2025年海外周遊旅行シンガポール・オーストラリアの旅、第9回です。
これまでの記事で、羽田空港からANA便でシンガポールに向かい、シンガポールの下町を観光して巡りました。シンガポールからシンガポール航空に搭乗し、オーストラリア・パースに到着しました。パースでは、市街地やロットネスト島、フリーマントルや西海岸ビーチを観光しました。
これからパース空港に戻り、オーストラリアを離れます。
目次
パース空港 第1ターミナルを散策
シンガポール最終日はザ・ウェスティン・パース(The Westin Perth)に宿泊していました。この日、オーストラリアを離れます。
朝早い便なので、朝食をいただく余裕はありません。まだ真っ暗でバスも運行していない市街地をパース駅に向かいました。
パース駅の9番乗り場からエアポートラインが出発します。
パース空港に到着しました。グランドフロアのチェックインカウンターには、かなり早い時間でしたが多くの人をお見かけしました。
これから搭乗するのはタイ航空便です。バンコク経由で帰国する予定です。お土産などで手荷物が多くなっていたので衣類などは預け入れ荷物にしました。バンコクで1泊する予定で、念のため荷物がどうなるか尋ねると、日本まで預けっぱなしになるとのこと。バンコクで受け取れるようにお願いして、タグを再発行してもらいました(英語ができないから、説明が大変・・・)。
タイ・バンコクまでのチケットと、日本へのチケットの2枚が発券されました。やはりというか、スターアライアンス・ゴールドの記載(NH*G)がありませんね。ANAのシステム不具合は続行中です。次はビジネスクラス便なので、ラウンジ利用や優先搭乗に関して実害はありません。
保安検査に優先レーンはありません。保安検査と出国審査はほとんど人が並んでいなかったのですぐに通過できました。朝早いからねえ。
指定ラウンジはニュージーランド航空ラウンジでしたが、まずシンガポール航空のシルバークリスラウンジに行ってみました。スターアライアンス系のフライト搭乗予定なら利用できるはずです。
残念ながら、朝6:05~クローズしていました。パース空港の国際線で最も旅客量が多いのがチャンギ線ですが、シンガポール航空のラウンジは運行時間に合わせてオープンするようです。
ということで、素直に指定ラウンジのニュージーランド航空ラウンジを訪問することにしました。
中には他に利用者がいらっしゃらず、私だけでした。スタッフさんがわざわざ飲み物のお伺いに来てくれたので、コーヒーをお願いしました。シャワーを利用してからラウンジを後にします。
次に訪問したのは、プライオリティ・パスで利用可能なAspire Loungeです。受付の方に、「ニュージーランド航空ラウンジの方がいいよ」と言われましたが、もう出てきちゃったしね。
Aspire Loungeは窓からの眺めがよく、居心地のいいラウンジです。まったりくつろぐには悪くないですよ。シャワーが有料なのが玉に瑕ですが。
搭乗開始になったので、ゲートに向かいました。
タイ航空 TG484便 ボーイングB787‐9 ビジネスクラスに搭乗
TG484便 ボーイングB787‐9に搭乗です。
ビジネスクラスは1列1-2-1の4席の設定になっています。
ヘリンボーンタイプのビジネスクラスシートです。やっぱりビジネスクラスは席が広くていいですね。個室感は乏しいですが、隣の方との間に距離があるのはうれしいです。
各席にクッションとブランケット、ヘッドホン、スリッパ、アメニティキットが用意されています。アメニティキットはタイシルクで有名なジム・トンプソンのものです。
前の席の横に足を滑り込ませるようになっています。
席の傍らにはリモコン、USB充電ポート、読書灯、シートのリモコン、ヘッドホンのコネクタが設置されています。
サイドテーブル下には引き出し式テーブル、その下にはユニバーサルタイプのコンセント、小物入れがあります。
ウェルカムドリンクとしてシャンパンをいただきました。こちらの路線ではLaurent-Perrier La CUVÉE Brutが搭載されています。
アメニティポーチの中身です。歯ブラシセット、靴下、靴ベラ、アイマスク、Erbのリップクリーム、ハンドクリームが入っていました。Erbはタイのコスメブランドです。
通路側のひじ掛けの部分にも小物入れがあります。
もちろん席はフルフラットになります。7時間の長距離路線なので、フルフラットシートはありがたいです。
さて離陸しました。パースの街が眼下に見えます。
席の埋まり具合は4割くらいでしょうか。比較的空いていましたね。
機内WiFiは基本有料ですが、ビジネスクラスだと無料利用可能となっています。でも普通に接続すると有料の案内しか出てこないんですよね。利用方法はどこにも書いていないし。搭乗時は気づかなかったのですが、搭乗券にWiFiのパスワードっぽい記載がありました。これを利用すると無料WiFiできたのかもしれません。
タイ航空は楽天モバイルのローミング対象外です。
タイ航空 TG484便 ボーイングB787‐9 ビジネスクラスのお食事
搭乗してすぐにチョコレートを配っていただきました。スナックは飲み物とともにいただきました。
ビールはアサヒとSINGHA(シンハービール)が搭載しているとのことでした。せっかくなのでタイ航空ですからタイのビール(シンハービール)をいただきました。
おつまみとlemongrass chicken skewersが提供されました。タイ料理です。
前菜です。Somked duck breastとサラダです。
メインはBraised Beef Short Ribs in Massaman Curryです。ジャスミン米が添えられています。他に、Pan-Seared Barramundi with Salsa VerdeやBraised Lamb Neck with Pepperberry Jusが選択可能です。
チーズもお勧めいただきましたがお断りして、チョコレートケーキをいただきました。
おなかが落ち着いたとことでちょっと仮眠です。時差がほとんどない区間で昼行便ですが、朝早かったのでそこそこ眠いです。3時間ほど寝て、時間をつぶしていると、2回目のお食事のサーブになります。
Fried Prawns with Thai-Style Stir-Fried Spicy Spaghettiをいただきました。他にGrilled Harissa Chicken Panini Sandwichを選択できます。
食後にコーヒーをいただきました。タイ航空特製Black Silk Blend Premium Drip Coffeeとのことです。
そのあと、コーヒーゼリー入りのタイミルクアイスティーをお勧めいただいたのでいただきました。
徐々に高度を下げてきます。レムチャバン~ウォンナパービーチあたりを見下ろします。
スワンナプームはすこし混雑しているようで、時間をかけて着陸していきました。
タイ・バンコク・スワンナプーム空港で入国
スワンナプーム空港に到着しました。タイも2025年5月から入国カードがオンライン化(TDAC)しています。入国の3日前から登録可能です。海外周遊旅行では登録を忘れがちなので注意しましょう。
ビジネスクラスだとファストトラックが利用できるという話もあるのですが、何度も利用していますがどこにあるか全然わからないので、いつも通常の入国審査を受けています(1回だけ「Business Class」とわかりやすく掲示されていたことがあり、そのときだけ利用できました)。
TDACの導入で入国審査が以前より早くなったとはいえ、20~30分くらいはかかります。着陸に時間を要したことと、入国審査に時間がかかったこともあって、ホテルの送迎バスを逃してしまいました。
次回はバンコクに一泊して、日本に帰国します。