目次
はじめに
今回は2024年春に宿泊したヒルトン系ホテル「ROKU KYOTO LXR Hotels & Resorts」の模様をアップさせていただきます。LXR Hotels & Resortsは2018年に誕生したばかりのヒルトン系ラグジュアリーホテルグループのブランドです。
今回、プールサイドテラスルームに宿泊してきたので、その模様を紹介させていただきます。
ホテル内施設の紹介やアクセスは以前の宿泊記をご覧ください。
金閣寺で有名な北山地区に建てられた高級路線のリゾートホテルです。花札の芒(すすき)で有名な鷹峰のふもとに立地します。
東急リゾーツ&ステイが運営するフランチャイズホテルですが、あくまでヒルトン系ホテルのため、東急ホテルズや東急ハーベストの会員特典はありません。結婚式やイベント会場を運営する「しょうざんリゾート京都」の敷地内にあります。同じく東急リゾーツ&ステイが運営するホテルの東急ハーベストクラブ京都鷹峰に隣接しています。
私のヒルトンホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
チェックインとダイヤモンド会員特典
スタッフの方に案内されてチェックインします。
フロントはチェックイン待ちの方でいっぱいだったので、ティールーム「TEA HOUSE」でチェックイン待ちになりました。繁忙期なので仕方ありません。
お菓子を提供していただき、ゆっくりと待ちます。
こちらのホテルにはクラブラウンジがありません。以前より、ダイヤモンド会員用の代替サービスが提供されていました。2024年4月からサービス内容が変更になっています。以前はは10,000円分のホテルクレジットをいただけましたが、変更後はミニバー無料サービスになっています。
無料になるのはミニバーの一部です。
改訂されたサービス内容のミニバーは以下の通りで、販売価格ベースで総額6,900円のサービスになります。
飲み物 | 個数 | 価格 |
伊右衛門 緑茶 350mL | 2缶 | 400 |
コカ・コーラ 350mL | 2缶 | 400 |
コカ・コーラ・ゼロ | 2缶 | 400 |
トニック・ウォーター | 2缶 | 400 |
京都麦酒 ブロンドエール | 2缶 | 750 |
ロングチップス(チーズ) | 1袋 | 450 |
ロングチップス(ソルト) | 1袋 | 450 |
ブルックサイド ダークチョコレート | 1袋 | 800 |
キャドバリー ミルクチョコレート | 1袋 | 500 |
ダイヤモンド会員ミニバー無料対象の飲み物です。ビールがあるのがいいですね。
ダイヤモンド会員ミニバー無料対象のスナックです。ダークチョコレートは食べ応えがある量でした。
ダイヤモンド会員特典
・朝食無料(2人分)
・お部屋のアップグレード(利用可能な部屋があれば)
・レイトチェックアウト(運営状況次第)
・レストラン25%オフ(繁忙期を除く)
・ホテルクレジット
・ミニバーサービス(2024年4月~)
以前のサービスでもミニバーで利用できたので、サービスの改悪といえます(2泊目以降のクレジットは5,000円だったので、連泊すればするほど差が縮まりますが)。
こちらのホテルの客室は全部で114室あります。
デラックス(50㎡) 64室 2・3階
※デラックス、鷹峰デラックス、パノラマデラックスがあります
温泉ガーデンルーム(50㎡とプライベートガーデン17㎡)22室 1階
※ガーデンデラックスから改称
プレミアデラックス(50㎡)22室 4階
プールサイドテラス(49㎡とプライベートテラス33㎡)4室
※プールサイドデラックスから改称
スイート(100㎡ )2室
※ROKUスイートとPEAKスイートがあります
プレミアデラックスとデラックスはフロアの違いだけで、内装はほぼ同じです(ドライヤーがレプロナイザー4D-plus→7D-plusなど、微妙な差はあるようですが)。温泉ガーデンルームも内装と設備はデラックスとほぼ同じですが、プライベートガーデン付いています。
デラックスの名が付いた部屋は、客室自体の広さは約50㎡で統一されています。シティホテルに比べると、やや広めの部屋になります。
今回予約したお部屋は「プールサイドテラスルーム」です。宿泊テーマは、「家族でプールの楽しめるリゾート」です。
インバウンドで宿泊料金が高止まりしているご時世です。飛行機代も高くなっていて、国内旅行すらなかなかできない状況です。
都市部のシティホテルもいいのですが、お部屋から距離があるのが面倒です。沖縄などの南国リゾートも検討したのですが、春はまだ寒く旅費がかさむ(1人往復8万円くらい)ので、それなら安近短の方がいいですよね。まあ、宿泊費用は安くないのですが、とにかく近いですし、旅費を考えると安く済みます。
ということで、サーマルプールで寒さも無く、目の前にプールがあるこちらのホテルを選択しました。
さて、客室に案内してもらいます。客室は4階建ての建物で、数棟に分かれています(京都市内はホテルの高さに制限があります)。
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客室の様子(プールサイドテラスルーム)
屋内
客室に向かいましょう。デラックスは2~3階。プレミアデラックスは4階、ガーデンデラックスは1階、プールサイドテラスルームは奥の棟の一番下の階、スイートは奥の棟の最上階になるようです。
プールサイドテラスルームはサーマルプール受付の横にある専用の扉から入り、なだらかに下る廊下を進むとお部屋に着きます。ちょっと秘密の地下基地みたいな感じがします。帰りは上り坂になるので、荷物を運ぶのがちょっと大変でしたが。
プールサイドテラスルームのお部屋にお邪魔します。
入ってすぐ目の前にベッドルームがあるワンルームタイプの部屋です。
ベッドの正面は全面ガラス窓になっていて、外はテラスになっています。
ベッドの頭側には集中コンソールがあり、マルチプラグとType-CのUSB充電ポートがありました。
据え付けのソファがあります。就寝時はエクストラベッドとして利用可能です。
ベッドになるとこんな感じです。
ソファにはマルチプラグとUSB充電ポートが収納されていました。
ソファの反対側には55インチ4Kディスプレイがあり、下はデスクになっています。時計、電話、テレビのリモコン、バルミューダのスピーカーなどが置かれています。
デスクにはフルーツとお菓子が置かれていました。おいしくいただきました。
入口付近の棚には、ミニバーと無料のミネラルウォーター紙ボトル、ネスプレッソマシンや食器類がありました。下の収納には食器類や栓抜きなど。
その下の引き出しにはティーバッグ、湯沸かしポット、アイスペールなどが収納されています。
さらに下はミニバーの冷蔵庫です。
ウォークインクローゼットスペースです。ナイトウェアやタオルが備え付けられています。バゲージラックもあります。
収納にはナイトウェアや靴ブラシ、靴ベラなどが入っています。
隣の棚には、セイフティボックスと小さな袋(お散歩バッグ)が置おかれていました。
さらに下にはコードレスアイロンかな。
ウェットエリアに入ります。
洗面は2つあります。
マウスウォッシュや歯ブラシなどのアメニティLA BOTTEGA社のもので、ROKU KYOTOのロゴが入っています。
アメニティとして、シャワーキャップ、ヘアゴム、ウォッシュパッド、ヘアブラシ、シェービングキット、コットン、綿棒、歯ブラシなどが用意されています。下の収納にドライヤーが入っています。
広めのスペースのトイレです。
バスルームです。温泉ガーデンルーム(旧 ガーデンデラックス)
アメニティはオーストラリア発のブランド「ソダシ」です。以前訪問した時はVOTARYのミニチュアだったので、ブランドチェンジしたのでしょうか。
子供連れだったので、子供用アメニティを用意してくれていました。外資系の場合、小学生以下だと添い寝無料なのがうれしいですね。
屋外テラス
屋外テラスです。テラスが33㎡あり、屋内と合わせて82㎡を占有できます。広々とした空間です。テーブルと防水のソファとイス、シャワー(冷水)があります。
テラスの向こう側にサーマルプールがあり、扉を抜けるとプールに出ることができます。オートロックで外から入る場合はルームキーが必要です。ザ・リッツ・カールトン沖縄のカバナルームのような感じです。
サーマルプールです。水温は温かく維持されているので、寒くても利用可能です。
サーマルプールは大人気で、週末の利用は予約制で1時間に制限されています(平日は制限なし)。日中は大混雑です(写真は朝8時過ぎに撮影)。
写真は2022年
プールサイドにデッキチェアが並んでいますが、その向こう側の建物がプールサイドテラスのお部屋で、全部で4室あります。プールサイドテラスの宿泊客は時間制限が無いので、プールを目いっぱい楽しみたい方はプールサイドテラス一択です。
子供(16歳未満)は9時~18時の利用に制限されています。のんびり静かなプールを楽しみたければ、早朝、夜の利用にしましょう。
2022年のときは無かったのですが、プールサイドで飲み物を注文できるようになっています。ちょっと優雅な時間を楽しむことができます。
夜のテラスはライトアップされて上品な雰囲気。コーヒーを片手に夜長を楽しむのもいいです(ただし、虫さんはよく来ます)。
写真は2022年
夜のプールサイドも神秘的で素敵です。
お食事
インルームダイニング
こちらのホテルのディナーコースは24,000円です。宿泊料金と合わせるとそれなりのお値段になってしまいます。
ということでインルームダイニングで簡単な夕食をいただくことにしました。
レストランだとヒルトン・オーナーズの会員特典割引(シルバー以下で10%、ゴールド以上で25%オフ)が有効ですが(繁忙期を除く)、インルームダイニングでは利用できません。
ただし、ヒルトン・プレミアム・クラブ・ジャパン(HPCJ)の20%割引は適用できるので、HPCJ会員にはお勧めです。インルームダイニングがレストランと同額のことも多いので、私はヒルトン系でルームサービスをよく使ってます。
子供用のミートスパゲティ1,500円(サ・税別)、コーンスープ900円(サ・税別)。意外にリーズナブル。
和牛チーズバーガー3,800円(サ・税別)はボリューム満点です(ポテトがかなり多いです)。
朝食 TENJIN
朝食はお値段がアップしていました。前回訪問時は5,692円でしたが、今回は6,300円です。インバウンドと円安物価高の影響でしょうか。ゴールド・ダイヤモンド会員は朝食が2人分無料になります(2024年3月までは3人分まで無料になりました)。
写真は2022年
お食事はハーフビュッフェです。
こんな感じでビュッフェをいただきます。
オーダー料理です。イエローオムレツ(チーズ)、骨付きソーセージ、ロブスタービスクソースをいただきました。
こちらは季節のエッグベネディクトです。
写真は2022年のジャパニーズプレート
ビュッフェにはごはんやみそ汁がないので、和食中心にしたければ、ジャパニーズプレートをお勧めします。
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まとめ
2024年春に利用した、ROKU KYOTO LXR Hotels & Resortsのプールサイドテラス宿泊記でした。世間の喧騒とかけ離れた閑静で上品なホテルで、サービスレベルも充実しています。サーマルプールは都会でリゾートの楽しさを味わうことができます。プールサイドテラスだと、いつでもプールを楽しめるのがいいですね。
たしかに宿泊料金は高めですが、他のホテル(ウェスティン都ホテル京都やザ・リッツ・カールトン京都など)と比較すると、むしろコスパがいいような気がします。目の前にあるアマン京都の料金に比べたら、激安とも言えます。今回リピート訪問しましたが、何度もリピートしたくなりますね。
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