【国内鉄道旅】2013年仙台から 乗り鉄旅(4) 飯田線「ワイドビュー伊那路」

はじめに

旅行が大好きのタビズキです。飛行機旅のブログのつもりだったんですが、最近、鉄道旅ブログになってきています。海外に行けない日々のせいです。

2013年、仙台から関西への帰還の旅です。在来線を蛇行しながら乗り継いで大阪を目指します。前回は新潟からJR在来線で長野へ、そして長野電鉄で湯田中温泉へ旅してきました。仙台から関西への帰路ですが、長野周辺でうろうろしています。今回はJR長野駅からです。

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普通列車で篠ノ井線→中央本線→飯田線へ

長野電鉄の湯田中駅から特急列車でJR長野駅に帰ってきました。

JR東日本の公式HPより引用

長野駅からの路線は、北陸新幹線、信越本線(直江津方面・現しなの鉄道)、しなの鉄道(上田・軽井沢方面)・飯山線(上越方面)・篠ノ井線(松本方面)があります。交通の要衝です。

今回は、11:18分発の快速列車に乗って篠ノ井線を松本駅に向かいます。快速列車といっても、ほとんどの駅に停車します。厳密には最初の長野駅~篠ノ井駅間は信越本線で、しなの鉄道との共用区間ですね。

長野県第2の人口を誇る松本市との間は山岳地帯で隔たれています。単線区間でかなりの急斜面を進むのですが、電化路線なので電車車両で運用されています。

特に姨捨駅のスイッチバックが有名です。姨捨駅はスイッチバック(進行方向を一時反転させること)しないと入線(駅構内に入ること)できないのですが、特急「しなの」などの通過列車は姨捨駅へ入線する必要がないので駅の脇を通り過ぎていきます。対向列車の通過待ちに使われたりしています。姨捨駅からの景色も見晴らしがよくて有名です。姨捨駅の夜景観光列車が運行されたこともあるようです。

とまあ、いろいろ書きましたが、写真が無いのが残念ですね。電車旅なので、あまりホームへ出て写真をとるもの迷惑をかけちゃいますし(あまり写真に執着しないもんで)。車内はかなり混雑で、立ち乗り客も多かったです。のんびり山岳地形を楽しみつつ、松本駅に到着です(奈良井川と並走する区間の車窓もいいんですよねえ)。

松本駅に到着です。松本駅には新宿駅から中央本線経由で特急列車がやってきます。写真は特急あずさ号だと思います。

松本駅で飯田駅行きの快速列車に連絡しています。快速「みすず」です(ヘッドマークもありませんが)。もともと長野駅~天竜峡駅を結んでいた快速みすず号ですが、2010年以降どんどん減便となり、停車駅も増え、運用区間も短くなってきました。

車内はそこそこ混雑していていました。私も席を確保できず、立って旅行です。車両はJR東海の313系1700番台で、JR東海のオレンジカラーが映えます。JR東日本管轄の松本駅まで乗り入れているんですね。

松本駅から篠ノ井線を塩尻まで進みます。塩尻駅はJR東海とJR東日本の境界駅で、JR東海車両が多数発着しています。私の乗車している列車はJR東海の車両ですが、このままJR東日本管内を走行します。

塩尻駅から中央本線(中央東線)を新宿方向に進み岡谷駅に至ります。みすず号は岡谷駅で進行方向を変えて中央本線を塩尻方面へ逆走し始めます。このように書くと、列車が迷走しているように見えますね。

JR東日本の公式HPより引用

実は、塩尻から岡谷駅に向かう中央本線は2ルートあります。もともと辰野駅を経由するルートだったのですが、かなり迂回になるため、1983年にみどり湖を経由するショートカットルートができました。みどり湖ルートが本線で、辰野経由ルートが辰野支線です。

みすず号は塩尻→岡谷(方向転換)→辰野と進みますので、中央本線を上下方向逆進するかたちになります。岡谷駅で多くの方が下車されて、車内はがらがらになりました。私もようやく席を確保です。

辰野駅から飯田線に入ります。ここからはJR東海の路線です。ようやく私の乗車車両も母屋に帰ってきたかたちです。飯田線は単線区間で、山間部を走っていきます(それでも電化しているのがすごい)。路線はかなり蛇行し、多くの駅があって(約200km全94駅!)駅間が短いことも特徴です。また、秘境駅の宝庫で駅好きの鉄道ファンに人気の路線です(飯田線秘境駅号という臨時特急も運用されるくらいです)。

乗客が少なくなったので、ここらでお昼ご飯にします。車内が混雑している車内ではいただけないですからね。駅弁は車内で楽しんでこそです。

松本駅から3時間程度乗車し、JR東海の飯田駅に到着しました。かなり時間が経過しましたが、まだ長野県内です。

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ワイドビュー伊那路に乗車

飯田駅は特急「ワイドビュー伊那路」の始発駅です。1992年に改築されて、個性的な顔つきをしてます。近くにリニアの停車駅ができる予定で、今後の発展が期待される街です。

ワイドビュー伊那路が1番線に入線しています。373系の電化車両です。3両編成と特急にしては短く、指定席車両は1両しかありません。グリーン車はありません。この電車で豊橋に向かいます。

車内の様子です。指定席の埋まり具合はちらほら。週末なんですけどね。16時頃電車は発車しました。

写真を整理していたら、こんな写真がありました。一杯ひっかけながら乗車していたようです。

さらにこんな写真も。宮城県小牛田のおみやげまんじゅうです。お腹が空いたときのために持っていた非常食をいただきました。

天竜川に沿って南下していきます。天竜川は、岡谷駅の目の前に広がる諏訪湖から辰野、飯田と、今回の旅程に沿うように走っていますが、そろそろお別れです。静岡県に少し入って、愛知県に入ります。

18:30すぎにJR豊橋駅に到着しました。東海道本線、東海道新幹線、豊橋鉄道、名鉄線が乗り入れています。新潟から南下を続けて、ようやく太平洋側に到達しました。

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まとめ

2013年の仙台駅からの鉄道旅です。今回は長野を出発して長野県を南下し、愛知県豊橋市までやってきました。時間は18:30を回ったところです。次回は、豊橋から出発します。

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