【国内鉄道旅】2013年仙台から 乗り鉄旅(2) 羽越本線「きらきらうえつ」

はじめに

旅行が大好きのタビズキです。飛行機旅のブログのつもりだったんですが、最近、鉄道旅ブログになってきています。海外に行けない日々のせいです。

2013年、仙台から関西への帰還の旅です。在来線を蛇行しながら乗り継いで大阪を目指します。前回はリゾートみのりで新庄へ向かい、そのまま日本海の酒田駅までやってきました。駅に着いたところから旅行再開です。

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酒田駅周辺を散策

酒田は日本海側の交通の要衝で、廻船や陸送の中継地点として栄えてきたそうです。こちらの駅で1時間30分くらいの待ち合わせです。レンタルサイクルを利用し、街中の観光に出てみました。

まずは5分程度走って、本間家旧本邸を訪問。江戸時代の商取引に利用した建物です。

武家造りと商家造りが1つの建物に見られるのがレアらしいです。時間もあまりないので、ざっと観光します。

本間家旧本邸から自転車でさらに5分くらい、川を渡ると山居倉庫があります。酒田を代表する観光スポットです。米の収納するための、白壁、土蔵づくりの倉庫がいくつも並んでいます。

たくさんの倉庫が並んでいるさまは壮観です。

山居倉庫の前の川にかかっているのが、山居橋です。風情のある雰囲気ですが、平成になってからかけられた橋です。

山居倉庫から駅の方に5分くらい走ると、こちらの建物「旧鐙屋」があります。こちらも豪商の邸宅だったようです。

酒田駅近郊では、桜の季節におすすめの日和山公園なども有名ですが、今回は時間の関係で訪問できませんでした。乗り継ぎ時間が1時間30分しかありませんからね。レンタサイクルを返却した時、スタッフの方に「えっ、もういいのか」みたいな表情をされました。だって時間が無いんだもん。

さて、酒田駅に帰ってきました。

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羽越本線のリゾート列車「きらきらうえつ」

新潟ゆきのリゾート快速「きらきらうえつ」に乗る予定です。乗車予定の3番線にはすでに電車が停車しています。

酒田駅始発新潟行きの特急列車「いなほ12号」です。国鉄自体の雰囲気が残る485系車両です(2014年にいなほとしての運用終了)。羽越本線は電化していますが、直流区間と交流区間が混在しているので、双方に対応できる車両です。

酒田駅は酒田港駅に向かう貨物線の分岐もあり、羽越本線の運行拠点の一つです。客車の運行本数から考えると、ホームや構内路線がかなり多く壮観です。

さて、きらきらうえつに乗車予定です。羽越本線の観光列車で、予約を取るのが難しい人気列車です。2019年に運用終了となり、同年から「海里」という後継車両で運用されています。

JR東日本の公式HPより引用

酒田駅から羽越線と白新線を経由して新潟駅までのルートで運行されています。

きらきらうえつが入線してきました。485系車両を改装して運用されています。

座席はリゾートみのりのように全て一方を向いています。車両の窓は大きく、中は広々として見えます。フローリングの床が明るい雰囲気を出しています。車内はガラガラでのんびりした旅行を楽しめました。

車内にはビュッフェがあり、お食事などを購入することができます。

ビュッフェで購入したかどうかは覚えていませんが、米沢肉まんとプリンをいただきました。

きらきらうえつのきらきら弁当です。ホットコーヒーとともにいただきます。米どころの広大な景色を眺めながら列車は走ります。

幕の内弁当ですね。

羽越本線の府屋駅に停車しました。特急列車の停車駅ですが、駅が海のそばなので、ホームから日本海の絶景が広がります。夕陽の時間帯はキレイでしょうね。路線の向こう側には海しかないように見えますが、国道が通っているようです。

さらに南下します。車窓から田園風景に夕陽が輝く姿が見えます。

2時間30分ほどで新潟駅に到着です。時間は18時30分をまわっています。

次の乗り継ぎ列車まで1時間30分あります。新潟駅前を少し散策。萬代橋を見に行きました。

国指定重要文化財の萬代橋です。新潟駅から1kmくらい、徒歩15分程度です。新潟の街中を走る信濃川に架かる石造りアーチ橋で、橋の幅は広くて交通量が多く現役で利用されています。戦前からある橋で都市の中心で実用的に使われている橋は珍しいと思います。

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まとめ

2013年の仙台駅からの鉄道旅です。リゾート列車「きらきらうえつ」で羽越本線の旅を楽しみました。新潟駅からさまざまな方面に列車が出ています。ここからどこへ行くのか、次回につづきます。

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