【世界一周2023旅行記15】タイ航空 TG622便 バンコク発関西行き ボーイングB777-300ER ファーストクラス タイ航空のフラッグシップ機で世界一周ラストフライト

2023年世界一周旅行記の第15回・最終回です。

ニューヨーク、北欧を巡り、日本に戻ってから再度シドニーへ。そのあと、タイ・バンコクを観光し、そろそろ帰国の途につきます。バンコク・スワンナプーム空港から日本へのフライトに搭乗します。

前回の記事はこちら↓

バンコク・スワンナプーム空港でタイ航空のフラッグシップラウンジを堪能

バンコク・スワンナプーム空港国際線ターミナルにやってきました。これからチェックインと出国です。

ちなみに、バンコク・スワンナプーム空港国際線ターミナルには以下のようなラウンジがあるそうです。

バンコク・スワンナプーム空港 国際線ターミナルのラウンジ(2024年秋)
●ミラクルラウンジ(Miracle Lounge) コンコースA・C・D・F・G
プライオリティ・パス対象
●コーラル・ファイネスト・ビジネスクラスラウンジ(The Coral Finest Business Class Lounge) コンコースC・E プライオリティ・パス対象

ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ(Royal Orchid Prestige Lounge) コンコースD・E
タイ航空ラウンジ 
●ロイヤルシルクラウンジ(Royal Silk Lounge) コンコースC・D・E
タイ航空ラウンジ
●ビルーリボンクラブラウンジ(Blue Ribbon Club Lounge) コンコースD
バンコクエアウェイズラウンジ プライオリティ・パス対象(規制有り)
●シルバークリスラウンジ(SilverKris Lounge) コンコースD
シンガポール航空ラウンジ
●カタール航空プレミアムラウンジ(Qatar Airways Premium Lounge)
コンコースD ビジネスクラス以上搭乗者限定
●チャイナエアラインラウンジ(China Airline Lounge) コンコースD
●ターキッシュエアラインラウンジ(Turkish Airline Lounge) コンコースD
プライオリティ・パス対象
●サクララウンジ(Sakura Lounge) コンコースD JALラウンジ
●オマーン・エア ラウンジ(Oman Air First & Business Class Lounge)
コンコースE プライオリティ・パス対象
エールフランスーKLMスカイラウンジ(Air France – KLM SkyLounge)
コンコースF エールフランスーKLMラウンジ プライオリティ・パス対象
●エバー航空ラウンジ(EVA AIR Lounge) コンコースF
●エミレーツラウンジ(Emirates Lounge) コンコースG
●キャセイパシフィックラウンジ(Cathay Pacific Lounge) コンコースG

すごい数のラウンジですね。バンコク・スワンナプーム空港はラウンジ天国として有名です。コンコースは多数ありますが、全ての国際線コンコースに歩いて向かうことができます。

これから搭乗するのは、タイ航空便ファーストクラス関西行きです。

タイ航空ファーストクラス用ラウンジは、Royal First Loungeでしたがコロナ禍で閉鎖されています。代わって、2021年にロイヤルオーキッドプレステージラウンジが新規オープンしました。ビジネスクラス用ラウンジですが、ファーストクラス客のみ区画分けされた特別サービスを提供しています。

一方で、ロイヤルオーキッドスパラウンジ(タイ航空のビジネスクラス以上搭乗客が利用可能なスパ施設)は、コロナ禍以降2024年現在も閉鎖されたままです。当然、私の訪問した2023年も閉鎖されていました。

タイ航空のファーストクラス搭乗客は、チェックインエリアに入って左端(A側)にファーストクラス用(Royal First)のチェックインカウンターがあります。

私の訪問時は、写真のようにチェックインカウンターがクローズしていました。仕方ないので、隣のビジネスクラス用(Royal Silk)のチェックインカウンターに向かいます。

チェックインはすぐに終わり、「ちょっと待ってて」と言われたので待ちます。するとアテンドの方が来られて、案内してくれました。

目の前にあるFast Trackに移動します。ビジネスクラス以上で利用可能な保安検査場兼出国審査場です。ビジネスクラスより優先して利用できました。

Fast Trackを抜けると、出国審査通過後の場所でアテンドの方が待っていてくれました。

正面右側にあるエスカレータで下に降りると受付がありました。ロイヤルオーキッドプレステージラウンジのレセプションです。ここで別のアテンドさんにバトンタッチです。

案内されるままに右に向かうとラウンジ内に入ります。ラウンジは細長い設計で、長く続いていました。

ラウンジ内をずーと奥に進むとファーストクラス用のロープで仕切られたエリアに案内されます。

クリスマスの雰囲気溢れるラウンジになっていました。

フルサービスダイニングでいろいろいただきお腹いっぱい。

シャワーを浴びた後、ナップルーム(仮眠室)はないかと訊ねると、広いプライベートエリアに案内してくれました。ソファの上でごろんと出発まで寝て待ちます。

出発時間が近づくと、スタッフの方が声をかけてくれて、ファーストクラス搭乗客が集められました。アテンドの方がカートでゲートまで送っていただけました。

さあ、ついにラストフライト。タイ航空のファーストクラスに搭乗です。

タイ航空 TG622便 バンコク発関西行き ボーイングB777-300ER ファーストクラスに搭乗

さて搭乗です。

ファーストクラスのシートです。縦に長めの個室感のある席で、JALのB777ファーストクラスと似た雰囲気があります。

黄色いブランケット、スリッパ。

クッションと枕が用意されています。

アームレストの窓側にはディスプレイのコントローラーとミニモニターがあります。

ヘッドホンプラグとUSB充電ポート。

収納にはヘッドホンとアメニティキット、お水が入っています。アメニティキットはポルシェです。

そしてイタリアBOGGIのナイトウェアが提供されています。

通路側の壁にハンガーが収納されていて、上着を掛けることができます。

アメニティの中身です。歯ブラシセット・ソックス、耳栓、ブラシ、アイマスク、マウスウォッシュ、ハンドクリーム、リップクリームなどが入っています。アメニティブランドはフランスのPAYOTです。

ウェルカムドリンクとチョコレートをいただきました。

就寝時は当然フルフラットです。ファーストクラスなのでセッティングしていただけます。

定刻より30分くらい遅れて、日付も変わってから出発です。

TG622便 バンコク発関西行き ファーストクラスのお食事

出発してすぐ就寝。朝6時ごろ起床でお食事タイムです。

お食事の前にフルーツの盛り合わせをいただきました。

和食です。タコのお料理ですね。

和食膳のセットです。

タイ航空はお料理の内容がネット上に公開されていないので、詳しいお料理の内容はわかりません。おいしくいただきました。

食事を終えるともう関西空港に向けてランディング開始です。神戸空港が見えていますね。もう少しで着陸です。

ほぼ定刻に関西空港に到着しました。2023年のスターアライアンス世界一周航空券の旅もこれで終了です。

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タイ航空ファーストクラスのまとめ

タイ航空のファーストクラス便は、2023年初頭には投げ売りのような価格(片道16万円くらい)になっていましたが、需要の回復とともに価格が戻ってきています。それでも片道30万円~と破格の安さです。ANAやJALのビジネスクラス(35万円~)より安く、ファーストクラス同士で比べると(80万円~)格段にお得感があります。

欧米系航空会社と違い、機内サービスは丁寧で充実しています。ラウンジサービスもレベルが高いため、コスパのいいファーストクラスになっています。満足度はかなり良好です。

2023年ファーストクラス世界一周旅のまとめ

ようやく2023年ファーストクラス世界一周旅の記事も最終回にたどりつきました。旅ブログはある程度「鮮度」が大事なのですが、別の旅の記録など記事を書いていると、世界一周旅の報告が後回しになってしまいました。

この度でプレミアム・ポイントもどっさり貯まって、10万ポイントを突破しました。祝・ダイヤモンド会員です。とはいえ、この記事がアップされる頃には2024年も終盤になってきていて、ダイヤモンド会員からの陥落も目の前です。

2022年にJALのダイヤモンド会員になっていたので、2024年の1月~3月はダブルダイヤモンド状態でしたが、2024年秋現在ではJALは無冠になっています(JGCは残っているけど)。ANA便を中心にマイルを貯めている現状です。

ストックホルムのクリスマスマーケット

2023年ファーストクラス世界一周旅を総括すると、やはり楽しかったにつきますね。今回は世界のクリスマスをテーマに、ヨーロッパを中心に観光しました。北欧のクリスマスはクリスマスマーケットを中心にデコレートされていて、寒くて暗いけど華やかな雰囲気を鑑賞できました。

シドニーのクリスマスシーン

本当は、サンタクロースの村も訪問したかったのですが、休みが取れないので断念です。ニューヨークも街中に出れなかったので不完全燃焼です。仕事の合間を縫った弾丸旅行ですからね。

ファーストクラスのチケットなので、数多くの航空会社に搭乗しようと欲張ってルート設定しました。ANA、シンガポール航空、ルフトハンザ航空、タイ航空の4便に搭乗できました。ファーストクラスの設定が無い航空会社もあるので、上出来と考えています。

スカンジナビア航空(SAS)がスターアライアンス離脱する前に旅できたのも幸運でしたね。北欧都市ホッピングでSASラウンジを有効活用しましたが、2024年秋現在は利用できません。滑り込みセーフです。

※2024年9月にSASはスターアライアンスを離脱し、スカイチームに合流しました。

さて、次の世界一周のお話をしましょう。近日、世界一周を予定しております。また、ブログ記事で報告させていただくことになります。テーマは、「ニューヨークに行こう」ですね。2023年はニューヨーク観光できなかったので、今度こそ訪問したいと思います。

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