80㎡
ジュニアスイート ダブル 80㎡
ヨーロピアンスイート 140㎡
オリエンタルスイート 140㎡

もちろんプラチナ以上なので、エグゼクティブクラブラウンジのアクセス権が付きます。また、マリオットボンヴォイ1,000ポイントかお食事代600円(レストランやインルームダイニングあるいはミニバーで利用可)の選択のウェルカムサービスがありました。

プラチナ・チタン特典(2025年)
エグゼクティブクラブラウンジのアクセス権
ウェルカムギフト:マリオットボンヴォイ1,000ポイントかお食事代600円(レストランやインルームダイニングあるいはミニバーで利用可)の選択
朝食無料
アップグレード(可能なら)
レイトチェックアウト最大16時まで(可能なら)
フィットネスジム利用無料
ポイントボーナス50%(チタンなら75%)

繁忙期訪問のため、NUAのアップグレード以外は無理でした。レイトチェックアウトも14時が限界とのことでした。ウェルカムギフトはお食事代を選択しました。

2023年にマリオットメンバー向けの無料ジムが新設されています。

スポンサーリンク


客室の様子(スイート・コーナー・キング)

今回の宿泊はスイート・コーナー・キングのお部屋です。エグゼクティブフロアより下の階になりますが、ある程度高層階を用意していただけました。

入って正面にリビングエリアが用意されています。

リビングエリアはこじんまりとした印象ですね。さらに右奥に進むとベッドルームですが、リビングとベッドルームの間に仕切りが無く、厳密にはスイートルームと言えないかもしれません。

リビングの棚の上には、電話や無料のミネラルウォーターが用意されています。

電話の下にはUSB充電ポートとコンセントがあります。

棚の下にはグラス類やティーバッグ、ドリップ珈琲などがあります。

その下には湯沸かしポットやアイスペール、有料ミニバーの入った冷蔵庫があります。

奥に進むとベッドルームです。コーナールームなので2方向に窓があって最高が良く明るいお部屋です。空気清浄機やテーブル&ソファセットがあります。

クローゼットとウェットエリア入り口はベッドルームにあります。

ベッドの枕元には、コンセント、USB充電ポート。電話、集中コンソール、ウェスティンでおなじみのピローミストがあります。

クローゼットにはセイフティボックス、ラゲッジラック、シューブラシ、靴ベラ、バスローブやスリッパなどがあります。

さらにナイトウェアなどが収納されています。

洗面スペースです。洗面は2つ用意されています。奥にはバスルームやトイレがあります。

アメニティにはウェスティンオリジナルブランドのWHITE TEAです。フランスのエバステンとのコラボのようです。歯ブラシ、カミソリ、シェービングフォーム、ヘアブラシ、マウスウォッシュ、ボディーローションなどが置かれています。

さらに石鹸、ヘアキャップ、綿棒があります。

棚にドライヤーが置かれています。

奥の部屋に入ると、バスタブ、シャワーブース、トイレのあるスペースです。

バスタブは広いですね。大理石のバスルームです。

バスソルトが置かれています。

シャワーブースはハンディタイプです。

バスアメニティはやはりWHITE TEAになります。

窓からの景色です。グラングリーン大阪方面を見渡せます。2025年現在、北エリアはまだ開発途中で、南館のウォルドーフ・アストリアの建物が完成しています。

夜は華やかにライトアップされてみえます。

南方向、JR福島駅方面の景色です。

福島方面のビル街の夜景です。イルミネーションを眺めることができます。

ラウンジとインルームダイニングで引きこもり

関西在住の私ですが、あえて梅田で宿泊しました。「週末にゆったりのんびり過ごそう」というテーマです。いい部屋に引きこもって贅沢な時間を過ごしました。ホテルから出るのも億劫なので、御食事もラウンジとルームサービスで済ませちゃいました。

インバウンドの影響で、宿泊料金だけでなくインルームダイニングも全体的に10%くらい値上げされています。なかなか手を出しにくいですね。ホテルから駅も近いので、ファストフードで済ませるのも手です。

ラウンジは以前の記事で紹介しています。今回の体験記は簡単にさせていただきます。

ラウンジ<アフタヌーンティ>

アフタヌーンティはこちらのラウンジのシンボルともいえるバスクチーズケーキが提供されました。スコーンやスイーツもおいしくいただけます。

ラウンジ<カクテルタイム>

カクテルフードはオーダーサーブのおつまみセットと、ビュッフェスタイルのフード類です。スパークリングワインとともにいただきました。

インルームダイニング<ディナー>

夕食は中華料理です。レタスチャーハンとエビマヨだったかな。

アマデウス<朝食>

朝食はラウンジではなく1階レストランで提供です。

メニューが充実していて、朝からがっつりいただくことができます。

インルームダイニング<ランチ>

ランチにシーフードミックスフライ(4,300円)をいただきました。今回の宿泊は贅沢させていただきましたね。

ワークアウト(フィットネスジム)

2023年にオープンした、宿泊マリオット・ボンヴォイ会員が無料利用できるジムです。

利用料金 1,650円 24時間利用可

また、これとは別に10~21時で利用可能な有料フィットネス(2,200円)が以前からあります。マリオット会員は新規設置されたフィットネスジムの方が明らかにお得です。

従来のフィットネスには有人受付がありますが、今回新しく設けられたフィットネスジムはルームキーによるオートロックです。

入り口の掲示に、利用時に目の前の電話でレセプションに電話するように書かれています。電話すると、名前の確認も無く特に手続きは無いので普通に利用してくださいとのこと(何のための電話かわからない・・・)。また、利用者は名前とルームナンバーを書いてくださいと紙がおかれていましたが、これってセキュリティ上あまりよろしくないような気がします。

設備は充実しているとは言えませんが、最低限の機材はそろっている印象です。明らかに利用者より入り口前に書かれていた利用記録の方が少ないですが・・・。

タオルとウォーターサーバーが用意されていました。

無料のフィットネスジムが設置された出現したのはありがたいです。

まとめ

今回は2025年春に利用した、ウェスティンホテル大阪の客室を中心にアップさせていただきました。1993年築で30年経ているホテルですが、内装の豪華さが魅力です。30周年のリニューアルが実施されています。

スイートルームにアップグレードしていただいて感謝ですね。ゆったりした時間を過ごすことができました。今回、無料のフィットネスジムが設置され、ゲストサービスが向上しています。

一方で、インバウンドや万博の影響もあって大阪のホテル宿泊料金は異様な高騰をみせています。空前のホテル建設ラッシュが続いているのに需給バランスが改善せず、宿泊料金が高止まりしています。コロナ禍前の3~5倍くらいで、ポイントを利用した無料宿泊特典でないと宿泊できない域にきています。

円安の影響で海外旅行のハードルは高いですが、都市圏の国内旅行もきついですね。今回の宿泊は繁忙期週末だったので宿泊料金も跳ね上がっていて、マリオット・ボンヴォイのポイントで利用しました。宿泊は無料になったので、その分インルームダイニングで贅沢させてもらいました。市街地ステイは国内外の旅行に比べるとかなり安く済みます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする