【海外周遊旅行2025】シンガポール・オーストラリア編(4)シンガポールからオーストラリア・パースへ シンガポール航空 SQ223便 エアバスA350-900 エコノミークラスに搭乗

2025年海外周遊旅行シンガポール・オーストラリアの旅、第4回です。

これまでの記事で、羽田空港からANA便でシンガポールに向かい、シンガポールの下町を観光して巡りました。

これからチャンギ空港に戻り、オーストラリアに向かいます。

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チャンギ空港 第2ターミナルを散策

シンガポール最終日はヒルトン・ガーデン・イン・シンガポール・セラングーン (Hilton Garden Inn Singapore Serangoon)に宿泊していました。この日、シンガポールから出発します。

オープン直後に朝食レストランに向かいましたが、フライトの関係で出発まであまり時間が無かったので、すぐにピックアップできるフードを洋食中心にいただきました。

リトルインディア駅からMRTを乗り継いで、7:30ごろ空港にやってきました。

第3ターミナルから出発ですが、第2ターミナルでチェックインして、出国審査と保安検査場を通過しました。ターミナル4以外のターミナルは出国後エリアが相互につながっているので、どこから出国してもOKみたいです。

ANA特典航空券で発券したシンガポール航空便でオーストラリアの西岸都市「パース」に向かいます。パースは日本からANAが直行便を運航していますが、特典航空券で直行便を予約することはできませんでした。乗継便だからこそのシンガポール滞在です。

シンガポール航空はビジネスクラスの特典航空券予約枠を他社に提供していないので、残念ながらエコノミークラス便になります。チケットはビジネスクラス発券なので、ちょっと損した気分にはなります(仕方ないですが)。

チケットをよく見ると、スターアライアンス・ゴールドの記載がありません。ボーディンググループも4になっています。2025年春にANAがアマデウスのシステムを採用した影響で、2025年夏になってもANA国際線システムの不具合が継続しています。予約と会員資格の紐づけがうまくいっていないのでしょうね。

ANAアプリ上では、予約便が確認できたりできなかったりと、乗客を不安にさせる状況が続いています。予約番号で便が照会できないことがあったりもします。何とかしてほしいものです。

さて、ラウンジを利用したいと思います。チャンギ空港第2ターミナルには下記のラウンジがあります。

チャンギ空港 第2ターミナル ラウンジ一覧(2025年夏)
アンバサダートランジットラウンジ(Ambassador Transit Lounge) PP対応
・SATSプレミアラウンジ(STAS Premier Lounge) PP対応
シルバークリスラウンジ(SilverKris Lounge)
クリスフライヤーゴールドラウンジ(KrisFlyer Gold Lounge)
・DBSラウンジ(DBS Privete Acess Lounge)
・Jet Quay Quayside Lounge(有償・送迎サービスプラン)
Asian Street Kitchen PP対応レストラン
TGM PP対応レストラン
・Chutney Mary Indian Fast Food PP対応レストラン
・Kaveri Indian Vegetarian PP対応レストラン
Hub & Spoke PP対応サービス<Hub & Spoke cafe関連施設>
・TranSpa PP対応サービス<Ambassador Transit Lounge関連施設>
※PP:プライオリティ・パス

まずはシンガポール航空のラウンジへ向かいます。チケットにスターアライアンスの会員資格が登録されていないので、会員証を提示して入室しました。

エコノミークラス客がスターアライアンス・ゴールド会員資格で利用する場合、チャンギ空港ではシルバークリスラウンジが使えないので、クリスフライヤーゴールドラウンジになります。シルバークリスラウンジより少しサービスが落ちます。なによりシャワールームがありません。

シャワーを求めて、プライオリティ・パスで利用可能なアンバサダートランジットラウンジに移動しました。アルコールの提供が無い以外は、クリスフライヤーゴールドラウンジより上質なラウンジです。到着便では利用できませんでしたが、出発便なら問題なく利用可能です。

シャワーを浴びて、搭乗ゲートに向かいます。

搭乗するのはターミナル3なのですが、ゲートCはターミナル1からアクセスした方が近くなります。アンバサダートランジットラウンジはターミナル1から最も遠い位置にあるので、移動が大変でした。後から考えると、SATSラウンジを使った方が良かったですね。

9:30発、SQ223便パース行きに搭乗します。シンガポールとパースの間は、シンガポール航空だけでも1日4便も運航されています。

チケットのボーディンググループが4のままなので、このままだと優先搭乗できません。会員証を一緒に提示して優先搭乗させていただきました。本当にANAの新システムはダメダメですね。

SQ223便 エアバスA350-900 エコノミークラスに搭乗

SQ223便 エアバスA350-900 エコノミークラスに搭乗です。

エコノミークラスは1列3-3-3の9席の設定になっています。

各席にクッションとブランケットが用意されています。

前の席の後ろには、ディスプレイ、ドリンクホルダー、スマホ置き場、小物入れが設置されています。

ディスプレイの下には、イヤホンのコネクタとUSB充電ポートが配置されています。

席と席の間に、ユニバーサルタイプのコンセントがあります。

席の埋まり具合は7割くらいでしょうか。人が少なそうな後方席を指定しておいたのですが、ちゃんと隣に人が来てしまいました。空いている列も多かったので残念です。ANAシステムの不具合でチケットと会員資格の紐づけができていなかったためかもしれません(ステータスと状況次第では隣席の予約ブロックをしていただける航空会社もあります)。

WiFiは無料利用可能なのですが、クリスフライヤーメンバーになる必要があるので面倒です。シンガポール航空のエアバスA350は楽天モバイルの機内ローミング対応なのですが、通信速度が遅すぎて全く役に立ちませんでした。

離陸です。チャンギ空港から北東方向に離陸し、すぐに旋回して機種を南方向に向けました。オーストラリアに向かいます。

SQ223便 エアバスA350-900 エコノミークラスのお食事

離陸してすぐにスナックの提供でした。

さらに飲み物の提供です。せっかくですから、シンガポールのタイガービールをいただきました。

フライト時間5時間くらいの中距離路線です。羽田→香港より少し長いくらいの距離ですね。パースはシンガポールの真南あたりに位置するので、シンガポール航空のオーストラリア路線の中でも比較的近い方になります(ダーウィンの方が近いですが)。エコノミークラスでもなんとか耐えられる距離です。

海上に出て2時間ほどしたあと、昼食の提供が始まりました。

Lunch
Main Course(選択)
・Baked Fish with Mushroom Cream Sauce
・Singapore Nasi Lemak
<ナシ・レマ ココナッツミルクとライス マレー料理>
・Paneer Lababdar, Pulao Mattar, Jeera Aloo
<ちょっとピリ辛のクリーム、バター、チーズのスープ インド料理>
Dessert
・Udders Ice Cream
・Cheese and Crackers
From The Bakery
・Bread Roll and Spread
Hot Beverage
・Coffee and Tea

ナシレマをいただきました。チキンも添えられていて、ライスは当たり前ですがインディカ米です。おいしくいただけました。

食後にアイスクリームの提供です。コーヒーは、私の列にはお伺いが来なかったので無しです(泣)。

フライトはオーストラリア大陸を縦断していきます。

パース空港の東側から南に抜けて北上し高度を下げて着陸していきました。

パース空港でオーストラリア入国

パース空港は第4ターミナルまでありますが、ほとんどの国際線は第1ターミナルから発着します。オーストラリア入国は、数か月前にメルボルン空港から入国したばかりです。

オーストラリアの入国には、事前にETASという電子渡航許可の取得が必要です。さらに、税関用の入国カードも機内で書く必要があります。

私の場合、一度ETASの申請をしていて有効期間内なので2度目の申請は不要です。登録されている宿泊先が前回のメルボルンのままになっているはずですが、結果的に問題ありませんでした。

ETASで入国する場合、入国審査場の手前にKIOSK(入国審査用の機械)があるので登録します。KIOSKの機械は数が少ないのが難点ですが、パース空港は国際線の就航が少ないのでメルボルン空港ほど混雑していません。5分くらいで順番が回ってきて入力終了しました。KIOSKでの入力を終えると、SMART GATEという自動入国審査レーンでスムーズに入国できます。

税関は入国カードを手渡してすぐ通過でした。オーストラリアは持病の薬を持ち込むだけでも申請が必要です。必要ならきちんと申告しましょう。

メルボルン訪問時(2025年夏)と同様に、今回も楽天モバイルスマホが海外ローミング電波をまったくキャッチしません。さすがに想定内ですが。

前回同様、もう1台のドコモスマホをセッティングしてローミングに使用しました。ドコモの海外ローミングは高いので地味に痛いですが仕方ありません。

次回はパース市街に繰り出します。

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