はじめに
今回も前回に引き続き、2014年肥薩おれんじ鉄道の旅です。鹿児島県川内駅から観光列車「おれんじ食堂」に乗って北上し、熊本県新八代駅を目指します。
前回は川内駅から阿久根駅を出発するまでの記事でした。今回はそのつづきや、車内で提供されたお食事を中心にアップさせていただきます。
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おれんじ食堂のコース料理
おれんじ食堂という名前だけあって、車両全体が食堂車みたいなものです。旅をしながらお料理を堪能できます。
薩摩高城駅を過ぎたころ、最初のお料理が提供されました。3段重になったお弁当です。茶碗蒸しもついてきました。メインは黒豚サンドです。
阿久根駅を過ぎると、スープが提供されました。
出水駅を出たころに、真鯛などが乗せられたプレートが提供されました。
水俣駅を出ると、黒豚ロースのプレートです。
さらにカンパチそぼろのお茶漬け。
佐敷駅を過ぎるとデザートが提供されました。
これだけの量ですからボリュームは十分、とても満足できます。それだけでなく、おれんじ食堂では乗車時に「グルメくーぽん」を手渡されます。停車駅に到着するたびに、クーポンと引き換えでさまざまな食べ物が提供されます。
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新幹線接続駅 出水駅
観光に戻りましょう。列車は阿久根駅30分近く乗車し、出水駅に到着しました。出水駅は九州新幹線に乗り換え可能な駅です。2022年現在、おれんじ食堂の出水駅始発便や終着便も設定されています。肥薩おれんじ鉄道の車両基地もある主要駅です。
駅にはおれんじ食堂の垂れ幕がありました。
なぜ銀河鉄道999? 実は2010年から2015年までの間、肥薩おれんじ鉄道では銀河鉄道999のラッピング列車が運行されていました。私が訪問したのは2014年ですから、現役で運行していたはずです。その後も残されているという噂ですが・・・。
出水駅ではグルメクーポンでチキンをいただけました。出水市の農園レストラン三蔵さんの提供です(さきほどのコース料理で真鯛のプレートの提供元です)。グルメクーポンでいただけるフードは、ここで食べてもいいし、お土産に持ち帰ってもいいです。コース料理だけでも十分なボリュームなので、私は持ち帰りました。
それだけでなく、停車する駅のホームや駅舎で、その土地のお土産やフードの販売がされています(駅マルシェと呼ぶそうです)。いろいろ目移りしてしまいますが・・・食べすぎに注意が必要ですね。
出水駅を出発してしばらくすると、列車は徐行運転になります。鹿児島県と熊本県の県境の橋である「境橋」を見下ろすことができます。江戸時代の薩摩街道の名残です。
さあ、熊本県に入ってきました。
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熊本県内へ
出水駅から20分程度で水俣駅へ。新幹線接続駅は新水俣駅なので、もう1駅先ですが、水俣市の中心となる駅です。
2014年春に私が訪問した時の駅舎です。2014年後半に改築されたそうです。
水俣駅ではグルメクーポンでお菓子の詰め合わせセットをいただきました。
九州新幹線の接続駅である新水俣駅にも停車し、津奈木駅、佐敷駅と停車していきますが、この辺りの駅では停車時間が短いので、素通りに近いです。
津奈木駅では、「スイートスプリング」というオレンジジュースがいただけました。
津奈木駅付近の列車から見えるのは、重盤と呼ばれる奇岩です。津奈木城の跡地にあるらしく、戦国時代には見張り場になっていたそうです。
さらに進むと、佐敷城跡(だと思いますたぶん)が見えてきました。
水俣駅から20分ほどで佐敷駅に到着。そろそろ旅も終わりに近づいてきます。
佐敷駅だったと思いますが、揚げ物をいただいていますね。購入したのか、グルメクーポンだったのか・・・、ちょっと記憶があいまいです。
海岸沿いを列車がひた走ります。いい天気です。このあと、日名久温泉に停車して、八代駅からJR九州の鹿児島本線に入っていきます。
おみやげ用のお箸をいただけました。
そして乗車記念証ですね。
3時間30分以上の時間を経て、新八代駅に到着です。新八代駅は九州新幹線に乗り換えることができます。ここまで乗ってきたおれんじ食堂の車両とお別れです。
新八代駅の在来線(鹿児島本線)ホームから博多方面をみた写真です。おれんじ食堂の車両が渡り線の向こう側の引き上げ線に留置されています。ここでおれんじ食堂は折り返しになります。
私はここから九州新幹線で博多方面へ。旅は終わり? いえいえまだ続きますよ。
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まとめ
2014年鹿児島県川内駅から肥薩おれんじ鉄道のおれんじ食堂に乗車し、熊本県新八代駅まできました。九州新幹線に乗ってこのまま鉄道旅は続きます。九州は観光列車の宝庫。まだまだ楽しめる列車がたくさんあります。
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