【世界一周2024旅行記4】シンガポール・チャンギ空港から香港へ キャセイパシフィック航空 CX690便 エアバスA350-900 ビジネスクラス チャンギの第4ターミナルの散策も

ワンワールドファーストクラス世界一周の旅。前回までの記事で羽田からシンガポールに向かい、シンガポールのクリスマスを鑑賞しました。今回の記事でシンガポールから香港に移動します。

前回の記事はこちら↓

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シンガポール・チャンギ空港 第4ターミナルへ

いろいろトラブルもありましたが、なんとかチャンギ空港に来ることができました。搭乗予定の便はキャセイパシフィック航空なので、第4ターミナルでチェックインです。

チャンギ空港のMRT駅は第2・第3ターミナル間にあります。第1ターミナルは第2・第3ターミナルとSKYTRAINで結ばれているので(徒歩でも行ける)アクセスは容易です。第4ターミナルはちょっと面倒で、第2ターミナルからバスでアクセスになります。移動に時間がかかるので、私も今まで訪問したことがありませんでした。

ターミナル間バスの本数は10~15分に1本くらいです。移動に10分くらいかかるので、かなり時間の余裕を持って利用する必要がありそうです。

第4ターミナルに到着です。

第4ターミナルはかなりサテライト的な立ち位置のターミナルです。メジャーな航空会社だと、キャセイパシフィック航空、大韓航空が就航していますが、多くはエアアジア系などのLCCが利用します。ちょっと寂しい雰囲気のターミナルです。

チャンギ空港の保安検査場は乗継しやすいように各ゲートに設置されていますが、第4ターミナルだけ出国審査時に保安検査があります(一般的な空港と同じ配置です)。

キャセイパシフィック航空のチャンギ空港チェックインは3時間前からです。チャンギ空港にはアーリーチェックインといって早めにチェックインできるシステムが一部航空会社に導入されています。キャセイパシフィック航空も対象なのですが朝10時からの利用になるので、今回のケースでは通常チェックイン開始の方が先になりました。

預け入れ荷物無しなので自動チェックイン機でチェックインします。乗継もあって4枚も搭乗券が発行されました。

保安検査場は優先レーンはありません。待ち時間10分程度で通過しました。

さて、問題の出国審査です。シンガポールの出国審査は機械によるパスポートと顔認証だけですが、どうも機械の顔認証と私の相性が悪いようでうまく行きません。毎回、スタッフさんのお世話になっています。

審査場の立ち位置に建って、顔認証のカメラを見るのですが、どうしてもうまくいきません。

スタッフさんに「lean」と連呼されるのですが、英語の授業でleanと言えば「傾ける」ですね(google翻訳でも同じです)。左右に体を傾けたり、ちょっと前に体を傾けたりするのですがうまくいかず、スタッフさんは渋い表情で「lean」と繰り返します。まさか「痩せろ」と言っているのかな(leanには痩せているという意味もあります)。確かに最近お腹が・・・。

いろいろしているうちにカメラに顔を近づけたらうまくいきました(足のマークの位置からカメラが遠いので、足の位置をずらして近寄った感じ)。後でいろいろしらべてみたら、leanには「体の上部を特定の方向に動かす」という意味もあるそうです。おーなるほど、たしかに最後はleanしました。納得です(というか、closerとか他に言い方あるんじゃないかなあ)

免税店エリアを通ってゲート方面に向かいます。

第4ターミナルでラウンジをホッピング

さて、ラウンジタイムです。

ちなみに、シンガポール・チャンギ空港第4ターミナルには以下のようなラウンジがあるそうです。

チャンギ空港 第4ターミナルのラウンジ(2024年)
●空港ラウンジ(出国後エリア)
・Cathay Pacific Lounge 中2階 
キャセイパシフィック航空のラウンジ
・Blossom(SATS & Plaza Premium) Lounge 商業ラウンジ
☆プライオリティパス対象ラウンジ
●プライオリティパス対象レストラン
・Tiger Den 2階出発フロア
タイガービールバー
・Crystal Jade Go(翡翠点) 2階出発フロア 中華料理

第4ターミナルは利用者が少ないので(第1~3と相互にアクセスしづらい)、穴場的な存在です。混雑していません。

Crystal Jade Go

Crystal Jade Goは中華料理のお店です。プライオリティ・パスでセット料理がいただけます。第1ターミナルにも系列店があってそちらもプライオリティ・パスが利用可能です。今回は利用していません。

Tiger Den

Tiger Denはシンガポールで有名なTigerビールがうりのバーレストランです。利用者はほとんどお見かけしませんでした。プライオリティ・パスで33.5シンガポールドルの割引を受けられます。今回は利用していません。

Blossom(SATS & Plaza Premium) Lounge

エスカレータで中2階に上がると、ラウンジが2つあります。

1つ目はBlossom(SATS & Plaza Premium) Loungeです。オープンで広々としたスペースのラウンジで、第4ターミナルで唯一シャワーを備えたラウンジです。ここに来るまでにいろいろあって汗だくなので、すっきりさせていただきました。

プライオリティ・パスの対象ラウンジであり、大韓航空の指定ラウンジでもあります。SATSやPlaza Premiumとも提携しているようで、有償利用が可能です。

Cathay Pacific Lounge

2つ目はCathay Pacific Loungeです。もちろんキャセイパシフィック航空の指定ラウンジです。シャワールームはありませんが、点心やヌードルバーなどキャセイでおなじみのメニューが提供されています。こちらでお腹を満たしてからフライトに臨むことにしました。

ゲートに向かいます。一番奥のゲート18だったので、移動が大変でした。

キャセイパシフィック航空 CX690便 シンガポール発香港行き エアバスA350-900 ビジネスクラスに搭乗

ゲートから搭乗が始まりました。CX690便エアバスA350-900シンガポール発香港行きです。A350-900は関西線にも投入されていて、以前利用したことがあります。

今回搭乗するのはビジネスクラスになります。CX690便にファーストクラスの設定が無いためダウングレードです。

おなじみのグリーンのヘリンボーンシートです。

ヘッドホン、ミネラルウォーター、クッション枕が用意されています。夜行便だとブランケットも提供されていますが、今回は4時間フライトの短距離昼行便なのでありません(CAさんに声掛けすると提供されるようです)。アメニティもスリッパも提供されません。

足元は前席のテーブル下に滑り込むようになっています。ディスプレイは18.5インチでタッチパネル式です。

サイドテーブルに鏡扉の付いた収納、ライト、シートを動かすコントローラー、4.3インチのディスプレイ付きリモコン(ビデオハンドセット)があります。足元にも収納があります。

ほぼ定刻に出発し、機体は空の上に舞い上がりました。

CX690便 ビジネスクラスのお食事

シャンパンとアーモンドナッツが提供されました。搭載されていたシャンパンはパイパー・エドシック・エッセンシエルです。ネットで750mL約7,000円~なので、1杯2,000円くらい? そんなにするの?

お食事はメインのみ選択です。

TO START
Seasonal salad
Smoked salmon with green apple, fennel and celery salad
MAIN 選択
●Braised chicken with spring onion and ginger with Chinese rice wine
●Grilled prime Australian beef tenderloin with red wine sauce
●Vietnamese braised pork belly with coconut water
CHEESE
Selection of international cheese
DESSERT
Seasonal fresh fruit
Selection of ice cream(ハーゲンダッツ)

まずは前菜のサラダです。

メインはオーストラリアンビーフテンダーロインを選びました。飲み物はキャセイディライトというキャセイパシフィック航空のシグニチャーカクテル(ノンアルコールキウイジュース)です。

デザートとチーズは全部選べたのですが、チーズは遠慮させていただきました。

ラウンジで少し食べていたので、十分満足です。こちらの便では追加の軽食サービスはないので、あとは仮眠することにしました。

香港空港に到着

フライトは順調に香港に向けて飛行を続けます。

冬季の香港は18時前には日没です。定刻16:55着ですが、空港が混雑していて到着が少し遅れるようでした。陽が傾いて徐々に夕焼けになってきます。

香港空港には17時過ぎに着陸しました。香港では乗継予定で、次の搭乗便まで5時間以上あります。ラウンジで待っていてもいいのですが、せっかくなので市街へ出てみることにしました。

香港入国時に必要なのはパスポートだけです。2024年10月に出入国カードが不要になりました。それでも入国審査にはある程度列ができています。以前の訪問時より列は短かったですが、それでも15分くらいかかりそうな列がありました。

私の場合、以前の訪問時にe-道(e-channel)を申請していたので、自動ゲートにパスポートを提示するだけで入国できます。e-道対応のゲートが表示されていないのが難点です(いつも数か所試してみて、入れるゲートで入っています)。

もたつきましたが、3分程度で入国完了です。到着フロアに出ました。

次回はクリスマスモードの香港を散策です。

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