目次
はじめに
今回はタイ・バンコク弾丸旅行の記録 第3弾です。タイ・バンコク市内にあるアテネホテル ラグジュアリーコレクションホテル バンコク(The Athenee Hotel, a Luxury Collection Hotel, Bangkok)の宿泊体験記です。
もともと王宮敷地があった場所に建てられ、プラザアテネ ロイヤルメリディアンとして運営されていました。2017年にマリオット系ラグジュアリーコレクションホテルにリブランドされました。バンコク屈指の高級ホテルです。
ホテルに移動するまでのタイ・バンコク訪問記はこちら↓
私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
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バンコク・スワンナプーム空港からホテルへのアクセス
ホテルはバンコク市内でも高級地区であるプルンチット駅周辺にあります。周辺にはアメリカ大使館や日本大使館もあり、バンコク市内でもかなり安全な地区です。
公共交通機関でのアクセス
エアポート・レイル・リンク車内
スワンナプーム空港地下1階からエアポート・レイル・リンクで終着駅のパヤータイ駅まで乗車し(30分45バーツ)、BTSスクムウィット線(ライトグリーンライン)に乗り換えて南東方向へ4駅、プルンチット駅で下車します。
プルンチット駅の西側改札から出て、西に向かって高架通路を歩いて行きます。
すぐ目の前の交差点に差し掛かる場所で左折します。細い高架を南に向かいます。ワイヤレス通りに入ります。
正面にある細い階段を降りていきます。荷物が重いと大変かもしれないので、その場合は他のルートをお勧めします。
駅から5分くらいでホテルに到着です。
ホテル前に仏堂がありました。拝んでからホテルに向かいます。
タクシーなど
荷物が多いとバンコク市内への移動は大変です。路線バスや空港バスは安いですが観光客にはハードルが高いので避けましょう。また、早朝深夜は公共交通機関が動いていないので、他の交通手段を検討する必要があります。
タクシーはメーター制で300~500バーツ、30~40分くらい。日中はバンコク市内の道は異常な渋滞が発生するので、1時間以上600バーツ以上になることもあります。空港利用料50バーツと2020年から荷物料金20~100バーツ(大きさや個数でさらに増加します)が別途必要です。
GrabというUberのような配車サービスもあり、タクシーと同じくらいの価格になります。空港を出たところにあるリムジン申込も選択肢ですね。1,000バーツからと少し高いですが、安全に送迎してもらえます。
Grab以外は語学的に対応できないと難しいかもしれません。ちなみにホテルリムジンを手配してもらうと、3,500バーツ~だそうです。こちらのホテルの宿泊客レベルになるとありなのかもしれませんが、私には厳しい値段設定です。
わたしは、往路は公共交通機関で安く済ませましたが、空港に戻るのはKKdayという旅行会社 に手配を依頼しました。
KKdayは台湾発の旅行会社ですが、バンコクの送迎手配をしてくれます。実際の送迎はThai happy taxiが請け負ったようですが、2,900円というお手頃な価格で送ってもらえました(しかも初回特典で550円引きです)。アプリに送迎場所、時間、担当者の連絡先などが事前に連絡されます。
時間より前にホテルのロビーに来られていて、送迎はとてもスムーズで文句ない仕事ぶりでした。セダンで予約してRV車だったのはご愛敬です(たぶんRV車の方が高いですし)。
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チェックインとお部屋の紹介
1階の正面入り口から入りると、広大なロビーがあります。見える範囲内の調度品全てが豪華。高級感満載です。フロントは入って左側にあります。
今回訪問したのは2022年秋です。Marriott Bonvoyチタンエリートをいただいております。今回の予約は、ロイヤルゲストルーム(キング)です。ホテルは29階建てで26階にアサインされました。26階はラウンジがあるので、ロイヤルクラブフロアへのアップグレードが実施されたようです。
クラブラウンジアクセスはチタン特典でついてきます。ウェルカム特典としてポイント1,000か朝食の選択でしたが(もう1つ選択枝が何かあった気がします)、朝食はすでについているので、ポイントをおすすめすると言われてそうしました。
エレベーターで部屋に向かいます。荷物を運んでくれるポーターさんはいらっしゃいましたが、ポーターさんに頼むとチップがいるので自分で運びました。エレベーターはルームキーによるセキュリティがあります。
ホテルの廊下は広く、重厚な壁が歴史を感じさせます。
お部屋に入りました。非常に広い部屋で、室内の調度品も高級感があります。お部屋は広く、44㎡もあります。
ベッドはキングベッドです。
枕元には集中コンソールがあります。マルチプラグのコンセントが備わっています。
ビジネスデスクにもマルチプラグがあります。USB充電ポートはありませんでした。
テーブルにはウェルカムフルーツが置かれていました。こういうフルーツでは、リンゴを食べるのが難しいんですよね。みなさんはどうされてますか(私は諦めます(泣))。
高級ホテルなので、ターンダウンサービスがあります。外出して帰ったら、こんな感じでセットされてました。
入り口付近にはミニバーとイリーのコーヒーメーカー、ポットがあります。お水の入った瓶があり、こちらは無料でいただけます。
冷蔵庫内はミニバーの飲み物が入っています。もちろん有料です。
クローゼットです。バスローブとスリッパが収納されています。
もう一つクローゼットがあり、セイフティボックス、アイロン、傘など、至れり尽くせりです。
洗面、バススペースです。こちらも高級感があふれています。
THANNのアメニティをはじめ、歯ブラシやクシ、カミソリもあります。アメニティは充実しています。
大理石で覆われたバスタブです。シャワーも付いていますが、別にシャワーブースもあります。
窓の外は、バンコクのビル街です。
ビル街の夜景です。都会の夜景を楽しめます。
これだけの高級ホテル、高級ルームですが、宿泊料金はコミコミで8,500バーツくらいです。円安バーツ高ですが、日本円で35,000円くらいでしょうか(2022年秋現在)。ここ数カ月どんどん円安が進んでいくので、どんどん価格があがって冷や冷やしています。結果的には事前に早めに決済したほうがお得だったようです(予約時から決済までの間に、為替で数千円差が発生しちゃいました)。
アメリカ、日本、タイの物価差は依然としてあります。たとえば、つい最近、サンフランシスコ・エアポート・マリオット・ウォーターフロントに宿泊しましたが、宿泊料金はアテネホテルの方が安いのに、ホテルサービスは圧倒的にアテネホテルの方が上です。タイはまだまだお得です。
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26階 クラブラウンジ「ROYAL CLUB LOUNGE」
26階のエレベータホールの目の前に、クラブラウンジ「ロイヤル・クラブ・ラウンジ」があります。
ロイヤルクラブフロア宿泊者やプラチナ会員以上だと、ロイヤルクラブフロアへのアクセスが可能です。高級感あふれる席がならんだスペースが、3部屋分あります。
写真の左側にも同じようなスペースがあります。写真の奥側(廊下を挟んで向こう側)に部屋があり、アフタヌーンティーとイブニングアワーにだけオープンされ、そちらでフードが提供されます。
スタッフの方が常駐されていて、厳かな雰囲気です。
運営時間(2022年秋) 10:00~21:00
朝食 6:00~10:30 1階 The Rain Tree Cafeで提供
アフタヌーンティー 14:30~16:30
イブニングアワー&オードブル 17:30~19:30
オープンしている時間は長いですが、アフタヌーンティーやイブニングアワー以外の時間は、飲み物の提供もありません。
朝食が付いていましたが、今回は早朝便に搭乗予定だったのでいただくことができませんでした。朝食はビュッフェ形式でメニューはかなり充実しているようです。
アフタヌーンティー(14:30~16:30)
アフタヌーンティーの時間になると、こちらのお部屋がオープンし、フード類の提供が開始されます。また、先ほどの部屋で飲み物の提供があり、メニューを持って飲み物のオーダーを伺いに来てくれます。
スコーン、クッキー、ケーキをはじめ、フード類はかなり充実しています。
味も満足できると思いますし、ビュッフェ形式ですから量も満足できます。遅い昼食の代用としても十分だと思います。
イブニングアワー&オードブル(17:30~19:30)
イブニングアワー&オードブルの時間も同様に、こちらのお部屋がオープンしてフード類の提供が開始されます。
焼き鳥、ペンネ、ブレッド、スイーツ類、スープなど、フードメニューはかなり充実しています。十分に夕食の代わりになります。アルコールもいただけますしね。これだけフードが充実したクラブラウンジは久しぶりですね。
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4階 プール フィットネスジム バー「The View」
ホテルの4階に屋外プールがあります。バンコクは冬でも平均気温26度くらいはあるので、年中屋外プールを楽しむことができます。
チェックイン時にプールの説明が無かったので、とりあえず4階に行ってみました。受付でルームナンバーを告げると、宿泊客は無料でプールが利用できます。ロッカーのカギとタオルを渡されますので、ロッカーで着替えてプールに向かいます。
運営時間 プール 6:00~22:00 ジム 24時間
受付の隣にフィットネスジムがあり、ジムも無料で利用できます。ジムはガラス張りで、プールを眺めながら汗を流すことができます。
ロッカーにはシャワー、ウォーターサーバー、ドライヤー、サウナなどが用意されています。シャワーのアメニティはLAMONEという名のブランドでした。
プールには浮き具は用意されていません。スイミングキャップは不要です。プールサイドには英語と日本語で注意書きが書かれていました。日本人宿泊客は私以外見かけなかったですけどね。
プールは大人用の深いプール(1.5m)と、子供用の浅いプール(0.3m)があります。プールサイドにはデッキチェアが並んでいて、プール前のThe Viewというバーのスタッフに飲食物の注文ができます。
こちらはThe Viewのスペースです。
プールサイドには中庭もあります。中庭の向こう側にはバンコク中心部のビル街が見えます。
プールはビル街の中のリゾートです。
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まとめ
ホテルの設備は豪華で充実していて、リゾートホテルのようです。ザ・リッツ・カールトン系ホテルのような厳かな重厚感や歴史を感じさせます。円安やタイの物価上昇はあるのですが、それでも日本よりタイの方が物価は安いようで、私たちからするとコスパのいい価格で満足できるサービスを堪能できます。
サービスレベルも高く、ホスピタリティに溢れるホテルです。かなり満足感の高いサービスが提供されていますし、クラブラウンジのフードもかなり充実しています。このお値段でこのサービスはありがたく感じられます。
宿泊翌日は早朝便に宿泊予定だったので、まだ暗いうちにホテルを出て、送迎車でスワンナプーム空港に向かいました。次回は空港を探索して日本に帰国です。
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