いよいよ私の世界一周旅行も終了です。成田空港で国内線に乗り継ぎ、伊丹空港へ。のべ12日間にわたる弾丸旅行が終了の時を迎えようとしていました。
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成田空港でバタバタ乗り継ぎ
成田国際空港第2ターミナルに着きました。第2ターミナルはJAL専用ターミナルです。降機すると、そちらには私の名前を掲げたJALの地上係員の方がいらっしゃいました。「伊丹行きにお乗り継ぎ予定の○○さま」こういう呼び出しは初めて、なにかうれしいです。
「伊丹空港へ乗り継ぎですね、時間がやや押してますので案内します」とのこと。私が機内で乗り継ぎを心配していたので、申し送りがあったのでしょうか。「それでも1時間ちょっとはあるよね、普通に行ったら大丈夫じゃないの」と言ってみると、「たぶん大丈夫だと思います」とのこと。とりあえず一人で気楽に行ってみることにしました。
出国審査場には優先レーンがありましたが、普通のレーンにもだれも並んでいなかったので、普通にパスしていきます。成田空港は必ず預入荷物を受け取らなければならないので、バゲージ・クレームで荷物が出てくるのを待ちます。成田空港での乗り継ぎは初めてなので、多少は不安もあり、気がせいています。
久しぶりの日本です。時間ができたので、スマホの機内モードを解除しました。留守電が2件。番号は・・・海外? なんとロサンゼルスでお世話になったSuper Shuttle社が、ルーチンで機械的におこなっているんでしょうが、集合時間前に電話を入れていたようです。
「priority」のタグがついているためすぐに荷物が一つ出てきました。もう一つあるので待っていると、先ほどの地上係員さんがやってきました。「荷物はこれだけですか」「あともう一つあります」「最初のコンテナに入っていなかったようですね、探しに行かせます」なんか、ぷちVIP待遇です。
しばらくすると、どこからともなく別の地上係員さんが、荷物を直接もってやってきました。「これでお揃いですね」「はい」「では、国内線カウンターへ急ぎましょう」
移動しながらさらに話しかけられました。「乗継便にはファーストクラス用シートを用意させていただいております」この言葉にはびっくりしました。国際線の機材を利用した成田発の国内線は、国際線用ファーストクラス/ビジネスクラスシートをclass Jとして使用できます。class Jは普通席+1000円で使用できます。今回の旅行の計画時にも、せっかくなのでファーストクラスシートを使えたらと考えていましたが、何度確認してもビジネスクラスシートしか席の指定ができなかったのであきらめていました。国内線クラスJ設定のファーストクラス用シートは、国際線ファーストクラス利用者のためにあらかじめJAL側で確保されているのでしょう。
税関を超えて、次は関空でレンタルしていたモバイルWiFiを返却します。旅行中おせわになりました。返却ボックスに放り込みます。
国内線カウンターに到着です。荷物を預けてチェックインします。元々予約していた席ではなく、ファーストクラス用シートに変更です。その最後の搭乗券をいただきます。「あまり時間はございませんが、サクララウンジをお使いになれます」せっかくなので使わせてもらいましょう。
「私の案内はここまでです。どうぞ良い旅をお過ごしください」エスコートしていただいた地上係員さんに別れを告げ、保安検査場へむかいました。
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サクララウンジ(成田空港)とJALのファーストクラスシート
成田空港第2ターミナル国内線に搭乗します。保安検査場は混んでいなかったので、スムーズにパスしました。サクララウンジに向かいます。国内線のサクララウンジは、食べ物と言えば乾きものぐらいしかないものですが、成田空港のサクララウンジは違いました。サンドイッチとかマフィンが置かれています。せっかくなのでいただきました。席は9割がた埋まっており大混雑です。みなさん国際線からの乗り継ぎでしょうか。
JL3007便成田発伊丹行きに搭乗します。出発は10分程度遅れました。席は国際線ファーストクラス用シートですので非常に広いです。また、このシートに座れるとは思いませんでしたね。ただし、国内線で使用する場合は、映画などのエンターテインメントやWiFiは使用できません。サービスもソフトドリンクのみです。
ファーストクラス席は乗り継ぎ客ばかりなので、CAさんが各席に来られての第一声は「どちらからのお戻りですか」。みんなに同じ質問をされており、そこから話の花を咲かせていました。
国内近距離線ですから、伊丹空港まではすぐです。20時ほぼ予定通りに伊丹空港に到着です。ちなみに伊丹空港の運用時間は21時までで、それ以上遅着する場合は、強制的に関西空港に変更となるそうです。飛行機があまり遅れなくて、本当によかったです。
これで世界一周ファーストクラス旅行記は終了です。次回はまとめの記事をアップさせていただきます。
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