【マリオットホテル】夢のスイートルームに宿泊

ホテルにおける最上級のお部屋「スイートルーム」。こころをときめかせるワードですね。いつも最安ルームばかり予約する私には縁のないお部屋ですが、ホテル側のご厚意でアップグレードしていただけることもあります。

海外旅行ができないうえに、国内旅行もままならない今日この頃。GoToトラベルキャンペーンの見通しも不明瞭だし、明るいニュースが少ないですが、夢のような記憶を反芻してみようと思います。

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そもともスイートルームってなに?

スイートルーム。何気なく使っていますが、スイートルームって何なんでしょうね。

Wikipediaより引用
ホテルの部屋の構造で、寝室にリビングルーム、応接間など他の部屋が一対になっている客室をいう。ルームとあるが、実際は複数の部屋で構成される。ホテルでは最上位であるペントハウスアパートメントに次ぐ上位クラスの部屋であることが一般的である。

厳密にいうと「豪華な部屋」という意味ではなさそうです。ホテルの一般的な部屋はワンルームですが、スイートルームでは寝室とは別にリビングルームがあります。部屋数が多いので豪華な部屋と考えていいでしょう。

ジュニアスイートっていうお部屋もありますよね。スイートとどう違うのでしょうか。

Wikipediaより引用
居間が完全に独立していない客室はジュニアスイートといわれる。

リビングが独立していなければジュニアスイートなんですね。

スイートであれば最高というわけではありません。高カテゴリーのプレミアムルームの方が、低カテゴリーのスイートルームよりお部屋やサービスが優れていることもあります。そのホテルでの最高クラスということです。

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スイートルームに泊まるには(マリオットホテル)

夢のスイートルームに宿泊するにはどうしたらいいでしょうか。

普通に予約する

正攻法は普通に予約することですが、もちろんいいお値段です。気軽に予約できません。たとえば、イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古(カテゴリー8)の場合(2021年1月週末ステイケーションプラン・税別・サービス料別)。

・最も安いお部屋(低層階オーシャンビュールーム) 70,400円

・オーシャンフロント ジュニアスイート 126,400円

・ミヤコガーデンスイート 310,400円

カテゴリー8のホテルなので、最も安いお部屋でも手が出ないお値段ですが、スイートになるとさらに上を行きます。

アップグレードに期待する

マリオットボンヴォイ会員でステータスを持っている場合、予約した部屋より上のランクの部屋をアサインしていただけることがあります。公式にはゴールド会員以上でアップグレードされることがあり、プラチナ会員以上でスイートルームにしていただけることがあります。

実際、どのくらいスイートにしていただけることができるのでしょうか。カテゴリーが低いホテルだと、スイートルームの設定が無いことがあります。例えば、フェアフィールド・バイ・マリオット、フォーポイント・バイ・シェラトン、モクシー系ではスイートルームがありません。ザ・リッツ・カールトンはチタン会員以上でないとスイートへのアップグレードはありません。

私の実績ですと、対象ホテルに100泊以上していますが、スイートへのアップグレードは3回程度です。うち半分はプラチナ会員、半分はチタン会員での実績ですから、どれだけ難しいかわかっていただけると思います。スイートルームに空室があっても関係ありません。アップグレードしていただけるかどうかはホテルサイドの判断になります。

私見ですが、スイートルームが少ないと、アップグレードが厳しくなります。自分より上級会員や宿泊実績の多い会員が宿泊予定であれば、そちらの方が優先されると思います。また、マリオット以外に公式ホームページを持っているホテル(ダブルブランドのホテル)だと、マリオットボンヴォイ会員だけを優遇するわけにはいかないので、アップグレードが渋くなってしまいます。

スイートナイトアワードを利用する

プラチナ会員以上の宿泊実績があると、年間チョイス特典として「スイートナイトアワード」を選択することが可能です(プラチナチャレンジやステータスマッチなどでプラチナ会員になった方には付与されません)。翌年末までの間に5泊分、スイートへのアップグレードをリクエストすることが可能です(公式HPで手続きします)。

アップグレードされるのは、スタンダードスイートとプレミアムルームになるので、必ずアップグレードされるわけではありません。ザ・リッツ・カールトンは対象外になります。通常のアップグレードよりはスイートルームへのアップグレードが期待できます。

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スイートルーム宿泊記

私の体験したマリオット系ホテルでのスイートルーム宿泊歴をまとめてみます。すでに他の記事でアップしたものもあります。

翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都

カテゴリー8ホテルでスイートルームへアップグレードしていただけました。渡月エグゼクティブスイートです。

シェラトン・ワイキキ

カテゴリー7ホテルです。景色のいい部屋に宿泊したかったので、普通に予約しました。マリア・オーシャンフロント・スイートでアップグレードなしです。

シェラトン・ラグーナ・グアム・リゾート

カテゴリー5ホテルです。ラグーナスイートで予約していましたが、ラグーナクラブスイートにアップグレードされていました。もともとスイートなのでアップグレード後もほとんど同じですが、高層階になっています。閑散期だったのがよかったのかもしれません。

イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古

カテゴリー8ホテルです。オーシャンビュールームで予約していましたが、アップグレードしていただきオーシャンフロント ジュニアスイートにしていただけました。閑散期なのでアップグレードが良かったのかもしれません。

W大阪

カテゴリー6ホテルです。コージーゲストルームで予約していましたが、スイートナイトアワードを利用したアップグレードでマーベラススイートにしていただけました。コロナ禍の影響でアップグレードが良かったのかもしれませんが。

東京エディション虎ノ門

カテゴリー8ホテルです。アップグレードでタワースイート・キング(108㎡)にしていただけました。今までのアップグレードでもっともお得になった宿泊でした。コロナ禍の影響もあったと思います。

琵琶湖マリオットホテル

カテゴリー5ホテルです。スイートルームがジュニアスイートを含めて3室しかないので、ハードルは一気に上がります。エグゼクティブスイートへのアップグレードです。記事にしていないのでアップさせてもらいます。

公式HPより引用

エグゼクティブスイートは1室のみで、80㎡です。他の部屋は40㎡ですから、2部屋分のスペースになります。客室全体を2つにわけるように壁があり、リビング側と寝室側に分けられます。

まずはリビングです。奥にソファがありますが、ベッドにもなるようです。

テーブルとイスも用意されています。

リビングの隣にはキッチンが用意されています。レジデンスではないのでキッチンを利用する必然性はないですが、料理をすることができますね。

トイレはかなり広いですね。ここまでのスペースだけで40㎡と客室1つ分です。まだまだ部屋があります。

寝室ですね。ツインベッドが部屋の真ん中に置かれています。奥にクローゼットがあるようですが、宿泊した時に気がつきませんでした。さすがスイート、広いです。

寝室から奥にバスルームが見えます。こちらのホテルは温泉ですよ。

バスルームの手前には洗面スペースがあります。さあいよいよバスルームへ。

お部屋に温泉ですよ。残念ながら露天風呂ではありませんが、十分でしょう。

日中は、琵琶湖を眺めながら入浴できます。客室の中では最上階にある絶景スペースです。2021年1月で1泊2名169,000円~(税・サービス料別)。スイートルームとしては安い方?です。

南紀白浜マリオットホテル

カテゴリー5ホテルです。スイートルームがジュニアスイートを含めて2室しかないので、アップグレードはほとんど期待できません。エグゼクティブスイートキングへのアップグレードです。こちらも記事にしていないのでアップさせていただきます。

こちらのホテルもエグゼクティブスイートは1室のみで、84㎡です。他の部屋は42㎡ですから、2部屋分のスペースになります。南紀白浜マリオットホテルは琵琶湖マリオットホテルと同じラフォーレ系列になるので、内装がかなり似た感じになっています。

お部屋に入って、すぐの写真です。右手にトイレがあります。まっすぐ進みましょう。

窓の外は太平洋です。こちらのスイートルームはリビングと寝室が一体になっているので広々と感じられます。

11階の高層階でコーナーに位置しているので、海と海水浴場(白良浜)の両方を眺めることができます。

白い砂浜の海を見下ろします。

寝室の様子です。とにかく広いです。

リビングにあるクローゼット周辺の様子です。

こちらのホテルは、基本的にお部屋にミニバーが無いのですが、スイートルームにはミニバーとしてスナックやアルコール類が置かれています。もちろん有料です。

クローゼットの横にある収納スペースには、浴衣などが収められています。

入り口の傍にあるトイレです。こちらは個室タイプですが、この客室にはもう一つトイレがあります。

洗面・浴室のスペースにもトイレがあります。全て一体になっていますが、スペースは広めにとられています。

洗面スペースも余裕を持って作られています。

浴室の奥にはシャワーブースもあります。

さあ、メイン?の温泉浴室です。南紀白浜といえば温泉ですからね。

太平洋を眺めながら温泉を楽しめます。露天風呂ではないですが、十分でしょう。

夕陽を眺めながらプライベート温泉を楽しめます。10階という高層階なので、絶景です。自分の客室だと、飲み物を持ち込んで温泉を楽しんでもOKですし、最高ですよ。2021年1月で1泊2名77,000円~(税・サービス料別)。かなり安くない? 今が狙い目かも。

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まとめ

今回はマリオット系ホテルに宿泊して体験したスイートルームについてまとめてみました。どうしてもお高い部屋になりますが、マリオット会員ならアップグレードしてもらえることも(まれに)あります。

2021年現在、コロナ禍で移動制限もありますから簡単に旅行できませんが、今はホテル宿泊費がお安くなっています。GoToトラベルは残念ながら利用できないようです。同じ都道府県内ならば問題ないのかも。都道府県の指示の範囲内で楽しむのもいいかもしれません。

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