目次
はじめに
今回は2020年の晩冬に訪問した「ウェスティン ルスツリゾート」の模様をアップさせていただきます。
海外旅行は弾丸なので宿泊すらしないわたくしのブログですが、マリオットの上級会員を取得している関係上、マリオット系ホテルの宿泊記が多くなってしまう今日この頃です。マリオットエリート特典に関してもアップさせていただきます。
今回訪問するウェスティン ルスツリゾートは、スキー場やゴルフ場、遊園地などが併設されているリゾートホテルです。今回は、スキーシーズンに訪問することができました。
私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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空港・駅からホテルへ
ウェスティン ルスツリゾートに宿泊してきました。マリオット系ホテルの中核ホテルグループであるウェスティン系列のホテルで、プレミアムのカテゴリーになります。マリオットグループ内のカテゴリーは2020年3月現在で7です(8段階で上から2番目)。
ウェスティン ルスツリゾートは北海道虻田郡留寿都村のルスツリゾート内にあります。ルスツリゾートは加森観光の中核グループで、姫路セントラルパークの運営にも携わる観光企業です。2015年にウェスティンと提携開始したあと、ウェスティン ルスツリゾートはルスツリゾートとウェスティンのダブルブランドで運営されています。
交通手段としては、レンタカー、札幌・小樽よりバス、新千歳空港よりバスがあります。バスはいずれも事前予約が必要で、新千歳空港からのバスは有料です。北海道はバス路線の所要時間がムチャクチャ長い路線が多く、空港からルスツまでだと1時間30分ぐらいかかります。
途中、写真のお土産施設で休憩時間を挟み、所要時間2時間くらいです。復路は休憩なしのノンストップでした。
ルスツリゾートには、おなじ加森観光が運営するホテル「ルスツリゾートホテル&コンベンション」もあり、バスは先にそちらに寄ってから2分程度でウェスティンに尽きます(というか目の前です)。
ウェスティンルスツリゾートに到着です。もともとルスツリゾートホテル&コンベンションの一部「タワーホテル」として運営開始され、2015年にリブランドされました。タワーの名の通り、雪山の中で23階の偉容を誇っています。
正面入り口より入って左手にフロントがあります。私の訪問した時期は、2020年の例のウイルスはまだ本格的に蔓延していな状況でしたが、出入国規制もあり中国などのアジア系のお客さんは少なかったです。逆に日本人が多い印象で、7割程度はいらっしゃったと思います。また、欧米系の方も多かった印象です。スタッフさんはアジア系の海外の方もいらっしゃいました。
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チェックインとチタン(プラチナ)特典
今回利用したのは冬の繁忙期です。マリオットの公式サイトでは数か月前からすでに満室の表記でした。他のトラベル予約サイトもほぼ全滅でした。ところが、2020年晩冬の海外からの渡航制限で一気に空室が出現し、週末でも直前にポイント宿泊の予約が可能な状態になりました。
ということで、今回はポイント宿泊で予約させていただきました。低層階の最も安いスタンダードルーム(ツインベッドと収納ベッド2台でベッド4台)のお部屋です。それが会員特典のアップグレードで中層階になったようです。部屋の広さは大きく変わらないと思います(マリオットとルスツの公式HPで調べたのですが、私の宿泊した部屋と同じ間取りを見つけることができませんでした。)。
ちなみにマリオットの会員特典を利用するためには、ルスツリゾートの公式サイトから予約してはいけません。必ずマリオットの公式サイトを経由して予約しましょう。
チタン会員特典として以下のサービスが提供されます。
ウェルカムギフト
マリオットポイント1000pt、ローカルギフト特製ジャム、朝食2人分から選択
レイトチェックアウト最大16時
無料アップグレード
ラウンジ利用(10-23時)2名まで
ターンダウンサービス(16-19時)
おそらくプラチナ会員も同じだと思います。「チタン会員」と明記された説明用紙を見たのはマリオット系ホテルで初めてですね。ほとんどは「プラチナ」あるいは「プラチナ&チタン」という書き方がされていましたから。
アップグレードはスイートも含むとのことですが、今回は空きがなかったようです。冬の繁忙期なので仕方ありません。こちらのホテルの「スイート」は、高層階宿泊ということ以外は他の部屋と差が無さそうです。レイトチェックアウトも13時まででお願いしますとのことでした。
ウェルカムギフトは朝食の1択でしょう。朝食代3,025円×2人分が無料になります。宿泊数分いただけますので、宿泊すればするほど朝食の方がお得です。
ちなみに、マリオットでは子供の朝食無料キャンペーンが実施されています。上記の写真のようなカードが手渡されます(7歳~12歳用)。6歳以下なら無料、7歳~12歳だとゴールド会員以下で半額、プラチナ会員以上で無料になります。また、無料アイスクリームサービスがあります。
ターンダウンサービスが会員だけの特典かどうかは確認する手段がありませんが、特典欄に書いていたので。夕食を終えて部屋に帰ってきたら、お菓子が置かれていました。シェラトン・キロロでもいただいたクッキーです。翌日の天候のインフォメーション付きです。
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客室の様子(デラックス1ベッドルーム中層階)
フロントはアトリウム棟にあり、客室はタワー棟です。ストアが並んでいる通路を少し歩くと客室に向かうエレベータがあります。エレベータで客室フロアに向かうにはカードキーが必要です。
ウェスティン ルスツリゾートの客室は、ほぼすべての客室がメゾネットタイプで、同じ部屋の中が上下2フロアになっています。入り口は上階になり、エレベータも奇数階にしか停車しません。たとえば、21階にある部屋は、21階と20階の両方で構成されています。23階は「加森リゾートクラブフロア」とされており、おそらくリゾート会員専用のフロアだと思われます。
私の宿泊したのはたぶんデラックス1ベッドルーム中層階(4ベッドタイプ)です。たぶんというのは、公式HPで同じ間取りのお部屋が見つけられなかったから。フロア面積は76~85㎡になります。
入り口は2階部分で、1階部分を見下ろすとこんな感じ。2階にはベッドルームがあります。
1階には大きなカウンターあります。
カウンターの奥はトイレ、バス、洗面スペースになります。
ミネラルウオーターがボトルで用意されていました。ガスありとガスなしの2タイプ。もちろん無料です。
コーヒーメーカーと湯沸かし器が用意されています。紅茶やお茶などのパックも用意されています。これらも無料です。
その足元には冷蔵庫です。中は空っぽなので、自由に利用できます。
その隣にはグラスが並べられています。
奥にはソファとテレビがあります。テーブルにお菓子がたくさん置かれていました。北海道のお土産としても最適な「じゃがピリカ」やチョコレートなどでした。まあ、猫にかつおぶしで、目を輝かせた面々の前では一瞬で消滅しました(笑)。ありがたい贈り物であったことは確かです。
アメニティも置かれていました。
パンピューリのアメニティです。
ソファの奥には、こんな感じで引き出して使うベッドが用意されています。私たちは利用しませんでした。
そばにはクローゼットがあります。中は少し狭く、大き目のキャリーケースは収納が難しそうです。
洗面スペースに進みます。トイレもバスもセパレートです。
ブラシやかみそりなどのアメニティです。
トイレはこんな感じです。
バスにはバスタブの外に体を洗うスペースが用意されています。私は温泉(大浴場)ばかりを利用したので、こちらは使いませんでした。
2階に戻りましょう。こちらはベッドルームになります。ツインベッドですね。こちらはベッドのスペースを広めにとっているので、それ以外のスペースはほとんどありません。こちらの枕元にもミネラルウォーターが用意されています。
2階にもテレビが用意されています。下の引き出しにはパジャマ(浴衣)が用意されています。
2階にもクローゼットがあります。セーフティーボックスも。こちらのクローゼットの方が広めで、大き目のキャリーケースを収納することが可能です。まあ、2階から1階に階段を歩いて荷物を下ろすのはかなり大変なので、持ち込んだ荷物は2階に置くのが無難です。
ルームサービスのメニューです。カテゴリー7のホテルとしてはとてもリーズナブルな価格設定です。なんと、消費税、サービス料込ですよ。私もかなり惹かれたのですが、レストランでいただいたほうがマリオット会員割引でいただけるので、そちらを選択しました。
ホテルの部屋からの眺めです。真冬で雪も降っているため、見ての通りの雪景色です。道路の向こう側にみえるのがルスツリゾートホテル&コンベンションです。そして左の方に見えるレールはモノレールになります。モノレールでホテル間が繋がっているんですね。
全室メゾネットタイプで、室内に吹き抜け部分もあるため、とても広く感じるお部屋です。のんびりしてるだけでも楽しく感じられる客室です。
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ロッカールーム<1階>
1階に宿泊客用のスキー用ロッカールームがあります。各部屋に1つの無料ロッカーが用意されています。宿泊客以外はこちらのロッカーは利用できません。
ロッカーはスキーやスノーボードも収納できますし、比較的大きいので4人家族でも収納可能だと思います。
利用するにはチェックイン時に手渡されるロッカーカードが必要です。利用するロッカーはチェックイン時に指定されます。チェックアウト日の12時までしか利用できないので注意しましょう(会員特典でレイトチェックアウトしていただけても、ロッカー利用時間は延長されません)。
更衣室が2つ用意されていますがトイレはありません。ロッカールームから建物の外までは少し距離があります。建物の外がすぐゲレンデではなく、リフトでスキー場に向かう必要があります。
スキー場のうち、「イゾラ」と「イースト」はリフトで昇れば利用できますが、イゾラまではリフトを乗り継ぐ必要があります。初心者用コースはルスツリゾートホテル&コンベンション側のゲレンデ「ウェスト」の方が充実しているので、スキー板を持ってモノレールで向かう必要があります。いずれにしても、ウェスティンホテルの目の前がゲレンデというわけではありません。
ルスツリゾートホテル&コンベンションは目の前がウェストのゲレンデなので、スキーヤーにとってすごく便利です。子供用の施設もウェストにあります。
スキー三昧を求める中上級者なら、イゾラやイーストの方がコースが充実していますが、ルスツリゾートホテル&コンベンションからゴンドラでイーストに向かうこともできます。
ただし、イゾラとイーストのリフトは16~17時にクローズします。ウエストはナイトスキーも実施されます。総合的にはルスツリゾートホテル&コンベンションの方が便利ですが、残念ながらマリオット経由で宿泊予約できるのはウェスティンのみとなります。
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フィットネススタジオ
営業時間 24時間利用可能
ホテルのタワー棟1階、宿泊エリアへむかうエレベータホール前にフィットネスジムがあります。更衣室はありませんから、部屋で着替えてから向かいましょう。また、入室にはルームキーが必要なので忘れないようにしましょう(エレベータに乗るにもルームキーが必要なので、忘れないと思いますが)。
タオルはたくさん用意されています。
運動のための器具がならんでいますが、数は多くありません。ジムには常駐のスタッフもいらっしゃいません。ウォーターサーバーは用意されています。こじんまりとしたジムですが、私の宿泊していた間の利用者はとても多かったです。
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ショップ
ホテルの1階には、おみやげやコンビニ的に利用できるショップが2つ、スポーツショップが3つあります。ザ・ノース・フェイスの専門店もあります。スポーツショップは早い時間にクローズしますが、ちょっとしたおつまみや飲み物、インスタントラーメン、パンなどが販売されているショップは、遅い時間まで運営しています(ちゃんと覚えていませんが22時頃までは開いていたと思います)。
ちなみに、ウェスティンとコンベンションの間に、セブンイレブンがあります。ホテルから徒歩5分程度ですが、冬だと寒さと足元の悪さもあり、たどり着くのが大変です。
スキーレンタルショップ
ホテルの1階、アトリウム棟にあるサロモンステーションでは、サロモンの公式ギアをレンタルすることができます。宿泊客は割引料金でレンタルできます。子供のヘルメットレンタルは無料です。
予約は不要で、混雑していなければすぐにレンタル可能です。館内で申し込んで板(ボード)とストック以外を受け取り、館外の小屋で板を調整して受け取ります。外で受け取ってすぐにリフトに乗れるのはメリットでもありますが、受け取った後にロッカーに置いておきたい場合はデメリットでもありますね。
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まとめ
今回は2020年に利用した、ウェスティン ルスツリゾートの模様をアップさせていただきました。冬のこちらのホテルはスキーをしないと意味がないです。というか、スキーばかりする方にこそお勧めするホテルですね。冬場の宿泊料金はかなり跳ね上がるので、冬に宿泊するならマリオットポイントで予約するのがおすすめです。
写真が多くて読み込みが重くなりそうなので、3回に分けてアップさせていただきます。次回はレストランとラウンジ特典に関する内容です。
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