はじめに
今回は2023年秋の東南アジア周遊旅行の記録 第2弾です。前回の記事までに、羽田空港からANA便でタイ・バンコク・スワンナプーム空港へやってきました。入国せずに乗継ゲートを通過しました。
今回は乗り継いでクアラルンプールに向かいます。
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タイ・バンコク・スワンナプーム空港でラウンジ・ホッピング
タイ・バンコク・スワンナプーム空港に降り立ちました。コンコースC付近のゲートに到着しました。入国せずに乗継予定なので、CONNECTING FLIGHTS(乗継)を目指します。
コンコースC付近の乗継ゲートは、到着フロア(2階)とラウンジフロア(3階)の間にある中2階にありました。中2階にエスカレータで昇ると、もう2階には引き返せません。スマホでチケットを確認され(発券済みですが印刷されていないものでもOKでした)、保安検査を通過して3階に入ります。
次のフライトはマレーシア航空です。オンラインチェックイン済みだったのですが、本当にこれでOKなのか念のため乗継カウンターに向かいました。マレーシア航空のカウンターは、ターミナルの反対側のコンコースFにあるWEST-2でした。距離があるので荷物が多いと大変です(私はほとんど荷物が無かったのでいいんですけど)。
カウンターでは、ここまで搭乗したチケットの確認など、いろいろ確認されました。オンラインチェックインの意味が無いんじゃ・・・。ということで、紙の搭乗券が発行されました。
2023年夏現在、バンコク・スワンナプーム空港には以下のようなラウンジがあるそうです。
バンコク・スワンナプーム空港 国際線ターミナルのラウンジ(2023年秋)
●ミラクルラウンジ(Miracle Lounge) コンコースA・C・D・F・G
プライオリティ・パス対象
●コーラルファイネストビジネスクラスラウンジ(The Coral Finest Business Class Lounge) コンコースC・D プライオリティ・パス対象
●ロイヤルオーキッドプレステージラウンジ(Royal Orchid Prestige Lounge) コンコースD タイ航空ファーストクラスラウンジ
●ロイヤルシルクラウンジ(Royal Silk Lounge) コンコースD・E
タイ航空ラウンジ
●ビルーリボンクラブラウンジ(Blue Ribbon Club Lounge) コンコースD
バンコクエアウェイズラウンジ プライオリティ・パス対象(規制有り)
●シルバークリスラウンジ(SilverKris Lounge) コンコースD
シンガポール航空ラウンジ
●カタール航空プレミアムラウンジ(Qatar Airways Premium Lounge)
コンコースD ビジネスクラス以上搭乗者限定
●チャイナエアラインラウンジ(China Airline Lounge) コンコースD
●ターキッシュエアラインラウンジ(Turkish Airline Lounge) コンコースD
プライオリティ・パス対象
●サクララウンジ(Sakura Lounge) コンコースD JALラウンジ
●オマーン・エア ラウンジ(Oman Air First & Business Class Lounge)
コンコースE プライオリティ・パス対象
●エールフランスーKLMスカイラウンジ(Air France – KLM SkyLounge)
コンコースF エールフランスーKLMラウンジ プライオリティ・パス対象
●エバー航空ラウンジ(EVA AIR Lounge) コンコースF
●エミレーツラウンジ(Emirates Lounge) コンコースG
●キャセイパシフィックラウンジ(Cathay Pacific Lounge) コンコースG
バンコク・スワンナプーム空港はラウンジ天国として有名です。コンコースは多数ありますが、全ての国際線コンコースに歩いて向かうことができます。コロナ禍でクローズしていたラウンジも、2023年に入って順に運営再開となっています。
Transfer Deskの周辺にはラウンジがたくさんあります。さすがラウンジ天国。
乗継便はマレーシア航空で、指定ラウンジはミラクルラウンジファーストになります。ミラクルラウンジはプライオリティ・パスでも入れます。
私はJALのJGCも持っているので、今回はワンワールド系のラウンジを楽しみたいと思います。
まずは、コンコースDにあるカタール航空プレミアムラウンジ(Qatar Airways Premium Lounge)を訪問しました。ワンワールド系航空会社のビジネスクラス用ラウンジですが、こちらのラウンジは少し特殊でビジネスクラス以上のクラスに搭乗しないと利用できません。正直なところ、今回の旅の一番の目的はこちらのラウンジを訪問することです。
そのためにクアラルンプールまでの便をビジネスクラスで予約しました。短距離路線なのでエコノミーでも十分だったんですけどね。営業時間が短いのもわかっていたので、オープン時間に合わせた便を予約していました。
カタール航空のビジネスクラスを特典航空券で入手するのは激戦なので、ワンワールド系航空会社の近距離線ビジネスクラスがおすすめになります。
マレーシア航空のバンコク⇒クアラルンプール路線は、ビジネスクラスでも片道5~6万円程度なので、ハードルが低めです。さらにマレーシア航空は片道発券でも高くならないので、今回のような周遊フライトの1つにするには使いやすいです。
16時のオープンと同時に入室したので、中は誰もいらっしゃらずガラガラでした。シャワーを浴びて、ダイニングでお食事して、リビングスペースでくつろいで。利用者が少ないラウンジなので、かなりリッチな気分になれます。とことん満喫してから退室しました。
コンコースFのミラクルラウンジも訪問しました。こちらのラウンジはコンコースGのミラクルラウンジより手狭ですし、ライブキッチンも無く、あまりお勧めしにくいですね。利用するならコンコースGのミラクルラウンジをお勧めします。
最後にキャセイパシフィックラウンジを訪問しました。ワンワールド系航空会社なので、マレーシア航空ビジネスクラス搭乗客も利用可能です。キャセイパシフィックラウンジのヌードルバーに外れはありません。利用者が少なめなのもおすすめポイントです。
さて、そろそろ搭乗時間・・・と思ってゲートに向かうと、なんとdelayの文字が。なんだかんだで1時間くらい遅延して出発です。夜の便なので遅延すると、クアラルンプール空港に着いたあとにホテルに行けない可能性が出てきました。勘弁してよ・・・。
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マレーシア航空 MH781便 ボーイングB737-800 ビジネスクラスに搭乗
バンコクークアラルンプールはマレーシア航空の中では短距離路線の扱いです。ビジネスクラスといっても、羽田ークアラルンプール便のようなフルフラットになるシートではありません。
ヨーロッパでよく見かける近距離路線用ビジネスクラスよりは立派なシートです。JALのクラスJやANAのプレミアムクラスのようなシートですね。日系航空会社も一昔前の中距離線ビジネスクラスではこんな感じでした。
モニターもありません。
ユニバーサルタイプのマルチプラグとUSB充電ポート(通常+type C)があります。
定刻より1時間くらい遅れて出発、クアラルンプールを目指します。
お食事の提供がありましたが、うーん、エコノミーの食事ですかねえ。過去のMH781便のお食事がネット上で確認できるのですが、エコノミーでももう少し充実した食事が出ていますし、もちろんビジネスクラスはかなり充実しています。CAさんはフレンドリーで高評価なのですが、マレーシア航空もいろいろあったので、いろいろ大変なのかもしれません。
フライトの遅延もあり、もやもやフライトになってしまいました。
もやもやしている理由はほかにもあります。2023年夏のバリ旅行のマレーシア航空搭乗便のマイルが、2か月以上経つのに未だに振り込まれていないんです・・・。未加算の申請を出して一部は加算されたのですが、最終的に1便だけどうしても加算してもらえてません(笑)。申請しても加算されない場合って、もう手の打ちようがないんで、諦めてます。
MH781便は、定刻だとバンコク19:40発、クアラルンプール22:50着になりますが、大幅な遅延です。幸い、近距離路線はクアラルンプール空港KLIA1のメインターミナルに到着します。ゲートから入国審査まで10分以内にたどり着けます。なんとか最終電車を摑まえないと。
KLセントラル駅へ
入国審査を通過すると、もう24時を回っていました。ホテルの到着予定時間はとっくに過ぎています。小走りで地下のホームへ向かいます。幸い、KLIA expressの最終便は出発済みでしたがKLIA transitの最終便に乗ることができました。常夏のマレーシアですから、もう汗だくです。
KLIA transitはクレジットカードのタッチ決済が使えるはずですが、出発時はゲートオープンしたのに、到着時はダメでしたね。KLセントラル駅の改札で決済しなおしてもらって改札を出ました。システムが不安定なのでしょうか。普通に発券するほうが無難です(往復割引の方が安いのでよりおすすめです)。
ホテルはKLセントラル駅の目の前にあるアロフト・クアラルンプール・セントラルに予約していました。クアラルンプールの治安は悪くないとはいえ、日本と同じにはいきません。夜中の市街地をホテルまで向かうのはさすがに怖かったので、駅前のホテルを選択しました。
次回はクアラルンプール空港に戻って、さらにフライトに乗ります。
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