はじめに
2022年夏に鹿児島県種子島にある種子島空港を訪れました。島内観光ではなく空港にタッチして帰るだけの種子島訪問です。最近のマイブームで、日本各地の空港を見て回っています。
2006年に移転して開港した地方管理空港です。国際線の就航しない国内線専用空港で、鹿児島空港から南に88マイル(約140km)に種子島空港は位置しています。移転に伴い、滑走路長も1,500→2,000mと伸びたため、ジェット機の離発着も可能になっています。
2022年現在、種子島空港を発着するのは、JAL系のJAC(日本エアコミューター)が運行するターボプロップ機(プロペラ機)、鹿児島1日4便のみです。季節運航で種子島ー伊丹便をJAL系のJ-AIRが運行しています(J-AIR便はジェット機らしい)。2022年は8月の一か月間が予定されています。いずれも全便JALの便名で運行されます。
種子島空港は離島の小さな空港ですが、もちろん、私の大好きなラウンジがありません。種子島には宇宙センターがあり訪問者が多く、他の鹿児島離島の空港よりターミナルビルが一回り大きいです。
鹿児島から種子島に向かうには船という方法もあります。トッピー/ロケットというフェリーが鹿児島本港が出ています(鹿児島中央駅から20分くらい)。片道1時間~1.5時間くらいですね。飛行機だと鹿児島市内から空港まで向かうひつようがあるので、鹿児島市内の方ならフェリーの方が便利でしょう。他地域から飛行機で来る場合は鹿児島空港で乗り継ぐ場合は飛行機の方が便利です。
そんな種子島の玄関口に行ってみました。
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鹿児島空港から種子島空港へ
今回は伊丹空港から鹿児島空港を経由して種子島空港に向かいます。鹿児島空港から種子島空港に向かう便はプロペラ機:日本エアコミューターのATR42-600です。
ATR42-600はボーディングブリッジを使えないので、沖止めです。ターミナルビルからバスで航空機まで向かって搭乗です。機体の後方扉から乗り込むので、到着時に早めに出たいなら、後部座席を指定するのがおすすめです。
梅雨の時期だったので、着陸できないかもしれない条件つきフライトで出発です。無事到着できたとしても、帰れなければ困るのでかなり不安な旅でした。
天候が悪く、かなり視界が悪い中をランディングしていきます。
雨の中、滑走路に着陸しました。
雨の降機です。JALのマークが入った赤い傘を貸していただけます。ターミナルビルまで徒歩で向かいます。ECO PROP塗装機です。
コスモポート種子島空港のターミナルビルです。かなりしっかりした建物です。
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種子島空港ターミナルビルを散策
種子島空港の外へ
まずはターミナルビル正面を見てみましょう。
ターミナル前にはタクシー・バス乗り場と駐車場があります。
駐車場の奥にレンタカーショップが見えます。レンタカーの受付はターミナルビル1階にあります。
ターミナルビル1階
ターミナルビルは1階しかありません。チェックインカウンター、保安検査場、レストラン、ショップ、レンタカー受付、出発待合室など、全て1階です。
築20年も経っていないので、建物内は新しいです。
ショップは1店舗、レストランは1店舗あります。
レストランだいだいの木は、ラーメンやカレーなどを中心に提供しています。8時~18時が営業時間だそうです。
保安検査場入り口横には、ロケットのモニュメントがあります。
種子島宇宙センターを紹介するのが、コスモポートギャラリーです。
宇宙センターのミニ資料館のようになっています。
到着出口前にレンタカー受付があります。その横の通路を進むと、展望デッキに行くことができます。
展望デッキ
展望デッキは建物の外になります。外に出て左へ。
階段を昇っていきます。沖永良部空港を彷彿とさせる、こじんまりとした通路です。
展望デッキもこじんまりとしていて、屋根や椅子はありません。滑走路側には金網がありますが、一部に望遠レンズも利用できる横長の穴が用意されています。問題は、飛行機の発着自体が少ないことでしょうか。
私がのってきた飛行機です。そして、これに乗ってすぐに旅立つ予定です。
空港前方向です。右側はターミナルビルが壁になってしまうので、あまり広角に写真を撮ることができません。
さあ、あまり時間が無いので、そろそろ出発です。
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空港から出発
待合室には自動販売機やトイレはありますが、ショップはありません。
搭乗ゲートは一つだけです。ちゃんとJALのタッチ&ゴーは利用できます。
天候調査中でしたが、ちゃんと出発できるようです。
搭乗も当然徒歩です。雨の中を機内に戻ります。
滑走路に出ます。着陸時と違い、窓ガラスに雨粒が付着しているので、写真はぼけぼけに見えちゃいますね。
無事、離陸できました。鹿児島までは20分程度、シートベルトサインは一瞬消えますが、ほとんどついたままです。すぐに桜島が見えてきて、鹿児島空港に着陸となりました。
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まとめ
2022年夏に訪問した鹿児島県種子島にある種子島空港の模様をアップさせていただきました。運行本数は少ないですが、ターミナルはしっかりしていて、宇宙センターの紹介ブースもあり、時間があればじっくり楽しみたいところです。
種子島といえば、戦国時代における鉄砲(種子島)伝来の地としても有名なはずですが、空港内に鉄砲の文字はありませんでした。安全面から空港と相性が悪い(?)のかもしれません。
次回も鹿児島空港からホッピングです。まだ行ってない離島がいくつかあるので、順に訪問していきたいと思います。
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