【空港情報】天草アイランドホッピング(中編) 天草空港 天草諸島の玄関口 天草エアラインのハブ空港

はじめに

2024年夏に熊本県天草下島(天草市)にある天草空港(正式名称:天草飛行場)を訪れました。

天草空港までの天草エアライン搭乗記録はこちら↓

天草空港は熊本県の管理する空港(分類上の地方管理空港ではない)です。2000年に開港したばかりの比較的新しい国内線専用空港です。ボーディングブリッジがない小さなターミナルビルがあり、熊本県が直轄しています。

天草諸島は九州と橋で繋がっているので、車でアクセスすることも可能です。熊本市街から向かうなら陸路の方がおすすめです。熊本駅から天草市街へ向かうバス「快速あまくさ」だと2時間30分くらいで本数も多く(90分に1本運行)、熊本空港が熊本市街地から遠いこともあってバスが便利です。

ただし、熊本空港や福岡空港で乗り継いで関西圏や首都圏とアクセスするなら空路が圧倒的に便利です。

2024年現在、天草空港には天草エアラインの福岡便3便と熊本便1便が運航されています。熊本便は、乗り継ぎで伊丹まで乗ることができます。全便JALとANAが共同運航便に名を連ねています。

JALとANAの両方が共同運航便に名を並べるのは奇妙な光景です。離島便維持を目的とする地域航空サービスアライアンス協議会(他に、JAL、ANA、天草エアライン、日本エアコミューター)の方針によるもので、2019年以降、路線維持のため相互に運航協力がなされています。

天草空港に着陸

福岡空港からのフライトで着陸しました。78マイルのフライトです。

到着機のATR42-600から降りた後、駐機場に徒歩でターミナルビルに向かいます。

天草空港のターミナルビルに入ります。

到着口に入っていきます。こじんまりとした手荷物引渡所を通ります。

一般フロアに出ました。

空港を散策

空港前

ターミナル前には路線バスの停留所があります。天草市の市街地に向かうバスが天草空港の発着便に連絡して運行しています。本渡バスセンターから路線バスで天草諸島各地にアクセスできます。

空港前にタクシーが待機しています。

空港正面は駐車場になっています。

1階 到着フロア&チェックインカウンター

到着口を出ると、1階フロアです。レンタカーカウンターは設置されていませんが、予約しているとお迎えが来てくれます。

1階にはチェックインカウンターもあります。天草空港は天草エアラインしか就航していないので、カウンターは1つだけです。

1階の一角が観光情報を提供してくれる「みぞか図書館」になっています。

小さな売店と自動販売機、コーヒースタンドがありました。

コインロッカーもあります。

さて、2階に向かいましょう。

2階 展望デッキ

2階に階段で昇ります。

まずは屋内展望スペースです。外に出ましょう。

簡単な屋外展望デッキがあります。駐機場側の柵には、角度はつけにくいですが望遠レンズを利用できる穴が用意されています。

駐機場と滑走路を見渡せます。

搭乗してきた機体が駐機しています。

搭乗時刻になってきたので、1階に戻って保安検査場を通過します。出発直前にならないと保安検査場はオープンしません。

空港から出発

搭乗待合室です。かなりこじんまりしていてスペースが少ないので、搭乗直前にならないと保安検査場がオープンしないんですね。

搭乗は徒歩になります。乗ってきた機材に再び乗り込みます。

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まとめ

2024年に訪問した熊本県天草市にある天草空港の模様をアップさせていただきました。

こじんまりとしたターミナルビルで、1日4便が出発します。天草エアラインは1機しか運用していないので、全て同じ機材になります(メンテナンス時は日本エアコミュータの同型機材をレンタルするそうです)。

展望デッキもショップもあります。離島のターミナルビルとしは施設が充実している方だと思います。

次回は天草空港から出発して帰路につきます。

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