【世界一周2024旅行記14】ニューヨーク ホリデーシーズンのマンハッタンを観光(2) 自由の女神を見に行こう マンハッタン観光交通手段の解説も

2024年世界一周航空券の旅。前回までの記事で羽田からシンガポール、香港、スペイン、ドーハ、ニューヨークと旅してきました。今回の記事でニューヨーク・マンハッタンの観光を楽しみたいと思います。

前回の記事はこちら↓

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マンハッタンの観光手段を解説

ニューヨーク・タイムズスクエアにやってきました。

ニューヨーク観光の足としておすすめは、やはり地下鉄だと思います。

ニューヨーク・マンハッタンの交通手段(2025年現在)
地下鉄 1回2.9USドル 7日34USドル
バス 1回2.9USドル 7日34USドル
ウーバー 
10~50USドルくらい(NYのウーバーは高騰中)
タクシー
 10~50USドルくらい
Big Bus 1日60~80USドル

ニューヨークの物価はすごい勢いで高騰しているので、上記価格は古いかもしれません。マンハッタンは慢性的に大渋滞なので、車移動は時間がかかります。バスのダイヤも乱れがちです。地下鉄が一押しになります。

ニューヨーク地下鉄

地下鉄

地下鉄もダイヤが乱れますが、遅れたら遅れた便が来るので(笑)なんとでもなります。日本と違って、乗ってる便が突然運休になったり、しばらく停車になったりすることもあります。まあ、そんなものだと思って利用すれば、まずまず便利です。

MTAの専用アプリもありますが、google mapsのダイヤ機能も便利なのでおすすめです。クレジットカードのコンタクトレス決済(日本でいうタッチ決済)が有効です。スマホ登録して使うならOMNY登録が必要ですが、カード直接なら登録不要です(すりに気をつけましょう)。

地下鉄はセキュリティがネックになります。日本の地下鉄のように一人で夜に乗って安全というわけではありません。①人の多い場所で乗車を待つ、②防犯カメラや駅員の姿がある場所で乗車を待つ、③ホーム際に立たない、④人の多い車両に乗る、⑤不審な人には近づかない、⑥できるだけカジュアルな服装で、⑦貴重品はしっかり身に着ける、などを徹底する方がよさそうです。ある程度の頻度で事件も起きているので、気を付けましょう。

バス

バスは路線図が分かりにくいので、観光にはおすすめしづらいです。地下鉄と運営が同じなので、タッチ決済可能です。運賃前払いで均一、降車ボタンを押して停留所で降ります。

ウーバー&タクシー

安全を確保するならタクシー(イエローキャブ)やウーバーもありです。特にウーバーはお互いアプリ登録済みなので、安全面で優秀です。半面、時間とコストはどうしても悪くなってしまいます(ニューヨークは高い!)。ニューヨークではLyft(リフト)も利用可能です。

自転車のライドシェア(シティバイク)

マンハッタンだけでなく、ニューヨーク中にスポットがあり、1回30分以内で4.99USドル、1日で19USドルで利用できます(1日利用の場合も、1回30分以内に返却が必要)。アプリのダウンロードが必要です。電気自転車だと追加料金が必要になっています。

スポット以外の場所に駐輪するのが難しいのがネックでしょうか。安全面も含め、観光の足としておすすめしにくいと思います。

Big Bus

世界各地の都市で観光用の2階建てバスを運行しているのがBig Busです。使い慣れた方にとってはお馴染みなので利用しやすいかもしれません。ダウンタウンコースとアップタウンコースがあり、乗り降り自由の観光用バスです。

ダウンタウンコース1日62USドル、ダウンタウン+アップタウンコース1日82USドルですが、キャンペーンやサードパーティ販売などで安く購入できることもあります。サードパーティで購入の場合、受付がタイムズ・スクエアのスタッフ以外できないようで(サードパーティの説明文にはどこでも乗れると書いてますが、実際はチケットの確認ができない)、Big Bus Tourから購入する方が安全です。

各コース、一周約90分です。アプリでバスの現在位置がわかります。ダウンタウンコース15分毎となっていますが、アプリを見る限りもう少し少ない思われます。バスは周遊し続けるわけではなく、タイムズ・スクエアが始発、終着になっています。

早朝や夜間の運行がないのがデメリットになります。また、自由の女神観光のフェリー乗り場に近いバス停がない(15分くらい歩く)のが残念です。

タイムズ・スクエアから自由の女神を見に行こう

自由の女神があるリバティ島はマンハッタンから南西の位置にあります。観光するには乗船券(Statue citycruises)の予約が必要です(一応、当日券販売もあります)。

チケット購入について

公式Webサイトから予約するのがおすすめです。王冠チケットや台座チケットは予約しないと入ることができません。王冠チケットは大人気みたいで、何か月も前から予約が埋まっていることもあります(私の希望日もダメでした)。台座チケットも早めに完売します。

マンハッタン側の乗船口はバッテリーパークにあります。船は9:00~17:00です。チケットの予約時間は女神像の入場時間ではなく乗船場の受付時間になります。チケットの時間はそこまで厳格ではないようです(チケットをチェックしてもらうまで30分以上列に並んで待つこともざらにありますし)。

ニュージャージーからの船もあるので、間違えて購入したり、間違えて乗船したりしないようにしましょう。帰路はエリス島に寄ってマンハッタンに戻ります(エリス島観光もチケット代に込みです)。

バッテリーパークへのアクセス

地下鉄で行くのがおすすめですね。最寄り駅はウェストサイド線(Red Line ①)のSouth Ferryですが、イーストサイド線(Green Line ④⑤)のBowling Greenから歩いても遠くありません。当日券チケット売り場(Castle Clinton)はBowling Greenの方が近いですが、乗り場はSouth Ferry駅の近くになります。ちなみに、帰路はBowling Greenを利用することが多いようです(後で解説します)。

ペンステーションやタイムズ・スクエアからのアクセスだとウェストサイド線(Red Line ①)、ユニオン・スクエアやグランド・セントラルからのアクセスだとイーストサイド線(Green Line ④⑤)がよさそうです。

バッテリーパークを訪問

タイムズスクエアから地下鉄でバッテリーパークを目指します。地下コンコースは入り組んでいてわかりにくいですが、赤のホームを目指します。South Ferryは終着駅なので、South Ferry行きに乗りましょう。

日中なので大丈夫だと思いますが、身の安全はきちんと確保しましょう。

終着駅に到着です。ここまで乗車する方は、ほとんどが自由の女神に向かう方です。人の流れについていけばOKです。

バッテリーパーク内では露店商売している方が多いです。私の訪問時は冬季だったので、ニット帽や手袋を売っている方がを多く見かけました。

乗船場につきました。チケット売り場はここではなく北の方にあります。チケットをすでに持っている方の入場口です。

左は台座あるいは王冠まで行けるチケットを持った方の列で、右がその他一般の方の列です。どうせ乗船場の建物の中で合流しますし、あまり列の進みに差はありません。この列でチケットのQRコードを確認するので、正しい方に並びましょう。

このときはあまり列が長くありませんでしたが、お昼前に戻ってきたときには最後尾が200mくらい離れたチケット売り場(Castle Clinton)まで達していました。この列があるので、船から降りた後South Ferry方面に向かいにくくなります。帰路はBowling Greenから地下鉄に乗る方が動きやすいです。

乗船の列の進みはかなり遅く、私が並び始めてから乗船まででも30分くらいかかりました。

船は9:00が始発で、早い時間の方が列は短いようです。早めの時間に予約する方がよさそうですね。

建物内に入り、セキュリティチェックを受けて、さらに建物の外へ列が続きます。

リバティ島で自由の女神像を鑑賞

フェリーは3階建てで、3階は屋根がないオープンフロアで、2階にはカフェがあります。

3階は写真撮影におすすめです。離岸して遠ざかるマンハッタンの摩天楼が見えます。当然ですが、冬季の寒さは半端ではありません。2階や1階はエアコンがあるので、快適さを求めるなら下のフロアにしましょう。

自由の女神像の前を横切ります(帰路でも横切ります)。全体像を写真に収めるなら、フェリーからの撮影が一番です。

15分くらいでリバティ島の桟橋に到着です。

王冠や台座へのアクセスチケットがある方は、像の内部に入ることができます。荷物は預け入れが必要です(ロッカーではクォーター硬貨が必要、返却されます)。セキュリティチェックが再度実施されます。

上に向かうには、エレベータと階段があります。エレベータの順番待ちはかなり長いので、階段がおすすめです。

無機質な雰囲気ですが、皆さん黙々と昇っていきます。

台座のフロアです。外に出ることができます。王冠に向かう方は、さらに階段を昇ります。

私は台座までのチケットでした。正面にマンハッタンが見えます。ニューヨーク周辺を見渡すことができます。

台座部分から女神像を見ても、あまりよくわかりませんね。女神像を鑑賞するなら、程よい近さが理想的です。

いったん降りて、女神像の正面に回ってみました。どうしても見上げになってしまいますが、台座から見たときより全体像がわかります。

リバティ島にはお土産ショップやカウンターレストランがあります。

早めの昼食にしました。フィッシュアンドチップス14USドルとコーヒー6USドル、合わせて3,000円以上ですね(チップはいらなかったけど)。観光地価格というより、ニューヨーク価格です(マンハッタンだと普通の価格帯です)。

帰路につく

帰りのフェリーは、途中でエリス島に立ち寄ります。古くはニューヨーク移民の入り口だったそうですが、現在は博物館になっているそうです。寒かったので、フェリー内から出る意欲が沸かず、そのままバッテリーバークに向かいました。

この前後で、私の手袋がいなくなりました(泣)。手袋なしの冬のニューヨーク観光はかなりつらいです。座席に忘れたのかなあ。

バッテリーパークで船から降りて、地下鉄駅に向かいます。乗船の列が遮るので、South Ferry方向に行くのは難しく(頑張ればいけないことはないですが)、Bowling Green駅に向かいました。

ニューヨーク地下鉄は、入場のみの階段入り口や、出場のみの階段出口などがあるので、想定外に大回りする必要があることもあります。日本と同じく、上下線でホームが別のこともあるので、いったん入ってさらに隣のホームに行くために階段を上り下りする必要があることも。エスカレータも少ないので、歩行距離が長くなることもあります。

地下鉄のイーストサイド線(Green Line ④⑤)で北上します。まだまだマンハッタン観光を続けます。

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