目次
はじめに
2021年も海外旅行はできないし、遠出も自粛つづきです。「まん延防止等重点措置」や「緊急事態宣言」が出たり出なかったり。訪問地域の警戒レベルが下がっている時期を選んで、プチ旅行をしています。
今回は2021年に宿泊したホテル「ダブルツリー・バイ・ヒルトン那覇首里城」の模様をアップさせていただきます。ダブルツリー・バイ・ヒルトンはヒルトングループのなかではリーズナブルな価格設定でお財布に優しいホテルです。那覇市内でリゾートを体感できるホテルですが、料金はビジネスホテル相当に抑えられています。
私のヒルトンホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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ホテルへのアクセス
今回はダブルツリー・バイ・ヒルトン那覇首里城に宿泊してきました。那覇市内で首里城まで徒歩圏内にあるホテルです。以前はワンハーモニー系のホテル日航那覇グランドキャッスルという名前でしたが、2016年にリブランドされています。
正直なところ、レンタカーが無い場合は立地がいいとは言えません。首里城観光にはいい場所ですが、国際通りに行くにも、空港に向かうのも、少しややこしくて面倒です。そういうわけで、今回はアクセスに関して詳しく書いておきます。
おすすめはタクシーとレンタカー
最初に書いておきますが、アクセスはレンタカーあるいはタクシーを強くお勧めします。特に、人数が多いならタクシーでも十分に経済的です(那覇空港から30分、2,200~2,500円くらい)。
駐車場はたくさんあるのでレンタカーもありですが、近年の沖縄は、那覇空港でレンタカーを借りるだけで1時間近くかかることがざらです。時間に余裕を持って利用しましょう(カーナビが古い場合、「ホテル日航那覇グランドキャッスル」で検索可能です)。
バスを利用する場合
路線バスの本数は多いので、バスを使いこなせれば悪くない立地です。バスは独自のICカードしか使えないので、小銭を用意しましょう。那覇市内間の移動だと、だいたい初乗りの240円で移動できます。
那覇空港から向かうなら、125系統バス「普天間空港線」を利用するのが便利です。ホテルの公式HPでも、この路線が推奨されています。最寄りの山川バス停まで、所要時間は30分くらいとされています。
ただし、那覇市内は交通渋滞が激しいので、1時間くらいかかることも覚悟しましょう。また、同路線の本数は1時間に1~2本くらいしかないので、ちょうどいい時間帯に利用できないかもしれません。
念のため、山川バス停からホテルへの経路を書いておきます。バス停を降りてから、信号のある交差点「山川」まで戻ります。三叉路になっています。
三叉路のところで右手を見ると、急な階段があるのが見えます。歩きではこれを降りていくのが近道です。
大きいトランクを持って歩くのは現実的でないので、荷物があるかたはこの道を無視してまっすぐ道なりに進みましょう。すこし遠回りですが、なだらかな下り坂になります。
ホテルの看板が見えてきます。右折して下り坂になります。ちょっと急ですが、さきほどの階段よりかなりましです。
坂を下りてくると、黄色の矢印の方から出てきます。階段を降りた場合は赤の矢印の方からdす。ホテルの目の前で合流です。バス停からホテルまで、階段経由で5分程度、坂の方から遠回りで8分程度です。
ゆいレールを利用する場合
那覇市内にはゆいレールというモノレールがあり、那覇空港から路線があります。ホテルの最寄り駅は①市立病院前駅(1kmぐらい)、儀保駅(1.5kmぐらい)、安里駅(2.5kmぐらい)ですが、ホテルの周囲が坂道になっているので、夏場は地獄です。駅から徒歩でのアクセスは、距離はそれほどでもないですが、避けることをお勧めします。それでも歩くという方のために、一応解説しておきます。
儀保駅から:駅からホテルに歩く場合に推奨
市民病院駅よりちょっと距離がありますが、儀保駅からホテルの区間はあまりアップダウンがありませんし、なにより道がわかりやすいです。
儀保駅からホテルまではほぼまっすぐです。
儀保駅から少し戻ります。儀保交差点で左折します。
左折後、道なりにまっすぐ進みます。厳しいアップダウンはありません。
おおむねなだらかです。ひたすら道なりに進みます。右手に山川バス停が見えるともう一息ですね。
安里駅から:ホテルから駅へ歩く場合に推奨
安里駅からの経路は、距離もありますし、ずっと上り坂になるので大変です。逆にホテル側からだと、ホテル周囲以外はほとんど下り坂なので楽に歩けると思います。いずれにしても、この経路に並行してバス路線が多数走っているので、バスを利用したほうが楽です。
安里駅から首里方向に側道を進みます。
写真の信号のある交差点を右折します。
右折後そのまま道なりに進めば、ホテルへの下り坂が左手に見えます。そこまで延々と上り坂なので、歩くのは大変です。
右折して、ホテルへ行くバスが停まるバス停「メディカルプラザ大道中央」までは6分くらい。逆にホテルから来たバスの停まるバス停は、写真の赤丸のところなので、安里駅まで徒歩3分くらいです。バス停の位置がかなりずれているのでご注意ください。
市立病院前駅から:あまりお勧めしません
市立病院前駅からホテルは、距離は短いものの路地が入り組んでいてアップダウンもあり、とてもお勧めできたものではありません。秋に荷物を持たずに歩いてみましたが、汗だくになってしまいました。若い健脚の方ならトランクを持ってあることもできるかも。
一応ルートを説明しておきます。駅から首里方面に歩くと、すぐの信号に右前方に入っていく細い路地(ENEOSのガソリンスタンドの手前)があります。
右折するとまっすぐに道があります。右前方にホテルが見えていますが、ホテルまでのルートは複雑です。とりあえず道を少し下って、途中で少し昇って、突き当りまで進みます。アップダウンがつらいなら、途中で川に沿って右に進む道があるので、そちらの方が楽かもしれませんが、それだとルートがさらにややこしくなります。うーん。
突き当りを右折します。下り道になります。
坂を下ったところ左折し、さらに黄色の矢印方向に(少し手前方向に)曲がります。曲がり角が続きます。
軽い上り坂を進み、道なりに右に曲がっていきます。
三叉路になるので、右手に進みます。すぐに突き当りになりますが、白いフェンスのところに細い通路があるので左折します。
きちんと舗装された道ではありませんが、google mapでも描かれている通路です。
ホテル敷地内の道路にでます。左折して道なりに進むとホテルです。
市立病院前ルートは、距離は短いですが複雑でアップダウンがありつらいです。早くホテルに向かいたいなら選択肢ですが、それならタクシーを使いましょう。
ゆいレールとバスの併用
時間と本数の問題を解決するには、ゆいレールとバスを併用するといいです(ゆいレールのみ交通系IC利用可能)。ほとんどの場合、併用したほうが早く着きます。ただし、併用した場合、バス代240円にゆいレール300円が上乗せされちゃいます(合計540円)。ですから、人数が多いならタクシーの1択です。
ゆいレールの牧志駅(バス停:安里に乗り換え)が、乗り換え距離が短いので便利です。1・9・13・14・25・97・125・346などの路線があります。
いずれの路線も安里駅でもバス停:メディカルプラザ大道中央に乗り換え可能ですが、駅からバス停が少し遠いです。安里駅だと路線17も利用可能です。乗換後10~20分程度で到着ですが、特に夕方は遅延しやすいです。
那覇市内は道路事情が悪いので、路線バスが時間通りに来ると思わないようにしましょう。沖縄の路線バスは、スマホでバスの現在地を確認できますので、便利です。
ホテル周囲のバス停
最寄バス停は山川ですが、1・14・346だと首里高校前になります。また、空港に向かうバス停の方が、かなり空港寄りです。
さあ、ホテルに入りましょう。
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チェックインとダイヤモンド会員特典
正面入り口から入ると、ホテルのフロントフロア(4階)です。かなり早いですが、クリスマスの装飾がされていました。
当時の私はダイヤモンド会員でした。プレミアムツインベッドで予約していましたが、アップグレードは部屋がないとのことでダメでした。会員特典は手渡された案内によると以下の通りです。
ダイヤモンド会員特典
・レストラン25%オフ
・ポイント+100%
・部屋のアップグレード(空室状況次第)
・プレミアムWiFi無料
・無料朝食ビュッフェ
・1滞在1000Ptボーナス
・朝食の優先案内(チェックイン時予約)
・ウェルカムドリンク(11:00~14:00:Grand Castle Cafe)
・HAPPY HOUR 飲み放題(14:00~18:00:Grand Castle Cafe)
太字はこちらのホテル独自特典になります。ダイヤモンド会員だと「HAPPY HOUR 飲み放題」サービスが、4階Grand Castle Cafeで利用可能です。アルコールもOKですし、おつまみやデザートをつけてくれることもあります。
記載はありませんがレイトチェックアウトもある程度対応してくれます。
ゴールド会員特典
・レストラン25%オフ
・ポイント+80%
・部屋のアップグレード(空室状況次第)
・通常WiFi無料(プレミアムWiFiだと24時間700円)
・無料朝食ビュッフェあるいは1滞在1000Ptボーナス
・朝食の優先案内(チェックイン時予約)
・ウェルカムドリンク(11:00~14:00:Grand Castle Cafe)
ゴールドだと、朝食かポイントの選択になり、HAPPY HOURも無くなります。
もちろん、有名なヒルトン・チョコチップクッキーもいただけます。フロントで手渡しになります。
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客室の様子(プレミアムルーム・ツインベッド)
客室に向かいましょう。エレベータはルームキーによるセキュリティチェックはないタイプです。客室のグレードはツインコンパクトルーム(18㎡)、ツインルーム(30㎡)、ツインデラックスルーム(30㎡)、ツインプレミアムルーム(30㎡)、あとはスイートです。ファミリールーム(50㎡)もありますが、これは多人数で宿泊する方用ですね。
今回の客室はツインプレミアムルームです。
入ってすぐ目の前にベッドルームがあるワンルームタイプの部屋です。プレミアムルームといっても、デラックスルームと同じく、広さは30㎡です。どのお部屋も、旭橋のダブルツリーホテルより広いので、余裕があります。
お部屋の主電源にルームキーは不要です。
幅の広いベッドが2つあります(120×203cm)。
枕元にライトのスイッチや通常コンセントがありますが、USBの電源がありません。スマホ用電源の持参が必要です。
ベッド正面のテレビ下にあるデスクです。冷蔵庫は中が空っぽで自由に利用できます。客室にペンやメモ帳はありません。
客室入り口付近にある棚には無料のミネラルウォーターと、その下に湯沸かしポットやティーバッグなどが用意されています。
入り口脇にあるクローゼットには、セイフティボックスやスリッパなど、限られたスペースに詰め込まれています。客室にビニール袋類は無いので、濡れた水着などを収納する袋は家から持参が必要です。
洗面スペースはトイレ、バスルームが一体になっています。バスタブの外に体を洗うスペースはありません。
アメニティです。他のヒルトンホテルと同じく、クラブツリー&イヴリンでした。
バスにはタンク型のシャンプー類が用意されていますので、洗面スペースに置かれていたアメニティは使わないかも。
真珠で有名なミキモトのミキモト・コスメティックスブランドのソープ類になります。
窓の外の景色です。ホテルは首里の山麓にあり、シティービュールームなので、那覇の市街地方面を見下ろせます。遠くに海も見えますね。
ホテルのプールも全景が見えます。屋外プールですが、沖縄なので秋でも影響しています。2021年は11月14日まで営業予定だそうです。さすがにそろそろクローズですね。
那覇の市街地の夜景を一望できます。
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まとめ
今回は2021年に利用した、ダブルツリー・バイ・ヒルトン那覇首里城の宿泊記でした。那覇の市街地にあるホテルで、プールもあるため、リゾートホテルとしての機能も備えたシティホテル(なんのこっちゃ)です。上級会員向けのサービスがとても充実しています。
シティホテルとしてはアクセスが面倒なので、アクセス方法について書いていたら記事が長くなってきました。食事や施設、ダイヤモンド特典については、次回の記事で詳しく書こうと思います。
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