【国内鉄道旅】2013年仙台から 乗り鉄旅(5) 名鉄特急「ミュースカイ」で岐阜へ

はじめに

旅行が大好きのタビズキです。飛行機旅のブログのつもりだったんですが、最近、鉄道旅ブログになってきています。海外に行けない日々のせいです。

2013年、仙台から関西への帰還の旅です。在来線を乗り継いで大阪を目指します。前回は長野からJR在来線で愛知県までやってきました。今回はJR豊橋駅からです。

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名鉄で岐阜駅を目指す

JRの飯田線で、長野県から愛知県の豊橋駅までやってきました。東海道本線、東海道新幹線、豊橋鉄道、名鉄線が乗り入れています。大阪に帰るなら新幹線が手っ取り早いですけどね。私の旅は単純な行程で終わりません。

豊橋駅の駅名標の向こう側に見えるのは、JR東海の313系普通列車です。JR東海でのみ運用されている民営化以後の電車です。駅名標の次の駅は「伊奈」ですが、伊奈駅はJRの駅ではありません。

伊奈駅は名鉄の駅です。JR豊橋駅には名鉄の列車が乗り入れています。伊奈駅は名鉄名古屋本線の駅ですね。名鉄の電車は全て3番線に入線します。先ほどの写真は3番線ホームから撮影したものです。

駅自体はJRの管理下なので、1時間に6本の制限があります。ですから、名鉄の列車の多くは、隣の伊奈駅で名古屋方面に折り返します。

3番線に停車中の18:45発の特急で、名古屋方面に向かいます。2200系か2300系だと思います(パッと見では区別がつかない)。

名鉄の場合、特急料金のいらない自由席車両がほとんどですが、指定席車両の「特別車」が連結されています。特別車利用にはミューチケットという有料チケットが必要です。混雑していたわけでもないのですが、せっかくなので指定席車両にしました。車内はガラガラでしたね。

正直なところ、名古屋や岐阜方面に向かうなら、名鉄特急よりJR線快速の方が早いです(新幹線利用ならもっと早い)。完全に娯楽です。名鉄岐阜を目指します。

さらに名鉄名古屋駅でミュースカイに乗り換えました(写真は名鉄岐阜駅で撮影)。ミュースカイは中部国際空港セントレアと名鉄名古屋・名鉄岐阜方面を結ぶ特急列車で、全席指定です。あえて乗り換えて名鉄岐阜駅に向かいます。

名鉄岐阜駅に到着。時刻は20時10分くらいです。

名鉄岐阜駅はJR岐阜駅とほぼ直結しています。この日は岐阜で宿泊予定です。岐阜駅前からバスに乗りました。

岐阜駅からバスで15分くらい、長良橋に到着です。長良川に架かるこの橋は、岐阜の長良川観光の中心に位置します。

夜なので、欄干越しに見る景色もちょっとわかりにくいですね。しかもぶれてる。

長良橋の岐阜駅側のたもとに、旅館街があります。今回は十八楼さんで宿泊予約をしていました。なかなか旅館で一人旅を受け入れてくれる施設はすくないので、ありがたいです。

和室に一人で宿泊。ちょっと贅沢ですね。すでに布団は用意されていました。

窓からライトアップされた長良川・長良橋を眺めることができます。写真では伝わりにくいですが、窓を開けるとさわやかな風が吹いてきていい感じです。川には鵜飼い船が係留されていました。

アユの和菓子とういろうが置かれていたのでいただきました。こちらの旅館では温泉を楽しむこともできます。

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岐阜の観光と旅の終わり

朝になりました。いい天気ですね。昨夜は真っ暗でよくわからなかった長良川ですが、太陽のもとで輝いて見えます。

旅館の雰囲気もいいですね。昨夜は真っ暗でなんとなくでした。さあ、朝早くから観光に出かけます(まだ朝8時前です)。

長良川と言えば鵜飼いですね。鵜飼い船が並んでいます。今回は楽しむ余裕がありません、残念。

長良橋から岐阜城までは徒歩10分程度。織田信長の居城だったことで有名な岐阜城ですが、金華山という山の上にそびえています。かなり望遠で撮影しているので、ふもとからかなり距離があります。ロープウェーで昇ることができます。

織田信長の銅像が迎えてくれます。

地元の方がマラソンしている姿が数多く見かけました。さて山頂へ向かうロープウェーに乗りたかったのですが、訪問した時間ではまだ運行していませんでした(9時30分くらいから運行だったと思います)。電車の都合もあるので、岐阜城観光はパスです。バスで岐阜駅に戻りましょう。

岐阜駅に戻ってきました。もう帰るだけです。岐阜駅は新幹線が停車しないので、東海道本線を西に向かいます。

滋賀県の米原駅方面に行きたいのですが、東海道本線の岐阜駅より西側はローカル路線と言ってもいいかもしれません。ほとんどの列車は大垣駅で折り返しになるので、米原まで行くのは難しいです。1時間に1本運行している特急しらさぎを利用するとスムーズに行けますけどね。

幸い、この日は週末でした。平日は大垣駅までの運行となる列車も、週末は米原まで延長運転になります。8:52発の特別快速で米原まで行くことにします。関西圏の私たちにとっては、特別快速はなかなか聞きなれない快速ですね。

JR西日本では、早い順に新快速→快速→区間快速→普通ですが、JR東海だと新快速の上に特別快速があります。新快速より停車駅が少なく、朝夕の通勤時間帯に運行しています。車両はたぶん313系で、他の普通列車や快速と同じです。

といっても、岐阜駅より西側は各駅停車になるので、快速だろうがなんだろうが、所要時間は一緒です。

50分くらいで米原駅の2番線に到着です。特急だと40分くらいですから、あまり変わりません。

電光掲示板も車両も、見慣れた光景になってきました。米原駅はJR西日本の管理する駅です。ようやく帰ってきた気分になります。米原駅は新幹線も利用できますが、今回は在来線だけで帰ります。

反対側の3番線ホームに姫路行きの新快速が停車していました(223系かな?)。スムーズに乗り継げそうです。9:50に出発しました。

京都~三ノ宮間の新快速は、競合他社もあるので、通過駅も多く速いのですが、京都より東の区間は決して速くありません。米原~京都間は2駅に1駅は停車します(米原より北は各駅適者です、うーん)。新快速でのんびりした旅になります。

乗客が少ないので、お食事をいただくことにしました。大阪近辺の新快速ではちょっと憚られますが、この辺りならOKかな。

1時間くらい乗って京都駅に到着。そのまま30分くらいで大阪駅へ。仙台から大阪まで2日半の鉄道旅がようやく終了です。

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まとめ

2013年の仙台駅からの鉄道旅です。今回は愛知県の豊橋駅から名鉄で岐阜へ、長良川観光を楽しみ、一泊して、やっと大阪まで帰ってきました。私にしては珍しく(?)、列車の遅延がほとんどなく予定通りに旅行が終了です。次回からまた別の記事をアップさせていただきます。

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