目次
はじめに
今回の記事から、2024年夏のハワイ旅行になります。
円安の影響で海外旅行のハードルは高い昨今ですが、海外旅行しなければ当ブログは成り立ちません(笑)。
有給がほぼ認められないなど、ブ●ックな職場でサラリー生活を送っていますが、幸い年1回の夏季休暇は認められています。今回は弾丸ではないので、弾丸旅行の看板は外しています。6泊8日のハワイ旅行を敢行してきました。
2023年の世界一周旅行で、ANAのダイヤモンド会員になっています(世界一周記事の更新は中断していますが)。せっかくですからANA便でハワイ訪問してみることにしました。
関西からハワイ便はJALとハワイアン航空しかありません。以前のハワイ訪問ではJAL便を利用しましたが、今回は羽田経由でホノルルに向かう予定です。
今回は有償発券です。いつものように一人旅だと特典航空券の発券ハードルも低いのですが、家族旅行だとかなり狭い門になってしまいます。
それにしても円安とサーチャージ高騰の影響は激しいですね。コロナ前の価格の倍近くに跳ね上がっています。最近お給金が下がったのでダブルパンチです・・・厳しい。
ハワイはJALが日本の人気観光地として盛り上げてきた地域です。2019年のエアバスA380機(通称:フライイング・ホヌ)の就航に伴い、ANAも積極的にハワイ観光サービスを充実させています。
海外初のANA SUITE LOUNGEをホノルル空港に設置し、ワイキキ市街地にマハロラウンジをオープンしました。さらに、ANAエクスプレスバスでアラモアナショッピングセンターとワイキキ地区を往復できるようになっています。
2024年現在、羽田ーホノルル便(ボーイングB787-9)と成田ーホノルル便(エアバスA380)の1日2便をデイリー運行していて、夏季は成田便を1便増やして計3便運航しています。
2024年夏のハワイ旅行に出発です。まずは、NH186便 ANAの東京(羽田)発ホノルル行きプレミアムエコノミーの搭乗記録です。
関西空港から羽田(第2ターミナル)へ
私は関西在住なので、羽田便に搭乗するためには東京に移動が必要です。今回は関西空港から羽田に向かいます。
2024年に伊丹空港でもプライオリティ・パス対象レストランがオープンしましたが、関西空港のプライオリティ・パス対象レストラン「ぼてぢゅう1946」はテイクアウトできるのが魅力です。
今回、時間があまりないのが事前にわかっていたので、テイクアウト利用を優先して考えていたため、関西空港出発を選択しました。ぼてぢゅうでテイクアウトして、ラウンジKANSAIにお食事を持ち込んで時間調整しました。
関西空港から羽田便はスターフライヤーを利用したので(国際線の国内区間利用ですが、スターフライヤーの共同運航便も選択肢に出てきます)、羽田空港では第1ターミナルに到着となります。
羽田空港で第1ターミナルから第2ターミナルにバス移動です。預け入れ荷物は関西空港からホノルルまでスルーになっていて楽ですが、移動する手間はありますね。
2024年現在、ANAの国際線は第2ターミナル発着が多くなっているので、国内線ANA便との乗継は楽になってきていますが、スターフライヤー便は第1ターミナルなのでちょっと面倒です。
羽田空港第2ターミナル 写真は2020年頃撮影
羽田空港第2ターミナルのANA国際線は、ターミナルの南端まで進む必要があります。
2024年現在、第2ターミナル内では撮影が禁止されているので(禁止されているのは日本語が読める人に限るという謎設定ですが)、ターミナル内の写真はありません。
ANA公式サイト<https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/prepare/airport-guide/international/hnd_200329/?tabitem=asw-tab__item-box-2>より引用
第2ターミナルの保安検査場はファーストクラス/ダイヤモンド会員用の優先レーン(Rカウンター)がありますが、今回搭乗するにはプレミアムエコノミーなので利用できません。
保安検査場はガラガラだったので、特に問題ありませんでした。第2ターミナル国際線は運航便が少ないので、保安検査場が混雑することはあまりなさそうです。
最近の日本出国審査は、IC入りパスポートによる自動化運用されていて、1分もかからず終了です。ただし、小さな子供(身長130cm以下)は対象外で、有人カウンターに回る必要があります。夏季休暇期間など、小学生の旅行者が増える期間は、子供の保安検査通過にかなり時間がかかります(10~20分くらい)。
第2ターミナルの国際線エリアはとてもコンパクトです。出国するとすぐ目の前にラウンジがあります。ゲートも多くないので、移動距離も少なくて便利です。
ちなみに、羽田空港第2ターミナル国際線エリアには以下のラウンジがあります。
羽田空港第2ターミナル国際線エリア(出国後)のラウンジ(2024年)
●ANA LOUNGE ANAのビジネスクラスラウンジ 4階
●ANA SUITE LOUNGE ANAのファーストクラスラウンジ 4階
●POWER LOUNGE PREMIUM カードラウンジ 3階
ANA専用ターミナルなので、航空会社ラウンジはANAのみです。カードラウンジもあります。
ANA公式HP<https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/lounge/international/hnd/>から引用
今回利用したのはANA SUITE LOUNGEです。ダイヤモンド会員特典で利用させていただきました。フード類やアルコール類の提供は第3ターミナルとほとんど変わりません。うどんやハッシュドビーフなどの料理は、注文式になっています。
シャワールームは第3ターミナルのANAラウンジよりきもち広い感じですね。アメニティは雪肌精やMIKIMOTOCOSMETICSです。クシ、カミソリ、歯ブラシ、コスメキット、スリッパ、ドライヤーなどが用意されているのも、第3ターミナルと同じです。
第2ターミナルはボーディングブリッジが3本しかありません(ゲート71~73)。国内線と共用ゲートがありますが、ほぼ国内線に割り振られています。
そのため、沖止めフライトが比較的多いですが、幸い(?)今回搭乗のホノルル便はゲート73からの搭乗でした。沖止めフライトが多い第2ターミナル国際線エリアですが、ボーディングブリッジだと保安検査場から近いので楽々です。
NH186便(B787-9)は搭乗開始時間が15分くらい遅れました。
ANAのB787-9はビジネスクラス、プレミアムエコノミー、エコノミークラスの3クラス制です。プレミアムエコノミーはわずか14席しかなく、A380の73席と差が段違いです。
A380のフライングホヌはその見た目で有名ですが、実際の利用客は羽田の方が便利なので、NH186便の方が人気が高いです。NH186便のプレミアムエコノミーは席数が少ないこともあって常に混雑しています。
2023年にも同便に搭乗しましたが、やはり混雑していました。
今回の便ではプレミアムエコノミーは満席でした。ビジネスクラスもほぼ満席で、エコノミークラスも9割くらい埋まっていましたね。さすが、夏季のハワイ便といったところでしょうか。
日本人に人気のホノルル線だけに、乗客のほとんどが日本人で、一部欧米系の方もいらっしゃいました。
ちなみに、元の予約はエコノミークラスだったのですが、アップグレードポイントを使用してアップグレード申請をしていました。夏季繁忙期にも関わらずアップグレード成功です。
ダイヤモンド会員なって初めて国際線のアップグレード申請をしてみたのですが、初回から成功です。ダイヤモンド会員効果を実感しました。
NH186便 羽田発ホノルル行き ボーイングB787-9 プレミアムエコノミーの機内設備
NH186便ボーイングB787-9ドリームライナー ホノルル行きに搭乗しました。
プレミアムエコノミー席にやってきました。ヘッドレストカバーの柄が通常と少し違いますね。こちらの便、じつはピカチュウジェットNHです。
ビジネスクラスだと内装に変化がないのですが、エコノミーやプレミアムエコノミー席だとヘッドレストカバーが独自のものになります。
2023年の羽田→ホノルル便プレミアムエコノミー席
ちなみに通常機材のB787-9だとこんな感じ。やはりピカチュウジェットNHの方がにぎやかな印象になります。
座席配置は1列が2-3-2の7席で、それが2列だけ、あわせて14席のみのプレミアムエコノミー席です。
席の正面にある小物入れには、アメニティやヘッドホン、スリッパなどが収納されていました。
フライング・ホヌ(エアバスA380)に搭乗しているわけではないのですが、フライングホヌが描かれたアメニティケースがいただけます。ペーパーバッグとティッシュが入っています。座席に着くと、歯ブラシ、 アイマスク、イアプラグなどのアメニティの希望を訊ねられますので、希望すればいただけます。
写真は2023年のもの
1列目の場合、テレビはアームレストの下に収納されています。2列目だと前席の背面に11インチテレビがあります。
写真は2023年のもの
席横に、テレビ用リモコンが設置されています。
写真は2023年のもの
座席下にマルチプラグがあります(2列目の場合、テレビにUSB充電ポートもあります)。
シートピッチは97cm、座席幅は49cmです。レッグレストが用意されていて、先頭席以外はフットレストも利用可能です。シートピッチ86cmのエコノミークラスより快適にくつろぐことができます。座席にはあらかじめクッションとブランケットが置かれています。
NH186便 羽田発ホノルル行き ボーイングB787-9 プレミアムエコノミーのお食事
夜出発便なのですが、離陸するとすぐに食事の用意が始まりました。
お食事
前菜
・白身魚のブランダード 野菜とオルゾのサラダ
・グリルチキンとトマトのヌガー仕立て添え
メイン(2種から選択)
・牛肉和風赤ワイン煮込み 馬鈴薯あん
・サーモンのソテーアメリカンソース ブロッコリーソースのコンキリエ
ブレッド(サーモンのみ)ブレッド/バター
チーズ ミネラルウォーター クラッカー
フルーツ おつまみ
デザート ハーゲンダッツ バニラ
メインは牛肉和風赤ワイン煮込み 馬鈴薯あんを選択しています。ラウンジで飲み食いした後なので、お腹がへっていませんが、せっかくなのでいただきました。
また、別途下記のサービス提供があります。
プレミアムエコノミー限定のサービス
・本日のスープ ・プティフール
・ビジネスクラスアルコールメニュー
梅酒 日本酒 ワイン シャンパン 焼酎
エコノミークラスでも日本酒やワインの提供はあるのですが、ビジネスクラスのお品書きからの提供だそうです。私は白ワインをいただきましたが、ビジネスクラスメニューだったのでしょうか。
食後にハーゲンダッツ・バニラが提供されました。ボリューム多めのカップです。
食後にホットコーヒーをいただきました。ピカチュウジェットなので、紙コップもピカチュウ入りです。
食後に巾着袋に入れられたスナックセットが配られます。マフィンとおつまみでした。これは朝食代わりにいただきます。
子供用には専用メニューがあります。
子供メニュー(推奨年齢3~5歳)
おほしさまのおべんとう
チーズハンバーグ ポテトサラダ
キャンディーチーズ
フルーツ野菜ゼリー
朝食用のスナック(子供用)はボックスに入ったフルーツやパンなどです。大人のものよりボリュームがあっておいしそう。
食事後に、ピカチュウジェットNHの搭乗記念に、記念グッズが配布されました。
そのあと、機内は暗く消灯されました。みなさん睡眠モードに入ります。
プレミアムエコノミー席は背もたれをかなり倒せるので、かなりリラックスモードで寝ることができます。到着2時間くらい前に機内が明るく点灯されるころには、機外はもう朝を迎えていました。
ホノルル空港ではピカチュウが
ほぼ定刻にホノルル空港に到着です。
ボーディングブリッジを渡ってターミナルに移動すると、アロハなピカチュウが待っていました。こんなことあるんだね。
ホノルル空港の入国審査は大混雑。円安とは言え、2024年夏のハワイ人気は陰りが無いようです。入国審査だけで1時間くらいかかりました。手荷物受取所では、当然ですが荷物は既に来ていたので、さっさとピックアップします。
税関を抜けてターミナルからでます。いつも通りバスやタクシーを利用するなら右前方の「EXIT2」からターミナルを出ます。今回は乗継予定なので、第1ターミナルにむかうために左方向に進んで「EXIT1」から出ました。
ハワイアンブルーの快晴です。日本より湿度が低くて気温も少し低く、日本より快適なのがハワイの夏ですね。ようやくハワイの地に立ったという気分です。
スポンサーリンク
今回の記事では、羽田からホノルル空港へ、NH186便 ANAボーイングB787-9(ピカチュウジェットNH) プレミアムエコノミーに搭乗しました。ホノルル空港では、まさかのピカチュウがお出迎えでしたね。
次回の記事では、オワフ島からハワイ島に渡ります。