目次
はじめに
今回はタイ・バンコク弾丸旅行の記録 第4弾です。羽田空港からタイ・バンコクのスワンナプーム空港へJL33便のビジネスクラスのフライトを体験し、タイの市内を観光、マリオット系ホテル「アテネホテル」に1泊して、またスワンナプーム空港へ戻ってきました。
今回はスワンナプーム空港から帰国します。
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スワンナプーム空港のラウンジをホッピング
バンコク・スワンナプーム空港の出発フロアは4階です。朝早い時間帯ですが、多くの方でごった返していました。
チェックインカウンターには、フォトスポットのようなモニュメントがありました。
JL708便に搭乗予定で、チェックインカウンターは5:35からオープンしています。5:00にホテルを出て、送迎車で空港に到着したのは5:40過ぎでした。
エコノミークラスのレーンはかなりの列をつくっていましたが、エメラルド会員用の列とビジネスクラス・サファイア会員用の列はそれぞれ2人くらいしか並んでいませんでした。私はビジネスクラス搭乗予定なので、並び始めてから10分もかからずチェックイン終了です。
チェックインではMySOSのアプリ確認が必要でした。ラウンジの説明(サクララウンジ)はありましたが、Fast Track Leneの説明はありませんでした。通常の保安検査場も混雑していなかったので、運用していなかったのかもしれません。
保安検査場はさらに上の階に上がります(ビジネスクラス以上の搭乗の場合は、4階にあるFast Track Laneを使えるらしいです)。保安検査場はほとんど並んでいる方はいなかったので数分で通過しました。エスカレータで4階に降りて、出国審査です。指紋認証だけで会話も無く通過でした。
出国後エリアに入ると、ここにも大きなモニュメントがあります。
ワンワールド系やスカイマーク系は右方向(コンコースE、F、G)に向かいます。
スワンナプーム空港には20カ所以上のラウンジがあります。一部を除いて、ラウンジは3階にあります。
4階はショッピングエリアで、3階はラウンジエリアになっています。
カタール航空ラウンジはコンコースDにあります。本当はこちらのラウンジに入りたかったのですが、この日は15:30以降しか利用できないようでした(早朝運営している日もあります)。
カタール航空はワンワールド系ですが、ワンワールドエメラルドやサファイア会員というだけではだめです。カタール航空ラウンジはワンワールド系航空会社のビジネスクラス以上に搭乗予定でないと入室できません。スワンナプーム空港発のビジネスクラスに搭乗する機会はなかなかないので、ぜひ利用したかったのですが残念です。
仕方がないので、JAL運営のサクララウンジに足を運びます。本来の指定ラウンジです。こちらのラウンジは、やはり日本という感じですね。受付もフード注文も日本語でOKなので、緊張感もほぐれてくつろげます。砂糖なしの緑茶があるのもうれしいです。
コロナ禍でフード類がオーダー形式になっていました。軽くお食事しましたが、メニューが少なくてちょっと残念。別のラウンジにも足を伸ばすことにしました。
次に訪問したのは、コンコースGにあるミラクル・ファーストクラスラウンジです。プライオリティ・パスの対象ラウンジです。中は人が少なく落ち着いた雰囲気で、チキンヌードルがおいしかったです。
最後に、コンコースFにあるエールフランス-KLMスカイラウンジを訪問。こちらもプライオリティ・パスの対象ラウンジです。この日訪問したラウンジの中で一番高級感がありました。そして一番スイーツが充実。お腹が満足して退室です。
こちらのラウンジを出たところで、搭乗開始の5分前になりました。搭乗ゲートはコンコースEなので、ちょうど5分くらいの移動です。
搭乗口に着いたときには、まだ搭乗開始になっていませんでしたが、すでに列ができつつありました。
私はJALダイヤモンド(ワンワールドエメラルド)会員なのでGroup1で最初に搭乗できるグループです。今回の搭乗機はファーストクラスが無いので、Group1にはワンワールドエメラルド会員しか並べませんが、10人くらい並んでいました。
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JL708便 ビジネスクラス予約のファーストクラスシート
搭乗開始予定時間を少し過ぎてから搭乗開始になりました。
本来、バンコクー成田路線はボーイング787-8のはずですが、私の搭乗した日はボーイング777-300ERでした。予約時の席の指定画面から少し違和感があったのですが・・・。
ボーイング777-300ERといえば、ファーストクラスがあるんですよね。本来の成田ーバンコク線はファーストクラスがないため、ファーストクラス席をビジネスクラス用に開放されていました。そして、航空券予約時にファーストクラス席をしていたので、はからずもファーストクラスの旅を堪能できました(もちろん、サービスはビジネスクラスになります)。
ちなみに、ボーイング777-300ERのビジネスクラス席はJAL SKY SUITEです。
ファーストクラス席はJAL SUITEとよばれる横幅の広い個室仕様の席です。
足元の下には荷物も置けますし、前の台はそのままフルフラット時の足を置く部分になります。テーブルは手前に引き出すことができます。左側の台に収納やリモコン、コンセント、USBポートなどがあり、すべて蓋が付いているので見た目はすっきりです。
フルフラットにするとこんな感じです。ファーストクラスの場合は、CAさんがシートをセッティングして、マットレス等も敷いてくれますが、今回はビジネスクラスサービスなので、フルフラットになるものの、その上に寝るだけです。
ボーイング777-300ERも運用開始から10年以上、最初の方の機体では20年近く経過してきており、777は順次引退を迎えていて、300ERもそろそろ引退が近いと思われます。JAL SUITEもスペースの広さは魅力的ですが、シートや設備の老朽化が垣間見えてきています。
ANAの777-300ERのファーストクラスは順次リニューアルしていますから、JALもそろそろ期待したいところです。
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JALバンコク線(JL708便)ビジネスクラスのお食事(洋食)
離陸してしばらくするとお食事の提供がありました。
テーブルのセッティングのあと、食事前に飲み物が配られました。ファーストクラス用のテーブルにビジネス用のテーブルクロスなので、ちょっと違和感ありかも。
お食事は洋食をチョイスしました。
コーンフリッタータ プロシュートのせ
ラタトゥイユ
ミニトマトとブラータチーズ ペストソース
メインディッシュ
ビーフテンダーロイン オニオンジンジャーソース
味噌風味マッシュポテト添え
ブレッド
デザート
桜ゼリーのパンナコッタ
コーヒー 紅茶
前菜です。往路のビジネスクラスのお食事より見栄え良く提供されています。
メインのステーキです。味付けも日本人好みでおいしくいただけました。
食後のデザートです。サクラの風味はやはり日本の航空会社ならではですね。ボリュームが多く、満足です。
その後は席をフラットにして仮眠しました。
到着2時間前くらいにアイスクリームをお勧めされたので、ついでにJAL名物のうどんのカップ麺をいただきました。
6時間程度のフライトで、偏西風の影響で往路より1時間以上短いです。15時ごろ成田空港に到着しました。JAL便なので第2ターミナルに到着です。
入国審査は歩く距離は長くなっていますが手続き自体はスムーズに終了します。帰国便が多い時間帯は(15時~17時)、降機の許可が出るのに時間がかかることもあります。税関を抜けるのが意外と長いので(申告が無くても)、到着フロアにでるまで30分以上はみておくと安全です。
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成田空港でいろんなお得サービスを
2022年現在、ビジネスクラス以上の乗客やJALサファイアやJGC以上の会員は、JAL便帰国時にシャワールームのサービスを無料で受けることができます(2023年3月末までの時限キャンペーンの予定ですが、ずっと延長で実施されています)。
第2ターミナルの中ではなく、外の建物にあるカプセルホテル「ナインアワーズ」で受けられるサービスです。第2ターミナルの1階正面はバスや送迎車のレーンになっているので、いったん地下1階の空港第2ビル駅の前を通り過ぎ、ふたたび地上に出ることでアクセスできます。1階国際線到着口から5分もあれば着きます。
ANAの場合は第1ターミナルにarrival loungeがあるので、そこでシャワーを使えますが、JALにはありません。ANAに対抗する代替サービスなのでしょう。
第1ターミナルの1階 国際線到着口A側にあるJAL ABCは、WiFiレンタルや荷物預かり、宅配サービスを請け負っています。一部のJALカードで無料あるいは格安で郵送可能です。
JALカードの帰国時荷物郵送サービス
帰国時無料:ダイナース2個、アメックス(CLUB-Aゴールド、プラチナ)1個
帰国時500円:JCB(CLUB-Aゴールド、プラチナ:条件有)1個、マスターカード(CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナ:条件有)1個、VISA(普通、CLUB-A、CLUB-Aゴールド、プラチナ:条件有)1個
JALカード以外でもほとんどのアメックスカード(プロパー)やダイナース、三井住友TRUSTゴールドなどで同様のサービスが受けられます。カードによって無料範囲のサイズに違いがあるので注意しましょう。
また、出国時に自宅から空港へ配送していただくサービスもあります。実際に配送するのはJAL ABCではなく、他社に委託されます。
片道2,500円からかかるので、無料になるのは大きいです。成田空港からLCCに乗り継ぐ方も多いと思いますが、荷物が減って運賃が安くなるのもメリットです。
私も関西空港までLCCに搭乗予定だったので、手荷物を郵送にしました。翌日午後には届いたので早いですね。
シャワーを浴びて荷物を預けても出発便まで2時間以上時間が残ったので、カードラウンジIASS Executive Lounge 2にお邪魔しました。プライオリティ・パスの対象でもありますが、他のプライオリティ・パス対象ラウンジと比較するとサービスは少し劣ります。
第2ターミナルのラウンジは、国際線出発エリアよりさらに上の4階になるので、1階からのアクセスはとても悪いです。第2ターミナル低層階や第3ターミナルにラウンジが無いので仕方ないですね。
成田空港から伊丹便はJALのみ運行していましたが、2022年10月30日からANAもようやく再開しました。まだまだ便数が少ないですが、空のネットワークはコロナ前に戻りつつあります。
今回はジェットスターで関西に向かうので第3ターミナルに移動します。
いろいろ特典を駆使して時間をつぶし、第3ターミナルに移動してお食事です。今回は仙台たんや利久を利用しました。川内では有名な牛タン屋です。
和牛とろ丼が付いて1,595円です。日本に帰ってきて、物価はタイより高く、アメリカより低いことが実感できます。
ジェットスターはエアバスA320-232です。
ジェットスターは漆黒の革シートです。席間距離(シートピッチ)は74㎝で、JALの79㎝より狭いです。薄型シートのため、背中にいろいろ当たっているのが実感できます(笑)。
関西空港には22時前に帰着。成田空港到着から7時間経過しています。LCCはチェックイン締切が早いので、少し遅い便にしておく必要がありますし、成田発16-20時くらいの便が少ないのでそもそも選択の余地がありません。
最初から伊丹便にしておけばよかったですが、入国手続きにどれだけ時間がかかるか読めなかったので、遅い便にするとLCCしかないんです。入国にかかる時間はちょっとよめないですからね。そもそも関西空港への帰国便が良かったのですが、特典航空券なので選り好みはできませんね。
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まとめ
今回のタイ・バンコク弾丸旅行はこれで終わりです。今回の旅行も現地宿泊1泊で、バンコク滞在時間は27時間くらいです。
バンコク・スワンナプーム空港でもう少しラウンジホッピングを楽しみたかったのですが、チェックイン開始が出発の2時間30分前だったので、時間に余裕がありませんでした。
実はバンコクは10年以上訪問していなかったので、現在のターミナルになってからの訪問は初めてです。初めてのバンコク訪問と変わらないですね。また近いうちに訪問してみたいです(先立つものと時間があればね)。
今回はJALマイルを利用した特典航空券旅でした。JALの場合、必要マイルが尋常じゃなく跳ね上がるので、なかなかいいフライトを予約することができません。いいタイミングといい路線に空きがあれば、特典航空券を確保してみたいと思います。
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