長崎アイランドホッピングの第3回です。
2024年春、福岡空港からオリエンタルエアブリッジ(ORC)運航便で対馬にやってきました。対馬では宿泊の予定はありません。対馬を出る長崎行きの便まで5時間(実質4時間)あるので、可能な範囲で観光してきました。
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対馬観光はレンタカー一択
対馬は縦に長く、対馬の玄関口である対馬空港は中央部に位置しています。対馬は人工的につくられた運河で南北に分かれていますが、対馬空港は南部分(下島)の北端にあります。
対馬に鉄道は無いので、メインの公共交通機関はバスになります。北端の比田勝エリアから南端の豆酘までバスが運行していますが、現実的には市役所のある厳原(いづはら)~対馬空港間以外は本数が少なく、観光利用は難しいと思います。ツアーあるいはレンタカーが現実的な選択肢です。
私はオリックスレンタカー(吉永空港レンタカー)を利用しました。到着口を出てすぐの場所にカウンターがあります。店舗は送迎車で5分くらいの場所にあり、予約があれば送迎してくれます。
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対馬を観光
予備知識なしにレンタカーショップでいただいた地図を頼りに観光に出発しました。まずは空港から南下して、根曽古墳群に向かいました。
とりあえずやってきたのですが、どうやら古墳まで歩く必要があるみたいです。天気が悪かったので、古墳までたどり着くのは大変そう。引き返すことにしました。
次に向かったのは金田城址です。車で未舗装の道を進んでいったのですが、こちらも1時間くらいはトレッキングが必要みたいでした。時間がかかりそうなので、せっかく来たのに引き返します。
北上して、南北の島をつなげる万関橋にやってきました。橋のたもとに駐車場があって、徒歩で渡ることができます。
橋から見える景色です。天気が良ければよかったのですが、私が旅行すると高確率で天気が雨模様になります。すみません。
さらに北上して和多都美神社にやってきました。白い石が敷き詰められていて美しい神社です。私の訪問時はほとんど観光客がいらっしゃいませんでした。
神社の本殿正面からまっすぐ海の方に向かって鳥居が並んで立っています。海の中に見える鳥居は、満潮になると脚の部分まで海水に浸かり、干潮のときは歩いていけるとか。対馬の観光スポットの中でも人気が高いようです。
和多都美神社から少し南下して烏帽子岳山頂へ。車から階段と坂道を60mとなっていますが、勾配があるので高齢の方はお勧めしにくいです。
山頂には展望台があります(というか、展望台しかありません)。
対馬の海岸はリアス式海岸になっています。その地形美を堪能できます。すこし天気も良くなってきました。
さらに北の比田勝や韓国展望所へ行くには時間が無さそう。来た道を戻り、空港を越えてさらに南下し、厳原に向かいました。
厳原は対馬藩の城下町だった街です。対馬藩主宗氏に関する遺跡が多数あります。
万松院は宗氏の墓が祀られている場所です。中を観覧する時間は無かったので、外観の鑑賞のみで次に向かいます。
その東隣には、金石城の櫓門があります。金石城の中でこちらの門が復元されていますが、本丸は無いみたいです。
さらに東隣の石垣の上には、対馬博物館があります。2022年に開館したばかりだそうです。正面の坂は封鎖されていて、博物館の駐車場は先ほどの金石城の門を通った先にあるらしいです(わかりにくい)。
さらに東側には、観光情報館 ふれあい処つしまがあります。いわゆる観光案内所みたいですね。目の前にはにぎやかなショッピングセンターがあり、このあたりが対馬の中心地のようです。
厳原にある厳原港は対馬の生みの玄関口です。博多に向かう国内路線と釜山に向かう国際路線があります。
国際路線はコロナ禍の影響で運休となっていて、私の訪問時も国際ターミナルは閉鎖されていました。2024年4月23日から運行を再開すると告知されています。
ここでタイムアップです。対馬滞在時間5時間、前後合わせて1時間くらいはレンタカー移動や出発の待合に時間がかかるので、実質4時間くらいしかありませんでした。予習不足で空振りの観光スポットも多かったのが反省点ですね。まあ、こんな観光も私的にはありです。
こんなレンタカー利用は私くらいかと思っていたら、同じ便で対馬に来て、同じレンタカーを借りて、同じ便で長崎に向かった方を見かけました。意外とメジャーな方法なのかな。
次の記事で、対馬から長崎に向かいます。
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