はじめに
2021年夏に長野の旅行に行ってきました。前回は、松本空港から松本駅・松本城を鑑賞し、軽井沢までやってくる記事をアップさせていただきました。今回は軽井沢観光の記事ですが、ふつうのリゾート観光にならないのがタビズキ流です。
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軽井沢駅から旧軽井沢へ
憧れの軽井沢で1泊。ホテルも上質で満足。さて、軽井沢観光です。
まずは軽井沢駅。駅は私にとって観光スポットです。ま、ライト乗り鉄なので、がっつりじゃないですよ。
JR軽井沢駅の新幹線入り口傍に工芸品のような駅看板があります。
軽井沢駅は新幹線だけではなく、第3セクター路線もあります。もともとJR信越本線がありましたが、長野新幹線の開業に伴って、並行在来線が第3セクターのしなの鉄道に移管されています。一部駅舎は2017年に改装して使用開始されています。
群馬県横川駅~長野県軽井沢駅間の山間区間はなんと廃線に。横川駅で有名だったおぎのやの峠の釜めしは、横川駅だけでなくこちらでも購入できます。
軽井沢駅から東側の区間は線路が撤去され、駐車場になっています。
信越本線のホームは2線のみが利用されています。しなの鉄道のSR1系S200番台が停車しています。新潟周辺のJR東日本で運用されているE129系と同じ型です。最新式の車両が利用されているんですね。
新幹線も発着する駅です。残念ながら通過する車両もありますが、東京まで1時間ちょっとで行くことができます。
北口側は旧軽井沢方面で、銀座通りなどのお店が多く立ち並ぶ地区です。駅前のバスターミナルも北側ですね。
南口側にも人流は多いです。行ってみましょう。
南側は広大な敷地に軽井沢プリンスショッピングプラザが広がっています。
早朝に訪問したので閑散としていますが、多くのショッピング客が訪れるようです。
高級ショッピングモールもあるようです。さらに奥には軽井沢プリンスホテルがあり、さらにスキー場が広がっています。冬場はスキー客でにぎわうようです。駅から近くて便利ですね。
さて、軽井沢観光の王道? 旧軽井沢にやってきました。
旧軽井沢の中心部、銀座通りです。時間帯が早かったので閉まっている店舗も多く、人通りが少なかったです。11時から歩行者専用道路になり、多くの観光客が行き交います。コロナ禍の影響で人が少なめですね。
この道を通り過ぎると、軽井沢を見下ろすことができる「旧碓氷峠見晴台」に向かうことができます。11時以降になると迂回する必要があるので、朝早くに向かったのですが・・・。
旧碓氷峠見晴台付近は公的な駐車場が無いんですよね。駐車するならお土産屋さんにするしかないのですが、朝が早くてしかも大雨になったのでお店がオープンしていません。駐車場も封鎖状態。
路上駐車は邪魔になるし、そもそもどこに歩いていったらいいのかわからない。ちょっと行ったり来たりして悩んだ挙句、どうせ視界が悪くてなにも見えないと判断して引き返すことにしました。観光地としているのなら、もうちょっと案内も駐車スペースも整備してほしいものです。さあ、かえろかえろ(やれやれ)。
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白糸の瀧
旧軽井沢まで戻ってきて、そこから北上します。そこは別荘がたくさん立ち並ぶ森林地帯で、上級階級の方々がいらっしゃるのでしょう。
別荘地を抜けて、白糸ハイランドウェイを走っていきます。
山間部を10分くらい走ると、白糸の瀧です。こちらの駐車場はわかりやすいですね。軽井沢駅から路線バスも出てるようです。
瀧までの道は整備されています。わかりやすく案内板も出ています。
入り口から150mですから、歩いてすぐに見えてきます。坂も急ではないです。
パノラマ状に滝が広がっています。中央の方はずっとこの場所に陣取って撮影されていました。ユーチューバーさんですかね。私がここに来る前から立ち去った後も・・・。ずっと、ど真ん中にいらっしゃるので皆さん困惑していました。空気を読んでほしいところです。
望遠で撮影してみました。ちょっと迫力が出ますかね。
よく考えると、白糸の瀧って日本全国にあるんですよね。水の流れが糸みたいだから白糸なのでしょう。糸の本数では軽井沢の白糸が随一のような気がします(その分、糸が短いかな)。
白糸の瀧を後にします。さらに白糸ハイランドウェイを先に進むと中軽井沢方面に出ます。
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しなの鉄道駅めぐり(中軽井沢駅・信濃追分駅)
しなの鉄道の中軽井沢駅にやってきました。軽井沢駅の隣駅です。新幹線は停車しないのですが、駅舎は大き目。北口前はにぎわっています。駅前の駐車場は1時間以内なら無料です。
2012年に橋上駅舎になったそうです。私の周辺の駅は、数多く発着する駅でも昭和が感じられる駅が多いのでが。さすが、軽井沢、お金があるねえ。
南口側はあまりなにもありません。ロータリーもあるけど、ちょっと寂しい感じです。
対面2線のホームです。以前はもう1線あったそうです。
図書館も併設しているみたいです。ちょっとした軽食をいただけるレストランもあります。
次に訪問したのは信濃追分駅です。新築感の残る軽井沢駅、中軽井沢駅と異なり、昭和の雰囲気が醸し出されるローカル駅です。なんと、1923年築の木造駅。昭和を通り越して大正生まれの駅です。
ローカル感漂うホームです。
列車が入線してきました。2面2線のホーム。
国鉄時代から残る115系列車です。しなの鉄道は直流電化路線になります。
追分駅は北口しかありません。ロータリーはありますが、周辺は閑散としています。駐車場があり1時間は無料で駐車できます。
観光地である追分宿まで、2kmで徒歩30分くらいかかるので、この駅で下車して観光に向かうのは現実的ではありません。一応、追分方面に向かうバスはありますが2時間に1本程度です。
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追分宿を散策
追分宿観光は追分郷土館前の駐車場から始めたいと思います。
追分宿は中山道の宿場町です。追分が特に有名なのは、北陸街道の分岐点があるためで、分去れ(わかされ)と呼ばれています。駐車場から分去れまでの500mくらいの区間が観光ポイントになるのですが、往復合わせて20分くらい歩くのでかなり大変です。
分去れ方面に歩いていきます。右手に公園がありました。
石畳の道が続いていきます。
さらに歩くと、左手に「風立ちぬ」で有名な堀辰雄の記念館があります。追分に居住していたこともあるそうです。
風情のある建物が立ち並んでいます。アンティークショップやレストランなどとして運営されています。
やがて国道19号線に合流します。
国道に沿ってさらに西に進むと、分去れの碑があります。右手の細い道が北陸街道で、国道19号線が中山道です。
駐車場からここまで、のんびり歩いて15分くらい。また戻るのが億劫になりますね。涼しかったのでいいですが、夏冬はかなり大変かも。
この日は軽井沢でもう1泊し、翌日以降は上田方面に向かう予定です。宿泊の記録はこちら。
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まとめ
今回は、2021年に訪問した、長野旅行の旅記録です。軽井沢町内を観光していきました。駅鑑賞が多くなるのがタビズキ流でしょうか。次回は上田方面に向かいます。
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