【世界一周2023旅行記11】ファーストクラス世界一周旅を再開 NH879便 羽田/シドニー便 ボーイングB787-9 ビジネスクラス

2023年スターアライアンスファーストクラス世界一周:久しぶりの世界一周旅行記です。2023年世界一周旅行記事の最終アップから半年ほどが経過しました。他の持ちネタが無くなってきたので、ぼちぼち世界一周旅行記を再開したいと思います。

前回記事までのまとめです。伊丹→羽田→ニューヨーク→フランクフルトとANAやシンガポール航空のファーストクラスを乗り継ぎ、北欧諸国(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク)の首都を歴訪しました(北欧周遊は別切りのエコノミーチケットを利用)。フランクフルトに戻り、ルフトハンザ航空のファーストクラスで帰国しました。

これで世界一周が成立していますが、世界一周航空券の有効マイルが余っているので、さらに旅行を続けたいと思います。

世界一周航空券は、原則的には連続した航空券でなければなりません。例えば、ロンドンに着いたあと、電車で移動して、パリから飛行機に乗るという旅程は連続していません。

世界一周航空券で地上移動区間(サーフェイス)を設定することはダメではありません。地上移動した場合、その区間の距離に応じて利用可能なマイルを消費します。単純に搭乗距離が減るので、もったいないですよね。

前回のフライトで羽田に帰国したので、羽田から出発する必要があります。私の発券した世界一周航空券は大阪出発で発券しているので、大阪(関西・伊丹)到着便を利用するときが世界一周旅行終了のときです。

羽田に着いて、別切りフライトで大阪に戻り、必要な業務をざっとこなし、また別切りフライトで大阪から羽田に向かいました。

羽田から、旅行再開です。再び海外へ。今回はシドニーに向かいます。

前回の記事はこちら↓

準備編はこちら↓

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羽田空港の第2ターミナル国際線エリア

2023年冬の羽田空港です。世界一周航空券の最初の出国は第3ターミナルからでしたが、今度の出国は第2ターミナルから出発です。

羽田空港第2ターミナル 写真は2020年頃撮影

羽田発国際線のうち、ANA便の一部は第2ターミナル発になります。2024年現在、第2ターミナルは撮影が禁止されているので(禁止されているのは日本語が読める人に限るという謎設定ですが)、ターミナル内の写真はありません。

ANA公式サイト<https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/prepare/airport-guide/international/hnd_200329/?tabitem=asw-tab__item-box-2>より引用

第2ターミナルの国際線エリアは3階南端にあります。

第2ターミナルの保安検査場はファーストクラス/ダイヤモンド会員用の優先レーン(Rカウンター)がありますが、今回搭乗するにはビジネスクラスなので(シドニー便にはファーストクラス設定はありません)利用できません。

ビジネスクラス用の優先レーンもあります。私の利用時は保安検査場利用者が少なかったので、優先レーンを使うメリットはありませんでした。

第2ターミナルの国際線エリアはとてもコンパクトです。出国するとすぐ目の前にラウンジがあります。ゲートも多くないので、移動距離も少なくて便利です。

ちなみに、羽田空港第2ターミナル国際線エリアには以下のラウンジがあります。

羽田空港第2ターミナル国際線エリア(出国後)のラウンジ(2024年)
●ANA LOUNGE ANAのビジネスクラスラウンジ 4階
●ANA SUITE LOUNGE ANAのファーストクラスラウンジ 4階
●POWER LOUNGE PREMIUM カードラウンジ 3階

ANA専用ターミナルなので、航空会社ラウンジはANAのみです。カードラウンジもあります。

ANAのラウンジは4階にエスカレータで昇る必要があります。搭乗ゲートがあるのは2階なので、ラウンジ利用者は移動距離が長くなってしまいます。一番便利なのは3階にあるPOWER LOUNGE PREMIUMですね。

ANA公式HP<https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/lounge/international/hnd/>から引用

今回はANAラウンジを訪問しました。フード類やアルコール類の提供は第3ターミナルとほとんど変わりません。うどんなどは出来たてを提供してもらえます。

シャワールームは第3ターミナルのANAラウンジよりきもち広い感じですね。アメニティは雪肌精やPOLA「ESTHE ROYER」です。クシ、カミソリ、歯ブラシ、コスメキット、スリッパ、ドライヤーなどが用意されているのも、第3ターミナルと同じです。

第2ターミナルはボーディングブリッジが3本しかありません(ゲート71~73)。国内線と共用ゲートがありますが、ほぼ国内線に割り振られています。

そのため、沖止めフライトが比較的多いです。今回搭乗のシドニー便も沖止めフライトで、1階のバスラウンジまで行く必要がありました。4階のANAラウンジからの移動距離はそこそこあります。

先ほどコンパクトなターミナルと書きましたが、状況次第では移動距離が発生します。ANAラウンジ→バスラウンジが一番歩行距離が長くなります。

早めにANAラウンジを出て、搭乗口702に向かいます。700番台はバスラウンジのゲートです。

搭乗ゲートに来ると、「バスの手配ミスで出発が遅れます」とのこと。なかなか聞いたことのない理由ですね。沖止めの機体に向かうバスが来ないので、出発が遅れました。

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NH879便 ボーイングB787-9 シドニー行きビジネスクラスに搭乗

NH879便 ボーイングB787-9 ビジネスクラスに搭乗です。中距離路線でよく使われている機体です。以前にバンコクやホーチミンシティから利用したことがあります。

2018年の世界一周旅行でシドニーから帰国した際も利用しました。

NH789便に乗るのは2回目です。前回はエコノミークラスでの搭乗でした。

この路線にファーストクラスの設定はありません。ファーストクラス世界一周航空券を利用していますが、この便ではダウングレードでビジネスクラスになります。

窓側の席は個室感があっていいですね。おなじみのブルーのスタッガードシートです。

スリッパ、ヘッドホン、クッション枕、ブルーのマットレスが用意されています。

足元は前席のテーブル下に滑り込むようになっています。ディスプレイは18インチでタッチパネル式です。

サイドテーブルにはミネラルウォーターが用意されています。USB充電ポート、ユニバーサルタイプのプラグ、モニターのリモコンが用意されています。

写真はBKK⇒HND便のものです

就寝時はフルフラットになります。

ウェルカムドリンクはオレンジジュースをいただきました。

アメニティケースはグローブ・トロッターです。長距離線だと箱形のケースになりますが、中距離線はポーチ状の入れ物です。2024年1月以降、ANAのアメニティはエッティンガーに変更されています。

利用客は海外の方が多いですね。いろいろあった出発は少し遅延しましたが、羽田空港を離陸します。

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NH879便 ボーイングB787-9 シドニー行きビジネスクラスのお食事

出発は23時ごろです。離陸後すぐに食事提供が始まりました。

お食事は和食と洋食から選択です。私は和食を選びました。

和食
前菜

甘海老子宝盛り 湯葉テリーヌ 紫芋茶巾 衣かつぎ雲丹掛け
主菜
寒鰆蕪卸し揚げ煮 柚子胡椒風味 俵御飯
味噌汁、香の物 フルーツ 小 鉢 野菜の煮しめ 主 菜 白甘鯛ちり蒸し 俵御飯 [400 kcal] 味噌汁、香の物
洋食
アペタイザー
ローストビーフとスモークソース イカ墨ピラフのいかめし
メインディッシュ
チキンジャンバラヤ
ブレッド
バゲット バジルペッパーソフト
デザート
ショコラブランアブリコ

和食です。機内食のご飯はすこしべちゃっとなってしまいますが仕方ないですね。機内で煮魚がいただけるのはありがたいです。

このあとフルーツとコーヒーをいただいたのですが、写真を撮り忘れてしまいました。

ディナーの後、希望すればアラカルト料理がいただけます。

1回目のお食事終了後、お好きな時に
軽いお食事
海老とツナのサンドイッチ
ヘルシーかつカレー丼(肉不使用)
スープ
コーンスープ
茅乃舎 野菜スープ
麺類
一風堂 プラントベース ラーメン
リフレッシュメント
チーズ(ブルー、セミハード、ウォッシュ)
ハーゲンダッツ
フルーツ
おつまみ
ミックスナッツ
米菓子
フォンダンビスキュイ
和食
小鉢 野菜の煮しめ
主菜 白甘鯛ちり蒸し 俵御飯
味噌汁、香の物
洋食
メインディッシュ 鶏モモ肉のグラッセとキノコのリゾット
ブレッド クロワッサン レーズンルヴァン
フルーツ

いろいろ目移りしてしまいますが、もう睡眠の時間です。席をフラットにして就寝させていただきました。

羽田空港22:45発、シドニー空港10:30着です。日本が冬季(10月~4月)の日本とシドニーの時差は2時間あります。所要時間は9時間45分です。

到着の2時間くらい前に機内が目が覚めて、朝食を勧めていただけました。

朝食も和食をいただきました。白甘鯛にポン酢をかけていただきます。これでしばらく和食ともお別れです。

食後にコーヒーをいただきました。

もうすぐシドニーです。飛行機の外は夏の空が広がっています。

ほぼ定刻にゲートに到着しました。

ビジネスクラス搭乗客は、入国審査の優先レーンが使用可能です。以前の優先レーンは、優先されてるのかどうかわからない状況でしたが、今回の入国ではきちんと(?)優先されました。

オーストラリア入国にはETASの登録が必要です。アメリカのESTAみたいなものですね。ETASの存在を完全に忘れていたのですが、北欧旅行中に思い出して旅先で発行しました(いや~、よく思い出したわ、焦った焦った)。

2024年現在、ETASは専用アプリのインストールが必要になっています。3日前までに申請が必要とのことですが、余裕を持ってもっと前に申請しておきましょう。

入国審査はさらっと終わって、到着フロアに出ました。

日本は冬ですが、シドニー空港は真夏です。当然ですが暑いです(シドニーは冬でも暑いけど)。

さて、5年ぶりのシドニーです。シドニー市街は概ね観光したことがありますが、今回はシドニーのクリスマスを楽しみたいと思います。

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