目次
はじめに
今回は2024年夏に訪問した「大阪ステーションホテル オートグラフコレクション 宿泊」の模様をアップさせていただきます。
前回は客室や館内設備の様子をアップさせていただきました。今回は「SPECIALITY SALON」や朝食会場に関して紹介します。
私のマリオットホテル宿泊体験記一覧はこちら。↓
利用者限定ラウンジ「SPECIALITY SALON」
ホテルの最上階である38階にSPECIALITY SALONがあります。ルームキーをかざして入室します。
SPECIALITY SALON(2024年夏現在)
●利用対象
スペシャリティ、THE SUITE、スイート宿泊客
マリオット・ボンヴォイ アンバサダー会員
※アップグレードでスペシャリティ宿泊となった場合も利用可能
●営業時間 7:00~21:00(L.O.20:30)
・朝食 7:00~10:00
・軽食 10:00~15:00
・アフタヌーンティー 15:00~17:00
・カクテルタイム 17:00~19:00
・ナイトキャップ 19:00~21:00
※12歳以下は17時以降利用不可
こちらはクラブラウンジではありません。そのため、マリオット・ボンヴォイのプラチナ会員資格では利用できません。ただし、ホテル独自のサービスとして、アンバサダー会員のみ利用可能になっているようです。
※アンバサダー会員:年間100泊+宿泊料金2.3万ドル利用が必要 ミッション・インポッシブルです。
ラウンジはかなり広いです。
席数も多く確保されています。利用対象者が多くないので、繁忙期でも席に余裕がありそうです。
SPECIALITY SALONが宿泊可能なお部屋は、1泊約11万円~の設定です。なかなかハードな価格ですが、高騰する東京のホテルの宿泊価格を考えると、意外にリーズナブルな印象です(例えば、ザ・リッツカールトン東京のクラブフロアだと、2024年現在1泊17万円~です)。
先に書いておきますが、SPECIALITY SALONはマリオット系ホテルのラウンジでは、最もレベルが高いフードクオリティです(私見ですが)。一方で、フードの補充が遅めなので、各プレゼンテーションの開始時より少し前に訪問してスタンバイしておかないと、お目当てのフードをいただけない可能性があります。
なお、軽食の時間帯は訪問していないので紹介できませんが、スナック程度の提供のようです。
アルコールは終日提供
アルコールは終日提供されています。
朝から晩までシャンパンをいただけます。
スピリッツ類も置かれているので、カクテルを作っていただくことも可能です。ワイン類もアルコールステーションでスタッフの方に注いでもらいます(余裕があれば席まで持ってきてくれることもあります)。
冷蔵庫にはビール類が入っています。もちろん1日中いただけます。
もちろんノンアルコールもあります。ホットドリンクサーバー。
ソフトドリンク類も冷蔵庫に収納されています。
アフタヌーンティー(15:00~17:00)
アフタヌーンティーの時間帯は、ケーキ類などのスイーツ、おかきやどら焼きなどが提供されています。
フルーツやサラダ、サンドイッチなども提供されます。
まずはスイーツです。
フルーツもいただきました。
サンドイッチは訪問時には置かれていたのですがすぐになくなり、30分くらい滞在した間に補充されることはありませんでした。フードにもよりますが、補充されないことがあります。
提供されるスイーツは手が込んでいて、満足できると思います。
カクテルタイム(17:00~19:00)
カクテルタイムのプレゼンテーションです。まずは生ハム、チーズなど。アフタヌーンティーで提供されていたスイーツの一部も提供されています。
コールドミールとして、なんとキャビアやウニ、いくらが入ったメニューが提供されます。
オリーブやサラダなど。
ホットミールですが、からっぽですよね。フードの補充が追い付かないので、置かれるとすぐになくなる状態でした。
・鮑のコンフィ「ブイヤベース風」ガーリックトースト添え
・ホタテ貝のグリル サルサソース
・オマール ブルーとシャンピニオンのグラタン
・牛タンシチュー 大阪大源味噌の香り
また、オーダー可能なメニューもあります。
オーダーしてから提供されるまで20分前後かかるので、欲しい方は早めにスタッフに声掛けしたほうがいいです。
なんとか争奪戦に勝って(笑)、手に入ったフード類です。鮑のコンフィ、ホタテ貝のグリル 、オマールのグラタン、キャビアなど。シャンパンとともにいただきます。
牛タンシチューとオーダーメニューの黒毛和牛のステーキです。
オマール海老のラーメンで〆ました。オマール海老が半身以上入っていました。
高級食材を惜しげもなく使用したフードが提供されています。フードの提供や補充に時間がかかりますが、ぜいたくなフードがいろいろ食べられるのがすごいですね。マリオット系で日本最強のラウンジと言えます。
カクテルタイムは訪問者が多く、フード類の置かれたテーブル付近は席が埋まってしまいます。SALONは広いので、遠い席なら確保可能です。
ナイトキャップ(19:00~21:00)
ナイトキャップではチーズや生ハムなど、カクテルタイムで提供されていたおつまみやスイーツの一部が提供されます。
フィナンシェや生ハム。
スイーツ類など。
アルコールは終日提供されているので、ナイトキャップの時間帯もチーズや生ハムをあてに呑み続けることが可能です。もちろんスイーツを楽しんでもいいですね。
朝食(7:00~10:00)
朝食は和洋いろいろビュッフェスタイルで提供されます。席に案内されたときにオムレツの提供伺いがあります。2種類から選択です。
ベーカリーも種類豊富です。
朝もキャビアやいくらを使ったフードが置かれています。
サラダもあります。
わかりにくいですが、洋食のホットミール類です。
朝はソフトドリンク類が充実します。
フルーツも豊富です。
こちらのグラスに入ったフルーツは、ソフトクリームを入れてくださってパフェとして完成します。
朝もオーダー形式のメニューがあります。やはり提供に時間がかかるので、早めに依頼するのが大事です。
ほうれん草のオムレツをいただきました。
鰻の蒸御飯、トリュフのスクランブルエッグ、イチゴとソフトクリームのパフェなどをいただきました。
最後にウニイクラ丼をいただきました。
メイン朝食会場レストランは6:30からオープンしているので、7:00からはじまるSALONの朝食を利用しない方もいらっしゃると思います。カクテルタイムほど混雑しない印象です。もちろん、SALONの方がレストランより静かで落ち着いた雰囲気です。
マリオットのプラチナ会員以上だと、朝食会場を無料で利用できるので、SPECIALITY宿泊の場合は両方訪問することも可能です。実際、両方利用している方も何組かお見かけしました。
SALONのメニューの方が質が高いですが、レストランの朝食の方がメニューが豊富で選択肢が多いです。営業開始時間などの違いもあるため、ケースバイケースで利用しましょう。いずれも一長一短で、どちらもおすすめと言えます。
29階 ザ モーメント グリル&ダイニングの朝食(6:30~10:30)
レセプションのある29階に、朝食会場「ザ モーメント グリル&ダイニング」があります。
JR大阪駅の北側に面していて、ウェスティンホテル大阪、インターコンチネンタルホテル大阪、2024年9月オープン予定のキャノピーbyヒルトン大阪梅田などが見えます。遠くには伊丹空港も見下ろすことができ、飛行機が着陸していく光景も眺められます。
公式HP<https://osakastation-hotel.jp/restaurants-bar/the-moment/>より引用
寝台列車をイメージしたレストランだそうです。
朝食 6:30~10:30 L.O.10:00
大人9,000円 4歳~小学生以下4,500円(税・サ込)
なんと、1人9,000円です。ザ・リッツ・カールトン東京やアマン東京でも5,000円以下です。かなりの価格ですが、朝食会場には多くの方がいらっしゃいました。
プラチナ会員以上なら、2名分の朝食が無料でいただけます。18,000円分のサービスになるので、かなりのお得感がありますね。
朝食はビュッフェです。
エッグステーションには、テーブル番号の書かれたカードを持って行って注文します。お食事が終われば、テーブル上のカードをスタッフの方に手渡して退室します。
和食ゾーン。
握りずしも提供されています。
洋食ゾーンです。
ベーカリー類。
ジャム類もいろいろ置かれています。
サラダゾーン。
こちらもホットミールです。
ローストビーフや肉うどんなどのライブキッチンもあります。
エッグステーションもあります。種類があって選べます
・ボルディエバターと平飼い卵のプレーンオムレツ
・ボルディエバターとトリュフのプレーンオムレツ シャンピニオンクリームソース
・オマール海老とほうれん草のオムレツ ビスクソース
・オマール海老とトリュフのエッグベネディクト
スイーツやフルーツなど。
こちらもスイーツです。
ソフトドリンク類。
実は、スパークリングワインもいただけるんです。
朝から握り鮨がいただけるのがすごいですね。
肉うどんはボリュームがあって食べ応えがありました。
メニューが豊富で、お寿司やローストビーフなどのハイクオリティメニューもあり、いろいろ目移りしますね。オーダー料理もいくつかありますが、提供に時間がかかるので注意しましょう。
お値段も高めですがクオリティも高いです。価格はともかく、充実した朝食をいただけます。朝6:30から提供しているので、早い出発を予定している方でも楽しめます。
参考:インルームダイニング
ホテルではルームサービスも提供されています。
インルームダイニング
朝食 7:00~11:00
アラカルト 11:00~22:00
ナイトスナック 22:00~23:00
朝食のアメリカンブレックファストは9,000円なので、朝食会場と値段は同じです。ルームサービスも検討していいかもしれません。
お値段はやや高めですが、このランクのホテルとしては相応かもしれません。
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まとめ
今回は2024年夏に利用した大阪ステーションホテル オートグラフコレクションの宿泊記でした。SPECIALITY宿泊客のみ利用可能なハイクオリティラウンジ「SPECIALITY SALON」とレストラン「ザ モーメント グリル&ダイニング」のハイレベル朝食を紹介させていただきました。
SPECIALITY SALONの方が利用者が少なくて優雅な朝食時間を堪能できますが、レストラン朝食の方がメニューが充実しています。一長一短ですが、SPECIALITY宿泊客は両方利用できるので、気分に応じて利用しましょう。
宿泊中、ずっとアルコールを飲みながらおいしいものを食べ続けることができるのですが、これは太ります。間違いなく。いっそ宿泊に備えてダイエットするのもいいかもしれません(笑)。
オートグラフコレクションブランドですが、クオリティはラグジュアリーコレクションに負けないレベルになっています。その分、宿泊料金も高めに設定されていますし、朝食料金もハイレベルです。普段使いが難しいレベルのホテルになってしまっていますが、立地は抜群です。ポイント宿泊などを利用して、機会があればまた宿泊したいですね。