はじめに
2022年夏の日光・鬼怒川の旅です。前回に引き続き、東武鉄道沿線を旅してまわります。
前回は東武下今市駅からSL大樹号で鬼怒川温泉駅に向かい、鬼怒川温泉駅周辺で観光しました。鬼怒川ライン下りや鬼怒川ロープウェイなどを楽しんでいます。
今回は日光・中禅寺湖方面に戻り、観光を続けていきます。
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中禅寺湖へ 日光PA・いろは坂・明智平ロープウェイ
鬼怒川温泉ロープウェイで鬼怒川温泉の景色を楽しみ、ふもとに戻ってきました。ここからの旅はレンタカーです。国道121号線で今市方面に向かいます。
急ぐ旅でもありませんが、有料の鬼怒川バイパスを利用して、南下していきます。
今市に入り、道の駅日光 日光街道ニコニコ本陣に立ち寄ろうと思ったのですが、駐車場は満車で、駐車待ちの車が列をつくって国道の渋滞を引き起こしていました。とてもじゃないですが、利用できませんね。
仕方がないので先に進みます。今市インターチェンジから日光宇都宮道路(高速道路)にのります。途中、日光口パーキングエリアに立ち寄りました。
軽食が食べられるみたいです。小腹がすいていたので、ゆばそばに惹かれました。日光はゆばが有名らしいです。
ということで、ゆばそばをいただきました。
ここから中禅寺湖を目指します。途中、いろは坂というヘアピンカーブの続く急斜面を昇っていきます。
ヘアピンカーブはいろはの48か所あるいためいろは坂と呼ばれるそうです。いろは坂は昇りも下りも一方通行で、往路20個+復路28個のカーブがあり、日光駅近辺とと中禅寺湖の往復は大変です。
運転が好きな方にはいいのでしょうが、私は乗り物に乗るのは好きですが運転に興味はありません。なかなか大変でした。
往路の途中で明智平という展望スペースがあります(写真はロープウェイ展望台からの景色です)。一方通行の道路に面しているので、入場し損なうと戻ることができないため、見逃さないように注意して走行する必要があります。
駐車場の利用は1回500円と有料です(2021年7月から有料化しています)。明智平にはロープウェイがあり、ロープウェイ利用客は無料になります。
以前は、ふもとの日光から明智平までケーブルカーがあったようですね。遺構が残っています。
明智平ロープウェイは往復大人1,000円、子供(6-11歳)500円です。一応片道運賃というのも設定されているようですが、歩いて戻るのは無理でしょう。
明智平ロープウェイはミニサイズです。定員16名らしいですが、8名ぐらいで満員のように感じます。
ロープウェイは展望台のある山上へ向かいます。
片道3分で展望台駅に到着です。
階段を昇ると展望台です。正面は中禅寺湖や華厳の滝を眺めることができ、逆方向は明智平と日光の街を見下ろすことができます。
中禅寺湖と華厳の滝です。矢印は、この日宿泊予定のホテルです。
いろは坂を踏破し、中禅寺湖湖畔に到着です。
宿泊先は湖畔に建つホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」です。まずはチェックインして、観光に出かけます。
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華厳の滝へ
ホテルから華厳の滝に向かうエレベータまで、徒歩5分くらいです。
右手に中禅寺湖バスターミナルを見ながら、まっすぐ進みます。右手に流れる川が、華厳の滝に流れ込む川です。
華厳の滝に降りるエレベータは、この建物内にあります。受付してチケットを購入します。
大人570円、小学生340円です。夏季は8:00~17:00で運行しています。
エレベータは1分で100m下ります。30人乗りですから、繁忙期以外は、待っているお客さんはほぼ収容しきれます。
地下道に出ます。トンネルを2分くらい歩いて行きます。
出た場所が展望台になっています。華厳の滝を見上げることができます。
展望台にはショップもあります。お土産などが販売されています。夏季で暑かったので、牛乳を購入しました。
滝を眺めながら、牛乳をいただきました。
このあとホテルに戻って宿泊です。
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日光東照宮と輪王寺・ニ荒山神社
翌日は中禅寺湖から東武日光駅へ向かいます。ふたたび国道120号線のいろは坂のヘアピンカーブと悪戦苦闘して、日光の市街地まで降りてきました。
東武日光駅の少し手前に、神橋とよばれる重要文化財の橋があります。大谷川にかかる橋で、駅と日光東照宮をつないでいます(正確には東照宮側は閉じられているので渡ることはできません)。
神橋を渡るのは有料です(大人300円)。この神橋のある交差点で国道120号線が終点になります。せっかくですから、東照宮を観光していきましょう。
日光東照宮の周りにも、山輪王寺や二荒山神社といった寺社仏閣があります。東照宮と輪王寺、二荒山神社をあわせて、二社一寺というそうです。
東武日光駅からバスも出ていますが、神橋などに立ち寄りながら観光するなら、歩けないこともないです。東照宮だけの観光なら、タクシーで門前まで行くのも楽ですからありですね。
神橋から見て最初にあるのは輪王寺です。天台宗のお寺ですから、東照宮とは別の建物です。
山輪王寺からまっすぐに道が続いています。突き当りが東照宮の入り口です。
東照宮は江戸幕府を開いた徳川家康が神様として祀られています。
拝観券を購入して、中に入りましょう。
有名な「みざる、いわざる、きかざる」のお猿さんもいます。
国宝の陽明門を通っていきます。豪勢なつくりの門ですね。
正面も国宝の唐門、奥も国宝の本殿です。国宝だらけですね。本殿に入るのは唐門ではなく向かって右手からです。すごい列ができていたので、今回は断念しました。
右側の回廊(こちらも国宝です)には、こちらも有名な眠り猫がいます。眠り猫の下を通って、坂下門を抜けます。
さらに昇る階段があります。奥宮へ続きます。
奥宮です。こちらも国の重要文化財です。
一番奥には、徳川家康のお墓である宝塔があります。
季節は夏です。ここまで来るだけで、けっこう汗もかきますし、疲労もあります。水分はこまめにとるようにしましょう。
お隣の二荒山神社も参拝してみようと思います。両脇をきれいな水が流れていて、木々が頭上を覆っていてさわやかな雰囲気です。
二荒山神社に到着。日本古来からの神様が祀られています。
奥が本殿で、左手には神苑と呼ばれるエリアがあり神社が多数ありますが、入場は有料です。私はここで引き返しました。
ニ荒山神社前に打ち出の小槌が置かれていました。かなり重そうな(というか持てるのかな?)小槌です。ご利益あるのかな。
二荒山神社の目の前ですが、輪王寺の施設「大猷院霊廟」があります。江戸幕府三代将軍徳川家光の廟があります。こちらは、国宝になるそうです。
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東武日光駅から「特急リバティけごん号」で都内へ
さて、東武日光駅に戻ってきました。
帰りは特急リバティけごん号で都内に帰ります。往路は東武100系スペーシア車両でしたが、帰りは2017年に運用開始された東武500系リバティ車両です。
500系の愛称リバティはLibertyからきているらしいですが、表記はRevatyという造語が使われています。シャープな車体が格好いいです。
誰もいない車内を撮影できるのは、終着駅ならではですね。
和の絵柄が描かれた紫のシートは味があります。電源用コンセントが完備され、テーブル、ドリンクホルダー、無線WiFiも利用できます。
荷物の多い客に対応して、広い荷物スペースがあります。名鉄のミュースカイや関空特急はるかを彷彿させます。
広い多目的トイレもあります。近鉄の特急ひのとりのような広さです。
車内で昼食として、東武日光駅で購入した湯波ばら寿司をいただきます(湯波で「ゆば」らしいです)。栃木名物のレモン牛乳も購入しました。
のんびり弁当を食べながら車窓を楽しんでいたら、昨日ご一緒させていただいたSL大樹号を下今市駅で見かけました。うん、縁がありますね。
帰路は北千住でJR線に乗り換えて、羽田空港へ。さあ、関西に戻ります。
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まとめ
今回で2022年夏の日光・鬼怒川の旅の記録は終了です。中禅寺湖周辺や日光東照宮の観光、東武特急けごんリバティに乗車と、私なりに満喫してきました。宿泊先もちょっと贅沢させていただきましたし満足です。
まだまだ国内旅行記事を予定しています。あまり期待しないで(笑)お待ちください。
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