【世界弾丸旅行2023】マレーシア・クアラルンプール編(1)羽田空港からマレーシア・クアラルンプールへ MH37便 マレーシア航空エアバスA350-900 ビジネスクラス

はじめに

今回の記事から、2023年年明けに訪問したマレーシア・クアラルンプール弾丸旅行の記録です。

2022年10月11日には入国の人数制限も撤廃され、海外旅行客が増えつつある昨今ですが、一方で円安とサーチャージの高騰の影響が続いています。長距離路線のサーチャージは無視できないレベルになっています。

本当は安近短の台湾や香港あたりを訪問したいのですが、予約を考えていた2022年秋時点では入国後隔離ルールがややこしそうだったので、次善の選択肢として、マレーシア・クアラルンプールを訪問することにしました。

以前にも報告しましたが、2022年秋はANAの有効期限前のマイルを消費するために頑張っていました。シンガポールとサンフランシスコの特典航空券弾丸旅行を終えて、ANAマイルはほぼ使い切りました。

2023年2月2日付で、ANAマイル有効期限が2024年3月31日まで延長されると発表されています(要エントリー)。

今回はJALの特典航空券を利用して旅行しました。JAL特典航空券の必要マイルは、特典航空券PLUSの割り増しマイルが必要になることがほとんどです。ANAだとファーストクラスに乗れるようなマイルで、JALだとエコノミーしか乗れないことがあります。また、ファーストクラスと他のクラスの混在設定ができないのもデメリットです。あまりに必要マイルが高いので、使う機会がなくずっとマイルを放置していました。

特典航空券のメリットは、日帰りや1泊2日の行程もお得にできること。ほとんどの有償チケットは2~3日以上でないとお得なチケット(JALの場合、SaverやStandardなど)を購入できないので運賃が高くなります。弾丸旅行こそマイルでもらえる特典航空券が有用です。

そもそもJAL航空券に交換しようとしていたのが間違いなんですよね。いろいろ考えた結果、提携航空会社特典航空券を発券することにしました。JALマイルをJALと提携している航空会社の航空券に交換したということです。提携航空会社航空券には割増マイルは不要です。さらに、サーチャージ不要のマレーシア航空を選択。マレーシア・クアラルンプールへの弾丸旅行です。

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2023年年明けの羽田第3ターミナルから出国

今回の旅の始まりは羽田空港からですが、羽田空港には関西空港からJAL便で移動しました。ぼでぢゅうで夕食をいただき、ラウンジKANSAIで一杯いただいてから羽田に向かいます。ラウンジKANSAIでは柿の種が提供されるようになったようですね。

2023年、年明けを迎えて週末の羽田空港第3ターミナルです。

今回利用するのはマレーシア航空です。コロナ禍以前のにぎわいを取り戻し、チェックインカウンターもかなり混雑していました。チェックインカウンター業務はJALスタッフによって実施されていました。

マレーシア航空にはファーストクラスの設定が無く、最上位にビジネススイートと呼ばれる席があります。ビジネススイートは専用チェックインレーンも設定されていて(ワンワールドエメラルド兼用)、実質的にはファーストクラス扱いです。

今回はビジネスクラスで予約していました。チェックイン時にラウンジの案内はありませんでしたが、ビジネスクラスの予約のため、国際線のJALサクララウンジが利用可能なはずです。

保安検査場に進みます。遅い時間帯だったので、保安検査場前は長蛇の列でした。優先レーンはオープンしていないため、出国&セキュリティチェックに30分前後必要でした。羽田空港に到着してから、国際線出国後エリアに至るのに1時間くらいかかっています。最初から、せわしない旅になりそうです。

国際線出国後エリアに出た時点で出発まで1時間くらいしかありませんが、ラウンジ飯といきましょう。

私はワンワールドエメラルド会員を取得しているので、JALサクララウンジよりさらに上位のJALファーストクラスラウンジのアクセス権もあります。

意外かもしれませんが、私は羽田空港の国際線サクララウンジを利用したことがありません。せっかくですから、今回初めてサクララウンジを訪問してみました。2023年現在のサクララウンジは、以前はサクララウンジ スカイビューと呼ばれた114ゲート前のラウンジが提供されています。

2022年年末の羽田空港訪問時に比べ、羽田空港全体の旅客数は明らかに多くなっています。国際線サクララウンジもかなり混雑していましたが、席数に余裕がありました。シャワールームも利用しましたが、待ち時間はほとんどなく利用できました。

ANAラウンジより圧倒的に席数に余裕がありますね。ANAラウンジは2022年のキャンペーンでラウンジアクセス権のあるSFC会員を増やしていますし、プライオリティ・パスでラウンジ利用する方も多いため混雑しがちです。

2023年2月以降、ANAラウンジはプライオリティ・パスの対象外となる予定です。

出国に時間がかかったので、ラウンジ利用時間は30分くらいしかありません。シャワーを大急ぎで浴びて、軽く食事を(あわただしく)して、ゲートに向かいます。

日付が変わって0:30発、MH37便クアラルンプール行きです。23:55にゲート前集合とのことで、私の搭乗機にしては珍しく時間通りに出発できそうです。搭乗列は、ビジネスクラス&サファイア会員以上の列と、その他の列の2レーンが設定されていました。

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MH37便 クアラルンプール行き ビジネスクラスに搭乗

MH37便エアバスA350-900 マレーシア航空クアラルンプール行きに搭乗しました。

今回利用したわけではありませんが、ビジネススイート席です。マレーシア航空は2018年にファーストクラスの設定をやめたため、ビジネススイートが最上位席になります。個室感満載で広いですね。JALファーストクラスより広いんじゃないでしょうか(もともとファーストクラスとして利用されていた席です)。

JALマイルでマレーシア航空のビジネススイート特典航空券の発券はできません。懐が寂しい私には縁のない席です(2022年以降、上位クラスの席に乗りまくってますが、全て特典航空券で発券してます)。

私はビジネスクラス利用です。マレーシア航空エアバスA350-900のビジネスクラスは、座席がフルフラットになります。個室感はありませんが、余裕のあるスペースを確保されています。

ディスプレイの下にスペースがあり、座席をフルフラットにしたときは足元を滑り込ませるようになっています。こちらには「ソフトな荷物」以外は収納不可なので、荷物は頭上に収納です。

ビジネスクラスは1-2-1の1列4席配置です。中央部の頭上には荷物の収納スペースがありません。また最後列の頭上も使用禁止です。私の搭乗した便はビジネスクラスもほぼ満席で、ビジネスクラスにも関わらず収納スペースが不足して争奪戦状態になっていました。

小さな収納スペースがたくさんありますが、これらも離発着時は使用不可です。マレーシア航空は離発着時の制限が厳しめで、電波を発しない電子機器の使用も禁止されています。

マルチプラグとUSB充電ポートが用意されています。もちろんヘッドホンも用意されています。

出発時のウェルカムドリンクです。オレンジジュースやリンゴジュースから選択でした(マレーシアはイスラム教の国なので、アルコールの提供は積極的ではないようです)。

アメニティはイギリスのアスピナル・オブ・ロンドンのケースに収納されています。

中身は、フランスのパイヨのものやマウスウォッシュ、クシ、靴下、アイマスク、歯ブラシ、耳栓などです。

スリッパが配られました。また、フルフラットになったときに利用できる枕、マットレスなどが用意されています。

フルフラットのシートの様子です。ちょっと暗くてわかりにくいかな。

利用客は現地の方が最も多そうでしたが、乗継利用の欧米系の方も多かったです。日本人はかなり少ない印象でした。

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マレーシア航空 羽田-クアラルンプール(MH37便) ビジネスクラスのお食事

深夜出発便なのですが、離陸するとすぐに軽食の用意が始まりました。

飲み物はシャンパンをお願いしました。ピーナツもいただけました。

サテーが配られます。マレーシアの国民食みたいな食べ物です。チキンかビーフ(ラム)の選択で、ビーフをいただきました。甘いソースがとてもおいしいです。

マレーシア航空ビジネスクラスでは、好きな時間に提供できる軽食が提供されています。今回搭乗した便だと、下記の選択肢がありました。

エッグヌードル
季節のフレッシュフルーツ
カリフォルニアロール

就寝前なのでフルーツをいただいてみました。

フライト時間は7時間30分くらいです。1時間30分くらいして就寝し、到着の2時間前くらいに置きました。4時間くらい眠ったんでしょうか。

到着2時間くらい前に朝食の提供が始まりました。

TO START
プレーンヨーグルト
季節のフレッシュフルーツ
メインコース(下記から選択)
フレンチオムレツ
照り焼きビーフ
ナシレマ
ベーカリー

ベーカリーは3種類くらいあって、選択可能でした。

メインはオムレツを選択しました。

フライトは0:30時発、クアラルンプールに現地時間で朝7時00分着です。時差が1時間ありますが、そのくらいなら時差ぼけもありません。

冬季ですから、着陸時の窓の外は真っ暗です。

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マレーシア クアラルンプールに入国

定刻より早くにマレーシア・クアラルンプール空港に到着です。クアラルンプール空港の国際線の多くはサテライトターミナルから発着し、メインターミナルまでエアロトレインで向かいます。

クアラルンプール空港はシンガポールのチャンギ空港と同様に、到着客と出発客が一緒のフロアに出ます。搭乗前の各ゲート前に保安検査場があるんですね。とりあえずメインターミナルに向って、入国審査を受けます。

2023年現在、クアラルンプールの観光入国にはビザや書類は不要で、パスポートさえあればOKです。スマホアプリMySejahtera(マイセジャテラ)のインストールが推奨されていますが、必須ではないようです。

ビジネスクラス以上の乗客は、入国審査にPremier Laneを使えますが(機内で褐色の通行証が手渡されます)、6:00~24:00の間だけのオープンです(深夜帯は通常審査も混雑しません)。航空会社上級会員であっても、エコノミークラス客は利用できないようです。

私の到着時は朝7時前でしたが優先レーン(Businessと表記されています)は運用されていませんでした。一般レーンが数人程度の待ち列だったので、そちらに並びました。すぐに優先レーンもオープンになったのでそちらに移動しました。ほとんど質問は無く、顔写真と指紋採取で入国完了です。5分もかからなかったかな。

4階到着フロアにでました。外は徐々に明るくなってきています。クアラルンプール観光に向かいたいと思います。

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