【弾丸旅行世界一周旅行記13】ドバイ観光5-オールドドバイを巡るー

ドバイ観光もいよいよ佳境です。ドバイは今でこそオイルマネーによる近代的な建築物が乱立していますが、もともとはシルクロードの中継地として海運で栄えた都市です。その名残で、市場(スーク)が集約された地域が今も残っており、オールド・ドバイと呼ばれます。ドバイらしさを観光したければ、この地区を外すわけにはいきません。

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煌びやかなゴールド・スーク

ドバイ・モールからメトロにのります。ドバイのメトロはグリーンラインとレッドラインの2路線があり、最初に私が空港からアル・グバイバ駅まで乗ったのはグリーンラインで、ドバイ・モール駅があるのはレッドラインです。レッドラインに乗り、バージュマン駅でグリーンラインに乗り換えました。バージュマン駅は構内が黄色に塗装されていて、まぶしいです(金箔かどうかは知りませんが)。グリーンラインで3駅ほどでアル・ラス駅に到着します。オールド・ドバイの玄関口の駅です。

アル・ラス駅を地上に出ると、そこは水路(クリーク)の傍らになります。昔からドバイの交易に使われた運河だそうですが、一見すると川のようです(実際は海水だそうです)。そして、駅の建物から出ると、相変わらずの熱気が襲ってきます。時刻は15時すぎで夕刻にさしかかっており、太陽は傾いてきていましたが、ドバイの灼熱は衰える気配をみせません。私はフライトの時間の都合もありますから、無理をおして観光に挑みます。

こじんまりとした小路を入っていきます

地下から地上に出たばかりなので、方向がいまいちわかりません。「どっちに行けばいいんだろう」ときょろきょろ。明らかに迷っている観光客ですね。カモにされてもいけないので、とにかく歩き始めます。

地図を眺めながらですが、結果的に少し遠回りして、オールド・ドバイで最初の目的地である「ゴールド・スーク」に着きました。

ゴールド・スークでは、その名の通り、金の装飾品や工芸品が販売されています。それらが立ち並ぶ店のウインドウに飾られており、たいへん煌びやかな市場です。

私が訪れたときは人影が少なく、リュックを背負った私はたぶん浮いた存在だったと思います。昼の太陽の強い時間帯は、地元の人々もほとんど外に出ないので、スークの賑わいは陽が落ちたころにピークを迎えるため、日中は閑散としているそうです。

これらの金製品、当然ですが私に購入する余裕はありません。日本で購入するより安いのでしょうが(金相場は知りませんが)、それでも高いですし、何より金に興味はありません。街並みを写真におさめながら、ぶらぶらしていました。人が少ない分、店主とかに声かけられますが、わからないふりして完全スルーです。私の印象ですが、このスークは観光地化しているのでしょうか、観光客向けのドリンクスタンドなどもありました。暑いので購入してもいいかと思いましたが、ここではぐっと我慢です(特に意味はありません)。

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香辛料が漂うスパイス・スーク

ゴールド・スークのアーケード前を抜けると、やや香ばしい匂いが漂ってきました。そこはスパイス・スークと呼ばれ、さまざまなハーブや香辛料が軒先に山積みになっている店が並んでいます。

商品は量り売りで、巨大なずた袋様の袋に入れられていました。買って持ち帰るわけにもいかないので、私は雰囲気だけ味わって通り過ぎていきました。ま、スパイスに興味があるわけではありませんが。

なぜか地元の人に日本人とわかったらしく、「こんにちは」「どうですか」などと片言の日本語で声をかけられました。ドバイを訪れるアジア系の観光客は圧倒的に中国系が多いです。一目で日本人とわかる眼力には感服です。

さらに歩き続けると、また目の前に運河が広がる場所に出ました。そこには渡し船乗り場があり、運河の対岸に渡ることができます。次は、運河を渡り対岸に向かいます。

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