目次
はじめに
今回は2023年に宿泊した、羽田空港第3ターミナル(保安検査前)2階到着フロア直結の「ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港」の模様をアップさせていただきます。2022年12月に開業したばかりで、住友不動産ヴィラフォンテーヌの運営するホテルです。
当初は2020年に開業予定でしたが、羽田空港直結という立地からコロナ患者の隔離施設として運用開始されていたようで、開業が遅れていました(日本の安全に貢献していたただいたことに感謝ですね)。2023年現在でも一部検疫利用されているようです。
ホテルはヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港と一体運用されています。プレミアの方が高級志向です。
ちなみに、羽田空港第3ターミナルには、「ザ ロイヤルパークホテル 東京羽田」というホテルもあり、こちらは3階出発チェックインフロアから直結になっているホテルです。間違えないようにしましょう。
スポンサーリンク
空港からホテルチェックインまで
ヴィラフォンテーヌ グランド/プレミア 羽田空港は、羽田空港第3ターミナル2階到着フロア直結のHANEDA AIRPORT GARDENにあります。建物の運営は住友不動産系になるので、厳密にいうと羽田空港内ではないようです。
HANEDA AIRPORT GARDENは2023年1月31日オープン予定のショッピングモールで、レストランや店舗が数多く入店する予定で、高速バスの発着ターミナルの設置も予定されています。
第3ターミナルへ向かうには、国内線の第1、第2ターミナルから、無料シャトルバスで向かうのが便利です(電車やモノレールだと、国際線チケットが無ければ有料になります)。
2階国際線到着出口から出てまっすぐ正面、バスやタクシーなどの乗車ターミナル方向に向かいます。
派手に「HANEDA AIRPORT GARDEN」の案内があります。突き当りを右方向に進みます。
長い通路を進みます。通路沿いに店舗がたくさん並んでいます。HANEDA AIRPORT GARDENがオープンすれば、にぎやかになるのでしょうが、2023年1月時点では閑散としています。
しばらく歩くと、左側にローソンがあり、その横にヴィラフォンテーヌ グランド/プレミア 羽田空港の入り口があります。
今いるのは2階です。エスカレータがあるので昇ると4階(フロント)になります。エレベータもありますのでお好みで。
4階フロントになります。フロント前には広いスペースがあります。
空港からの通路は距離があるため、第3ターミナルの2階到着口からホテルフロントまで5分くらいかかります。
チェックインは自動精算機で行います。お支払いも自動です。ルームカードキーと領収書を受け取って部屋に向かいます。客室の場所によって利用するエレベータは別になります。どのエレベータを使うか書かれた紙も渡されます。
クシ、カミソリ、ドリップコーヒー、ティーバッグなど、ほとんどのアメニティはフロント前におかれているので、ピックアップして客室までもっていく必要があります。
客室 1557室
スーペリアツイン 23㎡
スーペリアトリプル 28-30㎡
スーペリアキング 24㎡
上記以外にもレディースルームや和洋室などがあるようですが、2023年1月現在、運用していないようです。
今回はスーペリアキングのお部屋を予約していました。
スポンサーリンク
客室の様子(スーペリアキング)
エレベータはカードキー認証が必要です。エレベータを降りてお部屋に向かいます。シックな色合いの通路が続いています。
スーぺリアキングのお部屋です。新築ですからきれいですね。ベッド上にナイトウェアが置かれています。温泉施設はこちらを着ていくことも許可されています。奥にはソファとビジネスデスクがあります。
枕元はコンセント、マルチプラグ、USB充電ポートがあります。隣のビジネスデスクにもコンセントやUSB充電ポートがあります。
テレビ下にはスリッパ(リユースと使い捨ての両方)、エアコンコントローラー、テレビコントローラーなどが収納されています。
入り口脇には冷蔵庫、セイフティボックス、湯沸かしポット、ミネラルウォーターがあります。
洗面・バスルームです。ユニットバスになっています。歯ブラシはお部屋に置かれていました。
シャンプーなどのアメニティはホテルネーム入りボトルに入っています。
窓の外は滑走路側ではなく、多摩川河口になります。川の向こう側は神奈川県です。
スポンサーリンク
温泉「泉天空の湯」
ホテルの12階に温泉施設「泉天空の湯」があります。ホテルの2階、4階あるいは6階に温泉に向かう専用エスカレータがあります。
営業時間は13:00~翌10:00です
こちらの温泉、かなりお値段がします。大人4,800円、子供2,000円はなかなかのもの。宿泊客なら大人1,600円、子供800円(小学生)なので、まだ許容範囲内でしょうか。宿泊プランによっては入浴券込みのものもあります。バスタオルとハンドタオルのレンタル込みです。
入出場は鉄道の改札のようになっています。受付でキー&会計キーを受け取り、退場前に清算します。スーパー銭湯方式ですね。清算後に発行されるQRコードを退場改札で示して退場になります。
館内施設として岩盤浴、休憩所、自動販売機、お食事処などがあります。
天然温泉で露天もあり、サウナ、漢方蒸しサウナがあります。露天風呂は多摩川に面していて、神奈川方面の景色を堪能できます。ジェットバスや高温から低温、水風呂まで、いくつかの温度が設定された浴槽があります。浴室内のシャンプーなどのアメニティは記載がないため不明でした。
更衣室には綿棒、クシ、カミソリなどが用意されていて、アメニティはPOLAです。
スポンサーリンク
その他の設備
コインランドリー
4階フロントそばにコインランドリーが設置されています。長期ステイする方は少ないでしょうが、海外旅行帰りの宿泊や帰国前の宿泊の方にとって利用価値は高そうです。
フィットネスジム
ホテル6階にフィットネスジムがあります。運用時間は5:00~24:00で、有料(1日2,200円)だそうです。設備は充実していますが、値段がねえ・・・。私の訪問時も、だれも利用者はいませんでした。
朝食会場 グランドエール
1階にあるビュッフェ朝食会場で、6:00~10:00の運用です。本来はグランド宿泊者用の朝食会場ですが、プレミア宿泊者用レストランがクローズ中であり、両方のホテルの朝食会場になっていました。大人3,200円、小学生1,600円(税込)になります。
早朝便利用者も多いため、朝6:00から運営しているのはありがたいです。ただ、7時台に搭乗するなら、川崎近辺宿泊でも十分間に合いますし、6時台なら朝食を食べ逃すので、もう少し早い時間から運営してほしいですね。私も利用することができず、朝食はあきらめました。
ローソン
2階のホテル入り口前にローソンがあります。早朝便利用者の朝食や遅い時間に到着した方にとって便利だと思います。
スポンサーリンク
まとめ
今回は2023年に利用した、羽田空港第3ターミナルにある、ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港の宿泊記でした。こちらのホテルのメリットはとにかく立地がよく、空港直結なので早朝便利用する際に楽なことです。
ただし、羽田空港周辺のホテルと比較して宿泊料金はかなり高めですし、宿泊特化ホテルなのでプールなども設置されていません。また、早朝便に乗るにあたって、早い時間帯の朝食にありつけないのもつらいところです。
宿泊に重点を置くなら、同価格帯でヒルトン東京やシェラトン都ホテル東京の方が部屋の広さや施設面でいいと思いますし、価格を重視するなら羽田空港近郊のホテルJALシティ羽田や羽田エクセルホテル東急の方がお部屋は狭くなりますが圧倒的に安くなります。利用者を選ぶホテルだと思います。
スポンサーリンク