【世界一周2023準備編1】突然ですが3度目の世界一周に出かけます さあルート設定 計画を練るのって楽しいよね

2016年はワンワールドファーストクラス世界一周、2018年はスターアライアンスビジネスクラス世界一周の航空券を発券しました。2020年からのコロナ禍もあり、しばらく世界一周旅行は封印を余儀なくされていました。

2023年夏以降には世界各国の入国も緩和されました。今こそ世界一周再開のときです。

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ANAの最上級会員を目指そう

2023年、ANA国際線のプレミアムポイントが2倍になるキャンペーンが実施されていました。さくっと世界一周してもANAプラチナ・SFCに到達できるでしょうが、せっかくですからダイヤモンド会員を目指してみようと思います。

ということで、スターアライアンスの世界一周航空券手配を開始しました。

まずは、スターアライアンスの世界一周航空券の特徴(2024年現在)です。

1.最低2回のストップオーバー(24時間滞在)が必要、最高15回まで
2.エコノミークラス以外は、最初の国際線に搭乗してから10日以上経過しないと帰国便に搭乗できない
3.365日間旅行できる
4.最安値は29,000マイル以内の旅程で、最大39,000マイルまで
5.シンガポール航空やアシアナ航空のビジネスクラス以上だと追加料金が必要なことも
6.太平洋と大西洋をそれぞれ1回横断必要で、戻るのは不可

ほかにも細かいルールがありますが、大雑把にいうとこんなものです。以前利用した、ワンワールド系の「ワンワールド・エクスプローラー」と比較すると、下記の違いがあります。

1.ワンワールドは大陸制なので、飛行距離(マイル)を気にしなくてよかったが、スターアライアンスは距離制限がある
2.ワンワールドは設定した大陸にしか行けないが、スターアライアンスは世界中どこでもOK
3.エコノミークラスの場合、ワンワールドよりスターアライアンスの方がマイルやマイレージプログラムポイントの加算率がいい(だいたい50%対100%)
4.ワンワールドは運航便ではなくチケット記載の便によって獲得マイルが決定するが、スターアライアンスはチケット記載便に関わらず運航便で獲得マイルが決定する。

値段と獲得マイル数だけを考えるとワンワールドに分があります。ワンワールドの場合、とにかく距離を飛べばマイルを獲得できましたし、渡航できる大陸数を絞れば安くできました。スターアライアンスの利点は、距離制限があるものの、どこでも飛べるということです。距離制限があるので、効率よくルート設定をしなければなりません。

今回、私が旅行する条件は以下の通りです。

1.時間は2~3週間あるが、仕事があって週1日職場にいる必要がある。
2.可能な範囲で安く
3.ANAの最上級会員(ダイヤモンド会員)をゲットする

今回は諸般の事情により休みに余裕があるので、旅程の選択肢にも幅ができそうです。

ANAの最上級会員になるには、マイレージプログラムポイント(ANAの場合はプレミアムポイントといいます)を10万ポイント(うちANAのみの分で5万ポイント)獲得する必要があります。

安く済ますには2.9万マイル以下のコースで挑戦ですが、ビジネスクラスだとプレミアムポイントを4万ポイントぐらいしか獲得できません。2023年はANA国際線プレミアムポイント2倍キャンペーンがあり、4万よりもう少し増やせますが、10万ポイントには程遠そうです。

今回はちょっと背伸びして、ファーストクラスの世界一周航空券を選択しました。スターアライアンスの世界一周航空券は29,000マイル以下の設定が一番安くなっています。ということで29000マイル以下の行程で考えていきます。

ただし、獲得プレミアムポイントは5万ポイント程度しか期待できないので、あと5万ポイントを別途でなんとかしなければなりません。

旅行期間に余裕があるので、最低旅行日数10日以上(厳密にいうと11日以上)のハードルは問題なくハードルをクリアできそうです。最低限2回必要になるストップオーバーの要件も大丈夫です。日程に余裕があるのはいいですね。

獲得プレミアムポイントを多くするにはANA便の搭乗距離を長くすることです。ANA便でできるだけ遠くに出国して、できるだけ遠くから帰国するのが大原則です。

ワンワールドの世界一周と比較しての強みは、どの距離制限の航空券でもオセアニア便を使えるということです。オセアニアと日本間は、欧米便と異なり、プレミアムポイントが1.5倍で獲得できます。羽田・シドニー間(ビジネスクラス)では一撃で1万ポイント近くも獲得できます。東京と北米便+東京都欧州便を加えると、合計で3万ポイント近く獲得できます。

プレミアムポイント計算式
区間基本マイレージ(搭乗距離マイル)×予約クラス換算率×路線倍率+搭乗ポイント
・予約クラス換算率
F、A(ファーストクラス)150%  C、Z(ビジネスクラス)125%
Y、M(エコノミークラス)100%  U、H(格安エコノミークラス)70%など
・路線倍率
ANA国内線 2倍  ANAアジア・オセアニア路線 1.5倍  その他 1倍
・搭乗ポイント
普通運賃・バリューなど 400  スーパーバリューなど 0
※2023年のキャンペーンで、ANA国際線はさらに倍になります。

私は関西在住なので、大阪発にして世界一周し、1度東京に帰ってくるように組みました(週1回帰ってくる必要があったため)。その後、もう1度海外旅行に出発します。

世界一周航空券ですが、1周以上の旅を作成しました。少しでもプレミアムポイントを多く獲得するためです。

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29,000マイルで世界一周半旅行は可能か

あとは、世界一周半の旅程が29,000マイルに収まるかという問題です。最終的にはぎりぎり収まりましたが、まったく余裕のない旅になってしまいました。

もう少しいろいろ巡りたいのですが、29,000マイルを越えると20万円くらいアップします。別切チケットを用意する選択をしたのですが、後から考えると失敗でしたね。

エコノミークラスを中心にして別途4路線付け加えたのですが、15万円くらいかかってしまいました。これなら全部世界一周航空券にした方が上位クラスで多くのマイルとプレミアムポイントを獲得できたと思います。一連のチケットを一緒にした方が、乗継遅延が発生した時の対策になりますしね。

世界一周航空券で乗継の失敗は致命的です。欲張ってしまって、タイトな時間設定で乗り継ぎの繰り返しとなる旅程を設定すると、一度遅延が発生すれば、旅先で日程がガタガタになります。海外で便の変更などを交渉するのは大変ですから、ある程度余裕をもった旅程を設定するほうがいいですね。最低乗り継ぎ時間をクリアしている程度では、余裕がありません。6-8時間くらいの余裕のある乗り継ぎを、全部とは言わないですが、ときどき挟んでいくのがいいと思います。

ちなみに、世界一周航空券は出発国の価格設定と通貨で決済されます。必ずしも日本発にする必要がはありません。韓国、台湾、タイなど、近隣国発の旅程も検討してみたのですが、日本発が一番安かったです(しかも2016年頃から価格が変わらない大盤振る舞いです)。

2023年~2024年にかけて、外貨に対して円安状態が続いている影響もあるでしょう。一昔前では、シドニー発券なんかも流行りましたが、隔世の感があります。

こうやって試行錯誤しながらルートを決定しました。どんなルートか、また後日のお楽しみです。2023年の世界一周航空券のことを書いているということは、すでに世界一周航空券を利用済みということです。さて、夢のダイヤモンド会員になれたのでしょうか。

しばらく世界一周の準備編がつづきます。そのあと、世界一周の記事をアップしていきたいと思います。

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