【国内旅行】沖縄の旅 瀬長島2020

はじめに 瀬長島って?

2020年初夏の沖縄弾丸旅行(沖縄の緊急事態宣言が出るよりはるか前です)。那覇空港近くの観光スポット、瀬長島を楽しんできました。

瀬長島は那覇空港の南にある島です

瀬長島は那覇空港ターミナルビルの真南に位置する、全周1.8kmの小さな島です。瀬長島から見ると、那覇空港第1滑走路は北ですが、第2滑走路(新滑走路)を西(海側)に見ることができます。

2015年に観光地化した場所で、歴史の浅いスポットです。瀬長島は島なのですが、沖縄本島から橋がかかっています。というか、ほとんど陸続きのように見えます。ということで交通手段はバスか車になります。

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瀬長島へのアクセス

観光客はバスかタクシーあるいはレンタカーで向かいます。

レンタカーで行く場合、駐車料金はかかりませんが、駐車スペースはあまり多くありません。また、橋は片道1車線の1本しかありません。そのため。観光の繁忙期は渋滞が発生しやすく、駐車場に車を置くのも一苦労です。

タクシーやバスでも渋滞に引っかかる可能性はありますが、駐車場で困る心配はありません。タクシーだと那覇空港から15分程度(1,500円~2,000円くらい)、最寄りの赤嶺駅からだと10分程度(1,000円くらい)で着きます。赤嶺駅にもタクシー乗り場があります。

バスは2019年8月から有料化されています。那覇空港から15分(大人300円)、赤嶺駅から10分(大人200円)です。途中の停車は赤嶺駅だけで、ほぼノンストップで運行されます。瀬長島ホテル前に到着します。料金は先払いで、前乗り後ろ降りです。

新型コロナウイルス感染症が蔓延するまでは、バスが1時間2本は運行されていましたが、2020年8月現在では1時間1本程度の間引き運転です。ちょうどいい時間帯のバスが無い場合は、タクシーを利用しましょう。沖縄のタクシーは本土より少しお安いです。

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那覇空港から赤嶺駅経由で瀬長島へ

今回は2020年初夏の瀬長島です。まずは、那覇空港からモノレール(ゆいレール)で赤嶺駅に向かいます。

那覇空港直結の那覇空港駅があります(こちらの写真は以前のものです)。空港ターミナルビルの目の前です。

モノレールです(こちらの写真も以前のものです)。那覇空港駅は終着駅なので、モノレールの行先は1方向だけです。2019年に首里駅から先が延伸され、てだこ浦西駅行きになっています。

1駅で赤嶺駅になります。

赤嶺駅は日本最南端の駅になります。鉄道好きにとって赤嶺駅はメッカのような存在です。

ちなみに、ゆいれーるができるまでは、鹿児島の西大山駅が最南端の駅でした。いまでもJR駅の最南端です。私は線路を走らない乗り物は電車と認めたくない人間なので(すみません?)、今でも最南端駅は西大山駅と信じています(鉄道好きの余談です)。

赤嶺駅からバスを使いたかったのですが、1時間に1本のバスにうまく乗り継げず、タクシーで瀬長島ホテルに向かいました。片道1,000円かからなかったですね。渋滞にも巻き込まれず10分かからずに到着です。

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瀬長島ホテル「龍神の湯」

はなしは極端に変わるんですが、イブニングという雑誌に掲載されていた「前略 雲の上より」というコミックを読んだことがありますか? 飛行機オタクの登場人物の悲喜交々をつづった名作(ええ、私は名作だと思っています)なのですが、こちらでも紹介されている温泉です。

瀬長島ホテル内にある、琉球温泉「龍神の湯」です。日帰り入浴が可能で、中学生以上は1,570年(平日は1,360円)、小学生740円、幼児以下は無料です。朝6時~24時まで営業しています。

ホテルの正面入り口から入って右手に進みます。靴を脱いでキーを持って、温泉のフロントに向かいます。

長い廊下を歩いていって左に曲がるとフロントです。フロントより向こう側は写真撮影禁止なので、写真はここまでです。

ホテルの公式ホームページより引用

温泉は西側(海側)に向かって開けています。「立ち湯」という立って入る温泉があるのですが、そこからだと第2滑走路の離着陸シーンが鑑賞できます(私も飛行機の離着陸が見たかったので粘ったのですが、鑑賞できず残念です)。さきほど紹介した、「前略 雲の上より」でも一押しのスポットになります。

長湯を想定しているのか、屋外の温泉の湯温はかなり低めに設定されています。熱い温泉好きの方には不満かもしれません。

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ウミカジテラス

瀬長島ホテルのふもとを囲むように、レストラン・ショップ群が並んでいます。白い建物で統一されていて、山の段差に建物が密集しているさまは、スペインやイタリアの海岸都市を彷彿させます。

夏の暑い日だったので、こちらのお店「森のリス」さんでソフトクリームをいただきました。北海道産だそうですから、あまり沖縄は関係ないようです(とにかく冷たいものが欲しかったのさ)。

ということでソフトクリームをいただきました。

ウミカジテラスには、このような足湯もあります。空港の方を眺めながらのんびりくつろぐのもいいですよ。

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飛行機の楽園・・・らしいです

先ほど紹介した「前略 雲の上より」というコミックでは、瀬長島のことを「飛行機の楽園」と呼んでいました。

なんといっても、目の前が那覇空港です。飛行機がガンガン飛んでいきます。

瀬長島ホテルの正面玄関前に立っていると、第1滑走路から飛び立つ飛行機が真上を飛んでいきます。那覇空港の就航便数は多いので、ひっきりなしに轟音をたてている飛行機を眺めることができます。たしかに飛行機の楽園と言っていいでしょう。

ということで、ホテル前は絶好のフォトスポットになっています。こちらの鳥居の向こう側ですね(この鳥居は何を祀っているのかは存じ上げません)。

いろいろ見て回るところが多すぎて、時間がすぐに経過してしまいます。バスは1時間に1本なので乗り遅れないようにチェックしておきましょう。帰りのバスが来たので、今回の観光はここまでです。

バスは那覇空港まで向かいます。1階到着フロアまえのバス乗り場につきます(那覇空港発も降車場所と同じです。バス乗り場1になります。一番左端ですからちょっと遠いです)。

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まとめ

初夏に訪問した沖縄の瀬長島の模様をアップさせていただきました。じっくり観光するなら1日ぐらいすぐに時間がつぶれてしまいます。那覇空港からすぐの場所にあるので、ちょっとした空き時間に観光することも可能です。タクシーを使うのなら、2時間あれば往復して温泉に入るには十分な時間になります。隙間時間の観光は、航空会社上級会員を目指す修行僧にも人気みたいですよ。

ただ、日本全体的に旅行できるような雰囲気じゃなくなってきましたね。2020年8月に入って、沖縄県全域に緊急事態宣言が出ました。私も8月に沖縄旅行を計画していたのですが、世間の雰囲気に危うさを感じ、7月初旬にはキャンセルしていました。旅行は当面自粛モードです。

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